【試合詳細】4・15 後楽園ホール60周年還暦祭~女子プロレスドリームフェスティバル~ 彩羽匠&SAKI&野崎渚vs尾崎魔弓&雪妃魔矢&スターライト・キッド 橋本千紘&優宇vs尾崎妹加&MIRAI ウナギ・サヤカ&白川未奈vs梅崎遥&門倉凛
『後楽園ホール60周年還暦祭 女子プロレスドリームフェスティバル』
日程:2022年4月15日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,251人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
△Maria(Marvelous)
10分0秒 時間切れ引き分け
△川畑梨瑚(T-HEARTS)
▼6人タッグマッチ 10分1本勝負
朝陽(アイスリボン)/○久令愛(PURE-J)/松下楓歩(アイスリボン)
9分24秒 スカイ・デ・スペシャル
マドレーヌ(ディアナ)/ななみ(ディアナ)/●カノン(仙女)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
渡辺智子(Marvelous)/米山香織(YMZ)/●真白優希(アイスリボン)
13分3秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
○宮崎有妃(WAVE)/旧姓・広田さくら(WAVE)/ハイビスカスみぃ(琉球ドラゴン)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
○コグマ(スターダム)/愛海(仙女)/大空ちえ(PURE-J)
8分52秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
●櫻井裕子(COLOR‘S)/海樹リコ(SEAdLINNNG)/レディ・C(スターダム)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
○井上京子(ディアナ)/加藤園子(OZアカデミー)/Leon(PURE-J)
10分21秒 ラリアット→体固め
AKINO(OZアカデミー)/佐藤綾子(ディアナ)/●ライディーン鋼(PURE-J)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
[ベストフレンズ]○藤本つかさ(アイスリボン)/中島安里紗(SEAdLINNNG)
9分34秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
[Mystic Young Fox]岡優里佳(仙女)/●宝山愛(Marvelous)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
ウナギ・サヤカ(スターダム)/△白川未奈(スターダム)
15分0秒 時間切れ引き分け
門倉凛(Marvelous)/△梅崎遥(ディアナ)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[チーム200kg]○橋本千紘(仙女)/優宇(EVE)
18分51秒 オブライト
MIRAI(スターダム)/●尾崎妹加(フリー)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
野崎渚(WAVE)/●SAKI(COLOR‘S)/彩羽匠(Marvelous)
29分31秒 Eternal foe→片エビ固め
尾崎魔弓(OZアカデミー)/雪妃魔矢(フリー)/○スターライト・キッド(スターダム)
後楽園ホール60周年還暦祭で女子プロレスオールスター戦が実現し44選手が大集結!尾崎魔弓が“新日本vs全日本”に対抗意識メラメラ!
第1試合
川畑が握手を求めるも、Mariaは拒否してゴング。
