【試合詳細】4・4 武勇伝新宿FACE大会 【ツインゲート】Kzy&BIGBOSS清水vs拳王&近藤修司 望月マサアキ&望月ジュニア&LEONAvsストロングマシーン・J&フジタ“Jr”ハヤト&のはしたろう ドン・フジイ&菊田円vs田中将斗&菅原拓也

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『武勇伝・令―ZERO―』
日程:2023年4月4日(火)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE
観衆:468人(超満員)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
YAMATO/●パンチ富永
12分1秒 ミドルキック→エビ固め
佐藤光留(PANCRASE MISSON)/○川村亮(パンクラスイズム横浜)

▼3WAYマッチ 20分1本勝負
○菊タロー(フリー)
6分50秒 逆片エビ固め
●このまま市川
※もう1人はくいしんぼう仮面(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[M3K]望月ススム/●神田ヤスシ
13分14秒 垂直落下式リバースタイガードライバー→体固め
○葛西純(FREEDOMS)/佐々木貴(FREEDOMS)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ドン・フジイ/●菊田円
12分9秒 スライディングD→片エビ固め
○田中将斗(ZERO1)/菅原拓也(ZERO1)

▼レックバルサン賞 スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
望月マサアキ/●望月ジュニア/LEONA(ドラディション)
19分22秒 K.I.D
ストロングマシーン・J/○フジタ“Jr”ハヤト(みちのく)/のはしたろう(みちのく)

▼オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 60分1本勝負
【王者組/NATURAL VIBES】Kzy/●BIGBOSS清水
19分20秒 ハイキック→TKO
【挑戦者組/金剛】○拳王(NOAH)/近藤修司(フリー)
※王者組が7度目の防衛に失敗。拳王&近藤が新王者となる。

12年ぶりに開催の『武勇伝』で拳王&近藤がツインゲート王座奪取!“ジュニアの祭典”でLEONAとJがバチバチ!初参戦の葛西&佐々木がススム&神田を流血葬!

オープニング


 12年ぶりとなる武勇伝が開催。プロデューサーの望月成晃実行委員長が各試合の見どころを紹介した。
 続いて、次回大会が7月6日(土)に決定したことが発表された。

第1試合


 富永が出ようとするが、YAMATOがチョップとビンタを叩き込んで「俺が行く」と前に出る。

 先発はYAMATOと光留。リングを周りお互い距離を見合うと、光留が片足タックルもYAMATOがこれを切ってバックをとりグラウンドの攻防へ。お互い足関節を取り合うが、両者離して距離を取る。
 YAMATOが片足タックルで組み付き、そのまま下がると富永がYAMATOの背中にタッチ。
 光留も下がって川村にタッチ。

 富永がローで牽制していくが、川村が掌底を打ち込んでいく。富永がタックルを仕掛けるが、これを切った川村がグラウンドでコントロールしフロントネック。抜けようとした富永に腹固めから再度フロントネックで捕らえ、富永は腕に絡みつこうとするがガードポジションになると川村が顔面を張っていく。富永が返そうとするが、川村はボディへの鉄槌から左右の掌底を顔面に連打しフォールも2。
 川村が潰すと富永がロープを掴むが、離そうとしない川村を見てYAMATOがタオルを用意する。川村は光留にタッチ。

 エルボーの打ち合いから光留がミドルキックで蹴倒し、腕へのエルボーを打ち込むと富永も必死にエルボー連打から前蹴りでコーナーに押し込みYAMATOにタッチ。

 YAMATOはヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックルで倒しポーズをきめる。だがすぐに光留がヒールホールドも富永がカット。YAMATOは富永とスイッチ。

 光留はエルボーから蹴りつけていき、コーナーに押し込み川村にタッチ。

 川村は左右のボディブロー連打。富永が前蹴りも、川村が左右の掌底からボディに膝蹴り。さらにネックチャンスリーからフォールも2。
 川村は顔面に掌底連打からマウントをとり、ガードの上から鉄槌気味の掌底を落としていく。
 ガードを崩した川村がマウントのまま顔面に掌底連打。光留が川村とタッチ。
 
 川村がマウントをとったまま光留がアキレス腱固めもYAMATOがカット。
 光留は投げようとするが、YAMATOがカットして富永とともにダブルのブレーンバスター。
 富永は投げようとするが光留が脇固めも富永はロープを掴みブレイク。
 富永は場外へ逃れようとするが、エプロンに座り込んだ富永の背中へ光留がサッカーボールキックから、川村もサッカーボールキック。光留が場外に出て、川村にスイッチ。

 川村がフォールも2。
 川村はフェイスロックで捕らえ、これを離すと強烈な掌底を叩き込むと富永も掌底。川村が左右の掌底からロー。さらに富永が掌底を返すと、川村は左右の掌底からボディブローを叩き込み富永は膝をつく。
 「来いよオラ」と必死に声を絞り出した富永に川村はサッカーボールキックを連発し、さらにPKも冨永はキャッチしてヘッドバッド。富永はエプロンの光留にもビッグブーツから、川村に引き込み式の腕ひしぎ。これは光留がカット。
 富永は光留にヘッドバッドを叩き込み、川村に向かい合うとビンタの打ち合い。
 川村は左右のボディブローからビンタを叩き込み、富永はポケットに手を入れて気合を入れると、ハイキックを避けてビッグブーツからロープに飛ぶ。川村がミドルキックで迎撃しハイキックも、富永が避けるが川村は掌底からハイキックを叩き込みフォールも2。
 川村はランニングサッカーボールキックを叩き込みフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

