【試合詳細】2・22 ストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会 【レジェンド王座】真霜拳號vs間下隼人 タイガー・クイーンvs本間多恵vsウナギ・サヤカ スーパー・タイガー&竹田誠志vs船木誠勝&関根“シュレック”秀樹

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『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.21』
日程:2023年2月22日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,026人(満員)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
[CRYSIS]○薮下めぐみ(フリー)
10分16秒 レッグロック・スープレックス・ホールド
[DarkerZ]●ダーク・パンサー

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○日高郁人(ショーンキャプチャー)/阿部史典(フリー)
10分54秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
鈴木鼓太郎(フリー)/●SUGI(Milgracias)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CRYSIS]●ジャガー横田(ディアナ)/KAZUKI(PURE-J)
10分30秒 反則
[DarkerZ]ダーク・タイガー/○ダーク・チーター

▼タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガー/○竹田誠志(フリー)
13分6秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●船木誠勝(フリー)/関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)

▼3WAYマッチ 60分1本勝負
○タイガー・クイーン
9分33秒 タイガー・スープレックス・ホールド
●本間多恵(フリー)
※もう1人はウナギ・サヤカ(スターダム)

▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】●真霜拳號(2AW)
14分59秒 タイガー・スープレックス・ホールド
【挑戦者】○間下隼人
※第16代王者が3度目の防衛に失敗。間下が新王者となる。

間下が苦節16年を経てついにレジェンド王座を戴冠し母と初代タイガーマスクへ感謝の男泣き!ウナギとタイガー・クイーンの抗争が激化!竹田が船木から価値あるリベンジ!

オープニング


 まずは平井丈雅代表より挨拶。

平井代表「皆さま、本日も初代タイガーマスク佐山サトル総監が主催、牽引するストロングスタイルプロレスに起こしいただきましてまことにありがとうございます!2005年2月に佐山サトルのストロングスタイルのプロレス、猪木会長のプロレスを復活したい、その思いとともに設立しました。(言葉に詰まる)・・・ですが、皆様の熱い応援、そして一般社団法人初代タイガーマスク後援会の皆様、そして新間会長の、会長としてのご支援で、18年間やってまいることができました。皆様にここで、お詫びしなければいけないことがあります。佐山サトル、先程まで会場の近くに、皆様にご挨拶をさせていただきたい、皆様とお会いしたいとう風に待機しておりましたが、皆様もご存知の通り、今佐山サトルは病気と戦っております。日によって、体調が良くなる時、今日は、喋ることもできないぐらい悪くなる時、その繰り返しでございます。しかしストロングスタイルの大会の日は、どんなことをしてでもこのマットに一瞬でも立ち、皆様にご挨拶をさせて頂くという気持ちで先程もいたんですが、どうしてもですね、この会場に入ることができず、先程、会場を後にしました。本人は、倒れる姿を見せても皆様、せっかくにお時間と、お金と、気持ちと、色んなものを持ってここに来てくださる。そのお客様にご挨拶をしない訳にはいかないというふうに、申しておったんですけども、このまま休まずには、また元気な姿で、皆様の前に立つために皆様にお詫びするしかないんですけども、新間会長ともお話して、帰路についていただきました。必ず、次、皆様の前に、佐山サトルは立ちます。新間会長がいて、後援会さんがいて、ここにいる応援してくださる皆様がここにいます。それまで、皆様お待ちいただけましたらと思います。今日2月22日、2日前の2月20日は新間会長がご一緒に戦ってきた、そして佐山サトル、タイガーマスクを生み出し、新間会長と一緒に育てた猪木会長の80歳の誕生日でございます。昨年10月1日、急逝をされ、でも、その闘魂は新間会長、佐山先生、そして、藤波様、長州様をはじめとする、ストロングスタイルの多くの皆様!そして!その思いを、佐山先生、佐山サトル新間会長を通じて、今日、この大会に、この大会でファイトをする22人のレスラーが、レスラーの皆様がその思いを今日のリングで、皆様に見せてくれる事になっております。全6試合、皆様の熱い心とともに
、新間会長佐山先生とともに、今日はプロレスを見て!是非応援をよろしくお願いいたします!」

第1試合


 パンサーがチェーンで殴りかかり試合開始。
 パンサーはコーナーでナックルからガットショット。薮下がチェーンを奪い殴りかかると、チェーンでチョーク攻撃からそのままホイップ。チェーンで首を絞め上げていくが、レフェリーに注意されると首投げからスリーパー。これを離すとボディシザースで絞り上げ、再度スリーパーもパンサーはロープに足を伸ばしブレイク。

 手4つから薮下が足を踏んでいくと、動揺したパンサーの手を踏みつけて手へのフットスタンプ。のたうつパンサーをロープに押し込みフェイスロックから、首投げで倒し足4の字。切り返したパンサーがSTFで捕らえる。これを離すとナックルを連続で叩き込み、髪を掴んでボディに膝蹴り連発。フォールも1。