しばらくじっとにらみ合い、再び川畑が握手を求めるも、Mariaは川畑の眼前で腕組をして再び無視。先に仕掛けたMariaがビッグブートを発射も、かわした川畑がトラースキックを発射。Mariaが回避し、そのままエルボー合戦へ。川畑が強烈な逆水平チョップでこれを制すも、再び距離を縮め、互いに腕を掴みながらロープデスマッチのように互いに引き寄せながらのエルボー合戦、チョップ合戦を展開。
これを制した川畑がストンピング連打からロープに飛ぶが、Mariaは前転してから放つカウンターのドロップキック。さらにMariaがロープに川畑を押し付け貫通ビッグブート。続けてロープに飛ぶが、川畑がカウンターのハイキックを叩き込み、ロープに飛んで行くが、Mariaはビンタで迎え撃ち、ニーリフトからベイブスネイク。川畑はなんとか足を伸ばしてロープブレイク。
Mariaは腕へのフロントキック、腕へのオーバーヘッドキックからロープに飛ぶが、川畑がカウンターのビッグブートからノーザンライト・スープレックス・ホールド。さらにジャーマン・スープレックスを狙うが、Mariaが振り払って顔面へのビッグブート。さらに執拗に顔面を蹴りつけ、ロープに走るが川畑がカウンターのハイキックからバズソーキック。
さらに川畑がムーンサルト・プレスを発射もMariaが回避してスライディングキック。さらにスワンダイブ式フットスタンプ、腹部の蹴り上げから踵落とし、さらに飛びついて蜘蛛の巣も川畑はロープへ。Mariaはビッグブートを発射も、川畑が回避してバックを取りジャーマン・スープレックス・ホールド。これを返されると再びムーンサルト・プレスを発射もカウントは2。川畑が引き起こそうとしたところで時間切れ引き分けを告げるゴングが打ち鳴らされた。
第2試合
6人それぞれ握手を交わしてからゴング。
ななみと久令愛でゴングが鳴ると、ロックアップからヘッドロックの奪い合い、ななみが首投げから胴絞、ローリングクレイドルと先制もカウントは2。さらにドロップキックを狙うが久令愛がショルダータックルでなぎ倒し鎌固め。これはマドレーヌがカット。久令愛が松下にタッチ。
松下はドロップキックからブレーンバスターを狙うが、ななみが首固め、スクールボーイ、オクラホマロールと粘り、フィッシャーマンズ・スクリューからドロップキックを狙うが、これを回避した松下がショルダータックル。さらにロープに振ろうとするが、ななみがバックスライドで切り返しマドレーヌにタッチ。
マドレーヌはミドルキックの連打からボディスラム。倒立からのダブルニードロップ、脇固めと痛めつけ、ロープ上に立ってポーズを決めてからのぶら下がり式腕十字。松下のピンチに1年9組の朝陽が救援に入り、ロープワークで翻弄してからダブルのドロップキック。松下はゴードバスターで反撃も、マドレーヌは強烈なミドルキックを叩き込んでカノンにタッチ。
カノンはロープにフルも松下がショルダータックルでなぎ倒し朝陽にタッチ。
カノンは見事な高さのドロップキック5連打を見舞い、朝陽とエルボー合戦へ。打ち勝った朝陽だったがカノンはドロップキック2連打でやり返し、ロープへ振る。朝陽はランニングネックブリーカードロップから旋回式フェイスクラッシャーを決め、久令愛にタッチ。
久令愛は顔面へのビッグブート連打から顔面ウォッシュ、さらに松下のダイビングクロスボディ、朝陽のダイビングクロスボディ、久令愛のトラースキックと連撃が入るも全員が入り乱れる乱戦に。カノンがドロップキックからジャンピング・ブレーンバスターからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを決めるもカウントは2。カノンはスワンダイブ式ミサイルキックからロープに飛ぶも久令愛がビッグブートでカウンターしノーザンライト・スープレックス・ホールド。さらにアンクルロックからクロスレッグ式アンクルロックに捕らえるとカノンが無念のタップ。
第3試合
宮崎&みぃ&広田がブリブラダンスを踊りながら入場。米山は赤いちゃんちゃんこを着て真白とともに「6」と「0」のバルーンを持って後楽園ホールの還暦をお祝いも、宮崎らが奇襲して場外に放り出し、広田がトペ・スイシーダを狙うもロープに引っかかって失敗。米山&真白が2人で襲いかかるも、広田が2人に向後にカンチョー攻撃。さらにコーナーに上ってロケットカンチョーを狙うも渡辺が叩き落とす。米山&真白を宮崎がダブルラリアットでなぎ倒し、モンキーフリップのように広田を2人の上に重ね、みぃもついでに上から投げ落とす。
