【試合詳細】3・4 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&松下楓歩 vs 柳川澄樺&神姫楽ミサ 鈴木ユラ vs 海乃月 朝陽&大空ちえ vs 石川奈青&YuuRI 

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『アイスリボン1263』
日程:2023年3月4日(土)
開始:14:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:38人

▼エキシビションマッチ3分間
星いぶき
1-0
カレー

▼シングルマッチ10分1本勝負
○Yappy
7分39秒 ケンタッキー・ボム→エビ固め
●キク

▼タッグマッチ15分1本勝負
○朝陽/大空ちえ(PURE-J)
10分26秒 ちゃんまるボーイ
●石川奈青/YuuRI(ガンバレ☆プロレス)

▼シングルマッチ10分1本勝負
△鈴木ユラ(AlmaLibre)
10分0秒 時間切れ引き分け
△海乃月

▼タッグマッチ20分1本勝負
●星いぶき/松下楓歩
12分12秒 グッドいぶニングを切り返し→エビ固め
○柳川澄樺(JTO)/神姫楽ミサ(JTO)

タッグ王座を狙う『1111』がいぶきと楓歩ペアと対戦し見事勝利!カレーのエキシビジョンマッチは前回以上の動きの良さを見せジャンピングエルボーを決めるもタイムアップとなった!

エキシビジョンマッチ


 先週に続いて行われたカレーのエキシビションマッチ。対戦相手はいぶき。いきなり握手の手を引き込んでのスクールボーイでいぶきを丸め込んだカレーだが、カウントは2。さらに連続で丸め込みを仕掛けるも、いずれもカウントは2。体勢を立て直したいぶきはボディスラムを決め、コーナーに振ると、顔面を踏みつける。首投げ2連発からカバーに入ったいぶきだが、カウントは2。

 カレーをロープに振るも、カレーはカウンターのクロスボディを決めると、さらに自らロープに飛んでのクロスボディ2連発からカバーもカウント2。カレーがエルボーの連打に出る。カレーの間を読んでエルボー1発でカレーを吹っ飛ばすいぶき。さらにボディスラムでカバーもカレーが必死に肩を上げる。続けていぶきが逆エビ固め。がっちり腰を落とし、カレーがタップ。いぶきのドロップキックを叩き落としたカレーがドロップキックをヒットさせ、ボディスラムからフォールに入るもカウントは2。いぶきをコーナーに飛ばし、前回の海乃戦でも見せたジャンピングエルボーを決めたカレー。続けてカバーに入ったところでタイムアップとなったが、前回以上の動きの良さが光った。

第1試合


 アラフォー同士の初シングルマッチ。欠場中にキクがHimikoと昭和エンジェルスで活動していることに納得がいかないYappyに対して、キクはゴングと同時にスクールボーイを仕掛けるが3度連続でキックアウトしたYappyはキクをコーナーに追い込みビッグアスで顔面を圧殺。さらにヘッドロックを決めてトップロープでキクの目を潰しにかかると「Himikoとの昭和エンジェルスでいつ試合した?勝った?」とキクに問いただす。Himikoとのタッグではまだ未勝利のキクは「負けてます…」と答えると、Yappyはキクの上半身をロープからエプロンに出すと、自らエプロンに立ってのビックアス攻撃を仕掛けカバーに入る。

 キックアウトしたキクはコーナーに振られるのをこらえて逆にYappyをコーナーに振ると、串刺しジャンピングニーを決め、Yappyを中央に座らせてのサッカーキックからアキレス腱固めへ。ロープに逃れたYappyはキクをロープ際でのボディアタックで尻もちをつかせて自らロープに飛んでの開脚アタックを決める。さらにギロチンドロップを決めてカバーに入るもキクが返す。Yappyはドラゴンスリーパーで追撃もボディスラムをバックに回って逃れたキクが、ローキック連打で反撃。さらにキクがネックブリーカードロップからキクロックを狙うが、Yappyがロープに逃れる。キクの蹴り足をキャッチしたYappyがかつ丼を決めカバーもカウント2。続けてYappyがファイヤーマンスラムからカバーもカウント2。最後はYappyがケンタッキーボムを決め、キクからカウント3を奪った。

