会津若松出身の遠藤有栖、初の地元凱旋興行は大盛況も「もっと大きくなって帰ってくる」
10月21日、福島・会津若松市文化センターでおこなわれた東京女子プロレス所属・遠藤有栖の地元凱旋興行は429人の超満員札止め(主催者発表)を記録するなど大盛況に終わった。
会津若松市でプロレス興行がおこなわれるのは約3年ぶり。さらに同市の観光大使も務める遠藤にとっても夢であった初の地元凱旋興行でメインイベントに出場。盟友の鈴芽とのタッグ「でいじーもんきー(でじもん)」で坂崎ユカ&瑞希の「マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)」と対戦した。
マジラビに捕まる場面もあったが地元ファンからの大声援を味方につけて、鈴芽との好連係も披露。遠藤が坂崎に得意のキャメルクラッチを決め、さらにエルボーの追撃にひるむことなく、磐梯山(ステップ式ミサイルキック)も放ってみせた。だが、それでもマジラビの壁は厚く、坂崎のエルボー連打についにダウン。最後は坂崎のマジカルメリーゴーランドで3カウントを聞いた。
試合後には「また夢ができました。それはもっともっと大きくなって、この会津若松に帰ってくることです。先輩より強くなって帰ってきます」と涙ながらに地元のファンに誓った遠藤。コメントブースでも次回凱旋の際は「勝利で終わりたい。家族や友達、みんなにカッコいい姿を見せたい」とさらなる飛躍を誓った。