 パンサーは髪を掴んで引き起こすが、薮下が一本背負いからフォールも2。

 薮下はダブルアームスラムからフォールも2。

 薮下はキャメルクラッチで捕らえるが、逃れようとするパンサーを転がして首4の字。パンサーはロープに足を伸ばしブレイク。
 薮下はボディスラムからロープの反動を使ったダブルニードロップ。パンサーはロープに振ろうとするが、巻き投げた薮下が走り込んでラリアット。避けたパンサーがオーバーヘッドキックからDDTで突き刺し、正面ロープにくくりつけてセカンドロープでの顔面ウォッシュで場外に叩き出す。

 リングに戻り、パンサーが走り込むが薮下が腰投げから腕ひしぎで捕らえるがパンサーはロープに足を伸ばしブレイク。

 薮下は柔道の帯をムチのように使い背中を殴っていき、ロープに振って帯をフルスイング。パンサーが避けて帯を奪うと薮下に帯攻撃連発から、ダーカーズでトレイン攻撃。
 パンサーはバックドロップからフォールも2。

 パンサーがコーナーに登るが、セコンドのマドレーヌが足を掴んで動きを止めると、薮下が正面に上り雪崩式ブレーンバスターからフォールもダークタイガーがチェーンを投げつけてカット。

 パンサーがチェーン攻撃連発から、串刺し攻撃を狙うが薮下が腕を掴んでぶら下がり腕ひしぎ。これを離すもダークタイガーがデッドリードライブから、パンサーがコーナーのセカンドロープから旋回式ボディプレス。フォールも、マドレーヌがレフェリーの足を掴んでカット。
 パンサーが走り込むが、切り返した薮下がバックドロップホールドで3カウント。

第2試合


 先発は鼓太郎と阿部。ロックアップからリストの取り合い。阿部が足を刈って倒すが鼓太郎がヘッドシザース。これを抜けた阿部が距離をとる。
 再度ロックアップも鼓太郎が足を刈って倒し、ヘッドロックを狙うも切り返した阿部が腕を取っていき日高にタッチ。

 ロックアップから日高がロープに押し込むが、鼓太郎が切り返していきSUGIにタッチ。

 ロックアップからリストの取り合い。SUGIは腕へのエルボー連発。日高はガットショットで逃れ逆水平チョップからガットショット。コーナーに振るが、SUGIが飛び越えて避けるも阿部が走り込みガットショットから日高と一緒にロープに振る。SUGIは避けると日高を突き飛ばして同士討ちさせ、日高を飛び越えて阿部をドロップキックで場外へ。さらに日高もコルバタで場外に投げ捨て、ノータッチトペ・コンヒーロを発射する。
 リングに日高を投げ入れると、ロープの反動を使ったエルボードロップ。フォールも2。
 SUGIはストンピングからエルボー。SUGIは鼓太郎にタッチ。

 鼓太郎はロープに振ってジャンピングエルボー。フォールも2。
 鼓太郎はエルボーからバックエルボーでコーナーに押し込み、ボディへのエルボーから串刺しジャンピングニーからフォールも2。
 鼓太郎はSUGIにタッチ。

 SUGIは背中にエルボーから首投げで倒し、リバーススプラッシュ式エルボードロップからフォールも阿部がカット。

 SUGIは阿部をビンタで場外に叩き出し、日高をコーナーに振って串刺しスピアー。SUGIは鼓太郎にタッチ。

 鼓太郎はボディにニードロップ連発からセントーン。フォールも2。
 鼓太郎はボディシザースで絞り上げ、そのまま回転しフォールも2。
 鼓太郎はボディシザースで引き続き絞り上げるが、日高はロープに足を伸ばしブレイク。
 鼓太郎はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた日高が足を伸ばした鼓太郎の足をロープにかけ、逆の足へドラゴンスクリュー。日高は阿部にタッチ。

 阿部はロープに振ろうとするが、逆に鼓太郎が振るも阿部は低空ドロップキック。さらに回転浄土宗から首投げで倒し背中にサッカーボールキック。フォールも2。
 エルボーの打ち合いから阿部がモンキーマジックを叩き込み伊良部パンチを狙うが、鼓太郎がジャベリンからビット。鼓太郎はSUGIにタッチ。

 SUGIはトラースキックから741。さらにライオンサルトからフォールも2。
 SUGIはロープに飛ぶが、阿部はドロップキックで迎撃し日高にタッチ。

 日高はシュリケンからロープに飛ぶが、エプロンから鼓太郎が蹴りつけて羽交い締めにすると、SUGIはランニングエルボー。日高が避けて誤爆させると、鼓太郎を踏み台にしてSUGIにスイングDDT。フォールも鼓太郎がカット。
 鼓太郎とSUGIに交互にエルボーを叩き込んだ日高がロープに飛ぶが、SUGIはカニバサミで倒し、鼓太郎とSUGIがダブルの619。
 鼓太郎がランニングエルボーでふっ飛ばし、SUGIは千本桜を突き刺す。
 SUGIはスワンダイブも、避けた日高がソバットからロープに飛ぶが、SUGIはドロップキックで迎撃。だが阿部が走り込むとエルボーから日高がアイルビーバックでリングに戻りニールキック。フォールも鼓太郎がカット。
 日高はSUGIを肩車するが、SUGIが着地するとロープに飛ぶ。これを日高が野良犬ハイキックで迎撃しフォールも2。
 日高はジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

