元SKE48荒井優希がサバイバル6WAY戦を制し、3・29両国国技館でプリプリ王座に挑戦!「東京女子プロレスのテッペンに行くしかないと思います」

東京女子プロレスが1月10日、東京・新宿FACEで『TJPW New-Year Party 2026』を開催した。名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48の元メンバーである荒井優希が『プリンセス・オブ・プリンセス王座次期挑戦者決定サバイバル6WAYイリミネーションマッチ』を制して挑戦権を獲得。2年ぶりの開催となる両国国技館大会『GRAND PRINCESS ’26』でプリプリ王者・渡辺未詩に挑戦することが決まった。
荒井は2021年5月4日、後楽園ホールで渡辺とタッグを組んでデビュー戦を戦った。2022年7月9日、大田区総合体育館で赤井沙希(引退)とのコンビでプリンセスタッグ王座を戴冠。2024年イッテンヨン後楽園ではマックス・ジ・インペイラーを破り、初のシングルベルトとなるインターナショナル・プリンセス王座を戴冠し、同王座の最多防衛記録の6回を更新。昨年3月いっぱいでSKE48を卒業し、プロレスに専念。同年7月21日、同団体の最高峰プリプリ王座(当時王者は瑞希)に初挑戦するもベルト獲りはならず。以後、地道にコツコツと努力を積み重ねてきた。
今大会での『サバイバル6WAYイリミネーションマッチ』には荒井のほか、前プリプリ王者・瑞希、元プリプリ王者の山下実優、中島翔子、辰巳リカ、元インター王者のインペイラーとそうそうたるメンバーが出場。試合形式は3カウントフォール、ギブアップを取られた選手から失格となって退場し、最後に勝ち残った選手の勝利となる。オーバー・ザ・トップロープ・ルールは採用されない。
まずは中島がコーナーのインペイラーに雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、荒井がビッグブーツを叩き込んだ。すかさず中島がダイビング・セントーンをさく裂させて3カウントを奪い、インペイラーが失格に。続いて、5人が入り乱れた激闘となり、辰巳が瑞希にヒップアタック。中島が瑞希をジャックナイフで丸め込んでピンフォールを奪って、瑞希が失格に。そして辰巳がドラゴンスリーパーからツイスト・オブ・フェイトでトドメを刺して、中島を失格に追いやった。
残り3選手となり、辰巳が山下に足4の字固め。荒井が山下にミサイルキックからビッグブーツ連発。辰巳が荒井にドラゴンスリーパーも脱出。荒井が辰巳に新人賞を見舞うも、辰巳がドラゴンスクリュー、スライディングヒップも2カウント。山下が辰巳に雪崩式アティテュード・アジャストメント、バズソーキック、クラッシュ・ラビットヒートを叩き込んで3カウントを奪取。
辰巳の脱落で、リング上は山下と荒井の1vs1に。荒井はエルボーを連打していくが、山下は蹴りの連打で応戦。荒井は山下にFinally(カカト落とし)、フルネルソンバスター。山下は後頭部へのハイキックからアティテュード・アジャストメントもカウントは2。さらに山下はSkull Kickを繰り出すも荒井がブロック。荒井はビッグブーツから、サソリ固めで締め上げてタップを奪った。荒井は昨年12・21東京たま未来メッセでの山下とのシングル戦でわずか65秒で秒殺負けを喫していたが、そのリベンジを果たして挑戦権を手にした。
荒井は同団体初の両国国技館大会(2022年3月19日)、2度目の両国国技館大会(2024年3月31日)ともにセミファイナル前の試合に出場していたが、デビューから5年弱で大舞台のメインイベントへの出場権を勝ち取った。
試合後、荒井は「荒井が勝ちました! 最後山下さんに勝てたから、もうこれは荒井が東京女子プロレスのテッペンに行くしかないと思います! チャンピオンの未詩さん出てきてください」と呼び掛けると、渡辺がリングに上がった。荒井が「未詩さん、今日の試合、荒井が勝ちました。未詩さんが持ってるその白いベルト、荒井に挑戦させてください。お願いします!」と改めて表明。渡辺は「このすごい戦いを勝って挑戦権を取って挑戦してくれたので、荒井が一番強いってこと。ってことはこのベルトに挑戦するのにふさわしいってこと。3月29日、両国国技館で、このベルトをかけて私たちで両国を満員、満開にして戦いましょう。両国までに荒井の東京女子プロレス大好きを教えてください。楽しみにしてます」と返した。
渡辺が退場すると、荒井は「東京女子プロレス、両国国技館に向けて走り出しています。私はメインイベントという特別な場所に立てることになりました。こうなったからにはもちろん全身全霊、最高最強の荒井優希で迎えられるように毎日、大切に過ごしますし。両国国技館は未詩さんが言ったように満員それはもちろん…その先に続く、後から考えたらそんなこともあったなぁ~みたいな通過点にできるくらいの、そんな日にしていきたいと思います。皆さん、これからも東京女子プロレスへの愛を爆発させて、私たちについてきて、たくさん楽しい毎日をすごしてください!」と締めくくった。
バックステージで荒井は「両国国技館のメイン、プリンセス・オブ・プリンセスの挑戦者になりました。今日の試合を乗り越えてたどり着いたことに自信を持って、東京女子プロレスの“最高”を見せるような選手になれるように、3月まで後悔のない毎日を過ごしたいと思います。2026年始まったばっかりですけど、もう2026年のすべてというか、この先の荒井優希のすべてを東京女子プロレスにかける覚悟ができているので頑張ります」と決意。王者については「もちろん強いし、東京女子プロレスへの愛やプロレスへの愛をとても感じるんですけど。チャンピオンとしてのタイトルマッチを何度も見てきて、対応力だったり、いろんな面で自分にないものをたくさん持ってる選手だなって。シングルマッチ初対戦になるので、すごく戦ってみたい先輩だったので楽しみでもあります」と語った。前回のプリプリ王座挑戦は大田区で、今回はさらなる大舞台となるが「東京女子プロレスにとっても大切な場所で、荒井にとってもすごく思い出深い場所で。一番最初に東京女子プロレスが目指してきた場所が両国だと思うんですけど、一番最初立った時はやっぱり先輩方の夢が叶った、うれしいっていう感覚だったんですけど。今回は自分がメインなのもありますし、後輩もたくさん入ったので、荒井が引っ張るっていう、そんな気持ちでいきたいと思います」と意気込んだ。デビュー前、プロレスの手ほどきを受けた山下から初勝利を挙げたが「昨年の末に一瞬で秒殺されちゃった記憶が新しく。そのときからずっと山下さんのことはいつも以上に意識してて。今日もこのカードが決まって、もちろん勝ちたいけど、山下さんにもここでしっかり前回の借りを返すじゃないけど、勝てたらなと思ってたのでうれしいです」と充実した表情を見せた。
両国国技館での挑戦者が決まった渡辺は「6人もいて全員強い人たちしかいないので、誰が勝ってきてもおかしくないなとは思っていたんですけど。正直、荒井優希が勝ったことにかなり驚きました。私は荒井ちゃんとシングルをしたことがないので、荒井ちゃんがどういう思いで戦ってるかとか、あんまり正面に立って見たことがなくて。そういう部分をもっと知っていけたらいいなって思いました。私はもう東京女子プロレスが大好きで、本当に何よりも大切なもので。一生かけて守って、守り抜いて、もっともっと夢を広げていきたいと思っているので、この両国国技館は絶対に成功させたいと思っています。なので、もっともっといろんな面を知っていった荒井優希とぶつかり合えたらなと思います」と話した。
















