【試合詳細】5・4 全日本プロレス後楽園ホール大会 [CC決勝]ジェイク・リーvs青柳優馬 諏訪魔&芦野祥太郎&田村男児vs石川修司&佐藤耕平&綾部蓮
『2022 Champion Carnival【優勝決定戦】』
日程:2022年5月4日(水)
会場:後楽園ホール
開始:11:30
観衆:986人
▼タッグマッチ 20分1本勝負
大森隆男/●井上凌
6分34秒 クロスボディアタック→体固め
[TOTAL ECLIPSE]TAJIRI/○羆嵐(フリー)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●イザナギ/ブラックめんそーれ
7分51秒 無想一閃→片エビ固め
[TOTAL ECLIPSE]○大森北斗/児玉裕輔(フリー)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
[Evolution]○佐藤光留(パンクラスMISSION)
7分7秒 変形グラウンド式アバラ折り
[NEXTREME]●ライジングHAYATO
▼シングルマッチ 30分1本勝負
[ヨシタツ・キングダム]●ヨシタツ
4分52秒 ヨシタツ幻想を押さえ込む→エビ固め
[TOTAL ECLIPSE]○本田竜輝
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
宮原健斗/●青柳亮生/野村卓矢(大日本)
10分59秒 ナイトライド→片エビ固め
[#STRONGHEARTS]○T-Hawk(GLEAT)/入江茂弘(フリー)/鬼塚一聖(GLEAT)
▼世界タッグ選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Evolution]諏訪魔/●芦野祥太郎/田村男児
10分28秒 ファイヤーサンダー→エビ固め
○石川修司/佐藤耕平(フリー)/綾部蓮(JTO)
▼2022 Champion Carnival優勝決定戦 時間無制限1本勝負
【Aブロック1位/TOTAL ECLIPSE】●ジェイク・リー
30分24秒 THE FOOL→体固め
【Bブロック1位/NEXTREME】○青柳優馬
ジャンボ鶴田さんの記録を塗り替え青柳優馬がチャンピオンカーニバル最年少優勝!5・15の三冠ヘビー級選手権が決まり「ヒヤヒヤしちゃう全日本を見せる」!世界タッグ前哨戦は石川が勝利!
第1試合
先発は大森と羆嵐。ロックアップから大森がヘッドロックで捕らえショルダータックル。羆嵐が受け切るとショルダータックルの打ち合いになるが、これを制した羆嵐がセントーン。避けた大森がセントーンも、羆嵐も避けてストンピングからセントーンをお見舞い。羆嵐はTAJIRIにタッチ。
TAJIRIはダブルフットスタンプからフォールも2。
TAJIRIはガットショット連発でコーナーに押し込み、足を刈って倒すと顔面を踏みつける。レフェリーが注意するとフロントネックで捕らえ羆嵐にタッチ。
羆嵐は背中にハンマーブローから首投げで倒しチンロック。これを離してフォールも2。
大森がチョップ連発も羆嵐はサミングからコーナーでエルボー連発。足を刈って倒し尻を顔面に押し付けていく。レフェリーが注意すると、エプロンの井上をエルボーで落としてから大森をボディスラムでコーナー際にセットし上に乗る。さらにTAJIRIがその背中に乗って潰していくが、レフェリーが注意しブレイク。
羆嵐はコーナーに振って串刺しラリアットからコーナーに上り、セカンドロープからのダイビングセントーン。大森は避けて井上にタッチ。
井上はエルボーを打ち込み、コーナーに振ると串刺しバックエルボー。さらに大森も串刺しバックエルボーから井上がコーナーに登り、セカンドロープからのミサイルキック。フォールも2。
井上はエルボー連発からコーナーに振ろうとするが、逆に振った羆嵐が走り込むも、井上は足を伸ばしてカットし前方回転エビ固めを狙う。だが羆嵐が耐えてヒッププレスを投下するが、井上は避けてコーナーに登るとミサイルキック。フォールもTAJIRIがカット。
大森と井上がTAJIRIをロープに振ってダブルのショルダータックルで迎撃すると、羆嵐が井上にガットショットからアルゼンチン。大森がガットショット連発でカットすると、井上が丸め込むが2。
