「素質が最初からあった」初代タイガーマスクがチャンピオンとなった二番弟子・間下隼人の地元凱旋大会を激励!

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 9日、都内某所にて、ストロングスタイルプロレスが3月18日に福岡県・アクロス福岡で開催する『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.22』についての記者会見が行われた。

 間下隼人は“初代タイガーマスク”佐山サトルの直弟子として2007年にデビュー。現在は唯一のストロングスタイルプロレスの生え抜き選手であり、初代タイガーに直伝されたリアルデンジャラスバックドロップや多彩な蹴り技を武器に同団体の切り込み隊長として戦ってきた。

 2021年には初代タイガーからFSR(フィッシャーマンズ・スープレックス・ライオット)を授かり、“令和の虎ハンター”となることを期待されていた間下だが、才能と体格に恵まれた傑物たちに囲まれる中でなかなか結果を出せずにいた。しかし、真下の最大の武器は反骨心。“二番手止まり”と言われ続けても決して諦めること無く努力と根性で格上の選手たちに食らいつき、16年半もの間トップを目指すことを止めなかった。
 どの努力はついに結実し、今年2月には真霜拳號に奪われていた団体の至宝・レジェンド王座を奪還。男泣きした間下は「ストロングスタイルを背負っていきたいです」と覚悟を語っていた。

 そんな間下は、福岡県遠賀郡芦屋町出身。今回の福岡大会で故郷に錦を飾ることになった。

 しかし、間下はこの日の会見を欠席。
 平井丈雅代表により、「団体として初の九州大会、しかも福岡、まさに故郷に錦を飾れと勝手に感じております。対戦相手に因縁ある将軍岡本選手、兄弟子のスーパー・タイガー、パートナーには船木誠勝選手。皆さんがとてつもなく強いのは分かっております。しかし、主役はこの俺、間下隼人です。ストロングスタイルプロレスの王者として凱旋試合を最高の戦いにしてみせます。よろしくお願いします」というメッセージが読み上げられた。


 間下の王座戴冠時には体調不良で会場に来ることが出来なかった初代タイガーは、間下について「間下にはそういう素質が最初からあったということです。スピードの素質、爆発力の素質。あとはやる気の問題でした。そのやる気の問題を初代タイガーマスク後援会が付いてくれて、その中で間下が波に乗ってきたんだと思います。その波に乗ってきたことが、間下の勝因だと思います」と語り、次世代のストロングスタイルの担い手として間下に大きな期待をかけた。

 今大会では、間下の凱旋試合の他にもタイガー・クイーン&彩羽匠の強力タッグの結成、ジャガー横田&井上京子vs堀田祐美子&川畑梨瑚というレジェンドマッチなど女子のカードも充実。
 躍進を続けるストロングスタイルプロレスの福岡大会にも注目していきたい。


『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.22』
日程:2023年3月18日(土)
開始:14:00
会場:福岡県・アクロス福岡

▼シングルマッチ 15分1本勝負
ライディーン鋼(PURE-J)
vs
高瀬みゆき(フリー)
※ ライディーン鋼(福岡県嘉麻市出身)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
めんたい☆キッド(九州プロレス)
vs
大和ヒロシ(フリー)
※めんたいキッド(福岡県福岡市出身)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/井上京子(ディアナ)
vs
堀田祐美子(T-HEARTS)/川畑梨瑚(T-HEARTS)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
関本大介(大日本)/TAJIRI(九州プロレス)
vs
関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)/日高郁人(ショーンキャプチャー)

▼タッグマッチ 45分1本勝負
タイガー・クイーン/彩羽匠(マーベラス)
vs
梅咲遥(ディアナ)/マドレーヌ(ディアナ)
※彩羽匠(福岡県福岡市出身)

▼タッグマッチ 60分1本勝負
間下隼人/船木誠勝(フリー)
vs
スーパー・タイガー/将軍岡本(フリー)
※間下隼人(福岡県遠賀郡芦屋町出身)

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