第2試合


 2月15日プリスパ大会以来のタッグ結成の朝陽&大空の『晴れのちハレルヤ』が、冒険家となった石川と初遭遇。石川と初タッグでヘビ好きのYuuRIは自らヘビのおもちゃを手に入場する。先発に出ようとした石川だが、朝陽が「引っ込んでろ、ブス!」と挑発。代わってYuuRIが入り、試合開始。ロープワークの攻防から朝陽が大空に、YuuRIが石川に交代。大空と対した石川だが、何を発見したのか、大空を無視してエプロン際に近づくと、ムービーのカメラを発見し「これがカメラか!」とレンズをのぞき込むが、隙だらけの石川を捕まえた大空はロープ渡りからのアームホイップを決める。

 懲りない石川は今度は大空の手を掴むと、ロープ渡りに挑戦するも歩く間もなくロープから落ちてしまう。大空から代わった朝陽は石川にサイドキックを決めると髪を掴んでコーナーに振り、石川のアイテムのフェイスタオルを奪うと、コーナーの石川にタオルを振り落とす。さらにキャメルクラッチを決め大空を呼び込むと、大空がロープに飛んでの顔面ドロップキック。代わった大空にボディスラムを決めた石川がYuuRIに交代。YuuRIはネックブリーカードロップを決めると、アシストに入った朝陽と大空にロープに振られるも、2人まとめてのネックブリーカードロップで朝陽を蹴散らし、大空に串刺しエルボーからブレーンバスター、サッカーボールキックを連打。YuuRIのPKをキャッチし丸め込んだ大空はカウント2で返されると、ブレーンバスターをこらえてのDDT、低空ドロップキック、コーナーからのショルダーアタックでカバーもカウント2。代わった朝陽がドロップキックをYuuRIにヒット。YuuRIに脇固めを決めると、カットに入った石川に大空が脇固め。ロープに逃れたYuuRIが朝陽に619を決め、代わった石川がタックルからヘッドロックで絞め上げる。

 ヘッドロックを逃れた朝陽はエルボーで反撃。打ち合いとなるも、ポケットからヘビのおもちゃを取り出した石川はヘビを使って朝陽の首を絞めるチョーク攻撃を決める。カットに入った大空に手に持っていたヘビを投げると、不意を衝かれた大空が驚いて場外に逃れる。朝陽をロープに振った石川だが、石川の飛び込みをカニばさみでかわした朝陽。ロープ際に倒れた石川に大空が仕返しのドロップキック、続けて朝陽が619を決めカバーもカウントは2。大空がミサイルキック、朝陽も続けてミサイルキックを決め、朝陽がダブルリストアームサルトを狙うが、これをこらえた石川が朝陽のバックに回り、YuuRIを呼び込む。YuuRIが朝陽にサイドキックを決め、続けて石川が乙女の逆襲で丸め込むがカウントは2。続けて石川がタチアガールを仕掛けるが、これを切り返した朝陽がちゃんまるボーイで丸め込み逆転カウント3を奪った。

第3試合


 2月18日『1260』大会でのトライアングル戦でユラが海乃を下し、翌週の2月23日横浜リボンではタッグマッチで海乃がユラにリベンジするも、試合後も感情むき出しだった2人がシングルマッチで対峙した。「来い!」と右手を挙げたユラだが、その手を両手で掴んだ海乃は一気に捻り上げる。さらに力比べで押し込んでいく海乃だが、これを切り返したユラが腕の取り合いに持ち込めば、海乃はヘッドロックからグラウンドへ移行。グラウンドでの仕掛け合いからユラがフロントヘッドロックを決めれば、海乃もフロントヘッドロックで返す。そのままグラウンドに持ち込んだ海乃が足を決めにいけば、ユラも海乃の足を取って切り返す。

 まさに意地と意地の張り合いのような展開が続き、海乃が足首固めで攻め込み、ユラがロープに逃れると、今度はスリーパーへ。これもロープに逃れたユラはカウンターのタックルを決め、さらにボディスラム2連発からカバーにはいかずに海乃の足を取り裏アキレス腱固めへ。今度は海乃がロープに逃れる。ユラはロープに逃れた海乃の足をロープにからめて、さらに絞め上げると、足を狙っての低空ドロップキックから、この試合初めてのカバーに入るもカウントは2。ユラが逆エビ固め、串刺しニー、サッカーキック2連発からのPKでカバーもカウント2。脇固めを狙ったユラだが、反転して逃れた海乃は片足ドロップキックからカバー。カウント2で返したユラに海乃はドロップキック2連発からカバーもカウントは2。

