1・15大手町で開幕のタッグトーナメントに向け、愛野&らく、享楽共鳴、でじもんが好調ぶりアピールで優勝宣言!
7日、東京女子プロレスが兵庫・神戸芸術センターで『TJPW CITY CIRCUIT WINTER~神戸公演~』を開催。タッグトーナメント『第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』(1月15日、大手町三井ホールで開幕)が迫るなか、エントリーチームがそれぞれ白星を挙げて好調ぶりを見せつけた。
トーナメント1回戦で“令和のAA砲”(赤井沙希&荒井優希)と対戦する愛野ユキ&らくは、第3試合で伊藤麻希&乃蒼ヒカリを相手に躍動。終盤に伊藤と乃蒼のチームワークの乱れを突くや、孤立した乃蒼に合体式かがやきを決めてみせると、最後はらくがかがやきからドクターイエローを放って勝利した。バックステージでは愛野が「私たちに追い風が吹いている。そのまま初戦をぶっ倒して」とらくに呼びかけると「優勝するぞー!」と二人で誓った。
トーナメント2回戦から登場する中島翔子&ハイパーミサヲの“享楽共鳴”は、第4試合で坂崎ユカ&桐生真弥と対戦。試合前にミサヲが新年のあいさつから「今年の東京女子は行事ごとを大切にしたい」として、「年賀」(中身はどら焼き)を相手チームに渡したばかりか「そっちはどんなお年賀を用意しているのだろう?」と逆要求。当然、相手チームが用意しているはずもないのだが、この無礼に激怒した享楽共鳴が襲い掛かって試合がスタート。
坂崎と中島の619を巡る攻防から、坂崎がTeaTimeを決めて試合を桐生に託したものの、その桐生が後に続けず、中島のライダーキック、619、ノーザンライト・スープレックス・ホールドのフルコースでフォール負け。先のイッテンヨン(1月4日)後楽園ホールでは、互いにシングルマッチをおこなうも特殊すぎるルールだったために「二人とも勝ち」を得たばかりか、今大会では享楽共鳴として今年の初白星を挙げることができた。バックステージで「幸先めっちゃいいですね。皆さんも私たちに勝利という名のお年賀ください」とミサヲが言えば、中島は「(トーナメント)優勝したらほめて」とアピールしていた。
また、この日のメインイベントに登場したのは“でいじーもんきー(でじもん)”の鈴芽&遠藤有栖。4度目の地元凱旋となる瑞希、そして宮本もかのコンビを相手に好連係を披露。強敵の瑞希には合体フェースバスターを決め、さらに終盤、試合を託された宮本に鈴芽がミカヅキ流星群。カットに入った瑞希を遠藤とダブルのドロップキックで排除すると、羅生門から鴻臚館(こうろかん)狙いの宮本を丸め込みで切り返した鈴芽がコーナーからの飛びつきフェースクラッシャーからリング・ア・ベルで3カウントを奪った。
凱旋試合の瑞希から主役を奪った形のでじもん。バックステージで鈴芽は「今年はうさぎ年だし、瑞希さんが主役かなって思っていたんですけど、でいじーもんきーが暴れてやりました。でじもん年(どし)にします」と宣言。タッグトーナメントはシードで2回戦からの登場になるが遠藤は「ここで私が勝ちを取って、でじもんが優勝します!」と誓ってみせた。