岡谷英樹がKO-Dタッグ王座前哨戦でKANONを下し非情通告!「おまえがどこにいこうがいらない子」

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 DDTプロレスが11月22日、神奈川・横浜ラジアントホールで『ハマのリングで愛を叫べ!』を開催した。11・30後楽園でのKO-Dタッグ選手権試合(王者組=MAO&KANONvs挑戦者組=佐々木大輔&岡谷英樹)を前に、岡谷がKANONとのシングルでの前哨戦を制して非情通告をした。

 2・23後楽園で負傷欠場中の岡谷がKANONを襲撃してダムネーションT.Aに電撃加入し、佐々木らはKANONを追放。4・6後楽園で復帰した岡谷は佐々木と組み、ハンディキャップマッチでKANONに勝利。孤立したKANONをMAOが救出して合体。後にストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)として、MC&マネジャーのラッパー・KIMIHIROが合流。あれから9ヵ月の月日を経て、KANONとダムネーションT.Aとの真の決着戦となる。

 この日、大会開始前に同王座戦の公開調印式が開かれ、岡谷は「KANON、おまえに一つ忠告がある。おまえは俺たちに捨てられて、MAOたちに拾われたんだが、おまえは何も分かっちゃいねぇ。なぜなら、おまえはまた一人になるんだ。おまえはどこに行こうが、環境変えようが、おまえは一生いらねぇ子なんだよ。だからその日まで楽しみに待ってろ!」と吐き捨てた。佐々木は「ラッパーの兄ちゃん(KIMIHIRO)とか、MAOとか用ない。KANON、この裏切り者が! てめえが裏切ったせいで人生めちゃくちゃだ。だからこの選手権でおまえからタッグベルト奪って、おまえを地獄に落として、おまえの人生めちゃくちゃにしてやる。そしたら、英樹さんを説得して、おまえをダムネーションに入れてやる。楽しみだな」と意味深発言。

 王者組のKANONは「ホントに今めっちゃ楽しくて、プロレス人生で一番楽しいっすよ。なんでかって、頼れる仲間がいて、KIMI(HIRO)ちゃんもいて、最高なんすよ。ダムネーションのときよりも。4月で1回人生めちゃくちゃになってるんで。だから、ここからKANONのプロレス人生はめっちゃハッピーで。そんなプロレス人生送るんですよ。だから俺ももう一人にならないし、このベルトはあんたに渡さないし。俺らはフォーエバー、チャンピオンになります。おまえらには渡さない!」とベルト死守を誓った。MAOは「今、イキイキとしたKANONを見せつけてやることが、復讐なんじゃないか? 俺はKANONがダムネーション裏切って(笑)、一人のKANONを助けて、全部俺に責任あると思うけど、これはダムネーションとKANONのストーリー。俺は最強のサポート役に徹するつもり。KANONが決着をつけるべきだと思うし、俺は96キロくらいまで落ちたし、万全の状態だし。夢の途中というか、チヤホヤの途中だからこんなところでベルトは落とさない。ハッキリ言って俺は眼中にないんだ。あっさり防衛したい」と話した。

 そして、因縁深い岡谷とKANONがセミファイナルで一騎打ち。昨年3月30日、同じ会場で両者はシングル戦に臨み、岡谷が敗退。試合後、岡谷は左ヒザを負傷していたことを明かし、治療のため長期欠場に入ることを表明。そして、復帰前に岡谷がダムネーションT.A入りし、KANONが追放されるという複雑な人間模様が交錯していた。

 序盤こそ、レスリングの攻防となったが、場外に転じると、岡谷が金具で攻撃、セコンドでMJポーが介入、鉄柱にぶつけるなど反則ざんまい。リングに戻り、KANONがチョップ連打で反撃すると、エルボーの打ち合いに。KANONがスリーピーホロウもカウントは2。さらにKANONがラリアットを叩き込むも、エプロンから佐々木がイス殴打。すかさず岡谷が逆打ちを決めて、そのまま3カウントを奪った。

 試合後、両軍のセコンドが入って乱闘に発展。ダムネーションT.Aは佐々木がイスを手にして、KANONをボコボコにし、この日も素人のKIMIHIROに手を出す暴挙。岡谷は「しょせんおまえはこんなもん。MAO、こいつがタッグパートナーでいいのか? こんなザコで。おまえがどこにいこうが、いらない子っていうのは変わんないんだ!」と挑発。

 バックステージで岡谷は「結局変わんねぇんだよ。佐々木大輔が(KANONを)勧誘するなら仕方ねぇけど。後楽園ですべて決まるよ」と言い放った。屈辱の敗退を喫したKANONは「しゃくだけどバッチリ、スイッチ入ったから。ケンカ売られて間違いだと思えよ。佐々木、4月に興味ねぇとか言ってたけど、俺のこと大好きじゃねぇか。必ずおまえをぶっ倒してやる。覚悟しとけ」と雪辱を期した。

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