日高郁人&阿部史典
阿部「SUGIさんとはいつぶりですか?」
日高「うーん、ZERO1所属してた時代だから、コロナ禍前だね」
阿部「久々に手を合わせてどうでした?」
日高「いやあ、いやいやいや、一発一発が重くなってたんじゃないか?アイツの攻撃が重くなってたのか、俺のスタミナが無くなったのか」
阿部「それは無い。練習してるから」
日高「あっ、無いか」
阿部「俺も3年ぶり、鈴木鼓太郎に怒られて以来初めてですよ。メチャクチャ緊張した。3年ぶりか4年ぶりか分かんないけど」
日高「今の阿部史典を鈴木鼓太郎に見せつけたなあ!」
阿部「見せつけられたのかなあ?!でも今日は怖くなかった!アレ以来会いたくなかったけど……」
日高「その『怖くなかった』って気持ちこそがこの数年間の成長だよ」
阿部「良かったっす。今後も練習を、“日高レスリングスクール”として!」
日高「そういう名前なの?!」
阿部「日高レスリングスクールでしょ。日高レスリングスクールの部長として今後も」
日高「阿部は部長だな」
阿部「はい。先生は宮本(裕向)さんです」
日高「校長とか決めると藤田レスリングスクールみたいだからさあ」
阿部「宮本さんがキャプテンで、僕が部員」
日高「それヒダカヤじゃないか」
阿部「アイル・ビー・バックをね、この世に広めていきたいと思います。頓所隼!見てっか?!」
日高「頓所隼?頓所隼になんかあんの?」
阿部「日高レスリングスクールの、今となっては幽霊部員ですけど」

第3試合


 先発はKAZUKIとチーター。チーターは無視してジャガーをエルボーで場外に落とすと、タイガーが木刀攻撃をKAZUKIに叩き込み、チーターのボード攻撃と木刀攻撃を連続で叩き込んでいく。レフェリーがタイガーを下げさせると、チーターがKAZUKIの髪を掴んでコーナーに押し込み、サミングからコーナーに振って走り込む。だがKAZUKIがランニングニーで迎撃し、タイガーにもランニングニーからジャガーが出てきてロープに振ると、ジャガーがイス攻撃からKAZUKIがアルミバケツ攻撃。チーターを椅子に座らせると、ロープに飛んでダブルのケンカキックからKAZUKIがボディスラム。さらにダブルニードロップからフォールも2。
 KAZUKIは逆エビ固めもタイガーが木刀攻撃でカット。KAZUKIはエルボーでタイガーを場外に叩き出し、チーターの顔面をロープでこするとコーナーに叩きつけ串刺しニーをボディに突き刺す。逆コーナーに振ろうとするが、チーターが逆に振ると串刺しラリアットからバックを取って投げようとするが、KAZUKIが耐えるとバックエルボー連発からロープを掴む。さらにセコンドからエルボーとアルミバケツ攻撃も、チーターがキャッチするがガットショットで迎撃するとアルミバケツを脳天に叩き込みチョークしてフォール。レフェリーがブレイクさせる。
 KAZUKIはコーナーに逆さ吊りにすると、顔面の前にアルミバケツをおいてKAZUKIがスライディングキック。しかしレフェリーがアルミバケツを蹴飛ばしてカットすると、KAZUKIはレフェリーに抗議するがチーターがその背後からバックブリーカーを突き刺しドロップキック。チーターはタイガーにタッチ。

 タイガーは木刀攻撃から面を狙うが、避けたKAZUKIがアルミバケツで木刀攻撃をガード。だがタイガーが木刀でアルミバケツを叩き落とすと、KAZUKIの背中に木刀攻撃から木刀を使ったチョーク。これはレフェリーが注意しブレイク。
 タイガーがリバースDDTからフォールもジャガーがカット。
 タイガーはダブルアームの体勢も、KAZUKIがリバースすると串刺し攻撃。タイガーが足を伸ばすが、KAZUKIはキャッチしてセカンドロープに寝かせると背中への膝蹴り。さらに断崖式のダブルニーからリバーススプラッシュ式ダブルニー。フォールも2。
 KAZUKIはジャガーにタッチ。