YAMATO&パンチ富永
パンチ「くしょお……」
YAMATO「なんだお前、あの腰の入ってない張り手は!(※パンチにビンタ)」
パンチ「すみません……くそぉ!」
YAMATO「なにがクソだ!オメーがクソだっつーんだ!(※パンチにビンタ)おい、ぶっぱなせ!」

(※YAMATOが先に退席)

パンチ「おい、川村亮!佐藤光留!今日は負けたけど、俺は諦めてねーからな!次!ぜってー武勇伝で叩き潰してやる!ナメんじゃねえ!クソッ!」

佐藤光留&川村亮
光留「おい、全然パンチじゃねーじゃねーか。髪の毛もねーしよ。頭突きしかしてこねーしよ。全然パンチじゃないよお前は。下の名前なんだっけ?パンチの下の名前」

――冨永です
光留「じゃあお前今日から冨永みーなだお前は」
川村「声優(笑)」
光留「どうする?やりたいっつってるけど」
川村「やりましょう」
光留「どこでやんだよ」
川村「ハードヒットでしょお(笑)」
光留「え゛っ?!」
川村「あんな打たれ強い男いないっすよ」
光留「打たれ強いっていうかずっとやられてるだけだよ」
川村「途中白目むいてましたけど、ガッツが……」
光留「絶対歳だろ。50くらいだろアイツ。(※偶然通りかかった望月ジュニアを呼び止める)ねえねえ、冨永って何歳?」
ジュニア「30ちょい……?」
光留「嘘言っちゃいけないよお前。55くらいだろ」
川村「年下ぁ?!」
光留「そんなわけねーだろ。年下?!年齢不詳?ちょっと調べてハードヒットだ」

第2試合


 市川とくいしんぼうがリングに入ると、なぜか入場曲が流れ菊タローが登場。

菊タロー「おーい!お前開催が決まった頃からずっとアピールしてるのに俺のカードが組まれてないとかどういうことやねん!久々の武勇伝、俺ミスター武勇伝やぞ!武勇伝菊タロー武勇伝武勇伝やぞ。今のお客さん知らないか。でもせっかく来たから、せっかくだから、ここまで出てきたら、お客さん俺が試合しないと納得しないよ。良いよ別に俺帰ってもいいけど新宿FACE暴動起きますよ。リング燃やされますよ。歌舞伎町大炎上。菊池、菊池、3WAYに変更しなさい。僕出るからさ。僕が出るからさ」

 急遽3WAYになり試合開始。
 不思議な動きで三者リングを周ると、ロックアップから一度距離を取る。
 手4つからウェーブになると一周して戻ってきたところで手を離し距離を取る。
 チョップ合戦になり、市川がくいしんぼうに、くいしんぼうが菊タローに、菊タローが市川にチョップを打ち込んでいくが、2周めからくいしんぼうと菊タローは市川にチョップを叩きこんでく。大ダメージの市川が場外に転がると、くいしんぼうが菊タローをロープに振るが菊タローはショルダータックルで倒す。うつ伏せになったくいしんぼうの顔面を蹴りつけ走り込むが、くいしんぼうは次々アームホイップで投げ捨て、レフェリーも投げ捨てると4人で欽ちゃんジャンプ。
 くいしんぼうは走り込んでジャンピンボディアタックも、市川と菊タローがスカしてからロープに振ると、ダブルのバックエルボーから菊タローがフォールするが市川がカット。市川がフォールも菊タローがカット。

 菊タローは市川に「おい今までドラゴンゲートでかつてお笑いゲート奪いあったライバルです。決着をつけるためにとりあえずこいつボコボコにして戦闘不能にしてから男と男の戦いやろうや」と説得し、くいしんぼうを2人で叩いてから市川をコーナーに登らせる。そのすきに菊タローがくいしんぼうを首投げからフォールも2。

 菊タローはくいしんぼうの手を市川に握らせると、市川はロープ渡りを披露するが、菊タローは「ダッシュ!ダッシュ!」と煽り、市川がロープ上を走るとなんと走り抜ける。
 拍手に包まれると菊タローは「スキップ!スキップ!」と要求し、市川はなんとかロープ上でスキップしようとするが足を滑らせてロープに股間を強打してしまう。

 くいしんぼうと菊タローがチョップの打ち合いから、菊タローが明後日の方を指差し「あっ!」と叫ぶが、くいしんぼうは構わず顔面にナックル。
 コーナー振って追走往復串刺しラリアットも3回目でくいしんぼうが追い抜いてしまいそのまま菊タローが串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロックを狙うもスッポ抜けて自爆。
 くいしんぼうのラリアットを避けた菊タローがトラースキックからみちのくドライバーII。フォールも2。

 菊タローがくいしんぼうを捕まえてブレーンバスターを狙うが、口上を述べている内に市川が菊タローにカンチョー。くいしんぼうにもカンチョーから菊タローに再度カンチョーも、菊タローは尻の筋肉で挟んでキャッチし、そのままホイップ。市川を羽交い締めにした菊タローが「俺ごと刈れ!」とくいしんぼうを呼び込むが、くいしんぼうが走り込むと菊タローがラリアットで迎撃し、「こいつ騙されましたよ。最後は市川さんが空中殺法でとってください」とくいしんぼうを立たせ、市川がコーナーに登りダイビングクロスボディアタック。そのままくいしんぼうをフォールするが、菊タローは市川の足をとって逆片エビ固め。3カウントが叩かれる前に市川がギブアップした。