井上はエルボー連打からロープに飛んでラリアットを交わすが、羆嵐はクロスボディアタックで迎撃しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
TAJIRI&羆嵐
羆嵐「ハー!」
TAJIRI「まぁそういうことだよ」
羆嵐「羆嵐の春は、桜は散りました。以上」
第2試合
先発は児玉とイザナギ。ロックアップからバックの取り合い。児玉がリストを取るとイザナギが回転してヘッドロック。そのままグラウンドになるが児玉がヘッドシザースで捕らえ、イザナギが抜けて距離を取る。
イザナギが足を刈って倒し、ロープに飛ぶとラリアットも、避けた児玉がフランケンで投げ捨て北斗にタッチ。
北斗がナックルからヘッドロック。イザナギがコーナーに押し込みめんそーれにタッチ。
めんそーれはポーズを取って挑発するが、北斗がかまわずガットショットからハブを掴んで動きを止め、ロープに飛ぶとショルダータックルで倒す。
立ち上がっためんそーれが手刀も、北斗がキャッチするがめんそーれはロープに振ってドロップキック。
めんそーれはロープに振ろうとするが、北斗がロープを背にすると児玉が背中にタッチ。
北斗がショルダータックルから児玉がチョップで倒し、踏みつけると頭頂部にエルボー。
北斗はエプロンからハブを叩き、児玉がボディスラムからセントーンアトミコ。児玉は北斗にタッチ。
北斗は首投げからサミングしながらマスクを掴むが、めんそーれはロープに足を伸ばしブレイク。
児玉がエプロンからサミング攻撃で動きを止めてマスクを掴み、これを離したところに北斗がタッチ。
チョップの打ち合いから児玉がめんそーれの手刀をキャッチして自爆させると、コーナーに振り走り込むがめんそーれはチョップで迎撃。
めんそーれはイザナギにタッチ。
イザナギは児玉を北斗に押し込み、北斗に延髄斬りから児玉にバズソーキック。
イザナギはストンピングからエルボーをガードしソバット。だが児玉もロープに飛んでエルボー。
児玉は北斗にタッチ。
エルボーの打ち合いから北斗が左右のエルボー。さらにローリングエルボーから投げようとする。だがめんそーれがトラースキックでカットし、児玉にサミングから場外に投げ捨てると、北斗にトラースキックを叩き込む。
イザナギとめんそーれは北斗をロープに振ろうとするが、北斗がめんそーれだけロープに振ると、場外から児玉がめんそーれの足を掴んで引きずり落とす。さらに北斗がイザナギにバックキックの急所攻撃から無想一閃で突き刺し3カウント。
<試合後コメント>
大森北斗
「アイアム・クリーンファイター。児玉さんがどこへ行ったのかはわからないけれど、これが俺たちのクリーンファイトだから。それにしても児玉さんは本当にすごいなぁ。ベルト取っちゃうかもなぁ、児玉さんが。2冠王になっちゃうかもなぁ。どこに行ったんだ、児玉さんは。ベルトに挑戦するのにコメントはないのか」
第3試合
HAYATOがタックルも光留は下がってかわし、光留がフロントネックで捕らえグラウンドの攻防からバックを取る。リストの取り合いから光留がフロントネックで捕らえるがHAYATOはロープに押し込みチョップを打ち込んでブレイク。
チョップの打ち合いから光留がソバット。光留はロープに振ってアームホイップを狙うが、耐えたHAYATOがコルバタで投げ捨てドロップキックで場外に叩き落とす。
HAYATOは場外に追ってチョップ連発からリングに投げ入れると、ロープに飛んでブーメランドロップキックから串刺しエルボー。さらにフェイスバスターからフォールも2。
HAYATOは投げようとするが、光留は脇固めから腕にエルボー。HAYATOは回転して逃れるとドロップキックで吹っ飛ばす。
HAYATOは串刺し攻撃を狙うが、避けた光留が延髄斬りからデスバレーボムで叩きつけフォールも2。
光留は腕ひしぎで捕らえるがHAYATOがロープに足を伸ばしブレイク。
光留はエプロンに座り込んだHAYATOの背中にサッカーボールキック。さらにストンピングから引き起こすが、HAYATOは延髄斬りからスワンダイブミサイルキック。
HAYATOは投げようとするが、光留は脇固めで切り返そうとするもHAYATOは顔面に膝蹴り。さらにみちのくドライバーからフォールも2。
