ザック・セイバーJr.がTAKAみちのく直伝の新必殺技で勝利しG1優勝を宣言!
14日、東京都・大田区総合体育館にて新日本プロレス『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』が行われた。
この日は、飯伏幸太&高橋裕二郎vsTAKAみちのく&ザック・セイバーJr.という、翌日行われる飯伏vsザック戦の前哨戦と言える一戦が行われた。
TAKAは入場するなりマイクを取るとザックを讃え上げ「ザックはG1用に新兵器を用意した」と宣言。
飯伏とザックの対面で始まった試合は、両者互角のグラウンドテクニックで渡り合い、パワーで勝る飯伏が押しつぶそうとするとザックは打撃で対抗していく。飯伏も打撃で応じコンビネーションキックからミドルキックで倒し、エルボー連打からロープに振ろうとするもザックは腕を捻って切り返しオーバヘッドキック。互角のまま両者タッチへ。
終盤、裕次郎がザックのエルボーを巻き込んで逆さ押さえ込みをフェイントにリバースDDTを決めてフォールに入るとTAKAがこれをカット。飯伏はTAKAを場外へ叩き出してプランチャで追撃。アシストを受けた裕次郎がピンプジュースを狙うが、ザックは切り返しコブラツイスト。ロープを掴もうとした裕二郎にザックが切り返し、予告していた新技・ザックドライバーで突き刺して3カウントを奪った。
バックステージに戻ったTAKAは「ザックをただのサブミッションマスターだと思うなよ!試合前にも言ったよな?予告してやったよな?コイツはよ、サブミッションだけじゃねーんだ。新兵器!見たか!名付けてザックドライバー!一撃必殺だ!」と高らかに宣言。
ザックも「ワールドカップでイングランドは準決勝で敗退してしまったが、G1ではそうはいかない。俺にはTAKAみちのくがついているんだ」と笑みを見せ、イングランドが為せなかった優勝を果たすことを宣言。
これに対し飯伏は、「少ししか触れることが出来なかったので、自分の手の内は隠しきれたかなと思いますね。出しきれなかった部分もあるけど、それによって隠された部分がいくつかある。向こうのは引き出せたからね、明日ですね。勝てます。初戦がいちばん大事なので、頑張ります」と淡々と語り、静かに闘志をみなぎらせた。