 ジャガーはコーナーに振って串刺し攻撃。避けたタイガーが走り込むが、ジャガーは足を伸ばしてカットし、さらにシザースキック。走り込んでラリアットを狙うが、タイガーが避けるとチーターがパネル攻撃。さらにタイガーが木刀攻撃からチーターがデュランダルを叩き込み、タイガーがリバースタイガードライバーで叩きつけフォールも2。タイガーがチーターにタッチ。

 チーターはセントーンからチョークしながらフォールも、レフェリーが引き剥がす。
 チーターは顔面に膝を連発し、ロープに飛ぶがKAZUKIがエプロンからイス攻撃。ジャガーがDDTからロープに振ろうとするが、タイガーがエプロンからジャガーの髪を掴んで動きを止め、チーターがボディスプラッシュからタイガーとともにロープに振るも、ジャガーがまとめてホイップすると、チーターの背中に浴びせ蹴り。KAZUKIがチーターに旋回式エースクラッシャーからジャガーがダイビング浴びせ蹴り。フォールもパンサーがカット。
 KAZUKIがアルミバケツ攻撃でパンサーとタイガーを迎撃し、コーナーに押し込むとKAZUKIがまとめてアルミバケツ攻撃.さらにイスをパンサーの背中に叩き込み、レフェリーにもイス攻撃連発。そのままロープに押し込んだレフェリーをイスでのチョーク攻撃で動きを止めると、レフェリーが試合をとめた。

<試合後コメント>

ジャガー横田&KAZUKI
ジャガー「勝ちだよね?」
(※マスコミに「勝ちだと思います」と言わせる)
ジャガー「なんだアイツら。なんも出来ないからって」
KAZUKI「凶器使ってきたの最初向こうからですよね。向こうからやってきたんだ」
ジャガー「やりづらい。やりづらい。何年やってるかも分からない。なんだよアイツら。分かんない。イラつくね。アレでクイーンの首を取るとかさ。まあ、CRYSISが先にクイーンの首を取ります」
KAZUKI「そうしましょう」

新間寿会長挨拶


新間会長「後楽園ホールで何百試合、試合を見ました。タイガーと一緒になって、来てからは、1番前の席で見ることができます。私は、いつも、後楽園ホールに来る時は、そのあたりかこちらの方(端っこ)から見たことはありません。一番思い出に残っているシーンというのは、亡くなりまして、はや5ヶ月、アントニオ猪木というこの6m40のリングの中の、私にとっては神であります。この、後楽園ホールで、見た、試合の中で、エキシビジョンマッチの中で一番思い出に残っているのは、モハメド・アリの、そしてアントニオ猪木の公開トレーニングでございました。ボクシング界の、当時は、いち団体、そしてヘビー級はモハメド・アリ一人だけです。そこへ、アントニオ猪木が名乗りを上げた時に、モハメド・アリはなんと言ったか。『Who、アントニオ猪木、彼は何者だ』と。そっからアリ猪木戦のスタートが始まりました。猪木という人は、本当に多くの人に夢を与え続け、そしてこの6m40を神の領域にしたのはアントニオ猪木でありました。

 皆さん、タイガーマスクがいるのも、藤波辰爾も、長州も、それを支え続けてきたのが坂口征二という方でありました。新日本プロレスには二人の女神がおりました。倍賞美津子さんと、坂口さんの奥さんでした。こういう人たちがアントニオ猪木を支え、そして営業では大塚直樹がおり、その者たちが何を考えていたか。6m40、このリングの中で、死ぬほどの苦しみと、そして多くの人に喜んでもらおうというそういう選手たちが戦う。その戦いを見て喜ぶ。その喜ぶファンを見て私たちは喜ぶ気持ちを持とう。それが新日本プロレスでありました。今日はアントニオ猪木の、子供が奥さんであった、サイモン猪木も来ております。そして私は、本当に私の孫とともに、いまだに愛読している本があります。その本はなにか?四角いジャングルという本であります。その四角いジャングルを書いていただいた、梶原先生も、今日はご子息が来ておられます。私はこの方を是非、今日おいでいただいている、皆さんに、佐山サトルが急病でもって出場できない、ご挨拶できない、代わりと言ってはなんですが、梶原先生のご長男であります城さんをリングにちょっと来ていただきたい。梶原城さんどうぞ。(梶原城さんがリングへ)ありがとうございます。改めまして、行く川の流れは絶えずして、元の水にあらず。今頃、アントニオ猪木さんは三途の川を渡って今、色んなことを思い出します。三途の川というのは向こう岸になんか、きれいな花が咲いていて、おいでおいでと言って呼んでいるのが三途の川だと言いますがとんでもない。三途の川というのは1600kmぐらい長い、そういう幅の広い川でございます。猪木さんはゆっくりゆっくり歩いていくのかなと思ったらあの人はとんでもない!飛びこんで泳いで向こう岸に行こうという、そういう闘魂を持っていたのがアントニオ猪木であります。私はアントニオ猪木と過ごした14年、人生の中で一番幸せに自分が思えた時代でありました。この後楽園ホールのリングの中で、この6m40のリングの中で、多くの人々が、アントニオ猪木と戦い、そして自分のトレーニング風景もここで満たし、そして多くの弟子を育て上げた。多くの人に夢を与え続けたアントニオ猪木が亡くなりました。早5ヶ月、猪木さんは、今でも三途の川を泳いで渡っていると、私は考えています。アントニオ猪木よ永遠なれ。ほんとに多くの人々に夢を与え続けたアントニオ猪木という人に対し、その力をくださった梶原一騎先生、2人で、そして息子さんもサイモンも来ております。多くの人々の心にアントニオ猪木が今でも住み続けている。そのように私は思っております。みなさん、今日はありがとうございます。そしてアントニオ猪木に対する思いを、一番最初の奥様だった倍賞美津子さん、本当に良いご夫婦でありました。皆さん今一度アントニオ猪木を思い、そして猪木さんがこのリングの、6m40のリングの中で、どれほどの思いで戦ったかということを今一度思い出してあげてください。アントニオ猪木という人は、私達の心の中にあります。今日はお時間いただき本当にありがとうございました。梶原先生、あなたのお父様のおかげで、アントニオ猪木も藤波もタイガーマスクも生まれました。ありがとうございます」

