「ロスインゴは最強のユニット」ティタンがソベラーノJr.を制しCMLL世界ウェルター級王座を防衛!L.I.Jへの愛を語り新日本での躍進誓う!
27日、東京都・後楽園ホールにて、新日本プロレス『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2023』が開催され、ティタンがソベラーノJr.を制してCMLLウェルター級王座の防衛に成功した。
新日本プロレスとCMLLが日本で開催する『FANTASTICA MANIA』が開催されるのは2020年以来3年ぶりで11回目。メキシコの最前線で活躍するルチャドールたちが日本で見られるイベントとしてプロレスファンから認知されている。
この日のメインイベントでは、ティタンvsソベラーノJr.のCMLL世界ウェルター級王座戦が実施。
ティタンはドラゴン・リーの退団後から同王座を3年以上保持。2016年から新日本プロレスに参戦している日本のプロレスファンにはお馴染みの選手であり、昨年にはL.I.Jへ加入して話題に。BUSHIとのタッグで新日本ジュニア戦線で活躍を見せてきた。
同王座は、ドラゴン・リーの退団後にティタンとソベラーノJr.による決定戦で新王者が決定されており、同カードでティタンが1度防衛済み。両者にとって因縁のあるカードが日本で実現した。
ティタンは、盟友・BUSHIの名が刻まれたオーバーマスクを被って入場。
ゴングとともに突っ込んだティタンがトペ・スイシーダで先制していくが、ソベラーノJr.も長身や高い跳躍力を活かした無重力ファイトで応戦。ティタンがスワンダイブ式クロスボディやミスティカからの丸め込みと連撃しスイングDDTを狙うが、ソベラーノJr.がキャッチしてぶっこ抜きの垂直落下式ブレーンバスター。
ソベラーノJr.がティタンをロープにくくりつけた上から放つムーンサルト・プレスやエプロン上でのインプラントを見せれば、ティタンも場外へのボディシザースホイップからトップロープを踏み台にしたラ・ケブラーダ、場外ボディスラムでセットしてからコーナーに上がり場外へのダイビングダブルフットスタンプを発射するが、ソベラーノJr.が回避したため自爆して足に大ダメージ。
勝機を得たソベラーノJr.が足への集中攻撃をかけ変形ヒールホールドでギブアップを迫るが、ティタンがスイングDDTで流れを変え、痛む足を叩いて奮い立たせながら決死のダイビングダブルフットスタンプ。さらにジェベ・インモルタル(※鎌固めと同型)で捕らえてタップを奪った。
試合を終えたティタンは、「俺は心と汗と涙、全てをこの後楽園ホールの試合に注ぎ込んだ。それはどこの会場でも同じだ。ファンのみんなの応援に、家族の支え、夢、そして神のおかげで俺は闘い続けることが出来る。だから何があっても最後は立ち上がる!痛みにも悔しさにも耐え、前へ進むことが出来る!」と激戦を振り返る。
そして、ソベラーノJr.へのリスペクトを口にしつつ、「L.I.Jは最強のユニットだ。“エル・インモルタル”ティタンはその1人として実力を見せた。俺たちはまだまだ強くなる!」と語り、パレハのBUSHIとともにさらなる躍進を果たすことを誓った。