すると広田&みぃが宮崎も2人の上に投げ落とそうとするが、宮崎の重さに苦戦して崩れ落ちてしまい、その間に米山らが復活。3人で広田を固め、「後楽園ホール還暦おめでと~!」とポーズを決める。さらに真白がドロップキックで追撃も、広田がフェイスクラッシャーで切り返しプロレスLOVEポーズ。そして拝み渡りを狙うも、真白が振り払って「1人でいけよ!」と指示。1人でロープを渡る広田だったが2褒めで崩れ落ち自爆。真白がドロップキック3連打で追い打ちし、渡辺にタッチ。
渡辺は串刺しラリアットからロープに飛ぶが、広田が追走してカンチョー。渡辺の追走ラリアットと広田の追走カンチョーによる意地の張り合いが展開されるも、渡辺のバックドロップを背面着地した広田のカンチョーが決まり、ダブルダウン。両者カウント9で起き上がるも、広田が再びカンチョーを突き刺し宮崎にタッチ。
宮崎と渡辺のラリアットが正面からぶつかり合うパワーファイター同士の肉弾戦が展開され、互角とみるや宮崎&みぃが2人でかかり、みぃがズボンを下ろして隙を作り、宮崎のラリアットが炸裂。もう一発を狙うが渡辺のカウンターのラリアットが入り、真白へタッチ。
真白は宮崎にドロップキックも、宮崎は倒れず耐え「カメラの準備をしろ!」とはずかし固めを狙う。真白が振り払ってビンタからドロップキック。さらにコーナーへ上がる。みぃが引きずり降ろそうとするが返り討ちになって倒れる。みぃを無視して宮崎が雪崩式ブレーンバスターを狙うが、これにみぃが「危ないでしょ!それに私1回もタッチ回ってきてない」と猛抗議。
みんな仲良く6人でコーナーに上がり、みぃが「私はわざわざ今日大阪から歌を歌いにやってきたんですよ。私の歌でみんなを泣かせます」と説得してサライを熱唱。残る5人がリングに降りて体育座りでみぃの歌を観賞する。歌い終えたみぃがダイビングクロスボディを発射も、誰にも当たらず自爆。
全員が場外に出ていく中、広田が再びトペ・スイシーダを発射。今回はキレイに決まり、観衆からどよめきと歓声が上がる。
宮崎は真白に恥ずかし固めを狙うが、渡辺がラリアットで救出。真白がロープに飛ぶが宮崎がラリアットを叩き込み、ハリケーンドライバーからムーンサルト・プレスを投下して真白から3カウントを奪った。
第4試合
海樹と愛海の対面でスタートすると、コーナーでアピールしようとする愛海に海樹がドロップキックを叩き込み、櫻井にタッチ。
櫻井が出てくると愛海が踊り狂いながらリバース・インディアン・デスロック。コグマがレディをクマポーズ式キャメルクラッチで、大空が海樹をロメロ・スペシャルで捕らえるも、3人は即座にドロップキック&ショルダータックルで反撃。
レディと愛海の対面となると、レディの脳天唐竹割りと愛海のクロスチョップが鍔迫り合いに。レディが振り払って逆水平チョップを連打も愛海がフライングクロスチョップを叩き込みのダブルリストアームサルト。大空にタッチ。
大空はダイビングショルダーからフィッシャーマンの体勢も、振り払ったレディが脳天唐竹割りからコブラツイスト。これをコグマらがカットすると、レディは大空をロープに振るが、大空がフライングショルダーを叩き込み、両者タッチ。
コグマと海樹の対面となると、互いに目まぐるしいロープワーク合戦からアームドラッグの応酬。海樹がドロップキックでこれを制してそのまま5連打。そのままコグマと海樹がエルボーで打ち合っていき、コグマがロープへとんだ所で海樹がドロップキックで追撃。さらにブレーンバスターを狙うがコグマがスタナーからのDDTで切り返し、コーナーに上ってミサイルキック。さらに必殺のダイビングボディプレスを狙うが、レディ&櫻井がダブルの首投げでリング内に落とし、海樹がノーザンライト・スープレックス・ホールド。櫻井にタッチ。