<試合後コメント>

菊タロー
「見たろオラ!お客さんのどよめき。やっぱ求められてたじゃねーかオイ。ええ?無理を押して来たかいがあったよ。武勇伝やるんだったら、俺はしつこく乱入でもなんでもどんな手を使ってでも上がり続けるから楽しみにしとけ。最後に、2つだけお前らに伝えることがある。(※コメント背景の垂れ幕のロゴを指して)いいか!害虫退治はバルサン!掃除するなら激落ちくんだ!分かったかオラッ!」

第3試合


ススム「いやいやちょっと待って、いやいや、いやいやいやちょっと待って、いやなんかちょっと、なんかおかしいな。ちょっとまって。ちょっとすいません、いやいやあの、お二方気合満々で色々、なんか色々、色々」
佐々木「よっしゃいくぞー!」
ススム「色々張り付いた椅子に、よくある有刺鉄線バット。それはノコギ・・・包丁!?のこぎり?いやいや、八木さん、これ通常ルールですよね?いやまって、これ(ブルーボックス)はM3Kのいつものあれなんで」
佐々木「おい!DRAGON GATEさんよ!おい、この、プロレスリングFREEDOMSの殿とデスマッチのカリスマ葛西純、この2人を呼んどいて、通常ルール?お客さんそれで良いんですか!?いいんですかお客さん!?」
神田「ごちゃごちゃうるせー馬鹿野郎!おいハードコアでもなんでも!やってやるよ馬鹿野郎!」

 神田が殴りかかり試合開始。
 葛西にナックル連打からガットショット。望月が佐々木を、神田が葛西を中央に振ろうとするが、逆に振られるもM3Kは回転して串刺しエルボー。そのまま場外乱闘へ。

 リングには葛西と神田が戻り、神田の額にカミソリ攻撃。
 葛西はコーナーに叩き込み傷口に噛みつき、これを離すと佐々木にタッチ。

 佐々木はナックルからロープに振ってゼロ戦キック。有刺鉄線バットを持ち出し神田のボディにフルスイング。さらに額に有刺鉄線バットを押し付けていき、ぐったりとする神田を見て佐々木が髪を掴んで引き起こすとボディスラムで有刺鉄線バットに叩き込む。
 佐々木は葛西にタッチ。

 葛西と佐々木は神田をロープに振り、ダブルのショルダータックルからフォールも2。
 神田がチョップを打ち込んでいくが、葛西は強烈なエルボーで倒し佐々木にタッチ。

 佐々木と葛西はダブルのブレーンバスター。フォールも2。
 佐々木が顔面を蹴りつけていくが、神田は膝立ちでチョップ連発。佐々木はケンカキックで倒し「DRAGON GATEそんなもんか!」と挑発し、チョップの打ち合いから佐々木がソバットで倒し顔面を踏みつける。
 佐々木は葛西にタッチ。

 葛西はコーナーに叩きつけ、串刺しラリアットからダブルアームスープレックス。さらにバタフライロックもススムがカット。
 神田がチョップ連発も、葛西はヘッドバッドからロープに飛ぶも、神田はジャンピングエルボーで迎撃しススムにタッチ。

 ススムはロープンに飛ぶが、佐々木がエプロンから蹴りつけるとコーナーに振り、葛西が走り込むがススムはラリアットでなぎ倒す。さらに佐々木とラリアットの相打ちからススムがエクスプロイダーで投げ捨てる。
 ススムは葛西に串刺しラリアットから、剣山がついた椅子をリングに投げ入れ、そこへ葛西を投げ込もうとするが葛西がリバースしてススムが椅子の上に落下。
 のたうち回るススムをコーナーに振って串刺しラリアットから肩車すると、コーナー上へ投げ捨てるフェイスバスター。さらにロープに飛んでラリアットも、ラリアットの相打ち連発に。
 葛西がソバットから延髄斬りを叩き込みフォールも神田がブルーボックス攻撃でカット。

 佐々木と神田がエルボーの打ち合いから佐々木がソバット。ロープに振ろうとするが、逆に振った神田がマンハッタンドロップからジョン・ウー。これをスカした佐々木がソバットから串刺しラリアットを叩き込み、コーナー上に座らせると「また同じ目にあいたかったら俺と葛西を呼べ!ファッ●ンドラゴンゲート!」と叫んで雪崩式ブレーンバスター。
 佐々木がロープに飛ぶが、ススムが場外から足を掴んで倒すと、神田がブルーボックス攻撃からジョン・ウー。さらにススムがジャンボの勝ちで倒しフォールも2。
 ススムがカミカゼから神田がダイビングエルボードロップを投下しフォールも葛西がカット。
 神田がダブルアームの体勢も、葛西が竹串を神田の額に突き刺してカット。

 竹串の花が咲いた神田にリバースタイガードライバーを狙うが、ススムが竹串を奪うと葛西の額に突き刺そうとするも佐々木が竹串を奪ってススムの額に竹串の花を咲かせる。
 佐々木がススムにDDT、葛西が神田をリバースタイガードライバーで頭から突き刺しフォールも2。
 葛西は神田にボディスラムからコーナーに登りパールハーバースプラッシュを投下。そのままフォールも2。
 葛西は自らの額に竹串を突き刺し、神田を垂直落下式リバースタイガードライバーで突き刺しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

