大人になった元キッズレスラーたちが活躍!ラム会長とAZMがエニウェアフォールマッチで対戦決定!

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 26日、東京都・品川インターシティホールにてスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 4』が開催され、ラム会長が吏南の元キッズレスラータッグで快勝を収めた。

『NEW BLOOD』とは、スターダムが主催する新世代の若手が中心となる大会であり、他団体の選手も数多く参戦する新シリーズ。新しい選手の発見・発掘が主な目的とされており、普段は見られない豪華カードが並ぶ今シリーズはすべてが満員以上の集客を達成するなど大いに注目を集めている。

 ラム会長は、2005年3月6日に史上最年少の小学生レスラーとしてデビューしTVでも紹介されるなど注目を集め一躍人気レスラーとなった“元祖・チビっ子レスラー”。2006年に同じく小学生レスラーとしてデビューしたりほ(現:里歩)とアイスリボンで名勝負を繰り広げていたが、2009年に引退。しかし、2016年10月に当時窮地に陥っていた666を救うために電撃復帰。666軍を率いて佐野直率いる奇妙な軍団との奇妙な抗争を展開してきた。

 2019年からアイスリボンを主戦場に正統派のプロレスラーとしても闘い始めたラム会長は、3WAY王座を戴冠するなど実績を残し、東京女子プロレスなど多くの女子団体にも参戦。そんな業界を股にかける“666の女帝”ラム会長が、7月の『NEW BLOOD』でついにスターダムのリングにも上陸。女子プロレス界に存在するとされる“見えない壁”を軽々と飛び越えていく特異点と呼ぶべき存在の1人となった。

 ラム会長は、「スターダムぶっ潰してやるからな」と啖呵を切って乗り込み、月山和香と奇妙な因縁を展開。前回大会でエクトプラズムからの怨霊クラッチで月山から快勝を収めたラム会長の前に、15歳になった大江戸隊の悪童・吏南が現れラム会長のパートナーに立候補。新旧悪童タッグが結成され、ラム会長は2大会連続参戦となった。


 この日は、月山和香&花園桃花vsラム会長&吏南のタッグマッチが実施。
 試合は序盤から元悪童たちが軽快なラフファイトで流れをつかむが、天真爛漫な花園の奇天烈な動きで動揺を誘い、ラム会長へ並々ならぬ執着を持つ月山がド根性ファイトで食い下がる。
 終盤にピンチを迎えた吏南をラム会長が救出すると月山がラム会長へパウダー攻撃を発射もこれが花園に誤爆。ラム会長が本家本元のエクトプラズムを月山に噴射すると、吏南がPink Devil(※熨斗紙)で叩きつけて3カウントを奪った。

 吏南が生まれる前にプロレスラーデビューを果たしているラム会長は、「NEW BLOOD、全然私知らなかったけどいい選手いるじゃん。ね?しかもまだ10代。15歳!素晴らしい。将来有望だね」と大絶賛。一方、パウダーで顔を真っ白にした月山を見下ろして「私の真似しといて負けるとか超だせーから。なになに?スターダムってすごいのって、大江戸隊だけなの?こんなもんなのスターダムって?」と啖呵を切る。

 すると、小学5年生でキッズレスラーとしてデビューしているスターダム生え抜きのAZMがリングに登場し、「キッズファイターからやってるラム会長には、キッズファイターからやってるこのAZMパイセンしかいないでしょー!」と対戦を要求。
 スターダムが展開する新ブランドであり、特殊ルールばかりの試合が並ぶ『STARDOM in SHOWCASE』でのエニウェアフォールマッチが決定された。

 バックステージに戻ったラム会長は、吏南の要望を快諾してタッグ継続を宣言しつつ「継続ってことは、あたしがずっとスターダム出られる!やったぁ~♪」と無邪気に喜びの声を上げる。AZMという選手やSHOWCASEについてはよく分かっていない様子であったが、数多の名状しがたい試合を666で経験してきたラム会長にとっては些事そのもの。スターダムでハイスピード王者として君臨するAZMとラム会長がどのような試合を展開するのか、今後の動きに注目していきたい。

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