第4試合


 先発はスーパーと船木。お互いローで牽制し、スーパーがロープに押し込むも船木が体勢を切り返しクリーンブレイク。
 手4つからスーパーが押し倒すが船木が腕を取っていき、スーパーは回転して抜けると距離を取る。
 スーパーがローからハイで牽制。船木もハイからミドルで牽制し、距離を詰めると腕を取ってテイクダウンを奪いサイドネックロック。抜けたスーパーに船木がアキレス腱固めを狙うが、スーパーは立ち上がろうとするが船木は絞り上げて倒す。スーパーはなかなか抜けられず、船木が肩固めの状態になり腕十字を狙うがスーパーはロープに足を伸ばしブレイク。両者タッチ。

 竹田が掌底で牽制していき、片足タックルで倒すとアキレス腱固め。関根も回転してバックをとるとスリーパーを狙うが、竹田が回転して潰してフォールも関根はヘッドシザースで捕らえるが竹田はロープに足を伸ばしブレイク。
 関根がタックルも、耐えた竹田に関根はベアハッグ。そのままバックを取って回転すると、竹田はそのまま倒れると関根はロープに頭をぶつける。
 関根はサイドスープレックスで投げ捨て、立ち上がった竹田のチョップと関根のエルボーの打ち合い。吹っ飛んだ竹田をエプロンの船木が押さえつけ、関根が串刺しショルダータックル連発から船木にタッチ。

 船木はミドルキックからボディに膝蹴り。さらに首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 船木はフルネルソンからスリーパーで捕らえ、竹田はロープを掴みブレイク。
 チョップの打ち合いから船木がボディに膝蹴り連発。さらに巻き投げてフォールも2。
 船木はチキンウィングアームロックも竹田はロープに足を伸ばしブレイク。船木はストンピングから関根にタッチ。

 竹田のチョップと関根のエルボーの打ち合い。竹田がロープに飛んでスピアーも、受けきった関根がロープに飛ぶが竹田はカウンターのスピアー。竹田はスーパーにタッチ。

 スーパーはローキック連打からニールキック。コーナーに振って串刺しジャンピングエルボーからネックチャンスリー。ダブルニーからフォールも2。
 スーパーはチキンウィングも、耐えた関根にハイキックからベイダーハンマーを避けて胴締めフロントネックロック。関根は力付くで担いでアバランシュプレス。関根は船木にタッチ。
 船木はミドルキック連打から、ロープに振ってミドルキック。フォールも2。
 船木はチキンウィングフェイスロックで捕らえ、これを離すとハイブリッドブラスターを狙うが、耐えたスーパーとチョップの打ち合い。船木が左右のミドルも、キャッチしたスーパーがバックエルボーから顔面にソバットを叩き込み竹田にタッチ。

 竹田がジョン・ウーから串刺しニー。さらにソバットからロープにもたれさせると、後頭部にソバットからロープに飛んで後頭部へのロッキンポ。フォールも2。
 竹田はジャーマンを狙うが、船木は腕固めで切り返すとボディに膝蹴りから首投げで倒しPK。フォールも2。
 船木はミドルキック連打も、竹田はキャッチするが船木は掌底。再度の掌底も避けた竹田が投げ捨てジャーマンからロッキンポ。フォールも関根がカット。
 スーパーを関根がヘッドバッドも、スーパーは膝蹴りで関根を迎撃。船木は竹田に掌底連打からフロントネックも、スーパーがカットし船木にスピンキックを叩き込むと、竹田がジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