 海乃がボディスラムからカバーもカウント2。海乃がSTF。ロープに逃れたユラを引き起こし、自らエプロンに立った海乃に、ユラが右ハイキックを決め、場外戦へ。場外でのエルボー合戦から海乃が場外ボディスラム。ユラをリングに入れカバーもカウント2。海乃がドロップキックからカバーもカウント2。再びドロップキックを狙った海乃だが、飛び込みをユラがキャッチし、ボディスラム気味に海乃を叩きつける。続けてユラがブレーンバスター3連発からカバーもカウント2。海乃がエルボーからDDTを決めカバーもカウント2。海乃が顔面への片足ドロップキックを決めカバーもカウント2。続けてフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドしカウントが2つ入ったところで10分時間切れの引分けとなった。

 試合後はユラが先にリングを降り、これまでのような乱闘にはならなかったが、これで決着とはならないだけに、再戦が注目される。

第4試合


 JTOの同期である柳川&神姫楽の『1111』がメインに登場。いぶき&楓歩との団体対抗戦に臨んだ。タッグ王座獲りを公言している『1111』はゴングと同時に、タッグ王者のいぶきを急襲。柳川が神姫楽をスイングする形での串刺しラリアットを連打し、倒れたいぶきを踏みつけて『1111』ポーズを決める。柳川がコーナーに戻り、いぶきをロープに振った神姫楽に、いぶきはカウンターのタックルを決め楓歩に交代。代わった楓歩がドロップキック3連発からカバーもカウント2。楓歩のボディスラムをこらえた神姫楽がボディスラム3連発からカバーもカウント2。

 代わった柳川がライダーキックをヒット。楓歩のハイキックをかわすと、楓歩の着地のタイミングでリングに入った神姫楽がエルボードロップを決め、続けて柳川が鎌固め。ロープに逃れた楓歩がSTOから飛び込みの蹴りを決めカバーもカウント2。楓歩のコーナーへの飛び込みをかわした柳川がエルボーを入れ、ネックブリーカードロップ。カバーに入るもカウントは2。代わった神姫楽がタックル3連発からコーナーで勢いをつけての飛び込みドロップキックを狙うも楓歩がかわして、逆エビ固めへ。ロープに逃れた神姫楽にいぶき、楓歩がはりつけドロップキックを連打。楓歩がカバーもカウント2。楓歩のブレーンバスターをこらえた神姫楽がブレーンバスターを決め、ボディシザース、グラウンドでのパロスペシャル。逃れた楓歩が延髄ハイキックからファルコンアローでカバーもカウント2。代わったいぶきが串刺しボディアタック、ドロップキックを決めファイヤーマンズキャリーを狙うが、これをこらえた神姫楽がロープに飛ぶと、いぶきのチョップをかわしてのラリアットからエルボードロップ、セントーン。カバーに入るもカウントは2。いぶきのエルボーをカットした神姫楽だが、いぶきはニーをかち上げドロップキックも、これをかわした神姫楽はラリアットから逆エビ固め。

 ロープに逃れたいぶきに、代わった柳川がライダーキック、ロープ際での飛び込みニーでカバーもカウント2。いぶきがカウンターのドロップキックを決め、ロープ際に柳川を追い込むと、楓歩がニー、いぶきも飛び込みニーを決めカバーもカウント2。柳川がエルボー。いぶきが逆水平チョップ。打ち合いが続き、カットに入った神姫楽がいぶきをコーナーに振ると、『1111』の2人ドロップキックがいぶきにヒット。続けて神姫楽が串刺しラリアット、柳川が串刺しニーを入れ、柳川がいぶきをカバーもカウント2。いぶきがカウンターのコードブレーカー。アシストに入った楓歩がハイキックを側頭部にヒットさせ、続けていぶきがトラースキック、楓歩がハイキック、いぶきがハイキックを続けてヒットし、楓歩がダイビングボディアタック、いぶきがダイビングボディアタックを続けて決め、柳川をいぶきが引き起こそうとすると、カットに入った神姫楽がいぶきにラリアットを決め、柳川がカバーもカウント2。柳川が0101でカバーもカウント2。柳川の蹴りをかわしたいぶきが丸め込みもカウント2。続けていぶきがグッドいぶニングを狙うも、これを押しつぶした柳川が丸め込みでカウント3を奪取。切り返しのホールドとはいえ、柳川が現タッグ王者からフォール勝ちをモノにした。

 試合後、マイクを手にした柳川は「勝ったぞーっ!今年、1111はある目標があって、その目標に今、一歩近づいたなって思います。でも、近づくだけじゃ満足しないから。絶対に2023年は1111が快進撃を見せるので、皆さん、楽しみにしていてください。」と語り、さらなる『1111』の台頭をアピールすると、最後も『1111』が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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