【インタビュー】今、U系2世戦士が熱い！！400戦無敗ヒクソン・グレイシーと戦った船木誠勝選手ご子息、船木ライアン選手インタビュー

　今、UWF系2世選手が熱い。伝説の団体UWFの系譜で、属にいう“U系戦士”の息子達がマット界で目まぐるしい活躍を見せている。そんなUの遺伝子を受け継ぐ戦士にスポットを当てる。第2回目ゲストはUWFの象徴の一人、船木誠勝選手の息子。12月21日に大阪世界館開催、闘宝伝承37でMMAデビュー戦を控える船木ライアン選手にお話を聞いた。

――ライアン選手、本日はよろしくお願い致します
ライアン「よろしくお願いします」

――格闘技を始めたのは、やはり、お父さんの影響でしょうか？
ライアン「護身術としてキックボクシングをお父さんから教えてもらい、そこから寝技など色々な格闘技を始めた感じですね」

――格闘技の得意技はなんでしょうか？
ライアン「それは、シークレットで」

――普段のお父さん（船木誠勝）との関係は？
ライアン「一般的な親子関係だと思いますよ」

――偉大な父を持って幼少期からどう感じていました？（生まれてはいないが、パンクラス創始者で、自ら王者となり総合格闘技ブームを牽引。2000年の東京ドームでのヒクソン・グレイシー戦など知っているか）
ライアン「生まれて物心つく前からお父さんの格闘技・プロレスの試合を見ていたのですが、家では一般的な家庭のお父さんと変わらないですし、変わってると思っていませんでしたが、歳を重ねて格闘技をしているうちに父が偉大な選手ということを知りました。お父さんの過去の名勝負はYouTubeなどで見たことあります」

――練習休みの時は何をして過ごしていますか？
ライアン「毎朝ランニングをしてその後芸大に行ってます」

――今年、YouTubeは始められました。ユーチューバーとしての手応えは？
ライアン「お父さんのファンの方々がYouTubeを見てくださっていて、応援のコメントなどいつも力になっています。今は試合に集中していて中々YouTubeの動画を撮れていませんが、試合終わってから動画投稿再開したいと思っていますので、チャンネル登録よろしくお願いします。あと、大学の友人2人とアパレルブランドCMYを立ち上げたのでそこも注目していただきたいです」

――グラップリング戦でしたが、近藤有己戦の感想はいかがでした
ライアン「格闘技界のレジェンドの近藤有己選手という偉大な選手とリング場で戦えたことが本当に良い経験となりました。3分での試合でしたが、相手はプロ中のプロ選手なのでほんの少し油断しただけで一本取られると思っていたので気が抜けず3分でもすごく疲れました」

――将来どんな選手になりですか？
ライアン「模索中です。ただ、格闘技を主として仕事をしていく考えではなく、自分が今勉強をしているデザイン関係の仕事など自分がやりたい事を仕事としていきたいと思っています」

――ずばり、同じ2世選手としてRIZINで大活躍する桜庭大世選手をどう思いますか？対戦してみたい？その場合は、船木誠勝・桜庭和志というUWFの2代スーパースターが両選手のセコンドにつくことが予想されます
ライアン「七光でも強いということをプロのリングで証明されていてすごいなと思います。対戦して欲しいとコメントを目にすることがあるのですが、階級も違いますし、自分がプロのリングに今立てる位置ではないので、対戦というよりも、自分は大世選手のお父さん（桜庭和志選手）を大尊敬していますし、大世選手も尊敬している選手の1人なので練習してみたいなと自分は思っています」