瑞希がパートナー坂崎ユカから涙のプリプリ王座獲り宣言!「ベルトをユカッチから獲るのは瑞希じゃないと」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

東京女子プロレスが2月22日、『GRAND PRINCESS '23』(3月18日、東京・有明コロシアム)に向け、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)のタッグパートナー坂崎ユカが保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む瑞希が涙で王座獲りを宣言した。

 瑞希はイッテンヨン(1月4日)、東京・後楽園ホールでの次期挑戦者決定バトルロイヤルを制して挑戦権を奪取。同日、坂崎は山下実優を破り同王座を防衛し、2人によるタイトル戦が決まった。両者がシングル戦で対戦するのは、2020年11月7日、TOKYO DOME CITY HALLでの同王座戦以来、2年5ヵ月ぶりとなる。

 瑞希は「バトルロイヤルで勝ちを取ったんですけど。その時点でユカッチが(山下に)勝つ可能性もあるなかで、私はユカッチの勝ちを信じてたし。迷いもちょっとあったんですけど、どっちが楽しいんだろう。どっちがワクワクするんだろうって思ったとき、気付いたら必死で勝ちを取りにいってて。ユカッチと戦えることで、複雑な気持ちになってるけど、やっぱりどこかでワクワクしてる自分もいるんだなって思いました。ユカッチのことをすごく尊敬してて、瑞希の可能性をすごく広げてくれて。私もユカッチみたいになりたいって思ったし、東京女子を背負う覚悟もずっと持ってて。みんなに新しい世界を見せてあげられるって思ってるので。今回は心を強く持って。大好きな東京女子、たくさんのキラキラがあるんで。ベルトをユカッチから獲るのは、やっぱり瑞希じゃないとって欲張りに思うので、獲りにいきたいと思います」と涙ながらにベルト獲りを誓った。

 坂崎は「正直言うとやりたくないし、瑞希にひどいことしたくないって思うけど。同じ時代に生まれて、東京女子で出会って、同じリングで戦ってるので。やるしかないって、今は腹をくくってます。2年半前のTDCを超えて、瑞希との絆もまた違う形に変わったし。今回の一番大きい試練、有明コロシアムで瑞希と当たって、タイトル戦を超えたら、また2人の絆のなかで変わるものがあると思うので。超えていきたいですね、2人の関係も」とコメント。

 2・21東京ドーム(武藤敬司引退興行)では対角に立ったが、坂崎は「前哨戦という気持ちは特になく。やっぱり対面するとピリピリくるものがあって。でもリングを降りると、いつもの瑞希との関係性に戻るので。リング上は時空がゆがむというか感情が複雑で。そのときしか感じられない感情になるので。言葉にならないです」と語った。瑞希は「私も前哨戦って気持ちより、東京女子って気持ちだったんですけど。改めて対戦すると、いつも隣で見てきたユカッチと違うなって感じる部分も大きくて。心がザワザワしたというか、変な感じというか。戦ってるときのことをあまり考えないようにしてて。その瞬間瞬間の気持ちで戦ってるけど、やっぱり強いしかっこいいなって思いました」と述べた。

 タイトル戦まで、前哨戦で戦いたいかどうかについて、坂崎は「したくはありません。やっぱり瑞希に嫌われたくないっていうのが一番大きい。いつまでもユカッチ大好きって言ってもらいたいので」、瑞希は「戦いたくはないけど、そうやって甘やかされてばっかりでいるほうがイヤです」と回答。

 前回の王座戦以降の双方の変化について、坂崎は「瑞希のなかでフワフワしてたものが確固たる自信に変わってきてるなって感じてて。試合中の表情が鋭くなったり、ふとしたときの動きとかも前より俊敏になってて。いろんなものを吸収してるんだなって、近くで感じてます」、瑞希は「出てきただけで場を明るくするのに、試合中はピリッとしてて。いろんなものを背負いすぎるくらい背負って戦ってて。どんどん大きく大きく、強く強くなってる」と分析。

 瑞希は過去4度のプリプリ王座挑戦でベルト奪取を成し得てないが、ベルトへの思いに関して、瑞希は「特別なもの。簡単には手に入らないんだって。だからこそ、あきらめるつもりもないし。尊敬する人たちが巻いてきたベルトなので、東京女子のベルトを絶対獲りたいって思ってます」と涙で言葉に詰まりながら語った。

 最後にタイトル戦で戦った後のマジラビについて、坂崎は「それは絶対に変わらない未来です」、瑞希は「戦った先のほうが、またワクワクするようなチームになれると思ってます」として、タッグ継続を明言した。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る