<試合後コメント>

スーパー・タイガー&竹田誠志
竹田「つえーぞ、つえーぞ。相変わらずつえーぞ、あのおじさん。スーパー・タイガーがいなきゃヤバかったよ」
スーパー「いやいや、やっぱり闘っても、本番は負けてるんでアレですけど、やっぱ組むと面白いし、加速力が、あのやられてるとこからの。あの2人に対して興奮してます」
竹田「今日は船木誠勝一択しか見てなかったけど、関根“シュレック”秀樹?バケモンだな。なんも考えてねーな。もっとプロレス勉強してこいよって言いたいけど、アイツの対角から繰り出される絞り技とか、全部効いたよ。今日は止められちゃってすみません」
スーパー「いやいや、そこからの底力が」
竹田「これでデスマッチファイターがただ血を流して、活躍してるだけじゃないって今日は証明できたから。あの船木誠勝からタッグマッチとは言え」
スーパー「3取ったからね」
竹田「これでもう1回シングル、こぎつけて、次はシングルで船木さんから完璧な3つを取りたいと思います。でもやっぱりあの人スゲーや」
スーパー「おめでとう」
竹田「おめでとうとか言ってますけど、いつかもう1回!」
スーパー「またこっちもやりたいけど、組んでも楽しいね」
竹田「この1勝はデケーぞ!」

第5試合


 ウナギが「本間多恵、今日は2人でこいつを倒そう」と持ちかけ、本間とウナギがダブルでクイーンをロープに振り、クイーンがロープを掴んで動きを止めると、ウナギは「嘘だよ!」と本間にガットショットから場外へ投げ捨てる。
 リングではウナギとクイーンが手4つからクイーンがガットショットを叩き込みリストの取り合いへ。クイーンが小手投げからアームロックも、本間が後頭部にエルボーを打ち込んでカットし、ウナギにストンピング連打。
 クイーンが本間の背中を蹴りつけてロープに振ろうとするが、本間が逆に振って脇固め。抜けようとしたクインを潰してフォールも2。

 本間とクイーンがバックの取り合い。走り込んできたウナギを蹴りつけた本間がクイーンを巻き投げてロープに飛ぶが、ウナギとクイーンがお互いを突き飛ばし合う。本間がクイーンを突き飛ばしてウナギに叩きつけて倒すと、クイーンにドロップキックからそのまま落下してウナギにセントーン。フォールも2。

 ウナギと本間がバックの取り合い。そこへクイーンが飛び込んで本間を前方回転エビ固め。ウナギが2人まとめてSTFで捕らえていき、これを離すとクイーンにギロチンドロップ。
 ウナギは本間に串刺しバックエルボーからロープに飛んでXファクター。
 ウナギはロープに飛んでギロチンドロップからフォールも2。

 ウナギは大ふへん固めを狙うが、耐えた本間がビッグブーツもキャッチしスクールボーイも2。
 本間はマフラーホールドで捕らえるが、クイーンが背中を蹴りつけてカット。
 本間はクイーンを場外に投げ捨て、コーナーに登るとミサイルキックからフォールも2。

 ウナギのラリアットを避けた本間がジャパニーズレッグロールクラッチホールドも、クイーンがカットし本間にネックチャンスリー。ウナギがクイーンにコードブレイカー。
 クイーンとウナギがエルボーの打ち合いからウナギがビッグブーツ3連発。クイーンはハイキックも、避けたウナギが変形ギロチンフェイスクラッシャー。
 ウナギはロープに飛ぶが、クイーンが足を刈って倒すとロープに飛ぶが、場外からダークタイガーが足を掴んで倒し、ウナギがロープに飛ぶが本間がウナギにドロップキック。クイーンが本間にスピンキックを叩きこみ、場外に転がり出た本間とウナギにクイーンが三角跳びケブラーダを投下。

 リングに戻り、クイーンが本間へスワントーンボムも、避けた本間にすぐさまクイーンがバックを取るが、本間が逃れるもクイーンはロープに振ってフライングクロスチョップ。フォールも2。

 クイーンはコーナー下に本間を寝かせてコーナーに登るが、ウナギが足を掴んで動きをとめると、本間が正面に登りエルボー連打から雪崩式飛びつき腕ひしぎ。ウナギがコーナーに上り、ダイビングギロチンドロップを本間に投下しカット。

 ウナギは城門突破を狙うが、切り返したクイーンがツームストンパイルドライバー。フォールも本間がカット。
 本間がロープに飛ぶが、クイーンが避けると強引に投げ捨てジャーマンで叩きつけ、髪を掴んで引き起こすとタイガースープレックスホールドで3カウントを奪った。

<試合後コメント>

タイガー・クイーン&本間多恵&ウナギ・サヤカ
本間「終わったあとに、負けたのは本間多恵ですけど、最後の握手の意味って、なんですかね?」
(※クイーンがじっと本間を見つめる)
本間「なんかこれ、2023年、メッチャクチャ面白そうなことが起きるんじゃないですか?みんな見てましたよね?タイガー・クイーンが出した手を、本間多恵が取りました。その意味を皆さんも一緒に見届けていってください」

