青木&上野&ササダンゴがKO-D6人タッグ王座を奪取し、4・16新潟で秋山組が挑戦へ!若手リーグ戦は“驚異の新人”正田壮史が優勝

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 DDTプロレスが2月26日、東京・後楽園ホールで『Into The Fight 2023』を開催。青木真也&上野勇希&スーパー・ササダンゴ・マシンの異色トリオが、王者組のバーニング(遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&岡田佑介)を下し、KO-D6人タッグ王座を奪取。ササダンゴの地元である新潟・万代島多目的広場大かま大会(4月16日)で、秋山準、岡田佑介、高鹿佑也組と初V戦を行うことが決まった。

 挑戦者組はバラバラで不安を隠せなかったが、上野がバーニングの3人めがけてトペ・コンヒーロを発射するなど孤軍奮闘。ササダンゴは岡田のダイビング・ヘッドバットを食って窮地に陥ると、自らマスクを脱いで岡田に被せ視界を悪くさせ、ラリアットを一閃。代わった青木と岡田がエビ固めの応酬になり、青木が高角度前方回転エビ固めで丸め込んで王座奪取に成功。

 ベルトを手にしたササダンゴは「君たちとタッグを組んだのは、8年間この瞬間を待ってたんだよ。勝つ確率は0%。だからバーニングに油断があった。我々が6人タッグに挑戦したのは、バーニングのドン・秋山準の首を取るため。12月に秋山に負けて、俺はこの瞬間を待ってた。秋山準と6人タッグのベルトをかけて戦うために」と言うや、秋山を呼び出した。

 秋山が「俺はドンじゃなく後見人。5人中3人倒したら、もういないじゃん。あと俺と高鹿しかいないもん。無理」と拒むと、ササダンゴは「4月16日、新潟大会で、秋山さんを中心にしたバーニングのチームで挑戦してください。故郷で錦を飾るために」と懇願。すると、秋山は「3対3のトントン相撲でやってやるよ」と受諾? これを受け、4・16新潟での王座戦が決定した。

 冷静になった秋山はバックステージで「今日負けた岡田は責任取って俺と組め。あと高鹿。その3人でいこう。バーニングから獲られたものをバーニングに返してもらわないといけないから」と挑戦するメンバーを決めた。

 また、米ハリウッド大会(3・30&3・31)への出場権をかけた若手リーグ戦「D GENERATIONS CUP」優勝決定戦が行われ、デビュー半年の“驚異の新人”正田壮史が先輩の高鹿を侍ドライバー'01で制して優勝を果たした。

 米国遠征に加え、正田には3月12日、埼玉・所沢航空記念公園野外ステージ大会で秋山とシングルでチャレンジマッチを行うチャンスが与えられた。正田は「やっとハリウッド。そんなことより、何よりうれしいのは若手で一番になれたこと。Aブロック全勝で上がってきた高鹿さんに勝てたこと。開幕前の会見では、“リーグ戦の初勝利は初勝利じゃない”って言ってたけど、やっぱり快感は忘れられない。俺と戦う先輩たちが俺よりはるかに強かった。リーグ戦で勝てたのは、気持ちがほんの少し、ほかの先輩より上だったからだと思います。これからもっと練習して、いつかはその気持ちがなくても勝てるように、もっとバチバチに戦えるようにしたい」と笑顔。

 秋山戦については、「初めて戦ったとき、記憶飛びそうなくらいのエルボーいただいた。秋山さんの30周年大会で吉村(直巳)さんとシングル組まれて。期待されてるのか、足りないものがあるから試練を与えられてるのか。秋山さんの印象に残るように頑張りたい。欲を言えば、なんとしても3カウント取りたいなって思います」と意気込んだ。

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