“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希がタッグトーナメント1回戦を突破! 1・19新宿での2回戦の「白昼夢」戦に向け意欲

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 東京女子プロレスの1月15日、東京・大手町三井ホール大会で『第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』が開幕。前プリンセスタッグ王者の“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希(SKE48)が愛野ユキ、らく組を破り1回戦を突破。2回戦(同19日、東京・新宿FACE)では強敵の「白昼夢」(辰巳リカ、渡辺未詩)と対戦するが、優勝に向け正念場となりそうだ。

 AA砲はイッテンヨン(1月4日)後楽園ホールで、“怪女コンビ”ザ・ウエイストランド・ウォー・パーティー(マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)に敗れ王座陥落しており、この日が仕切り直しの一戦となった。愛野&らくとは昨年11月27日、後楽園で防衛戦を行う予定だったが、らくが新型コロナウイルス陽性判定を受け欠場となり、パートナーが原宿ぽむに急きょ変更された経緯がある。

 赤井がビッグブーツ、三角絞めでらくを攻め込めば、らくは荒井にフェースバスター、愛野はショルダータックル連発で反撃していく。AA砲が串刺し式のダブル・ビッグブーツをらくに叩き込み、赤井がらくにダイビング・ボディアタックを敢行。そしてAA砲はダブル新人賞をらくに狙っていくが、愛野組は枕を持ち出して阻止。愛野組は合体式かがやき、ヴィーナスDDTとドクターイエローの合体技サンライズで赤井を追い込むも荒井がカット。立て直した赤井はらくにハイキックから三角絞め、さらに腕を同時に極める複合技でギブアップを奪った。

 首尾よく、1回戦を勝ち上がった赤井は「タッグのベルトがなくなって、ゼロから駆け上がって、自分たちの手であのベルトを取り戻さなきゃいけない。愛野ユキ&らくという、ホントは防衛戦する予定の相手だったので、そういう意味では強敵だった。ここで一つも取りこぼすことはできないので、今日優希ちゃんとの連帯感というか気持ちはより太くなったように感じます」、荒井は「年明けの試合でベルトを落としてしまって、すごい落ち込んでいたんですけど。こうやってすぐに2人で組めてトーナメントに参加できたことで、強制的に気持ちの切り替えはできたと思う。この調子でもっともっと駆け上がっていけるよう2人で頑張りたいです」とコメント。

 1・19新宿での2回戦は前年覇者で元プリンセスタッグ王者組の白昼夢で難敵となるが、赤井は「白昼夢はタッグのベルトを持ってるイメージ。私たちもタッグのベルトをつい最近まで持っていたので、そこも負けられない。一歩一歩階段を上がってるので、白昼夢と当たることで大きい階段を上がっていきたい」、荒井は「去年のトーナメントで(宮本)もかさんと組んだんですけど、白昼夢さんに負けて進めなかったので、今年は赤井さんとリベンジしたい」と意気込んだ。

 また、この日、2回戦で「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」の山下実優&伊藤麻希が、「ふりーWiFi」の乃蒼ヒカリ&角田奈穂が激突。ここのところタッグを組む機会が減っていた「121000000」は合体技のサボテンが不発に終わったが、徐々にペースをつかんでいった。一進一退の攻防が続いたが、伊藤のヘッドバットと山下のヒザ蹴りのサンドウィッチ攻撃を角田に見舞う。すかさず山下がSkull Kickを角田に叩き込んで勝ちどきを挙げ、準決勝(1月29日、春日部ふれあいキューブ)にコマを進めた。

 イッテンヨンでの坂崎ユカとのプリンセス・オブ・プリンセス王座戦で頭部にダメージを負ったものの、回復ぶりをアピールした山下は「今年こそ私たち、優勝したい。そろそろタッグベルトを伊藤と獲りたい。同じ気持ちだよね? 好き度が低くなってる?」とマイク。伊藤は「言ってることが本気かどうか、この後のトーナメントで分かってくると思うから楽しみにしてる。伊藤は優勝したいけど、口だけの好きとか言ってそうだから、あまり信用できない」と返し、おなじみの「121000000」ならではのやり取りも復活していた。

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