望月ススム&神田ヤスシ
神田「くそおおお!うあああああっ!」
ススム「まあね、まあ、リング上でもキャンディ、ああやって言ったけど、『通常ルールじゃないのか』と。俺らだって分かりますよ。この武勇伝であの2人と組まれたならそれなりの覚悟を持ってリングに上がりましたけど……やっぱりキャンディ、キツかったね(竹串が)刺さってる?刺さってない?刺さってる?」
神田「流石、流石カリスマだ。チクショウ!これで終われない!」
ススム「終われないね。しかもこういうのやってみんななんかドンドンはまっていくじゃないですか。なんとなくその気持ちがわかったような気がしますよ。まあでも今日は今日で、今日これまた始まりなんで、またきっかけがあれば。キャンディやりましょう」
神田「仕返ししてやる!覚えとけ!」
ススム「覚えとけよ、いつか」


葛西純&佐々木貴
葛西「オイ、DRAGON GATEよぉ、佐々木貴と葛西純を呼んどいて通常ルールってどういうことだこの野郎。ええ?俺らはよ、25年間こういうスタイルで飯食って来てるんだよ。俺らのよ、きれいなプロレスなんて誰も見たくないんだ」
佐々木「もう1回……もう1回、いや、なんべんでもな、同じ目にあう勇気があるんだったらもう1回、俺と、この殿とカリスマをDRAGON GATEに呼んでみろ。なんべんでもやってやんぞ。誰が相手だって関係ねーぞ。みんな血祭りにあげてやるからな。オイ、それが団体対抗戦ってもんだろ?潰し合いに来てんだ潰し合いに。交流戦なんかじゃねーからな!ふざけんな!」

第4試合


 先発は菊田と菅原。ロックアップから菅原がロープに押し込むが、菊田が体勢を切り替えて逆水平チョップ。
 再度ロックアップから菅原がロープに押し込みチョップも、避けた菊田が強烈なチョップ。
 エルボーの打ち合いから菅原がエルボー連打。ロープに飛ぶが、菊田がソバットからロープに飛んでヒップアタック。、菅原がロープを掴んでスカすと田中にタッチ。菊田もフジイにタッチ。

 ロックアップから一度離れ、再度ロックアップから田中がロープに押し込みブレイク。
 田中がガットショットもフジイがロープに振って逆水平チョップ。避けた田中がランニングエルボーで倒し、ボディスラムからエルボードロップ。すぐにフジイがボディスラムからエルボードロップも、田中が避けて自爆させる。
 フジイは菊田にタッチ。

 ロックアップからチョップの打ち合い。これを制した田中が顔面を張っていくが、立ち上がった菊田とチョップの打ち合い。再度田中が制するが、菊田が気合を入れて立ち上がり額をこすりつけあうと、再度逆水平チョップの打ち合いへ。
 打ち勝った菊田がフロントネックで捕らえ、田中がエルボーで逃れると菅原にタッチ。

 菅原は膝を連続で蹴りつけ、首投げからスリーパー。菊田はロープに足を伸ばしブレイク。
 菊田はタックルでコーナーに押し込みフジイにタッチ。

 フジイはナックルパートからアッパー。首投げから顔面にフットスタンプ。さらにネックツイストも、菅原は急所攻撃からエルボー。チョップの打ち合いになり、菅原がサミングから田中にタッチ。

 田中はストンピングからサミング。さらにナックル連発から菅原の足にフジイの顔面を叩き込み菅原にタッチ。

 菅原と田中はフジイをロープに振り、ダブルのショルダータックルからダブルのブレーンバスター。フォールも2。
 菅原はコーナーに振って串刺しラリアット。逆コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、フジイがカニバサミで倒し河津落とし。
 フジイは菊田にタッチ。

 菊田を菅原と田中がコーナーに振ろうとするが、菊田は菅原にチョップからコーナーに振り、田中にヒップアタックから菅原に串刺しヒップアタック。
 菊田は投げようとするが、耐えた菅原にダブルチョップ。だが菅原もチョップで返し投げようとするが、菊田はブレーンバスターで投げ捨てる。
 フジイがコーナーに振って菊田が串刺しボディスプラッシュ。さらにフジイがDDTから菊田がその場飛びギロチンドロップ。フォールも田中がカット。
 フジイがチョップからロープに振るが、田中がパントキックからエルボー。田中のエルボーとフジイのチョップの打ち合いから、田中が左右のエルボー連打もフジイが左右の袈裟斬りチョップ連打。田中がエルボーからロープに飛ぶが、フジイが袈裟斬りチョップからバックドロップで叩きつけフォールも2。
 フジイが羽交い締めにして菊田が走り込むが、田中が菊田とラリアットの相打ち。さらにフジイをラリアットでなぎ倒すが、菊田が田中をラリアットでなぎ倒す。
 菊田はローリングラリアットを狙うが、ガードした田中に菊田がビッグブーツ。だが田中がローリングエルボーからブレーンバスターで突き刺しフォールも1。
 田中はボディスラムからスーパーフライを投下してフォールも1。
 田中はエルボーで倒し、ロープに飛んでスライディングD。これで3カウント。

<試合後コメント>

ドン・フジイ&菊田円
フジイ「キク、負けたなあ!負けたけど負けじゃねえ。勝負に負けたけどな、プロレスで勝ってたよ。隅にいて感じてたよ。田中将斗、菅原拓也、いい勝負してたじゃねーか。俺のことは置いといて、お前明日後楽園で箕浦とやるやろ。ドリームゲート次期挑戦者決定戦か。負けたけど俺がいうのも負けたけど、いいはずみついたんちゃうか?負けたけどよ。言い方おかしいけど、いいお前の魂見させてもらったよ、明日に向けて」
菊田「なんとしてもここは勝たなければいけなかった」
フジイ「あのスプラッシュか、垂直ブレーンバスター、1で返したアレ。どうだった、金子!週プロ!」