HAYATOはロープに振ろうとするが、耐えた光留が延髄斬りからロープに飛ぶも、HAYATOは追走ゼロ戦キックからドロップキック。フォールも2。
HAYATOはトラースキックからフォールも2。
HAYATOはコーナーに登り、スワントーンボムを投下するが光留はすぐさま十字固め。暴れるHAYATOを変形ゆりかもめで捕らえギブアップを奪った。
光留「(リング中央にベルトを置いて座り込み)いるのは、いるのはわかってるぞ。児玉さん。児玉さん。(リングを叩いて)いるのは、わかってるんだよ。もう騙されないぞ。(児玉が普通に背後からリングに上がる)リングサイドから引きずり込まれるのわかってるんだよ。児玉裕輔の考えることなんて全てお見通しなんだよ。(児玉が光留の背中に手を置くが、それを光留が振り返らずに払ってリング下を気にしながら)ちょっと待って。このまま、このままリング下に俺を引きずり込んでベルト盗んで、挑戦表明するのわかってるんだよ。出てこい!出てこい(児玉が改めて背中をたたき、光留が振り返る)おわっ!?」
児玉「光留さん、どうしたんですか?そんなおばけでも見るような顔して。光留さんいいですか?人はリングの下から出てきません。リングの下に、人がいることはないです。そんなことより、タイトルマッチ、決まりましたね。この、ジュニアのベルト、5月15日北海道で、僕が、綺麗にいただくので、この、ベルト、あと10日間、綺麗に、綺麗に、磨いといてください。よろしくお願いします」
(光留は怯えながら場外に降りるが、一度リングに上がり睨み合ってからベルトを大事そうに抱えてリングを去る)
<試合後コメント>
児玉裕輔
「光留さん、大丈夫ですかね、オバケでも見たような顔して。まぁ前回後楽園で挑戦表明をして、さきほどリングでもさせてもらったんですけど。5月15日、北海道でジュニアのタイトルに挑戦します。光留さん、大丈夫ですかね。なんかすごい慌ててましたけど、チャンピオンらしくどっしりしていた方が、あと10日なんで、次に巻くのはボクなんで僕のためにきれいに、きれいに磨いておいてください。北海道が楽しみですね」
佐藤光留
「全日本ジュニア、出てきたじゃない。ライジンHAYATO。愛媛の鷹。ライジングHAYATO、痛かったよ。お前のチョップ。先輩からひとこと言わせてもらうよ。『いつもやれ』。お前は誰のオモチャでもない。ライジングHAYATOだ」
第4試合
本田が走り込みエルボー連打。そのまま場外戦で試合開始。
本田がヨシタツを痛めつけてリングに投げ入れるとフォールも2。
本田はストンピングからエルボーの打ち合い。本田がサミングからコーナーに振って串刺しラリアット。さらにブレーンバスターからフォールも2。
本田はスピアーからフォールも2。
本田は投げようとするが、着地したヨシタツがミドルキック。本田はキャッチするがヨシタツは延髄斬りからバッククラッカー。
ヨシタツは髪を掴んで引き起こし、ビンタからコーナーに叩き込み顔面ウォッシュ。
ヨシタツはローキック連打からビンタを叩き込み、ミドルキック連打からフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
本田はコーナーに振って走り込むが、ヨシタツは避けるとガットショットからスイングDDT。フォールも2。
ヨシタツは走り込むが、本田はキャッチすると担ごうとするも、ヨシタツはコンプリートショットからヨシタツ幻想を狙うが、そのまま本田が潰してフォールすると3カウント。
<試合後コメント>
本田竜輝
「はい終わり~。俺はチャンピオン・カーニバル全敗だけど、言ったろ、ここから立て直すって。ここからトップ戦線に行くぞ」
第5試合
先発はT-Hawkと宮原。ロックアップからT-Hawkがヘッドロックで捕らえロープに飛ぶが、宮原はビッグブーツで迎撃するもT-Hawkはすぐさまチョップ。バックの取り合いから宮原のブラックアウトをキャッチしたT-Hawkがチョップを狙うが、宮原が避けて両者距離を取る。T-Hawkは鬼塚にタッチ。野村は宮原にビンタしてタッチ。
鬼塚はエルボー連打も野村は首投げからサッカーボールキック。鬼塚は立ち上がるとチョップ連発も、野村はビンタを叩き込み鬼塚は崩れ落ちる。