櫻井はコグマにドラゴンスリーパーを決めるもコグマがブレイク。櫻井がロープに飛ぶと大空が追走ドロップキック、愛海がジャンピングニーで追撃。櫻井はぶっこ抜きブレーンバスターからブレーンバスターホールド、さらにコーナーに上って行くが、コグマが追っていって雪崩式スタナー。さらに愛海のミサイルキック、大空のフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド、コグマのダイビングボディプレスが決まるとこれで3カウント。
第5試合
6人での記念撮影からAKINO以外の5人は仲良く握手。
AKINOとLeonでゴングが鳴ると、ロックアップからトリッキーなアームドラッグの応酬となり、Leonが風車式バックブリーカーで先制。さらに京子&加藤とともにトレイン攻撃、佐藤&AKINOがダブルブレーンバスターを狙うも振り払った京子がダブルラリアット。
AKINOと加藤の対面となると、加藤のハイキックをガードしたAKINOが「残念でした~!」とおどけるも、加藤がチンクラッシャーで反撃。AKINOがキックの猛連打から佐藤にタッチ。
佐藤は加藤へおぼん攻撃からドロップキック with おぼん。村山レフェリーが激怒している間に加藤が復活してステップキックを見舞い、Leonの串刺しスピアーから加藤のキャノンボール、ダイビングギロチンドロップが決まる。さらに加藤がフルネルソンに捕らえるも、佐藤が振り払いAKINOと鋼のトラースキックが刺さる。佐藤はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドからロープに飛ぶが、加藤がニールキックでカウンターし京子にタッチ。
京子はラリアットを発射も、佐藤が回避してバックを取る。京子もバックを取り返してパワーボムを決め、もう一発を狙ったところで佐藤がレッグロールクラッチ。京子は振り払ってもう一発パワーボムを狙うが、AKINOがハイキックでカットし、佐藤のジャーマンが決まる。鋼にタッチ。
鋼は京子に串刺しマシンガンラリアットからロープに飛んでラリアット。京子もラリアットで迎撃し、正面からラリアットで打ち合う意地の張り合いへ。鋼がトラースキックからフライングニールキックを決めるもカウントは2。鋼はリバーススプラッシュ式セントーンからライディーンボムもカウントは2。ならばと鋼がコーナーに上っていくが、京子が追いすがってコーナートップからの雪崩式ブレーンバスター。鋼の巨体が大きく跳ねる。さらに京子がラリアットを狙うと佐藤がおぼん攻撃でカット。鋼はラリアットからコーナーに上ってムーンサルト・プレスを発射も京子が回避したため自爆。そこへLeonのマッドスプラッシュ、加藤のダイビングギロチンドロップが決まり、京子がラリアットでトドメを刺した。
第6試合
若手2人がドロップキックで奇襲し、2人をコーナーに重ねて向後に串刺しドロップキック、さらにドロップキックの編隊飛行。さらにMystic Young Foxがロープに飛ぶがベストフレンズもダブルのドロップキックで反撃。
藤本は岡へサッカーボールキックからロープにくくりつけて串刺しドロップキック。吹き飛んだ岡が宝山にタッチ。
宝山と中島の対面となると、宝山が中島にドロップキックからボディスラムを狙うが、中島がニーリフト連打で外す。宝山が左右にエルボー猛連打も中島はビッグブート一発で吹き飛ばす貫禄を見せ、「クソガキ!」と顔面に靴底がめり込む厳しい顔面ウォッシュ。さらにボディスラムで叩きつけてから引き起こすが、宝山が雄叫びを上げながらのヘッドバッド猛連打から岡とともにコンビネーションドロップキックを決め、宝山が岡にタッチ。
岡は膝立ちの中島の顔面へ低空ドロップキックの5連打からフェイスクラッシャー、再び顔面への低空ドロップキックから中島にエルボーの猛連打。中島は強烈なエルボー一発で黙らせブロックバスター。藤本にタッチ。
藤本は岡に卍固め。カットに来た宝山を中島がコブラツイストで捕らえる。さらに藤本が岡をロープに振るが、岡がドロップキックからダイビングクロスボディ。さらにフィッシャーマンバスターで叩きつけるもカウントは2。宝山にタッチ。
