マジラビが4・9後楽園での「ありすず」とのタッグ王座防衛戦に向け必勝を期した!「かわいいだけじゃタイトルマッチは厳しいよというのを分からせてあげたい」

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 東京女子プロレスが4月2日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR '22」を開催。同9日の後楽園大会で「ありすず」(鈴芽、遠藤有栖)を相手にプリンセスタッグ王座の防衛戦を行うマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が必勝を期した。

 第1試合開始前に公開調印式が行われ、坂崎は「両国国技館で白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)とタイトルマッチで防衛して、次の相手誰かなと思ったら、こんなちびっ子で。かわいいかわいいちびっ子ですけど、かわいいだけじゃタイトルマッチは厳しいよというのを分からせてあげたいと思います」、瑞希は「2人の勢いは認めますけど、私たちも防衛してきた相手がすごい強かったんで。私たちも成長してるんで、愛をもってしっかりと潰しにいきます」とコメント。

 挑戦者の遠藤は「マジラビさんは一緒に組んで闘って近くで見て、ホントに最強だなと思いしらされます。でも最強の2人を超えるチャンス。この2人が絶対に勝ち取って見せます。ちびっ子だけど精いっぱい頑張ります」、鈴芽は「マジラビさんの強さ、すごさは見てきて。このベルトを持ってきた歴代のチャンピオン、挑戦者もみんなキラキラしてて、尊敬してて。だからこそ、そんな2人を超えてもっときれいなキラキラした景色を有栖と一緒に見てみたい」と意気込んだ。

 この日、試合ではマジラビは中島翔子と組み、愛野ユキ、鈴芽、遠藤組と前哨対決。「ありすず」は初公開の連係技も披露し、積極果敢に攻め込んだが、王者組は受け切って、瑞希がキューティースペシャルで鈴芽を沈めて貫禄勝ちを収めた。

 バックステージで坂崎は「鈴芽と有栖は東京女子の未来というか、どんどん上がってきてもらわないといけない選手なので。かわいいからこそ厳しくいくし、寝てる暇ないよって思います。寝てる時間も頭のなかでプロレスするくらいのモチベーションだったり、向上心だったり、もってないと上にはいけない。どんどん自立してもらって、プロレスを自分のものにできるようにしてもらいたい」と話した。

 瑞希は「特に鈴芽ちゃんは、今悩んでることは、瑞希が悩んでたことと似てるのかなって感じる部分もあって。でもそのなかで私はいろんな人と戦って、勝ったり負けたり、負けたり負けたりしてきて。自分らしさとかを見つけ出せたんですよ。それはマジラビで組んだからっていうのも大きいし、自分らしさをホントに見つけられたかなって思うので。ありすずが組んで、2人も自分らしさを見つけて、タッグチームとしてもありすずらしさを見つけてほしいなって思う。私はもちろん負けないですし、私は先に進むよって気持ちで。強く2人に愛をもって戦おうかなと思います」と語った。

 防衛への手応えについて、坂崎は「脅威ではない。今のところは。2人が寝てる間も、私はプロレスのことを考えてるし、かけてる時間が違うので。上がいるからって甘えてるんじゃないかなって部分もあるので。もっと“ジャマだよ、どけよ”っていうくらいの気持ちでぶつかってきてほしい」と自信たっぷりだった。

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