野村はロープに振るが、鬼塚はランニングチョップからエプロンの青柳と宮原にもチョップを打ち込み、コーナーにもたれかかる野村にトレイン攻撃。
だが野村は鬼塚をビッグブーツで迎撃するとロープに飛ぶが、鬼塚は野村をドロップキックで迎撃しエプロンの宮原にチョップ。だが宮原は鬼塚を場外に引きずり出すと、チョップから鉄柵に叩き込みヘッドバッド連発。ふらつく鬼塚をリングに投げ入れ野村がフォールも2。
鬼塚はチョップ連発も、野村はエルボーから首投げで倒しサッカーボールキック。野村は亮生にタッチ。
亮生はストンピングからエルボー連打。ロープに振ってバックエルボーで倒しその場飛びシューティングスタープレス。フォールも2。
亮生は宮原にタッチ。
鬼塚はチョップも、宮原はビッグブーツからケンカキック連発。ロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールもT-Hawkがカット。
宮原はコーナーに振ってビッグブーツから亮生にタッチ。
エルボーの打ち合いから亮生がエルボー連打。さらにボディスラムから野村にタッチ。
野村はコーナーに叩きつけエルボー連打。コーナーに振って串刺しエルボーも、避けた鬼塚が走り込むが野村は足を伸ばしてカット。再度走り込んできた鬼塚を足を伸ばしてカットし、3度目は避けると串刺しエルボーからコーナーに振るが、鬼塚はすぐに走り込みスピアーで迎撃。
鬼塚は入江にタッチ。
入江はロープに振って担ぐが、野村が着地し丸め込もうとするも、耐えた入江にT-Hawkが亮生を振り、入江が担いでパイルドライバーで亮生を野村に突き刺す。
入江は投げようとするが野村が逆にブレーンバスター。野村は宮原にタッチ。
宮原が低空ドロップキックから側頭部にドロップキック。
宮原が拍手のアピールをしている背後から鬼塚がドロップキックを叩き込み、そのすきに入江はT-Hawkにタッチ。
T-Hawkが走り込むと宮原が足を伸ばすが、キャッチしたT-Hawkがナックル。
T-Hawkは担ぐが、着地した宮原にバックエルボーからローリングチョップ。ロープに飛ぶが宮原はビッグブーツで迎撃し亮生にタッチ。
亮生はミサイルキックから串刺しバックエルボー。だがT-Hawkが低空ドロップキックで動きを止めて逆水平チョップからロープに振るが、亮生はハンドスプリングオーバーヘッドキックから野村がハイキックで倒し、亮生がムーンサルトプレスもT-Hawkが避けて自爆させる。
亮生が走り込むが、T-Hawkはショルダースルーでエプロンに落とすも、亮生は着地しスワンダイブ。だがT-Hawkは膝蹴りで迎撃し入江がキャンボールで潰すと、T-Hawkがウラジゴクで叩きつけフォールも宮原がカット。
T-Hawkと入江が亮生を担ぎ、鬼塚が走り込んで合体フェイスバスターからT-Hawkがナイトライドで叩きつけ3カウントを奪った。
<試合後コメント>
#STRONGHEARTS
鬼塚「見たか!T-Hawkが全日本プロレス、後楽園のリングで勝ったぞ!しかも相手には宮原健斗もおったけれど、勝ったのは#STRONGHEARTSのT-Hawk!」
T-Hawk「まぁね。やっぱりあいつらは2人は仲間かも知れないけど、俺らはそれこそ寝食を共にするほどの仲間だ。もうファミリー感が違うよ。あんなニセモノのタッグチームに俺らが負けるわけないだろう。それとなぁ(ベルトを肩にかける入江を見ながら)アニキ、アニキ。俺は欲が深いからさぁ、ちょっとだけ、ちょっとだけ、そっちじゃない方の・・・三冠に興味が出てきた。あとは二人よろしく」
(T-Hawkは控室へ)
入江「T-Hawk、三冠のベルトに欲が出てるかも知れないけど、T-Hawk、入江茂弘、鬼塚のトリオで6人タッグのトーナメント。絶対今日の感じでイケるんとちゃうか?」
鬼塚「イケますよ。このベルト、さっきT-Hawkが言った三冠のベルト。そしてトーナメント。すべてを取りにいきましょうよ、入江さん!」
入江「よっしゃ行くぞ!」
野村直矢
「負けました。なんかよくわからないカードでしたね。#STRONGHEARTSと宮原さんと青柳くん?あそこはユニットですよね?なんで俺だけ関係ないのにいるのかなって(苦笑)。案の定ダメでしたね。なんかあります?」
――宮原選手と同じコーナーでしたがいかがでしたか?