――すごかったです
フジイ「おう!明日に絶対結びつくだろ。金子明日来るんだろ!ちゃんとその目を大きくして見とってくれ。落ち込むな!明日に向かっていくぞ!」
菊田「明日に向かって」
フジイ「キク、ようやった!」
菊田「ありがとうございました」

田中将斗&菅原拓也
田中「いやあ、クソ生意気なところがおもろいよね。うちのリングにも合ってるんじゃないの?いつか機会があったらうちのリングにも上がってほしいし。じっくり。今日タッグやったけど、じっくりシングルやりたいなって思えるような選手でしたね」
菅原「久々の里帰り、武勇伝。次あるのかな?あるなら是非田中&菅原でオファーお待ちしております」

――久々の武勇伝はどうだったか
田中「いやあ、面白かったね。お客さんの熱も感じられたし、やっぱコロナちょっとずつちょっとずち緩和されて声も出せるようになってきて、プロレスの熱っていうのはどんどんどんどん戻ってくるんじゃない?またこの武勇伝の熱もまた、もっともっと燃え上がって、また久々にやったこの1回で終わらすんじゃなくて、また次もあればオファーお待ちしております」

第5試合


 2月に芸人として引退した蛾野正洋が、蝶野のモノマネをする一般人としてリングに登場し選手コール。

 先発はハヤトとマサアキ。お互いローで牽制し、手4つをフェイントに首相撲からマサアキが膝連発。ハヤトがヘッドロックからショルダータックルも、受けきったマサアキとローの打ち合いへ。ミドルの打ち合いになり、マサアキはジュニアにタッチ。

 エルボーの打ち合いからミドルの打ち合いへ。打ち勝ったハヤトがロープに飛ぶが、マサアキがエプロンから殴りかかり、2人でハヤトをロープに振るが、ハヤトは蹴りつけて逃れるも、望月親子が連携のコンビネーションキックで迎撃。
 のはしが出てきたジュニアに延髄斬りからマサアキの背中にヘッドバッドを投下。のはしはJにタッチ。
 マサアキもLEONAにタッチ。

 ロックアップからロープに押し込み合い、これはLEONAがクリーンブレイク。
 LEONAのタックルを切ったJとグラウンドの攻防へ。
 LEONAが腕を取っていくが、Jがタックルでコーナーに押し込み逃れるとボディへショルダータックル。
 LEONAが背中にエルボー連打からドラゴンスクリューを狙うが、Jがフロントネックで捕らえてリストを取ってひねると腕固め。LEONAはそのままコーナーに押し込みブレイクすると、ビンタを叩き込んで距離を取る。
 ロックアップからLEONAがヘッドロック。Jが髪を掴んで引き倒し、ストンピングも避けたLEONAがスピアーで倒しグラウンドでマウントエルボー。Jも回転してマウントエルボー連打からもつれあってロープ際に。これはブレイク。
 LEONAはマサアキにタッチ。

 Jはマサアキをショルダータックルで倒しストンピング。引き起こしてナックルからガットショットを叩き込み、ヘッドバッドからハヤトにタッチ。

 ハヤトはソバットも、マサアキはボディブロ―。エルボーの打ち合いからハヤトが前後へのミドルキックを打ち込みフォールも2。
 ハヤトは腕ひしぎもマサアキはロープに足を伸ばしブレイク。
 ハヤトはリストをひねると、のはしが腕へのエルボーから腕へのヘッドバッド。ハヤトはエプロンに下がる。

 のはしは首投げからヘッドバッドも、避けたマサアキが背中にサッカーボールキック。
 マサアキはコーナーに叩きつけてLEONAにタッチ。

 LEONAはガットショットからロープに振ってアームホイップ。さらにエルボードロップからフォールもJがカット。
 LEONAは背中にエルボーからマサアキにタッチ。

 のはしはチョップ連発も、マサアキはミドルキック連打からハイキック。避けたのはしが腰へのエルボーからバックドロップで叩きつけるが、LEONAとジュニアが出てきてのはしをロープに振る。のはしは2人まとめてドロップキックで場外に落とすとハヤトがリングへ。

 ハヤトはマサアキに串刺しビッグブーツ。お互い追走串刺しビッグブーツからハヤトが串刺しニー。
 さらにJがマサアキをボディスラムで叩きつけ、セントーンからのはしがダイビングヘッドバッド。フォールもLEONAがカット。
 のはしはリストを取るが、マサアキがチョップものはしはヘッドバッド。マサアキもヘッドバッドを叩き込むが、のはしがロープに飛ぶとマサアキはドロップキックで迎撃。マサアキはジュニアにタッチ。

 ジュニアのミドルとLEONAのエルボースマッシュを交互に叩き込み、コーナーに振ってジュニアが串刺しビッグブーツ。さらにLEONAがガットショットからリバースダブルアームサルト。さらにジュニアがミドルからブラジリアンキックを叩き込み、マサアキとジュニアがダブルのサッカーボールキック。マサアキがフォールもJがカット。
 マサアキがツイスターからフォールも2。
 マサアキはジュニアにタッチ。

 ジュニアは投げようとするが、耐えたのはしにチョップからロープに飛ぶ。だがJが走り込みパワースラムで迎撃。
 Jは「見とけ!」とLEONAを指さしてからドラゴンスープレックスもLEONAが「誰の技使ってんだ!」と怒りのカット。
 
