「両リンは俺らの勝ちだから」M2Kが一夜限りの復活を果たしダークネス・ドラゴンがMVPに!

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 4日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『TRUTH GATE 2022 ―Final Burst Out! K-ness. Forever―』が開催され、M2Kが一夜限りの復活を果たした。

 昨年12月28日の神戸大会にて、かねてからの首を中心とした負傷を理由に欠場を続けていたK-ness.が2022年4月7日での現役引退を表明。K-ness.のコンディションを考慮して今後の試合への出場は引退試合のみとされているが、引退までの全大会に帯同して全国のファンに直接挨拶をしていくプランが明かされている。

 そして、1月の後楽園ホール大会でリング上現れたK-ness.は「(引退は)悲しいことじゃなくて、レスラーとしてのゴールですから。嬉しいですよ」と柔和な笑みとともに語っていたが、この引退に華を添えるべく斎藤了GMが引退までの約3ヶ月でK-ness.の25年のキャリアを振り返っていくメモリアルマッチを開催することを宣言。
 2月の後楽園ホール大会では、かつて存在した名ユニットである“M2K”が復活し、K-ness.は“ダークネス・ドラゴン”としてセコンドで参加。そして3月の後楽園ホール大会では“ジミーズ”が復活し、K-ness.が“ジミー・クネスJ.K.S.”としてセコンドで参加することが決まった。

 この日の第6試合では、望月享&神田裕之&望月成晃 with ダークネス・ドラゴンvsKzy&堀口元気&BIGBOSS清水の6人タッグマッチが実施。
 2020年1月末の闘龍門興行で復活して以来2年ぶりの復活となるM2Kの面々はキックボードに乗っての入場を見せ、アウトローな雰囲気たっぷりで対戦相手を威嚇。


 試合はいきなりの場外乱闘に始まり、セコンドのダークネスもハンマーを武器に積極的に参加。リング上でもかつてのM2Kのコンビネーション攻撃が次々と炸裂し、ダークネスも享とともにスカドラニー(※地獄の断頭台)を決め、終盤の場外戦ではボックス攻撃で相手がリングに戻るのを阻止し続ける大活躍。

 試合は最終的に両者リングアウトに終わり、この結末に対して観衆は割れんばかりの喝采を送った。

 M2Kの面々がバックステージに戻ると、望月は「両者リングアウト、闘龍門興行のときは未遂に終わったからなあ(笑)今日のMVPはK-ness.……じゃない!ダークネスだダークネス!」と大喜び。ダークネスも「両リンは俺らの勝ちだから」と大満足。
 そして望月は「昔はブーブー言われたんだぞ。ビールかけられたし、試合後に車傷つけられるの怖いから隠しといたんだから。両リンで大歓迎だったじゃないか!(笑)」と時代とともに変わったファンの反応について語り、3月のジミーズ復活に向けて全員で気炎を上げた。

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