「世界観が強すぎますかね、ちょっと。リングに6人揃った時に『みんなキャラ濃いな』って思ったんで。宮原さんとは対角がいいですね、対角が」
宮原健斗
「今日目に留まったのは野村卓也、そしてT-Hawk!まぁ今日のところは優勝決定戦を見守るからな、次はどっちだ?次はどっちだ?」
第6試合
先発は耕平と芦野。バックの取り合いから芦野が腕を取るが耕平はロープを掴みブレイク。
耕平はチェンジを要求し、芦野は男児にタッチ。耕平も綾部にタッチ。
男児は手を伸ばし綾部の手をなんとか握ると、ガットショットからヘッドロックで捕らえ絞り上げる。
綾部はそのまま担ぐが、着地した男児がロープに飛んでショルダータックル連発。綾部はビッグブーツで迎撃し、コーナーに叩き込むと石川にタッチ。
石川と耕平が交互に膝蹴り連発から、ぐったりと倒れた男児をフォールも芦野がカット。
石川はリング中央にセットしフットスタンプ。フォールも諏訪魔がカット。
石川は綾部にタッチ。
綾部は脳天にエルボーからネックブリーカードロップ。フォールも2。
綾部はコーナーに振って串刺しバックエルボーからDDT。フォールも2。
綾部は投げようとするが、男児がボディブロー連発からエルボー連打。ロープに飛ぶも綾部はドロップキックで迎撃しフォールも2。
綾部は耕平にタッチ。
耕平は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
耕平は逆エビ固めも、諏訪魔がエルボーでカット。
耕平はエルボーも、避けた男児が俵投げから諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はガットショットから背中にエルボー。ロープに飛んでビッグブーツを避けるとジャンピングショルダーアタック。投げようとするが綾部がカット。
綾部と耕平は背中にハンマーブローを交互に打ち込んでいくが、諏訪魔は交互にダブルチョップを打ち込みショートレンジラリアットでなぎ倒していく。
諏訪魔はスリーパーで捕らえるが、耕平は強引に投げ捨て石川にタッチ。
石川はコーナーに振って串刺しラリアット。コーナーに登りセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。
石川は投げようとするが、諏訪魔はリバースして芦野にタッチ。
芦野はエルボースマッシュ連発からコーナーに振ろうとするが、石川は逆に振って走り込むも足を伸ばしてカットした芦野がスライディングエルボースマッシュ。フォールも2。
芦野は投げようとするが、耐えた石川がエルボースマッシュからロープに飛ぶも、石川も追走ランニングニーからロープに飛ぶが、避けた芦野が投げ捨てジャーマン。
石川をコーナーに振ってトレイン攻撃から男児がコーナーに登りダイビングショルダーアタック。さらにカットに来た耕平にバックフリップを叩き込み、芦野がコーナーに上ると耕平にミサイルキック。
芦野が石川のバックを取り、諏訪魔がローリングラリアットも石川が避けて芦野に誤爆し、綾部が諏訪魔をビッグブーツで場外に叩き出すと石川が芦野にファイヤーサンダー。そのままフォールし3カウント。
<試合後コメント>
石川修司&佐藤耕平&綾部蓮
石川「あんなチームとして分裂状態の奴らに俺たちツインタワーズが負けるわけないだろう。しかも綾部くんという選手がいて、もうトリプルタワーズですよ。こんだけ高い山はないだろう。ちゃんとして来いよ、チャンピオンらしく。もう札幌こうなると余裕ですね」
佐藤「ましてやこのご時世なんだから、仲良くやりなさいよ」
