「オレンジの席が目立ってたんじゃねえの?」スタンガンを持った秋山準らDDT勢がNOAHに乱入しKO-D無差別級王者が挑発!
- 2022-6-9
- ニュース
- DDT, プロレスリングNOAH
8日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION 2022』が開催され、DDT勢がNOAHのリングに乱入し『CyberFight Festival 2022』に向けた“広報活動”を行った。
今月12日には、CyberFightに属する4団体が参加する『CyberFight Festival 2022』がさいたまスーパーアリーナにて開催される。
NOAHとDDTの対抗戦は、岡田欣也&藤村加偉vs小嶋斗偉&高鹿佑也、遠藤哲哉&秋山準&樋口和貞vs中嶋勝彦&小峠篤司&稲村愛輝、拳王vs佐々木大輔の3試合がラインナップされ、両団体間では苛烈な挑発合戦が展開されており緊迫した空気が漂っている。
この日の第5試合では、杉浦貴&レネ・ディプリ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.vs拳王&中嶋勝彦&征矢学の6人タッグマッチが実施。放送席では元NOAH、現DDT所属の秋山準が見守る中で試合が行われた。
序盤は金剛のチームワークが冴え渡りワグナーが捕まる展開となるが、パワーに勝る杉浦軍が豪快なファイトで逆転していき、終盤には杉浦と拳王がゴツゴツの打撃戦を展開し中島とレネの対面に。レネはニーアッパーからバックドロップ、ラリアットと軽快な連撃を叩き込んでダイビング・ボディプレスを発射も中嶋が剣山で迎撃し、征矢が弾道、拳王がPFSで追撃。最後は中島がバーティカルスパイクでレネを沈めた。
試合後、マイクを取った中嶋は秋山へと語りかけ、「どうした?そんなところになにしに来たんだ?NOAHのリングに上がりたいのか?」と挑発。秋山が「上がってやろうか?」とこれに応じ、佐々木大輔が拳王を襲撃した際に使ったものと思われるスタンガンを持ってリングへ上がろうとすると、遠藤、樋口、高鹿、小嶋とDDTの面々が続いてリングイン。
マイクを取った遠藤は「おいプロレスリングNOAH!KO-D無差別級チャンピオン・遠藤哲哉が自ら広報活動に来てやったぞ。丸藤正道欠場で、中嶋勝彦?美味しそうな相手じゃねえか。6月12にはNOAHより俺たちDDTが上だってことを証明してやるよ。つまりなにが言いたいっていうと……喧嘩、買いに来ました」とニヤリ。
佐々木がリング上にいないことに腹を立てた拳王が激怒し「なんであの黒髪ロン毛はこの場に来てねえんだ?だからDDTの奴らは演技でプロレスやってんだ」と挑発すると、秋山はスタンガンをバチバチと鳴らして威嚇した。
さらに中嶋が「喧嘩でわざわざ挨拶。笑っちゃうよ。どうしたこぞって俺のこのNOAHのリングに上ってきて、なにがやりたいんだ?」と苛立ちを見せると、秋山は「広報活動の一環だろお前。ありがたいと思えよこの野郎」と切り返し中嶋と睨み合った。
バックステージに戻った遠藤は、「DDTのことを学芸会だとかなんとか言ってたな。テメェらプロのレスラーなんだろ?オレンジの席が目立ってたんじゃねえの?おいおい、プロフェショナルなら全席埋めてみろよ」とこの日449人だったNOAHの観客席の様子に皮肉。今月1日の後楽園ホール大会で490人の観客を入れ、約40名も集客で勝っているDDTの余裕を誇示した。