(※クイーンが本間の手を取って立ち上がらせ、2人で引き上げようとしたところへウナギが襲撃をかける)

ウナギ「おい!タイガー・クイーン、お前、負けたこと無いんだってな?ふっ。お前は感情を出さないかもしれないし、すべてが見えないかもしれないけど、必ずこのウナギ・サヤカがお前の全てを丸裸にしてやるよ!」

(※クイーンが相手にせず去っていく)

ウナギ「ストロングスタイルプロレス、初めての……(※本間がウナギの眼前に迫りガンを付ける)もうお前は分かったよ!そっち側付くんだったら話はねーよ!」
本間「楽しみですねえ、これから。メチャメチャ、メチャメチャ、暴れるんじゃないですか?なあ、ウナギ?満足するまでやり合おうよ」
ウナギ「そうだなあ。また会おう」
本間「アディオ~ス♪」

(※本間が去っていく)

ウナギ「初めてのストロングスタイル、みんな見たかったんでしょ?ウナギ・サヤカとタイガー・クイーン!アイツは負けたことがないかもしれねーけど、もっともっとすべてを丸裸にする。そして……なにこれ?コイツ?(※背後のポスターのDarkerZを指さして)誰これ?なんかよくわかんないけど。助けてくれたけど、コイツらに興味はない。私はただタイガー・クイーンの首を狩ることだけ、それしか興味がない。ストロングスタイルプロレス、皆さんもっともっと違うタイガー・クイーンを私が必ずお見せします!」

第6試合


 じっくりと距離を詰め、お互いローで牽制してロックアップ。間下がコーナーに押し込むが、真霜が切り返してクリーンブレイク。
 手4つから間下がロープに押し込みクリーンブレイク。

 手4つから間下が腕を取ろうとするが、真霜がコーナーに下がってブレイクを要求するが、間下がエルボー連打から肩に乗って潰していくも、真霜はそのまま立ち上がり場外に投げ捨てる。
 場外戦で間下が真霜を鉄柱に叩きつけ、エプロンの上り走り込むが真霜が足をキャッチしドラゴンスクリューで場外に投げ捨てる。

 間下がリング戻ろうとするが真霜が走り込んでニーリフトから監獄固め。間下はロープを掴もうとするが、真霜はリング中央に引きずり膝十字。間下はロープを掴みブレイク。
 真霜はダブルニーを足へ落とし、ボディを蹴り上げローキックを連発。倒れた間下の足を蹴りつけていき、ケンカキックから足へのサッカーボールキック。
 間下が立ち上がると真霜をデンジャラスバックドロップで叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが真霜が避けて足へのパントキックからドラゴンスクリューを狙うも、間下がナックル連発で逃れると顔面にもナックル。さらにエルボー連打からヘッドバッドを連続で叩き込み、ブレーンバスターからロープに飛んでPKを狙う。だが真霜がキャッチしてドラゴンスクリューからアキレス腱固め。間下は掌底とヘッドバッドを叩き込んで逃れ、ソバットからミドルキック。さらにブサイクへの膝蹴りも、これをキャッチした真霜が膝十字。逃れようとした間下をアンクルホールドで捕らえ、間下はなんとかロープを掴みブレイク。

 間下がビンタからエルボー連打。真霜もエルボーで返し、エルボーの打ち合いから真霜が膝へのローキック。
 崩れ落ちた間下が走り込んできた真霜のラリアットを避けてスリーパー。逃れようとした真霜を大外刈りで倒し、ジャンピング長渕キックからフォールも2。

 間下はFSRで叩きつけるが2。

 間下は左右のナックルも、真霜が強引にエクスプロイダーから真剣。ガードした間下のミドルキックをキャッチしてのDDTから真剣を叩き込みフォールも2。

 真霜は投げようとするが、耐えた間下が投げ捨てリアルデンジャラスバックドロップからハイキック。さらにジャンピングハイキックを叩き込み、ジャンピング長渕キックからフォールも2。

 間下はタイガースープレックスホールドで3カウント。

間下「真霜さん、いや真霜拳號、あなたのおおかげで、俺は強くなれました。心より感謝しています。ありがとうございました。ちょっと喋っていいですか?入門して、佐山サトルの弟子になって、16年経ちます。いやでも、辛いことのほうが多かったです。でも、俺は、逃げなかったし、辞めなかったです。なぜなら、プロレスが好きで、佐山先生を尊敬してるからです。よし、勝ったけど、泣いてしまいました。今日から、この、ストロングスタイルプロレスは、この俺、間下隼人が引っ張っていく!文句ねぇよな!今日は、ご来場、熱い声援、ほんとにありがとうございました!」

<試合後コメント>

間下隼人&平井丈雅代表
間下「メチャメチャ普通のこと言っていいですか?……夢って叶うんだな、諦めなければ。シングルでしたけど、色んな人が応援してくれて、闘ってるときも後ろで支えてくれてる気がしました。佐山先生は今体調悪いですけど、帰ってきたときに『スーパー、桜木だけじゃない。間下も強くなったな』って言ってもらえるように頑張ります」