 LEONAとJがエルボーの打ち合いからチョップの打ち合い。エルボーの打ち合いからLEONAがエルボー連打も、Jがビンタを打ちこむとLEONAもビンタ。ビンタの応酬からLEONAが左右のビンタ連発。さらにエルボースマッシュからコーナーに振ろうとするが、逆に振ったJが串刺しエルボー。だがLEONAも追走エルボーを打ち込むが、Jも追走ラリアットから足を刈って倒し串刺し低空ドロップキック。

 Jが投げようとするが、耐えたLEONAがドラゴンスクリューを狙う。耐えたJにLEONAがビンタからバックをとるが、耐えたJがスピンキックも、避けたLEONAがビッグブーツをキャッチしドラゴンスクリュー。LEONAは足4の字で捕らえるが、これはハヤトがカット。
 マサアキとジュニアをハヤトがビッグブーツから投げ捨てジャーマン。ジュニアがハヤトに二段式の膝蹴り連発からロープに飛ぶも、ハヤトはKIDで捕らえるが、ジュニアはフィッシャーマンバスター。すぐにハヤトはソバットからブラジリアンキックで叩き伏せてフォールも1。
 ハヤトはバズソーキックからフォールも2。
 ハヤトはヘルムを狙うが、ジュニアは膝蹴りで迎撃しフォールも2。
 ジュニアは投げようとするが、ハヤトはKIDからフォールも2。

 ハヤトはジュニアの旋風脚を避けてKID。ジュニアは力付くで担ぎ上げるが、ハヤトは絞り上げるとレフェリーが試合を止めた。

マサアキ「おいフジタ“ジュニア”ハヤト、久しぶりだな。大病患って見事な復活、俺も感動させてもらったよ。そして、この武勇伝のリングに上がってきてくれてありがとよ。でもな、今日は、ジュニアが世話になったなオイ。まあよ、せっかく、12年ぶりにこのリング上がってきたんだ。次は、俺が、みちのくプロレス行ってやるぞこの野郎」
ハヤト「望月、さん、呼んでくれてありがとうございました。そして、DRAGON GATEのファンの皆様、みちのくプロレスから来ましたプロレスラー最強の男ハヤトですよろしくお願いします。望月さん、これに挑戦するかどうかはちょっと考えます。なんですけど、みちのく30周年なんで、ゆかりのある選手たちは、まあきっと、僕が言わなくても呼ばれると思うんで、熱い試合しましょう。よろしくお願いします。まあ、でも、歳取ったせいか、蹴りの威力も、前より落ちてると思うんで、まあまあまあ、僕も、ガンと闘病しながら練習してるんで、練習してもっと激しい蹴りあいを皆様に見せましょう。そして、(ジュニアに)はじめまして、めちゃくちゃ、好きなんで、めちゃめちゃ、かっこいいと思うので、これ以上強くならないように、もっと潰したいと思いますよろしく(ジュニアと握手するが、マサアキとは握手せず)」

<試合後コメント>

望月マサアキ&望月ジュニア&LEONA
マサアキ「まずは!見たか?オイ、藤波二世vsストロングマシーン二世の初対決だコンニャロー!せっかく最後ドラゴンスクリューから4の字という最強コンビネーションで、俺らが押さえきれずに勝機を逸してしまったけど、やっぱレジェンドの血は俺と違って正統なレスリングを見せてくれるなと思いましたね。あとはフジタ“Jr”ハヤト。最高じゃねーか、アイツは。まあ、ああ言ってくれたんだ。今度は俺がみちのくに行く。DRAGON GATEは色々あるけど、コイツもフジタ”Jr”ハヤト相手に頑張った。あとは2人の話を聞いて」

(※マサアキが先に去る)

LEONA「まあ、自分からしたら相手チーム、最初からJの名前があったから意識してたし、境遇が似てるって言ったらそれまでなのかもしれないけど、リングで闘うってなったらそんなこと関係ないってファンの人達が一番良く知ってるでしょう?あのリングの中では血なんて関係ない。実力だから。だから向かい合えば傷つけ合うかもしれないし、組めば力を貸し合って理解し合うかもしれないし。でも今日初めて向き合うというきっかけ、他のリングの因縁がどうとか関係ない。僕は今日、彼にこの張り飛ばされた頬が痛い。その痛み、忘れないでおきます。それがこのDRAGON GATE、そして武勇伝、もしくはドラディション、どこでもいい。どこかでまた巡り合うことがあれば、そのときはどんな形でも全力で闘います」
ジュニア「(※頭を抑えて息絶え絶えの様子で)フジタ”Jr”ハヤトさん、今日はありがとうございました。DRAGON GATEにも蹴りを使う選手はいますけど、あんな強烈なミドル初めて食らいました。しかも蹴りで初めて意識が飛んでいきました。俺も、ああやって言ってくれてるんで、また胸貸してください。今日はありがとうございました」

フジタ”Jr”ハヤト&のはしたろう&ストロングマシーン・L
ハヤト「久々の武勇伝、楽しかったねえ。そしてやっぱ望月さん、年取ったけど元気だねえ。俺も同じく年取ったんで、まあいいんじゃないですか?これからまだまだ出来るってことを証明したいと思いますし。そして俺から言えるのは、望月ジュニア。メチャクチャいいよ。だから別にお父さんとか関係ねえ。いいんだよ、もっともっと噛みついていいと思うし。で、力が欲しくなったら俺がすぐ助けに行くわ。いいよ、もっと上の世代を潰そうじゃない。まあ俺らが勝つっていうのは対戦カードが発表されたときから分かってたんで。俺の病気とかもう関係ないよ。リングに上ったら関係ない。眼の前にいる奴を倒すだけ。まあ、楽しかったっす。あざす」

