ダンプ松本がザ・グレート・サスケを一斗缶攻撃でKO!2人の因縁決着は宇宙大戦争へ?!
1日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス2022年東京大会Vol.1~言行一致~』が開催され、ザ・グレート・サスケがダンプ松本に一斗缶攻撃でKOされた。
サスケとバラモン兄弟は敵になったり味方になったりを繰り返しているものの、現在は「サスケが巻き起こす奇跡は全てインチキである」と主張する兄弟がサスケに敵対中。
昨年の宇宙大戦争では、サスケが東京五輪に襲来したメカコングを戦艦大和ごと破壊し宇宙人から地球を防衛。過去改変に成功してコロナ収束への道筋を立てたものの、人類同士が手と手を取り合う平和な世界を創ることは出来ず、愚かな人類の争いは再び後楽園ホールで勃発してしまった。
今回、バラモン兄弟が助っ人として連れてきたのは、女子プロレス界の重鎮・ダンプ松本&ZAP。
兄弟は「馬鹿がダンプでやって来るぜ!何が神の御加護だ!そんなに御加護が欲しけりゃ今度の後楽園、その神の御加護で仏にしてやるよ」「バカ共をダンプで轢き殺して、その奇跡がインチキだってことを証明してやるからな」と啖呵を切り、ザ・グレート・サスケ&ウルトラマンロビン&プリティ太田vsバラモンシュウ&バラモンケイ&ダンプ松本 with ZAPというあまりにも戦力のバランスに偏りのある6人タッグマッチが決まってしまった。
試合が始まると、ロビンはシュウに「熱中症か……?」と素で心配されるほど足元がおぼつかない挙動で攻撃もままならず袋叩きにされてしまい、プリティの健闘も及ばず2人まとめて兄弟のボウリング攻撃の餌食に。
サスケも気功を練って攻撃しようとするが、ダンプに場外に引きずり出されて竹刀でしばき倒された上、顔面に一斗缶を押し当てられた上にボウリング攻撃を喰らい、スーツケースの上へデッドリードライブで叩きつけられてしまい虫の息に。そこへダンプが一斗缶攻撃を叩き込んでサスケをKOし、サスケの頭に一斗缶をかぶせた上で兄弟がサンドイッチ式レッグラリアートを叩き込んでダメ押し。さらにダンプがボディプレスで圧殺して3カウントを奪った。
試合を終えたダンプは、「おもしれーなぁ、お前ら~!面白かった!」と少女のようにはしゃぎながらバラモン兄弟を大絶賛。
これに気を良くしたケイは「じゃあ、ザ・グレート・サスケ、この4人でぶっ殺しちゃおうか~!」とタッグ継続をほのめかし、シュウも「俺たち巷ではバカ兄弟って言われてるけど、バカ兄弟がダンプに乗ってまた乗ってきてやるからな!」と呼応。最後は全員で「お~っ!覚えてやがれ~!」とポーズを決めてご機嫌な様子で去っていった。
みちのくプロレスは、例年では年2回の後楽園ホール大会を行っており、慣例に則れば次の東京大会は年末の宇宙大戦争。
ダンプ松本&バラモン兄弟という強力タッグは地球の危機となって年末に襲い来るのか。そうなった場合、今回は為す術なくやられてしまったサスケは地球を護ることが出来るのか。みちのくプロレスの今後に注目していきたい。