宝山はドロップキックの5連打からボディスラムを狙うが、藤本が振り払うと宝山は藤本のつま先を踏みつけまくってエルボー。藤本もドロップキックで反撃してコーナーに上るが、岡が足をつかんで妨害し、宝山が雪崩式首投げからミサイルキック。さらに全女式体固めもカウントは2。宝山はコーナーに上がり、岡とともにファンタスティックフリップを決めるが、中島がカットし、岡にカサドーラ式フットスタンプ。藤本が宝山にサッカーボールキックを叩き込み、中島のミサイルキック、藤本のミサイルキックが立て続けにクリーンヒット。そして2人でクラウチングスタートを切ってのダブル串刺しドロップキックを決め、中島がカットに来た岡を投げっぱなしジャーマンで排除。最後は藤本が宝山をジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールドで沈めた。
第7試合
試合前からにらみ合いを展開していた門倉と白川のエルボー合戦からゴングが鳴ると、白川がフライングクロスチョップで先制。なぜかウナギは梅咲の横に控えてコーナーに立ちなにかをささやきかけている。
門倉が梅咲に代わると、ウナギ&白川がコンビネーションドロップキックを決め、白川が「後楽園チャンスぅ~!」とロメロ・スペシャルを決め「後楽園おめでとぉ~!」と叫びながらカベルナリアに変形。そこへウナギがビッグブートを叩き込む。白川は梅咲へ串刺し攻撃を狙うが、梅咲がドロップキックでカウンターし門倉にタッチ。
門倉は腰へのストンピング猛連打からスライディングキック。梅咲にタッチ。
梅咲は弓矢固めから白川をロープにくくりつけ、串刺しドロップキック。門倉にタッチ。
門倉は梅咲とともにコーナーで白川の顔面を踏みつけ、ボディスラムからフットスタンプ。追撃を狙う門倉に対し、白川はエルボー合戦を挑んで反撃。これを余裕の様子で受け止めた門倉はボディスラムを狙うが、白川がスクールボーイで切り返す。なんなく返した門倉がスライディングキックからロープに飛ぶが、白川がコルバタ式河津落としで切り返し、ウナギにタッチ。
ウナギは門倉へ串刺しバックエルボーから旋回式フェイスクラッシャー。さらに大ふへん固めを狙うが梅咲がカットし、門倉とダブルのドロップキックを狙うが、ウナギが2人まとめてコードブレイカーで倒し、2人へ同時にギロチンドロップ。さらにウナギが顔面を蹴りつけながら「オラどうした!」と挑発していくと、門倉は「そんなもんかよ。もっと来いよ」と睨みつけ手を後ろに組みながら好きな様に打たせていく。ウナギがロープに飛ぶと門倉はDDTで切り返し、「そんなもんか?」とお返しの顔面踏みつけ。さらに門倉が顔面にビンタを叩き込んでロープに飛ぶと、ウナギは飛びついて胴絞フロントネックロック。門倉はもこれを持ち上げてぶっこ抜きブレーンバスターを狙うが、ウナギが暴れて着地。門倉は改めてブレーンバスターで突き刺してロープに飛ぶが、ウナギがカウンターのビッグブート。門倉も負けじとトラースキックを叩き込み、梅咲にタッチ。
梅咲はランニングネックブリーカードロップからフットスタンプを連打。さらにショットガンドロップキックからコーナーへの串刺し攻撃を狙うが、白川がカットに入るローリングエルボー、さらに白川のドロップキック+ウナギのビッグブートの同時攻撃。ウナギはコードブレイカーから白川にタッチ。
白川は串刺しバックエルボーからスライディングキック。続けてボディスラムを狙うが梅咲が振り払いスクールボーイから門倉とのダブルドロップキック。さらにロープ際に2人をセットし貫通ドロップキックの編隊飛行。場外に出たウナギ&白川へ梅咲がプランチャで追撃。梅咲はコーナーに上って白川へミサイルキックを叩き込み、ロープへ飛ぶとウナギが飛び込んできてそんなことより一献くれまいか?。さらにウナギの大ふへん固め+白川のランニングネックブリーカードロップの合体攻撃。白川がコーナーに上ってダイビングフォアアームを叩き込み、必殺のインプラントDDTを狙うが、門倉が視覚外からのトラースキックでカット。梅咲はブロックバスター、ドロップキックと連撃も、白川もローリングエルボー、裏拳と反撃。白川がトップロープに足をかけてのハングマンDDTで突き刺し、体固めに入ったところでフルタイムドローのゴングが鳴り響いた。
