母娘プロレスラーの王座戦は娘に軍配!「ママのお腹に戻れ」の声を振り切り全力チョップ!

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 24日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『リボンの騎士たち2022』が開催され、星いぶき&志田光がインターナショナル・リボンタッグ王座を戴冠した。

 アイスリボンは昨年末の主力選手大量離脱、5月に取締役選手代表の藤本つかさの休業&キッズレスラー時代から団体を支えてきた春輝つくしの引退と大きなうねりの中にあり、新しい団体へと生まれ変わりつつある。
 アイスリボン初期から活躍していた星ハム子&真琴の“ムコマコ”がインターナショナル・リボンタッグ王座を戴冠しており、若手選手たちはこの牙城を崩さんと奮闘。中でも新体制アイスリボンの中で成長目覚ましい星ハム子の実娘・星いぶきが気を吐き母を打倒しての王座奪取を宣言。現在はAEWに所属する憧れの志田光をパートナーにリボンタッグ王座へと挑戦した。


 試合序盤はムコマコのタッグワークにいぶきが捕まる展開となるも、志田は「自分で返すんだ!」といぶきを信じて鼓舞し過度な救出はせず見守る姿勢。
 腹部に穴の空いたデザインのコスチュームを身にまとうハム子は、いぶきの頭を穴に突っ込みながら「お腹に戻れ~!」と叫び、得意のお腹攻撃を連発。いぶきが自力で生還すると志田がムコマコを1人で蹂躙する大立ち回りを演じて形勢をイーブンに戻しいぶきにつなぐ。
 いぶきは、実の母相手だからこそ打てる全力の逆水平チョップを連打。ハム子は両腕を後ろに組んで娘の全力を真っ向から受け止めつつバックフリップ。カットに来た志田もスモウラリアットで撃退し必殺のダイビング・ボディプレス。いぶきはが根性のキックアウトを見せると、ハム子はハムロールから150万円(※変形ハルカゼ)と変則的な丸め込みを連発して仕留めにかかるが、これを読んでいたいぶきが下から丸め込んでエビ固めに捕らえ3カウントを奪った。

 バックステージに戻ったいぶきは、勝因についてハム子の150万円の開発にずっと付き合ってきたというエピソードを語り、志田へ「海外から自分の活躍を見ていてください」と団体を背負う覚悟を語る。
 さらにいぶきが「絶対志田さんが、いや、志田光が返ってくるまで……」と語り始めると、志田が「いや、“志田さん”だろ?」と遮る。しかしいぶきは「自分はまだ志田光を超えていないので。超えてからが“志田さん”です。超えたら“さん”を付けます」と独自の理論で志田を圧倒。世界的スターに口で押し勝つという大物としての片鱗を早くも感じさせた。

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