長州力の引退試合で復帰した武藤敬司と盟友・藤波辰爾が長州力の復帰を熱望?!「いつでも戦えるように準備しとかなきゃいけないね」

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 26日、東京都・後楽園ホールにて、長州力プロデュース興行『POWER HALL 2019 New Journey Begins』が行われ、長州力のラストマッチで武藤敬司が復帰を果たした。

 武藤は去年3月に両膝の人工関節置換手術を行ってからリハビリのため欠場しており、この日は“武藤敬司”としての復帰戦。
 メインイベントでは長州力&越中詩郎&石井智宏vs藤波辰爾&武藤敬司&真壁刀義という6人タッグマッチが行われ、ラストマッチを迎えた長州の対角線に立った武藤は猪突猛進に攻め込んでくる石井を低空ドロップキックからのドラゴンスクリュー、足4の字固めという往年のコンビネーションでいなし、真壁にサソリ固めをかける長州にシャイニングウィザードを叩き込むなど完全復活をアピール。
 試合は長州の愛弟子・真壁が怒涛のキングコングニードロップ4連発で長州を沈めて終わったが、試合後には武藤と長州は笑顔で握手を交わした。

 この日のメインイベント後には、長州の「一度引退しているから」という本人の意向で10カウントゴングは行われなかったが、バックステージに戻った武藤は「10カウントしてなかったですよね。また復帰すんじゃないスか?(笑)普通、引退したら10カウントですよね?プロレスラーはみんなそうですよね?復帰させましょうよ!」と長州の復帰を熱望。
 これを聞いていた藤波も「そういえば10カウント無かったねぇ。まだね、これからですよね。まだまだ彼自身は、まだまだ気持ちは現役と一緒で燃えてますからね。いつでも戦えるように準備しとかなきゃいけないね」と、いつか来るかも知れない長州との再戦へ想いを馳せた。
 そして、盟友である長州を見送った感想を聞かれた藤波が「俺は誰が見送ってくれんの?」と笑うと、武藤は「俺も見送りますよ、えぇ」と胸を張った。

 武藤は、長州の引退について「試合見てて元気なのに引退されるのはもったいないなあって率直に思っております。引退したから逆にプライベートでもっと近く遊ぶことが出来んじゃねぇかなって、ちょっとした期待もありますけど。今日は長州さん引退されたけど、俺は今日がスタートだからね。もう久しぶりの試合で、家で仕事道具をパッケージするだけで息上がっちゃったからね。大変だったッスよ。いくら練習してもリングの上では息の上がり方が全然違うからね。まだ逆に言ったら、俺自身、今日がスタートで伸びしろがすごいあるということだから、生涯通してこの伸びしろを埋めていく作業をしますよ」と語り、現役選手としての再起を誓った。

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