――どのようなチャンピオン像を目指す?
間下「ストロングスタイルプロレスですから、やっぱり恐れ多いですけど、ストロングスタイルを背負っていく。今上がっている人たち、スーパー・タイガー、真霜さんもまだ上がってくるでしょうし、船木さん、シュレックさん、今日は出てないですけど関本さんも、みんなストロングスタイルですから。負けたくない。根性だけは、負けないようにしたいですね」

――3月には凱旋試合も控えています
間下「……そっかぁ。普通に嬉しいっすね(笑)すごい人たちにボコボコにされても丈夫な体に産んでくれた母親に……(※涙声で)片親ですごい迷惑かけたんすけど、面倒見てくれた爺さんも、亡くなっちゃいましたけど、カッコいいところ見せたいですね」

――新しくなったベルトを最初に巻きました
間下「重いっすね。前の白いやつもいいですけど、でも、新しい時代が俺とともにこのベルトに来たと思ってるんで。先代のスーパー・タイガー、船木さんも、佐山先生と闘ってた小林邦昭さん、ダイナマイト・キッド、ブラック・タイガー、負けないようなベルトにしていきたいと思います。(※詰めかけた大勢の報道陣を見渡して緊張した様子を見せ)……注目されたこと無いから(笑)」

――平井代表、今日の真下選手の勝利を見て
平井代表「17年前に間下がプロレスラーになりたいということで、19歳で東京に出てきたときに、先生のところに面接に来たんです。そのときに一緒に御茶ノ水駅まで歩いて帰ってですね、『この子はこれからどういうレスラー生活を送っていくんだろう』と思い描いたときに、この厳しい世界で残っていけるのか、それとも今日のようにチャンピオンになれるんだろうか、佐山先生のところは厳しいので、色んな意味で厳しいので、辞めていく人間も多かったです。その中で、スーパーと間下だけが残って、やはり残ったことに対して、やっぱりある意味、『やったぞ』ってことと『ざまあみろ』ってことと『俺は残って今ここにいてこの新しいチャンピオンベルトを腰に巻いているぞ』って、色んな思いがあると思うんですね。間下もいつも僕に言っていたのが、『自分なんて』っていう言葉。『自分なんてどうせスターになれない』『僕はスーパー・タイガーのような素質のあるサラブレッドでもない』っていうことをいつも言っていて。でも努力すれば、『真面目に毎日を辞めないで生きていけば絶対に神様が見てくれるよ』って話をずっとしてたんですけど、それが、今、現実になってですね……(※平井代表が感極まって泣く)だからこれが間下がチャンピオンになったことを、色んな、夢を諦めかけている若い人もそうです、年齢関係ないと思うんです、20代、30代、40代、50代、60代、色んな人に、絶対に諦めなければ、続けていければ、神様が見ていてくれるっていうことを証明できたんじゃないかって。だから絶対に夢を諦めちゃいけないってことを、間下が体現してくれたっていうのが、それが一番大きいですねえ。だから、間下も今言ったように、今日もほんとに計算してそうなったわけではないんですけど、初代タイガーマスク後援会の皆さんが新しいベルトを創ってくれた、この出来上がったのがこのタイミングだった、このベルトが出来上がったときに間下がチャンピオンになったということは、新しい時代が、新しいプロレスの、新しいストロングスタイルの時代がまた始まるっていうことが、見えたってことが本当に嬉しいですね。これからも間下と一緒に、スーパー・タイガーと一緒に、後援会様と一緒に、そして応援してくれているファンの皆様と一緒に、そしてこんなに僕も、嬉しいです、間下に対して、これだけのマスコミさんのカメラが向いていて、声援もすごくて、だから絶対に夢を諦めちゃいけないし、絶対に真面目に毎日やることは絶対に身になる。それは全世界共通だと思うんです。だからそれを教えてくれたのが間下であり、それを指導したのが佐山先生であり、そして先輩であるスーパー・タイガー、そして全体を応援してくれているのが初代タイガーマスク後援会の皆様と、そして新間寿会長がみんなを見守ってくれている。だからこそ我々は今こうして団体も、正直言って新間会長がいらっしゃらなければ、後援会いらっしゃらなければ、もちろん佐山先生あっての団体です。でも皆様の心・力・支援、報道してくださるマスコミ様のお力があってこうして間下の言葉も世界に発信していける。それを感謝の気持として、自分の力だけじゃない。それを我々はわかっているつもりです。本当に、感謝だね」
間下「そうっすね。もちろん、平井社長にも」
平井代表「その感謝の気持を忘れずに生きているからこそ、今こうなっていると思うので、本当にありがとうございます」
間下「今日は自分を褒めてあげたいですね。あんま、そういう歳じゃないけど(笑)ありがとうございました!」

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