(※ハヤトが去るとのはしもそれを追おうとするが、Jが「のはしさん、いいんですか?」と呼び止める)

J「僕、今日は特別な思いで立ったんですよ。僕のはしさんにコーチしてもらったことあるから。練習生のときに道場にいらして。その教えてもらったことを今日少し活かせたかどうかちょっと分かんないですけど」
のはし「一歩引いた目になっちゃうかもしれないですけど、正直ハヤトの蹴り、マサアキさんの蹴り、ジュニアの蹴りも良かったし、LEONA選手とマシーンのぶつかり合いもすっごい気持ち伝わってきたんで、1ファンとして見たら本当に嬉しいことなんですけど、1プロレスラーとしてまだ僕も終わってないんでね。取り残されないというか、1歩でも2歩でも背中見せれるようにもう1回踏ん張りますよ」

(※のはしが去る)

J「期待されてると思うんでコメント残しますけど、LEONA選手、今日初めて闘いました。組んだことはあって、2回くらいあるのかな?あんなバチバチした闘いになると思ってなかったけど、前々から仕掛けて、熱くなってもらって。やっぱ俺らどうしても期待されてしまう人間だから、それを超えなきゃいけないっていうプレッシャーはあるけど、そのプレッシャーを俺もLEONA選手もみんなが思うより楽しんでるから。今日相手にいた望月ジュニア、お前、いつまでもな、そうやって操り人形みたいに父ちゃんの後ろについてないでよ、な?ハヤト選手が言った通り、もっと世界は広いから。早く俺たちのステージに上がってこい。どうするかはお前次第だ。俺とLEONA選手は組もうが闘おうが、お前が思ってるより高いステージにいるからな。早くこっちに来い」

第6試合


 先発は拳王とKzy。拳王がローで牽制し、Kzyも距離を詰めてローをキャッチしバックを取ると腕をつかんでウェーブをしようとするが、拳王は付き合わずにローで蹴倒す。
 拳王はKzyに付き合わずにローを打ち込んでいき、Kzyは距離を詰めてロックアップも拳王はボディに膝連発。Kzyはエルボー連発も、拳王はソバットからコーナーに叩きつけて近藤にタッチ。

 近藤はガットショットから後頭部にエルボー。ヘッドロックからグラウンドに持ち込むが、Kzyはヘッドシザースから清水にタッチ。

 ロックアップから近藤がロープに押し込みブレイク。
 近藤がヘッドロックからショルダータックルも、受けきった清水とショルダータックルのぶつかりあいへ。
 清水がボディスラムからエルボードロップも、避けた近藤の背中にエルボー連打。さらにストンピングからコーナーに叩きつける。
 Kzyはボディへのエルボーから清水とともにロープに振ると、ダブルのバックエルボーで倒しダブルのエルボードロップ。清水がチンロックで捕らえていき、そのままフォールも2。
 清水はロープ際にセットして場外に出る。

 Kzyがシルバーブレッドから腕をつかんでのエルボー連発。ロープに飛ぶが、近藤はラリアットも避けたKzyがバックを取る。近藤はKUBINAGEで投げ捨て、拳王がボディスラムから近藤と拳王が交互にエルボードロップ。さらにダブルのストンピング連打から、近藤がエルボーを打ち込んでいく。
 近藤はロープに振ってキチンシンクから拳王にタッチ。

 拳王はニードロップからストンピング。さらに顔面を蹴り上げていき、Kzyがチョップで返してくが拳王はソバット。ロープに振ってビッグブーツからフォールも清水がカット。
 拳王は近藤の足にKzyの顔面を叩き込み、さらに顔面を蹴りつけて「どうしたDRAGON GATEのチャンピオン。こんなもんか」と挑発。
 カットに来た清水に拳王のローと近藤のハンマーブローを交互に打ち込み迎撃。
 Kzyはエルボーも拳王はビンタ。近藤が背中にエルボーから、逆エビ固めで捕らえるとKzyはロープを掴みブレイク。
 近藤は投げようとするが、Kzyは着地するとバックを取る。近藤は再度KUBINAGEを狙うが、逃れたKzyがガットショットも、近藤がロープに振るがKzyがランニングエルボースマッシュで迎撃。
 Kzyは清水にタッチ。

 清水は次々ショルダータックルで倒すが、近藤がガットショットから2人でロープに振るも、清水は2人まとめてジャンピングショルダーアタックで迎撃。
 清水は拳王に串刺しラリアットからコーナー上に座らせ、近藤にも串刺しラリアットから担ぐと、拳王も一緒に担いで2人まとめてバックフリップ。
 拳王はソバットからロープに飛ぶが、清水はボディアタックで迎撃しロープに飛ぶ。拳王はビッグブーツも、清水は投げようとするが着地した拳王が二段蹴りから投げようとするが、清水が逆にブレーンバスター。両者タッチ。