綾部「今日は世界タッグの前哨戦ということでツインタワーズのお二人とトリオを組ませていただいたのは嬉しいんですけど、自分もツインタワーズプラス自分とかじゃなく、ゆくゆく近いうちに自分がタイトルマッチに挑戦するタッグに食い込んでいかないとと思ってるんで。でもまだまだ自分の力を存分に発揮していかないと。こういうデカイお二人と組んで学ぶことばかりなんで、まだ伸びていきます」
石川「諏訪魔に言っておけよ。お前が一番ブサイクだって。あいつが一番ブサイクだって認めるんだったら俺は握手してやるよ。まずはそれからだ。これを覚えておけよ」
諏訪魔&芦野祥太郎&田村男児
芦野「やってらんねぇなぁ。なんスか?あのリング上の・・・。集中できてないですよ、試合に。自分のことばっかりでタッグのことも考えてないじゃないですか」
諏訪魔「俺だって吹っ切れたんだぜ。いつもの通りやってるよ」
田村「落ち着いて、落ち着いてください」
芦野「だからこそ集中してやらなくちゃいけないじゃないですか。死ぬ気でやらなければ勝てる相手じゃないですよ。もっとリングでいろいろやらなきゃダメじゃないですか?」
諏訪魔「俺には俺の考えがあるんだから」
芦野「それを俺は知らないんだから」
諏訪魔「こっちペースで持っていけばいいだろう」
芦野「本番は本番でちゃんとリングでやってくださいよ。このままじゃ俺も・・・」
(芦野は控室へ)
諏訪魔「どうしたんだよな?俺はこの前大変な状況だったからあんまり言えないけど、この状況をね。まぁ本番まで時間もあるし雨降って地固まるじゃないけど、こうやってチームを成長させていくもんだって俺は思っているからね。本番までいい感じに再構築してツインタワーズに向かっていきたい」
第7試合
ジェイクが腕を広げてアピールするのに合わせて、優馬は螳螂拳のようにアピール。
ロックアップからジェイクがロープに押し込みクリーンブレイク。
優馬のタックルをジェイクが下がって避け、ジェイクが片足タックルからグラウンドの攻防になると優馬が抜けてロープを背負う。
バックの取り合いからリストの取り合い。アームホイップの応酬からジェイクが腕を取るが、優馬はヘッドロックで捕らえるもジェイクがフロントネックで取り返しフォールも2。
ロックアップからジェイクがヘッドロック。ロープに飛ぶが、優馬がサッカーボールキックを避けてその場飛びドロップキックで場外に叩き出す。
場外戦からリングに戻り、優馬がフォールも2。
優馬はチョークからエルボードロップを投下しフォールも2。
優馬はコーナーに振ろうとするが、ジェイクは逆に振るも優馬は足を伸ばしてカットしコーナー上に座る。だがジェイクはビッグブーツで場外に叩き出し「これが見たかったんだろ?」と会場にアピール。
場外の優馬にエプロンを走り込んでのサッカーボールキックを叩き込み、リングに戻った優馬に踏みつけフォール。だがレフェリーはカウントを叩かず。ジェイクが普通にフォールすると、京平レフェリーはゆっくりと叩きカウント2。
ジェイクはストンピング連発。立ち上がった優馬がエルボーを打ち込んでいくが、ジェイクはガットショットからボディスラム。
ジェイクは投げようとするが、耐えた優馬にDDT。フォールも2。
ジェイクは首4の字から指を捻り、さらに三角絞めに移行すると優馬はロープに足を伸ばしブレイク。
優馬はエルボーを打ち込んでいくが、ジェイクがエルボーも優馬がロープに振る。だがジェイクはレッグラリアートからロープに飛んでPKも2。
ジェイクは腕ひしぎを狙うが、クラッチを切らない優馬を見てクロスフェイスから羽折り固めへ。優馬はロープに足を伸ばしブレイク。
ジェイクはかち上げ式のランニングニーからランニングミドルも、キャッチした優馬がドラゴンスクリュー。
優馬は串刺しエルボーからロープに飛んでラリアットを避けるとジャンピングエルボー。コーナーに登りダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
