17歳の二世女子プロレスラーが父の志を継いで後楽園ホールでデビュー戦!

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 26日、東京都・後楽園ホールにて、アイスリボン『雨のち、リボン2022』が開催され、しのせ愛梨紗がデビュー戦を行った。

 5月4日のアイスリボン横浜武道館大会にて、17歳の練習生・篠瀬ありさがファンの前で挨拶を行い、自身が篠瀬三十七の実の娘であることを明かした。
 篠瀬三十七は、プロレスラーになる夢を諦められず大手企業の会社員の立場を捨てて1から修行し、TAJIRIに弟子入りして2012年にWNCからデビューしたプロレスラー。その後は自身の団体であるASUKA PROJECTを旗揚げして活動するも、脳腫瘍を患ったことで2019年に引退。その後は裏方として飛鳥プロレスを主宰するなどプロレスに関わり続けている。

 そんな三十七の長女・ありさは、“しのせ愛梨紗”というリングネームを与えられ、三十七がデビューした場でもある後楽園ホール大会で尾崎妹加を相手にデビュー戦を行った。


 愛梨紗はショルダータックルや胸板へのエルボー連打と気迫を見せるが、妹加はこれをすべて受け止めた上でヘアホイップからコーナーで顔面を踏みつけたりどっしりと腰を落としながらのキャメルクラッチなどで苛烈な攻めを見せプロの洗礼。
 愛梨紗は折れること無く「ナメんな!」とエルボーを連打しブーメランアタックから丸め込み連発で貪欲に勝利を狙うが、妹加はこれも全て正面から受け止め、最後はセントーンからアルゼンチン・バックブリーカーで絞り上げると愛梨紗は無念のギブアップ。
 妹加は愛梨紗の健闘を称え合て助け起こし、抱擁を交わした後に愛梨紗に肩を貸しながら2人で退場していった。

 デビュー戦を終えた愛梨紗は深いダメージを負いつつ「アイスのトップになりたい。アイスの看板になりたいです」と抱負を語りつつ、客席から父が試合を見守っていたことに触れられると「ダメ出しされそうで怖いです(笑)」とはにかんだ笑みを見せる。
 そして、目標とする選手に元アイスリボンで現在はAEWに所属して世界で活躍する志田光の名を挙げ、アイスのトップを獲ることを誓った。

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