「GHC女子王座があってもいい」NOAHのリングで女子プロレス!ビジュアル抜群の戦乙女たちがグレート・ムタのラスト大会で躍動!

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 22日、神奈川県・横浜アリーナにてプロレスリングNOAH『ABEMA presents GREAT MUTA FINAL " BYE-BYE"』が開催され、NOAHのリングで女子プロレスマッチが行われた。

 この日は、グレート・ムタのラストマッチが行われる大会として世界から関心が寄せられていたが、第2試合では安納サオリ&ジャングル叫女vs夏すみれ&雪妃真矢の女子プロレスラーによるタッグマッチが実施されることも話題を集めた。

 4人はともにフリーの女子プロレスラーであり、夏、雪妃、安納の3人はフリーの女子プロレスラーのみの大会『NOMADS’』に継続参戦中。
 そして、叫女はスターダム所属選手として活躍していたが2021年9月に退団し、一時は選手としての活動を休止しつつフリーランスとして昨年9月に海外でプロレス復帰。昨年8月には復帰戦に先駆けてNOMADS’のリングに現れ国内復帰戦を行うことを仄めかしていた。

 2019年にWWE最大の祭典『レッスルマニア』で初の女子マッチが行われて以降、日本でも新日本プロレス、全日本プロレスといったメジャー団体らが女子プロレスの試合を大会に組み込む動きがあり、NOAHも最新の世界基準に準拠。提供試合などではなくNOAH本戦に女子の試合が組み込まれるのは非常に珍しいケースとなった。

 『Who is the valkyrie?』と題されたこの試合では、約2年4ヶ月ぶりに日本マット復帰を果たした叫女が躍動。
 序盤から捕まり続ける展開が続いた叫女だったが、雪妃とのバチバチのエルボー合戦を展開し、夏のムチ攻撃や雪妃の顔面攻撃にも屈せず咆哮。夏のクロスボディをキャッチしての投げっぱなしブロックバスターやラリアットなど密林パワーの健在ぶりを見せつける。
 終盤にはブチ切れた雪妃の鋭い蹴撃連打で安納が窮地に陥るも、叫女が夏を相手取って形成を傾けていき、2人まとめてブレーンバスターで投げ捨て、ダブルラリアットでなぎ倒して逆転。
 粘る夏が妖乱を決めるも、カバーに入った夏を安納がぶっこ抜きジャーマン・スープレックス。なおも粘る夏がプロレスLOVERポーズからのシャイニング・ウィザードを決めるも、これを耐えきった叫女が強烈なラリアットで叩き伏せ、最後はジャングルバスターを決めて3カウント。

 NOAHの大舞台での試合を終えた4人は敵味方無く互いを称え合い、全員でバックステージに登場。
 叫女は「ただいま! 約2年4カ月ぶりに日本で復帰することができました。こんな大舞台で日本復帰戦を組んでいただけるということが光栄で、そこで勝利を上げることもできて、こんな幸せなこともない」と笑顔。

 さらに叫女は「アメリカでも試合はしてましたけど、自分が日本を留守にしてる間、女子プロレス界でもいろんな動きがありました。私の尊敬するKAIRIさんがIWGP女子のベルトを巻いた。ここはどこのリングですか?NOAHってことはGHC。GHC女子があってもいいんじゃないかって思いましたよ。グローバル・オナー・クラウン、ワールドワイドな私にピッタリだと思うので。初代を巻きたいなって思ってるけどどうですか?」とNOAHに提言。
 これを受けた夏も「今の時代の流れはやっぱり女の力だと思うんですよ。NOAHさんもやっと今日それに気づいてくれたってことで。女子の王座、ベルト戦、NOAHさんであってもいいと思うし。結局今女子プロレスこうやって再燃してきたけど、女子プロレスはスターダムだけじゃないんですよ。ウチらみたいに女ひとりで闘ってる選手もいっぱいいるので。NOAHさんがそこに目をつけてくれたことは嬉しいし、それが国内にどんどん広がっていく日になったんじゃないかと思います」と、女子プロレスの力を強調し、NOAHに女子王座創設を求めた。

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