優馬はバタフライロックで捕らえるがジェイクはロープを掴みブレイク。
エプロンで優馬が担ごうとするが、耐えたジェイクがビッグブーツで場外に叩き落とす。さらにエプロンを走り込んでのサッカーボールキックも、キャッチした優馬がドラゴンスクリューで場外に投げ捨てる。
優馬はエプロンに登ると、場外に飛び込みジェイクを鉄柵へフェイスバスター。
リングに戻ったジェイクに串刺しドロップキックからボディスラムで叩きつけダイビングエルボードロップ。フォールも2。
優馬はコーナーに登るが、ジェイクがビッグブーツを叩き込み雪崩式ブレーンバスター。
ジェイクは串刺しビッグブーツからコーナーに登るが、優馬はバックを取り背中にエルボー連打。さらに担ぐが、ジェイクはフランケンで投げ捨てるも優馬が走り込むが避けたジェイクが後頭部にハイキック。
ジェイクはコーナーに登り、セカンドロープからのムーンサルトプレスを投下しフォールも2。
ジェイクはバックドロップを狙うが、耐えた優馬がエルボー連打。ジェイクもエルボーで返すが、優馬はエルボー連打をやめない。ジェイクはアッパーカットから腕へのナックル。ロープに飛ぶが、優馬は追走エルボー。優馬がロープに飛ぶがジェイクはキチンシンクを叩き込み、投げ捨てジャーマンの応酬。ジェイクは投げようとするが優馬が掟破りのD4C。両者ダウン。
エルボーの打ち合いから優馬がエルボー連打からのエルボースマッシュ連発。だがジェイクが正拳突きから鋭角エルボー。さらにボディへの掌底からストンピングを落とす。優馬はダウン。ダウンカウントの途中でジェイクがフォールも2。
再度のダウンカウントが数えられるが、ジェイクがカウントをとめると引き起こそうとするも、ぐったりとした優馬を見て再度ダウンカウント。
ジェイクが近づいていき、D4Cを狙うが優馬が首固めからのエンドゲーム。ジェイクは強引に立ち上がるとバックドロップを狙うが、優馬は空中で体勢を切り返しフォールも2。
優馬はジャパニーズロッグロールも2。
優馬は飛びつき胴絞めフロントネックロックからスタッフロールも2。
優馬が走り込むが、ジェイクはキチンシンクで迎撃し、ドクターボムで叩きつけフォールも2。
ジェイクはリストクラッチ式バックドロップからフォールも、1で髪をつかんで引き起こすとサッカーボールキック。
再度髪をつかんで引き起こし膝蹴り連発から、ジャイアントキリングを叩き込みフォールも2。
ジェイクはロープを往復して後頭部にジャイアントキリングを狙うが、避けた優馬が投げ捨てジャーマン。再度ハイキックを避けてのロコモーションジャーマンスープレックスホールドも2。
優馬はフィッシャーマンの体勢も、ジェイクは顔面に膝蹴りからハイキック。優馬もトラースキック2連発からロックスターバスター。フォールも2。
優馬はザ・フールで叩きつけ3カウント。
優馬「ジェイク、あんたと闘えてよかったよ。このチャンピオンカーニバル、決勝の舞台で、あんたと闘えてよかった。ひとつ、提案がある。俺と一緒に全日本プロレス盛り上げようぜ。僕は、散々、ジェイク・リーを罵り、ファンにまで悪態をついた。今更何言ってんだと思うかもしれない。本当に申し訳ないと思ってる。でも、俺と、あんたは、自分のいる団体を、一番でっかくしたいっていう目標は一緒だと思ってる。ここはひとつ、騙されたと思って、俺と一緒に全日本プロレス盛り上げねーか?今すぐにとは言わない。時間は、たっぷりあるんで、いつでも返事待ってますよジェイクさん。それと!えっと、5月15日、札幌で、三冠戦やりますね。俺はやってもいいですよね?おい、大将!どこにいるんだ?出てきやがれ。どうせ見てんだろ?お越しください。(宮原がリングへ)どうですか?見てください。これでようやく、胸張って、あんたの前に立てますよ。15日、札幌、俺が、あんたのベルト取りに行く。どうだ?」
