息子と旦那のためにジュリアナ詩子が引退から約30年の時を経てリングへ登場!妹(?)を呼び込み望月家と飯橋家の親子対決継続へ!
- 2022-9-9
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8日、後楽園ホールにてDRAGON GATE『STORM GATE 2022』が開催。セミファイナルでは“望月家vs飯橋家”の親子タッグ対決が行われた。
先月の後楽園ホール大会で望月成晃の息子・望月ジュニアと維新力の息子・飯橋偉進がシングルマッチを行い、ジュニアが勝利すると父のマサアキが「お前がジュニアに勝てない理由はお前のお父ちゃん、維新力さん。俺は昔から知ってるけどさ、DNAの違いだよ。分かるか?DNAの違いなの!」とアピール。
するとリングに維新力が現れ「DNA?そんなの関係ないですよ。望月さん、誰でも子供はかわいいもんですよ。でもアンタはあまりにも親バカ過ぎる!今日は、望月さん、あなたに物言いを付けに来ました」と諭す。
だがこれに噛みつき続けるマサアキを見て、偉進が「ウチの父さんのこと言うのはそこまでにしろよ。父さん、やってやろうぜ!俺はこんな親バカより父さんの方が強いと思ってる!」と叫び、タッグマッチでの決着戦を行うことに。
試合は維新力がパワーファイトで攻め込み、維新がスタンディングの羽折り固めでマサアキを捕らえれば、偉進もジュニアを卍固めで捕らえる連携を見せる。だがこれを逃れた望月親子も維新力に前から後ろから蹴りのサンドイッチを見舞い、ダブルのツイスターで反撃する。
しかし最後は維新力がぶちかましでふっ飛ばし、偉進が河津落とし式の変形エビ固めでマサアキから3カウント。
勝利した偉進がトライアングルゲート王座に挑戦を表明すると、マサアキは「あんまり調子に乗るなよ。トライアングルは残念ながら3人居なきゃ挑戦できねーんだよ。お前の兄ちゃん(理貴)引退しちゃったしよ、なんなら、お母ちゃんのジュリアナ詩子に出てきたもらうかオイ!」と挑発。
だがその瞬間入場曲が流れ、本当にジュリアナ詩子こと穂積詩子がリングに登場し「こんばんは。偉進の母です。いつも息子がお世話になってます。もっちーさん、お久しぶりです。最近偉進かなり可愛がられててありがとうございます」と挨拶する。
マサアキは「昔WARとLLPWさんはよく一緒に巡業行ってまして・・・大先輩です。ここまで来たら望月家完敗ということで」とタジタジになりながら白旗を上ようとするが、「ここに出てきたってこと現役復帰してトライアングルゲートに挑戦するんですか!?大歓迎ですよ!挑戦者として待ってますよ」と一転攻勢を仕掛ける。
これを聞いた詩子さんは「私来年辞めて30年経ちます。なんで、出たいんですけど今回は辞めておきます。奥様いらっしゃいますよね?是非奥様に出ていただいて、そしたら私も出ます」と条件付きの復帰を約束。
マサアキは「すいません、丁重に謝ります。うちのカミさんはごくごく普通の一般人なので、是非ともこれ以上は触れないでいただきたい」とジュニアともども頭を下げて手も足も出ない状態に。
さらに詩心さんは「実は私の妹、現役プロレスラー。彼女に頑張ってもらうことにします」と呼び込むと、女装したドン・フジイにしか見えないフジ子がリングに現れ「私がお姉さんの代わりにトライアングルゲートに挑戦するわ」と宣言。
会場の大きな拍手を受け、9・19大田区体育館大会での王座戦が決定した。
望月家と飯橋家の抗争は、家族全体を巻き込んだ新たなシーズンへと突入した。