ウナギと門倉は場外で殴り合い、白川と梅咲はリング上で髪をつかみ合い、さらに因縁が深まった。
第8試合
妹加と優宇の対面でゴングが鳴ると同時にショルダータックルでぶつかり合っていき、あまりの衝撃に観衆からどよめきが上がる。妹加はエルボーで、優宇は逆水平チョップで打ち合い、優宇がショルダータックルでなぎ倒す。両者タッチ。
橋本とMIRAIの対面となると、ゆっくり組み合ってレスリングベースの目まぐるしいグラウンド戦が展開され、攻守があっという間に入れ替わる首の取り合いからクリーンブレイク。手4つから橋本がヘッドロックに捕らえじっくり絞り上げると、MIRAIがクラッチを切ってボディスラムを狙う。橋本はこれを耐えて逆にボディスラムで叩きつけ、優宇にタッチ。
優宇とMIRAIの元東京女子対決となると、優宇が圧倒的な腕力を見せつけハンマースルーを踏ん張って耐える。妹加も加わって2人で振ろうとするも優宇はびくともせず。ここに橋本も入ってくると、橋本が妹加を、優宇がMIRAIを逆エビ固め。2人でダブルバイセップスを決めて咆哮。
MIRAIはスラムを狙うが優宇が上からプレスして潰し逆水平チョップ。優雅ロープに飛ぶとMIRAIがドロップキックでカウンターし、妹加にタッチ。
妹加は再び優宇を正面からショルダータックルでぶつかり合っていくが、優宇はサイドバスターで切り返しセントーンを発射。妹加もすぐ起き上がってショルダータックルからセントーン。MIRAIにタッチ。
MIRAIはミサイルキックから逆打ちを狙うが、優宇が腰投げで切り返し両手を広げて余裕の表情。優宇は強烈な逆水平チョップ一発でMIRAIを吹き飛ばし、ロープに飛んだMIRAIへカウンターのフライングクロスボディ。さらにパワーボムを狙うが、MIRAIが飛びつき腕十字で切り返し、横三角締めから変形羽折固め。優宇はなんとか足を伸ばしてブレイク。
MIRAIはラリアットを狙うが、優宇がカウンターの払い腰からコーナーに詰めてキャノンボール。橋本にタッチ。
橋本はMIRAIへ串刺しラリアットからぶっこ抜きジャンピングブレーンバスター。さらにオブライトを狙うが、MIRAIが抵抗すると橋本がコブラツイスト。妹加がカットしてダブルのショルダータックルで橋本をなぎ倒し、MIRAIが変形卍固め。橋本は雄叫びをあげながらロープを目指すが、MIRAIがスクールボーイから足も抱える変形のゆりかもめ。橋本はなんとかロープへ。MIRAIは橋本にエルボー合戦を挑むが、橋本は一発食らうたびに前に進んでMIRAIを逆にロープ際まで追い詰める。MIRAIもめげずにエルボー猛連打からショルダータックルで倒してみせると、妹加へタッチ。
妹加は橋本にセントーン2連発からアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが優宇がカット。橋本のスピアー、優宇のセントーン、橋本のサンセットフリップから2人でコーナーに上っていくが、MIRAI&妹加が2人をそれぞれコーナーから投げ落とし、MIRAIがコーナーから橋本へリバーススプラッシュ式セントーン、妹加がセカンドロープからのダイビングセントーンと連撃。妹加が橋本へスパインボムからラリアットを放つも、橋本もラリアットで迎撃。ならばと妹加は橋本をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、優宇が逆水平チョップを連打してもしばらく耐える。ここにMIRAIが救援に来るも、橋本が2人まとめてクロスボディでなぎ倒しサンセットフリップ。さらに200kgの2人が「いただきます!」とダブルのチョークスラムを決まるもMIRAIがカット。橋本がオブライトを狙うと妹加が必死の抵抗も、橋本は振り払ってラリアット。さらに橋本&優宇がコーナー上でポーズを決めてからのダブルのダイビングボディプレスを決め、橋本が見事なオブライトで妹加から3カウントを奪った。