宮原「ジェイク・リー対青柳優馬。素晴らしい試合だった。ジェイク・リーの作る、景色、宮原健斗の作る景色、そして次は、青柳優馬、お前が作る景色を見せてもらおうか?全日本プロレスは、次のステップに行くぞ。お前にはその覚悟があるのか?その景色を、プロレスファン、これからのプロレスファンに見せてもらうから。ただしな!今、世界中を探してもな!三冠ベルトが、似合う男は、この俺宮原健斗なんだよ。5月15日!北海道で勝負だ」
(宮原が握手を拒否して帰ろうとすると、優馬がバックを取ってジャーマンの体勢に。宮原は急いで離れてロープを掴む)
優馬「ジョーク。ジョークジョーク。ちょっとしたオールジャパンジョークってやつです。受けてくれたからには、5月15日北の大地でそのベルト引っ剥がしてやるからな。もういい戻ってよし」
(宮原は一礼してリングを降りる)
優馬「どうですか?この姿?違和感しかないでしょ。おい、いいのか?全日本プロレス、どうなっても知らないぞ!チャンピオンカーニバル、この俺が制覇して、次、あの三冠のベルトを取って、この俺が、全日本プロレスをカオスな団体にしてやるからな。冗談はさておき、僕がトロフィーを手に入れる事ができたのは、紛れもなく僕を支えてくれたファンの皆様のおかげですありがとうございます。青柳優馬が見せる全日本プロレスの新しい景色、どうぞ長い目で見守ってください。どうなってしまうんだろうって思うような、ワクワクドキドキ、そしてヒヤヒヤしちゃう全日本プロレスを今後とも応援よろしくお願いします。最後に、本日は、後楽園ホールにお越しの皆様、そして全日本プロレスTV、サムライTVご覧の皆様、まことにありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。バーイ」
<試合後コメント>
青柳優馬
「チャンピオン・カーニバル、初優勝できました。これもすべて僕を支えてくださるファンのみなさま、本当にみなさまのおかげだと今日改めて、改めてというか思いました。全日本プロレスは50周年という節目の年ではありますけど、誰のための50周年かということを全日本プロレスの人間は考えるべきだと思いますよ。自分たちが主役で出たいという気持ちはもちろん同じレスラーとしてわかりますけれど50周年。50周年という節目の年までやってこれたのは、今日まで応援してくれたファンのみなさまのおかげだということを改めて考え直してもらって。そのために僕が今の全日本プロレスを叩き直して、新たな全日本プロレスの景色を見せたいと思います。そして最後にジェイク・リーに言った『一緒に全日本プロレスを盛り上げていこう』っていうのを、今までさんざん悪態ついて、ファンにも悪口言ってののしってきたけれど。ムシがいい話かも知れないけど、自分がいる団体を日本一、世界一にしたいという気持ちは一緒だと思っているから。ジェイク、是非とも俺と一緒に。ジェイクさん!是非とも一緒に俺と全日本プロレスを盛り上げませんかと。返事は待っています。ありがとうございます」
――チャンピオン・カーニバルの最年少優勝を三冠戴冠より先に達成しましたが?
「やった!最年少!いい響きですね。初優勝だけでなく、チャンピオン・カーニバルの歴史に青柳優馬という名前を大きく残した。もう記録を作ったとはいえ、今の全日本プロレスでは僕より若い力がどんどん上にのぼってきているんで、最年少ということに浸っている暇はないですね。もう全日本プロレスを叩き直すつもりでこれからやっていきますんで。このトロフィーを取っただけで終わりじゃなく、5月15日に札幌で宮原健斗から三冠のベルトを取って、チャンピオン・カーニバルと三冠の歴史、同時にこの青柳優馬が塗り替えてみせます。以上です」