「姉離れが出来てないんでしょ?」バックステージまで続く乱闘で場内騒然!プロミネンスの鈴季すずがSWA世界王者に勝利しジュリア狩り宣言!

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 26日、東京都・両国国技館にてスターダム『LECクリンぱっ!Presents STARDOM WORLD CLIMAX 2022 ~The Best~』が開催され、プロミネンスがDDMに勝利した。

 プロミネンスとは、2021年末を以てアイスリボンを退団した世羅りさ、柊くるみ、宮城もち、藤田あかね、鈴季すずの5名で結成されたデスマッチ&ハードコアユニット。全員フリーランスながらユニットとして活動をともにしていく形式であり、男子団体・女子団体を問わず幅広く参戦している。

 4月27日の本旗揚げ戦を前にマットプロレスでプレ旗揚げ戦を重ねているプロミネンスは、1月末のスターダム名古屋大会に突如現れ、元アイスリボンのジュリアに宣戦布告。
 ジュリアの属するユニット“Donna Del Mondo”には、朱里、テクラとアイスリボンに縁の深いメンバーがいるため、次第に戦火は広がり“DDMvsプロミネンス”という構図のユニット対抗戦へと発展していった。

 プロミネンスは度々スターダムへ乱入し、世羅は朱里との、すずはジュリアとの因縁を深化。この日は世羅&すずのタッグ“百火涼乱”で出陣し、DDMの舞華&テクラと対戦した。


 試合はDDMの奇襲から始まり、プロミネンスが得意の場外戦で迎撃するという荒っぽい立ち上がりとなるが、中盤からは世羅&すずは敢えて相手の技を正面から受けつつキツい一撃で返すという“骨を断たせて肉を斬る”戦法でDDMの全力を引き出そうとする挑発的なファイトを見せ、ダメージレースでは不利ながらも笑みを絶やさず闘っていく。
 終盤にはテクラとすずの対面が中心となり、すずは世羅との合体ダイビング・ダブルニードロップを決め、テクラの顔面を左右のビンタで猛連打。さらに雪崩式のドルフィンバスター(※変形ハーフネルソンバスター)を決め、続けてぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけてカウント3。すずが現SWA世界王者のテクラから金星を挙げた。
 
 マイクを取ったすずが「DDMさん、勢い足りないんじゃないですか?DDMに、勝ったところで当たり前の結果なんだよ。明日、ジュリアが出てくるのかわからないけど、出てきてからだ。本当の勝負だ」と勝ち誇ると、舞華が「ジュリアジュリア、うるさいねぇ。姉離れ、ホントは出来てないんでしょ?ジュリアにばっか目向けてると痛い目あうぞコラ」と掴みかかり乱闘に。

 両軍の乱闘は退場しながらコメント会場まで続いていき、設置されていたテーブルおよび集音マイクを破壊。さらに舞華が世羅の髪を掴みながら「テメーとはまだやり足りねぇんだよ!お前ら潰すから覚えとけよ!」と吼え、新たな因縁の火種が生まれた。

 DDMの面々が去っていくと、すずは「DDM、ダセ~っ♪あんだけ『プロミネンスなんて私達が片付けてやるよ』って、どの口が言ってたんだろうね。鈴季すずのジャーマン、ナメんなよ?この乱闘で無駄な体力使っちまったけど、全然まだ体力有り余ってるんですわ。明日もプロミネンスが勝ちですね」と勝利宣言。
 このコメントは、今月13日の後楽園ホール大会でプロミネンスが乱入した際にジュリアが発した「スターダム上がりたいなら素直に言えよ。そういうとこがダセーんだよ」という言葉や、2月の後楽園ホール大会に世羅りさ&藤田あかねが出陣した際にプロミネンス側のスタミナ不足が一部ファンから指摘されていたことへのアンサーと思われ、すずの負けん気の強さや闘志の高さが伺えるものとなった。

 なお、この日のメインイベントの結果を受け、27日の両国大会2日目では“DDMvsプロミネンス”の対抗戦として、ジュリア&舞華&ひめか&テクラvs世羅りさ&鈴季すず&藤田あかね&宮城もちの総力戦とも言える8人タッグマッチが決定。
 ジュリアとすずがついにスターダムのリング上で激突するこの試合の行方に注目したい。

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