子供の喧嘩に親が出る!望月成晃の息子と維新力の息子の決着戦は“望月家vs飯橋家”の親子タッグ対決へ!

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 10日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『THE GATE OF ADVENTURE 2022』が開催され、望月成晃の息子・望月ジュニアと維新力の息子・飯橋偉進がシングルマッチを行った。

 飯橋偉進は、SWSやWARで活躍した維新力と、LLPWで“ジュリアナ詩子”として活躍した穂積詩子さんの息子。兄・理貴とともに2021年9月にDRAGON GATEでデビューし兄弟レスラーとして闘ってきた。(※理貴は今年6月に引退)
 望月ジュニアは、練習生時代は“江藤成春”の名で過ごし、デビュー前から望月成晃が復活させたユニット“M2K”のメンバーに抜擢されたことで大きな話題を呼ぶ。今年6月の闘龍門興行でのデビュー戦前には望月の口から江藤の正体は実の息子である望月リョートであると明かされ、望月が3人集まった“M3K”として始動。現在は“望月ジュニア”と名を改め、7月30日にはデビュー1ヶ月にしてM3Kのマサアキ&ススムとともにオープン・ザ・トライアングルゲート王座(※6人タッグ王座)を戴冠した。
 DRAGON GATEにはスーパー・ストロング・マシンの息子であるストロングマシーン・Jも所属しており、2世レスラーたちが脈々と育っている。

 この日は飯橋偉進vs望月ジュニアのシングルマッチが実施。
 1人で現れた偉進に対し、“親バカ”のマサアキは自身の試合が終わった直後にも関わらずジュニアのセコンドとして一緒に入場。


 試合は偉進がゴングとともにフライングエルボーで突っ込んでいき、偉進はチョップ&エルボー、ジュニアは父譲りの強烈なミドルキックを軸にバチバチとした打撃戦を展開。
 体格に勝る偉進がブレーンバスターや卍固めなどで攻め込んでいき、ジュニアの強烈な蹴撃を受けると返礼の右ストレート。

 これにはマサアキがエプロンへ上がって猛抗議するが、偉進はマサアキにジャンピングエルボーを叩き込んで排除。偉進はラリアットを狙ってロープに飛ぶが、マサアキがエプロンから一撃入れて妨害したところへジュニアのジャンピングニー、旋風脚がクリーンヒット。最後はジュニアがツイスター・ザ・ワールドで突き刺して3カウントを奪った。

 マイクを取ったマサアキが「オイ、偉進!なんだよお前俺にエルボーなんてかましやがって!俺に気を取られてるからジュニアに勝てねーんだ。でもな、お前がジュニアに勝てない理由はもう1つあるぞ。お前のお父ちゃん、維新力さん。俺は昔から知ってるけどさ、DNAの違いだよ。分かるか?DNAの違いなの!」と自身の優秀なDNAを誇っていると、なんと入場口から維新力が顔を出し、そのままリングイン。


 維新力が「DNA?そんなの関係ないですよ」とチクリと刺すと、マサアキは「いや、違っ、ちょっと誤解があるようです……」と狼狽。さらに維新力は「望月さん、誰でも子供はかわいいもんですよ。でもアンタはあまりにも親バカ過ぎる!今日は、望月さん、あなたに物言いを付けに来ました」と諭しにかかる。

 これを受けたマサアキは逆ギレし「うっせーなぁオイ!こっちが下手に出てるうちに帰ればいいじゃねーかオッサンよぉ!それともなんですか?子供の喧嘩に親が出てくるんですか?あなた10月に引退するんですよね?そんなセミリタイア状態の還暦過ぎたオッサンがリングに上ってマイク持って、俺に物言いですか?」と食って掛かる。
 すると、偉進が前に進み出て「ウチの父さんのこと言うのはそこまでにしろよ。父さん、やってやろうぜ!俺はこんな親バカより父さんの方が強いと思ってる!」と啖呵を切る。

 ここに斎藤了GMが現れ、マサアキに「あなたが一番子供ですよ!」と釘を刺しつつ、9月8日の後楽園ホール大会にて望月マサアキ&望月ジュニアvs維新力&飯橋偉進のタッグマッチを決定。
 維新力も「僕も10月2日まで時間がないんで、望月さんより親バカぶりを発揮しますよ」と快諾。10月2日に新宿FACEにて行われる自身の引退興行『幸進』を前に親子タッグを結成することを宣言した。

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