ジャガー横田&藪下めぐみが女子プロレス界の世代交代を阻止!2度目の初防衛に満面の笑み!

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 26日、東京都・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』が開催。ジャガー横田&藪下めぐみがSSPW女子タッグ王座の2度目の防衛に成功した。

 初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスでは、2021年7月に初代タイガーとジャガー横田が手掛ける“女子版タイガーマスク”タイガー・クイーンが誕生。
 クイーンの誕生がきっかけとなり、同年8月には男子団体であるストロングスタイルプロレスと女子団体であるディアナが異例の協力体制を発表。クイーンを付け狙うダーク・タイガーら闇の勢力【DarkerZ】の襲来など女子マッチが盛り上がりを見せていき、その割合は年々増加。今大会も男子3試合+女子3試合と同数での構成になっている。

 昨年にはSSPW女子タッグ王座が創設され、初代王者決定トーナメントを制した【CRYSIS】ジャガー横田&藪下めぐみが王座を戴冠。
 ジャガーは「新設されたベルトを巻くのは40年以上ぶり。『このベルトをジャガーから獲ってやろう』って気持ちのある人が挑戦してきてくれたら嬉しいですね」と下からの突き上げを期待する言葉を発しつつも高い高い壁であり続けている。

 この日ジャガー&薮下に挑戦したのは、本間多恵&優宇のタッグ。メキシコ修行も経験しているサブミッション使いの本間と、世界的に見ても最高峰のパワーファイターである優宇のタッグが大ベテランたちの牙城に挑んだ。


 試合はジャガー&薮下が巧みなコンビネーション&ラフファイトで本間を一方的に袋叩きにしていくが、本間も特攻隊長の意地をかけて自力で反撃し生還。怒りに震える優宇が大暴れして逆転していくが、ジャガーはイスを、薮下は黒帯を凶器として持ち込んで滅多打ちに。
 薮下が本間へ変形フルネルソンバスターを放つが、形が崩れて受け身が取れない形で右肩からイスへと突き刺す危険な形に。レフェリーが本間に駆け寄り、あわや試合終了かと思われたが本間は継戦の意志を示す。その間は優宇が孤軍奮闘して1vs2での大立ち回りを展開して戦線を維持。
 復活した本間が薮下に関節技で闘いを挑むが、劣勢。優宇がアシストのために放ったセントーンが本間に誤爆したのが致命的となり、薮下が飛びつき式腕十字で本間を仕留めた。
 試合後もジャガー&薮下はそれぞれ凶器を持って優宇&本間に暴行。止めに来たセコンドにまでイスを振り下ろし、リング上を完全に制圧した。

 ジャガー&薮下は今年3月21日の後楽園ホール大会にてダーク・タイガー&ダーク・チーターを相手に初防衛に成功しているため今回が2度目の防衛になるが、そんな昔のことは忘れてしまった様子。

 試合を終えたジャガーは「初防衛だよ。やっぱ優宇は闘いがいがあるな。デカいね。初防衛にしちゃキツかったですね。やっぱもっと私たちがペアならではの技を作り出さないとキツいね。なのでもっともっと練習して努力して1回でも多く防衛できるように頑張りたいと思います。てどんどん強い人が来てね、私たちが防衛していかないとレベルも上がらないのでね。より強い人、より強い人、と思ってます」とさらなる強者を求め“2度目”の防衛戦へと思いを馳せた。

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