第9試合
大江戸隊と正危軍がまさかの合体。ベビーのチャンピオントリオと激突した。
握手を求めるベビー3人に対し、ヒール連合軍の答えは奇襲からの場外乱闘。大江戸隊&正危軍のセコンドまで加わりリングサイドは大渋滞の大混乱。
キッドは野崎にパイプ椅子を振り下ろしてからリングに放り込み、「野崎、レジーナなんだろ?」とビンタ。野崎もエルボーで応戦するもキッドがスライディングキックを叩き込み、「大江戸隊、カモ~ン!」とナツコとともに野崎の顔面をロープにくくりつけて記念撮影を要求。雪妃にタッチ。
雪妃は野崎をロープに振ってムチで殴打。さらにムチで首を縛り上げてリング上を引きまわす。さらに尾崎が入ってきて野崎の指先を容赦なく踏みつけ、雪妃がムチを使ったキャメルクラッチとやりたい放題。SAKIがなんとかカットに入るがムチの一撃で撃退されてしまう。Tommyレフェリーにムチが没収されようとするが、雪妃はレフェリーも使ったムチ攻撃で野崎をなぎ倒し、尾崎にタッチ。
尾崎はリングに椅子を持ち込み、野崎の頭や指先を殴打。さらに指と指の間をロープにこすりつけながらのアームロック。キッドにタッチ。
キッドはロープに野崎の顔面をこすりつけながら尾崎とともに踏みつけ、尾崎にタッチ。
尾崎はチェーンを持ち込み、チェーンナックルで野崎の頭を何度も殴りつける。さらに首にチェーンをくくりつけ、場外に放り出してチェーン絞首刑も、彩羽&SAKIが必死のカット。尾崎は再び椅子を持ち込み、次々と野崎の上に重ね、さらにその上から椅子で殴打。
代わる雪妃がランニングニーを叩き込んで追い込んでいくが、野崎はカウンターのビッグブートを決めてタッチを求める。これを尾崎&キッドに妨害されて絶望した野崎は崩れ落ち、雪妃がマウントを取って上から首を絞める。しかしブチ切れたSAKIが飛び込んできてゆきひに殴りかかり、そのままベビー3人での連携ドロップキックから野崎がノアールランサー。彩羽にタッチ。
彩羽は雪妃にミドルキックからステップキック、サッカーボールキック、スライディングキックとスピーディーな連撃を決め、高速ブレーンバスター。さらにカットに来たキッドを高速ブレーンバスターで雪妃の上に投げ落とすも、尾崎がチェーン攻撃でカット。彩羽はジャーマンを狙うが、雪妃が丸め込みから入る変形横三角絞め。彩羽は足を伸ばしてブレイク。雪妃は彩羽をロープに押し付け貫通ランニングニーを放つが、彩羽がすんでのところで回避し掌底合戦を制してハイキック。ロープに飛ぶも雪妃がカウンターのハイキックを叩き込み、紫閃光。尾崎にタッチ。
彩羽がロープに飛ぶと、正危軍の桜花がエプロンから攻撃してカットし雪妃の貫通ランニングニーがヒット。さらに尾崎がリングに置いたチェーンの上に彩羽の後頭部を叩きつけ、串刺しチェーンラリアット。尾崎はロープに振ってチェーンラリアットを放つも、彩羽がハイキックで撃ち落とす。彩羽はチェーンを奪い取ろうとするが、尾崎がその手を踏みつけて「残念でしたぁ~♪」と満面の笑み。SAKI&野崎も加わって綱引きのように奪い取ろうとするが、尾崎が手を離したため人が吹っ飛ぶ。「ホンットにバカ!(笑)」と尾崎が嘲笑すると、彩羽は怒りの右ストレートからフライングニールキック。さらにバズソーキックを叩き込むが、尾崎は裏拳で反撃。尾崎が裏拳猛連打からロープに飛ぶが、彩羽がカウンターのハイキック。彩羽はトラースキックから旋風脚を叩き込みロープへ飛ぶも尾崎がカウンターの裏拳をクリーンヒットさせ、両者タッチへ。
キッドと野崎の対面となると、キッドの多彩な蹴撃を巧みに防御した野崎が串刺しダブルチョップ連打から串刺しブートを狙うが、これをかわしたキッドがコーナーに上ってダイビングクロスボディ。さらにキッドがキッチャーマンを狙うも、野崎が着地してトラースキック。さらにスリーパースープレックスを狙うが、キッドがなんとかロープをつかむ。野崎は貫通ビッグブートからおしゃれキック+彩羽のフロントキック。続けて野崎がコーナーに上ってキッドへミサイルキックを突き刺すと、ドルミルで捕らえるも尾崎がカット。野崎は顔面への前蹴りから蒼魔刀、さらにノアールランサーと叩き込み、レインメーカー式ビッグブートを狙うが、これをかわしたキッドが強烈な袈裟斬りチョップで反撃し、「ナメんな!」とキッチャーマン。キッドがロープに飛ぶも、野崎はノアールランサーからレインメーカー式ビッグブート、さらにノアールランサーも雪妃がカット。野崎はSAKIにタッチ。