 Kzyが近藤にエルボー連打。近藤はエルボーで返し、Kzyがエルボー連打も近藤は強烈なエルボー。ケージはエルボースマッシュからロープに振ろうとするが、近藤が逆に振ると走り込んで来たKzyをホイップしてアバランシュホールド。
 近藤はランサルセを狙うが、飛び越えたKzyが前方回転エビ固めも2。
 Kzyはゆりかもめも拳王がカット。
 清水が串刺しラリアットからKzyが串刺しエルボースマッシュ。さらにKzyは串刺しスピアーから清水がボディスプラッシュ。Kzyがエルボースマッシュから清水がランニングボディプレスを投下しフォールも2。
 Kzyがコーナーに登るが、拳王が足を掴んで動きを止め、近藤がデッドリードライブ。
 清水が今度に走り込むが、近藤はブルドッキングヘッドロックからKzyにラリアット。

 拳王が清水にランニングサッカーボールキックからフォールも2。
 さらにPKも、避けた清水にローキック。清水のチョップと拳王のミドルの打ち合いから、拳王がミドルを連打。ロープに飛ぶが、清水がカウンターのパワースラムを狙うが、着土した拳王が飛びつきアンクルホールド。そのままボディへミドルキックを叩き込み、コーナーに振って近藤が走り込むが、清水がスピアーで迎撃し、さらに拳王をホイップするとKzyがエルボースマッシュ。

 Kzyは拳王を投げようとするが、切り返してエルボー。だが拳王はオーバーヘッドキックを叩き込み、近藤がランサルセ。清水が近藤にショルダータックルも、近藤がラリアットを打ち込むとラリアットの相打ち連発へ。近藤が打ち勝つと、拳王がコーナーからPFSを投下しフォールもKzyがカット。

 拳王がKzyにミドル連打。キャッチしたKzyがエルボースマッシュも、拳王がバックを取り、近藤のラリアットと拳王のドラゴンスープレックスの合体攻撃。
 拳王は膝立ちの清水にサッカーボールキック連発。そのまま立ち上がった清水の後頭部に近藤がラリアットからロープに飛ぶが、清水はラリアットで迎撃。
 拳王が左右の掌底からハイキックを叩き込むと清水は倒れ込むが、よろよろと立ち上がると拳王は再度ハイキック。倒れた清水を見て、レフェリーがあわてて試合を止めた。

拳王「金剛の!拳王と、近藤が、ツイン、ゲート、チャンピオンに、なったぞ。世界、タッグ、ベルトより、全然、こっちのほうが輝いてるよな近藤。まだおい、世界、タッグの、ベルトは、NOAH、限定で、防衛戦するけど、この、ツイン、ゲートのベルトは、DRAGON GATEのリングでやってやるよ。おい!DRAGON GATEの、選手、この!ベルトに、挑戦したい奴!いないのか!?・・・もう一度、大きな声で言ってやる!おい!DRAGON GATEの選手!この、ベルトに、挑戦したい奴、いないのか!?これが、DRAGON GATEの弱さだよな。おいいいかおい、このベルト、DRAGON GATEのリングで、DRAGON GATEの選手が怖くなかったら、いつでも挑戦させてやる。おい!いいかおい、だけどな、今のチャンピオン、NOAHの金剛の、俺たちだ。おい!ツインゲート、次のタイトルマッチは決まってないけど、まあな、そんな事はもう置いといて、今日はな、DRAGON GATEだけじゃなかったよな?武勇伝の興行だったよな?おい、てめーらクソ野郎ども、武勇伝の興行は、楽しかっただろ。まあ、次、いつあるかわからないけど、DRAGON GATEがダメだったら、おい今度、武勇伝の興行でこのベルト、防衛戦してもいいよな。それまで!大切に、このベルトは保管しておくから、おいテメーらクソ野郎ども、次、俺たちがこのベルトを防衛戦する時必ず見に来いよ。そして!それまでも、プロレス界の、プロレス界のトップを走るのは俺たち金剛だ。おいDRAGON GATEファン!いいかよく聞け、これからのな、プロレス界を引っ張るのは、ツインゲートチャンピオンの俺たち、金剛だ。そして!俺、拳王だ!オイ!新宿のクソ野郎共、これからはなオイ、プロレス界を引っ張る金剛の拳王、俺に、ついてこい」

<試合後コメント>

拳王&近藤修司
拳王「いやあ!近藤、このツインのベルトは輝いてるよなあ?輝いてるけど、このベルトを持つ団体のレスラー、俺たちにビビってんじゃねーのか?オイ今日の闘い見ただろオイ。9割9分俺たちが押してたよな?オイお前らチャンピオンじゃんじゃねーのかオイ?俺たちNOAHのくぉんごうの拳王、近藤にビビってんのか?普通だったらよ、いの一番に出ていくよなあ?ビビってるDRAGON GATEの団体、いつ防衛戦出来るか分かんないけど、それまで俺たちが輝かしておいてやろう。この次はなオイ、チャンピオンになった近藤が今からメチャクチャ喋ると思うから、テメーらクソヤローども、よく聞いとけ!」
近藤「喋るぞ。3年か、4年か。DRAGON GATEに上がって、さんざん俺は悔しい思いをしてたぞ。オイ、初栄冠だ。やっとだ。やっとチャンスが回ってきたんだ。分かるか?今まで俺に悔しい思いをさせてきたDRAGON GATEのレスラー、覚悟しとけよ。今日本の団体で一番熱いユニットは金剛なんだ。DRAGON GATEもユニットはたくさんあるけど、日本で一番熱くて強いユニットは金剛だ。誰でもいいぞ。DRAGON GATEの選手、誰でもいいからかかってこい。今までの俺の悔しさを晴らしてやるからな」
拳王「カッコいい!今の近藤が全てだ!オイ行こうぜ。誰もこねーんだろ?DRAGON GATEの選手オイ!ビビってんのか!俺たちに!」

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