9・3成増でガンバレ世界王座に挑戦するジャクソンが王者・今成と一触即発!
21日、東京・高島平区民館にてガンバレ☆プロレスが「サンゲリア2022」を開催。大会前に9月3日、成増アクトホールでのスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合の公開調印式がおこなわれた。
挑戦者のハートリー・ジャクソン、王者・今成夢人の順番で調印書にサインを入れる流れだったが、ジャクソンが「俺は一切遠慮する気はないので、やりたいのなら、その覚悟を示すために、まずはイマナリからサインを入れろ」と要求。今成もこれに応じて王者、挑戦者の順に調印書にサインを入れ、その後は丁々発止のやりとりが続く。
ジャクソンが日本ブランドのビールが好きだということをリサーチ済みの今成が「その日、ビールを用意しておく。でもその勝利の美酒を飲むのは俺だ」と豪語すると、ジャクソンも「そのビールとベルトを持って帰れると思うなよ」と挑発。さらにジャクソンは今大会でシングルマッチが組まれた冨永真一郎にも「リングに入ったら寝転がって3カウントを取らせたほうが彼のためだ」と警告。「冨永はベスト・フレンドだ。そうはいかないぜ」と言う今成にジャクソンは「映画と一緒で一番仲のいい友達が最初に死ぬんだよ」とけん制。今成も「ジャクソン、ナンバー・ツー! イマナリ、ナンバー・ワン!」と叫ぶなど最後は一触即発の状態となって記念撮影もおこなえないまま、調印式は終了した。
その後、冨永と対戦したジャクソン。冨永のノラリクラリとした戦法にいきり立つジャクソン。気を逸らされて低空ドロップキックからスピニング・トーホールドを狙われてもナックルパンチで阻止。コーナースプラッシュ連発からクローズライン。最後はジャンピング・パイルドライバーで勝利した。
ジャクソンは「イマナリ、オマエの友達をぶっ潰してやったぞ! 時には悪いやつにならないと欲しいものは手に入らない。本当は俺もみんなの誇りとなる良い外国人になりたかったが、そんなの全部クソ食らえだ! オマエのビールを俺が全部飲み干してやる!」と意気揚々とコメント。
一方、この試合を冨永のセコンドとして見守った今成は「彼の怖さは入江(茂弘)戦に向かっていくよりも、正直そこまでじゃない。彼はスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディのような最強外国人になりきれてない弱味を感じる」と評すると「アイツに美味いビールは飲ませません」と必勝を期した。