SAKIが出てくると尾崎&雪妃が集中攻撃をかけ、雪妃のミドルキックから尾崎がロープに振るが、彩羽&野崎が出てきてダブルのトラースキックで蹴散らす。キッドは野崎&SAKIをダブルのヘッドシザース簿イップで場外に放り出してプランチャで追撃。同時に雪妃も別方向へプランチャを発射。尾崎も続こうとするが彩羽が雪崩式ブレーンバスターで阻止。
野崎&SAKIがサンドイッチビッグブートでキッドを挟み込み、SAKIがみちのくドライバーII。野崎のスライディングキック、彩羽のパワーボム、SAKIのカワイルドニードロップが刺さるも雪妃がムチ攻撃で豪快なカット。
雪妃のハイキック、尾崎の裏拳がSAKIに交互に突き刺さり、グロッキー状態になったSAKIを雪妃がチョークスラムで叩きつける。そこへキッドが旋回式フロッグスプラッシュで追撃もカウントは2。ならばとキッドはムーンサルト・プレスを狙うが、彩羽がキッドへランニングスリーを狙う。これを雪妃がカットし、コーナーに上っていたSAKIを雪崩式アームドラッグで落としフィッシャーマンズ・スクリューで追撃。さらにコルバタ式エビ固めから十字架固め、雪妃の暗躍で彩羽のハイキックをSAKIに誤爆させ、尾崎が彩羽にテキーラ・サンライズ、キッドがSAKIにタイガー・スープレックス、雪妃が野崎にジャーマン・スープレックス。しかし、キッドの蒼魔刀を回避したSAKIがランニングブレーンバスターで叩きつけ、コーナートップからカワイルドニードロップを狙うが、尾崎が赤いパウダー攻撃でカットし、キッドがSAKIをEternal foe(コーナートップからのスパニッシュフライ)で叩きつけて3カウントを奪った。
キッド「この還暦祭、このメンバーの中できっちり3カウントを最後取ったのは、この宣言通りのスターライト・キッドだ!もっと拍手!今日、この私の試合を見て虜になったそこのお前らお前らお前らお前らお前らお前ら!明後日、ここ後楽園ホールでスターダムの試合があるから私を見たければその日もここに来い!そして野崎渚、あなたがキッカケで開催されたこの興行、客席から見てた私が最後勝ちました!私は野崎渚と今日で終わらせるつもりはない。いや、終わらせたくないよね~。私はずっと見てるからな。ふふふ(笑)そしてそして正危軍。また組むのか、闘うのかわからないけど、また会ったときはよろしく♪」
尾崎「ちょっとさあ、勘違いしてるかもしれないけど?スターライト・キッド様ぁ?あなたはさあ私の毒霧があって勝てたんだよ?」
キッド「先輩面とかだっせーなあ~?」
尾崎「ダサくて結構!私はダサい女なんだよ。ところで皆さん、今日のオールスター戦、どうだった?女子プロ、楽しいよね?!明日のさ、新日vs全日に人数で負けたのがスゲー悔しいんだけど。次あったときは、超満員な?今日さ、出場してくれたみんな、写真撮りたいでしょ?」
(※全選手がリング上に集い、記念撮影を実施)
尾崎「今日はありがとう!……ってあたしが締めたいところだけどさ、どっかの誰かのお陰で今日の還暦祭りが出来たらしいんだよね。あたしは野崎のおかげなんて思ってないけど、野崎、締めて!」
野崎「本当は勝って締めたかったけど、ありがたく締めさせていただきます。改めまして、後楽園ホール60周年おめでとうございます!今日しか見れないこの夢のような試合、楽しかったですか?楽しかったですか?!もっと見たいですか?!じゃあ、次は後楽園ホール、70周年記念。古希祭が開催されることを楽しみに、今日来た皆さん、これからも女子プロレスの応援を、そして女子プロレスのこれからも必ず見に来ること!これは正式決定だ!今野崎様が決めた!けって~い!」