【試合詳細】7・8 スターダム品川インターシティホール大会 天咲光由vsジュリア ラム会長vs月山和香 梅咲遥&スターライト・キッド&琉悪夏&吏南vs白川未奈&ウナギ・サヤカ&櫻井裕子&網倉理奈 MIRAIvs鈴季すず

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『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 3』
日程:2022年7月8日(金)
開始:18:30
会場:東京都・品川インターシティホール
観衆:419人(超満員札止め)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]○桜井まい
7分46秒 シャイニングバスター→エビ固め
●YuuRI(ガン☆プロ)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[God‘s Eye]○壮麗亜美
8分3秒 アルゼンチン・バックブリーカー
●ななみ(ディアナ)

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[STARS]飯田沙耶/○羽南/向後桃
10分35秒 バックドロップ・ホールド
稲葉ともか(JTO)/Aoi(JTO)/●神姫楽ミサ(JTO)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[God‘s Eye]△MIRAI
15分0秒 時間切れ引き分け
△鈴季すず(プロミネンス)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]●月山和香
6分5秒 怨霊クラッチ
[RebelxEnemy]○ラム会長(666)

▼8人タッグマッチ 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS&COLOR‘S]白川未奈/ウナギ・サヤカ/●櫻井裕子(COLOR’S)/網倉理奈(COLOR‘S)
11分13秒 黒虎脚殺
吏南/琉悪夏/○スターライト・キッド/梅咲遥(ディアナ)

▼超新星5番勝負① シングルマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]○ジュリア
14分21秒 グロリアス・ドライバー→片エビ固め
[Queens Quest]●天咲光由

NEW BLOODの主役・天咲光由が5番勝負初戦でジュリアに玉砕!スターダム初降臨のラム会長が666ワールド全開!キッドと梅咲のタッグが実現へ?

第1試合


 無理やりYuuRIが握手すると、ドロップキックを叩き込み試合がスタート。さらに串刺し攻撃を狙ったYuuRIを桜井が避けて串刺しビッグブーツから、ロープに飛んでドロップキック。さらにエルボードロップを投下するが、避けたYuuRIがロープに飛んでサンセットフリップから旋回式ボディプレスを投下しフォールも2。

 YuuRIはキャメルクラッチで捕らえ、「ガンバレプロレス、YuuRIと申しまーす!よろしくお願いしまーす!」と絶叫。さらに鼻フック攻撃をするとレフェリーが反則カウント。
 YuuRIはボディスラムを狙うが、桜井が逆にボディスラムからストンピング。
 お返しとばかりにキャメルクラッチで捕らえ鼻フック攻撃。

 お互いスタンドになるとエルボーの打ち合いとなり、YuuRIがエルボー連打からロープに飛んで飛びつき胴締めスリーパー。これは桜井がロープに足を伸ばしブレイク。

 YuuRIはロープに飛んで619も、避けた桜井がラリアットを巻き込んでフロントネック。だが逃れたYuuRIの腕にビッグブーツからロープに飛ぶが、YuuRIはカニバサミから飛び込み式のブラジリアンキック。さらにロープに飛んでドロップキックから619を叩き込み、ジャックナイフでフォールも2。

 YuuRIはコーナーに上るが、桜井はエルボーからビンタを叩き込みデッドリードライブ。さらにケンカキックからロープに飛んで四方からのケンカキック。これをエルボーで迎撃しようとしたYuuRIの腕を巻き込んで足を使ったファイナルカット。フォールも2。

 桜井はブレーンバスターを狙うが、耐えたYuuRIがロコモーションスクールボーイを連発も2。
 YuuRIはコーナに登り、ミサイルキックからフォールも2。

 YuuRIはロープに飛ぶが、桜井がビッグブーツで迎撃しフォールも2。

 桜井は低空ドロップキックからコーナーに登りダイビングエルボードロップ。フォールもYuuRIが切り返しフォールも2。

 YuuRIがラリアットを避けてスクールボーイも2。

 YuuRIはラ・マヒストラルも2。

 桜井は低空ドロップキックから前落としで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>

桜井まい
「YuuRI!すっごい熱くて。いやあ、私も負けられないなって思って、今日はいつもより暑い桜井まいをお見せできたんじゃないかと思ってます。まだまだ闘いたい。そしてウナギ、お前の尻、拭いてやったよ。5★STARで今回拭いた尻の借り、返させてもらうから覚えとけよ」

YuuRI&まなせゆうな&ウナギ・サヤカ
まなせ「大丈夫か」
YuuRI「んーっ!んあーっ!」
まなせ「悔しいな」
YuuRI「こんな悔しい思い、毎回毎回悔しい思いしてるけど、やっぱり今日は一番悔しいんじゃないかな。せっかくスターダムって大舞台に立てたこと、本当に嬉しく思います。でも、2020年、同じ年のデビュー、いわゆる同期、桜井まいに負ける。やっぱ同期に負けるのって、もちろん誰に負けても悔しいけど、同期に負けるのって先輩に負けるのとは違ってすごい悔しい以外にも、自分に対してもいらだちを覚えてしまう」
まなせ「でもYuuRI、頑張るしかねえんだよ」
YuuRI「そう、そう」
まなせ「悔しいかもしんないけど、それでも諦めないでがんばんの」
YuuRI「それが、ガンバレ☆プロレス」
まなせ「そうそう。な?」
YuuRI「一生懸命頑張ることが一番大事だと思う。自分はまだ未勝利、自力未勝利なんだ。ここに立って、誰よりも勝ちたい思いは強いって自信あるし、頑張ることはみんなしてると思うけど、自分で評価するのもアレだけど、自分はホントに頑張ってると思う。自分で自分を頑張ってるっていいたくないけど頑張ってると思う」
まなせ「でもまだ勝ててないんだから、さらに頑張ればいいの!頑張るの!頑張るに頑張るを重ねて頑張るの!頑張ればいいんだ!」
YuuRI「頑張るを燃やす!頑張るを燃やすんだ!頑張るを燃やすことが私の掲げる……」

(※ウナギが拍手しながら乱入)

ウナギ「頑張って頑張った結果、頑張るだけじゃプロレスは出来ねーぞ」
まなせ「おう、頑張るっつってんだろ?!頑張るに頑張るを重ねて頑張るんだよ!」
YuuRI「頑張れを燃やすんだ!」
ウナギ「頑張った結果勝ててねーだろお前。お前はスターダムでは通用しねーんだよ」
まなせ「何言ってんだ!これからじゃん!これからどんどんどんどん頑張って、頑張るに頑張るを重ねて頑張っていけばいいんだよ!なにをそんなにすぐに諦めてんだよ!諦めんじゃねーよウナギ・サヤカッッ!!」
ウナギ「諦めたこと1回もねーよ」
まなせ「それは素晴らしいな!もっと頑張れよ!なっ!!なぁっ?!」
ウナギ「明後日、頑張るだけじゃプロレスは出来ねえってことを、お前にも、お前にも、まなせにも、証明してやるよ」
まなせ「おう、わーったよ。7月10日な?その前に今日も試合あんだろ!明日もあんだろ!そっちも頑張って来いよッ!頑張って7月10日、私の前に立てッ!今日の試合も頑張って!勝って!勝ってから7月10日、私の前に立つんだよ!分かったか!行けッ!試合だろッ!帰れ!帰っちゃダメだ!試合だ!試合は頑張れ!試合は頑張れって思っているッ!頑張れ!ウナギ・サヤカ!なあ?!(※ウナギが去り、まなせがYuuRIに向き直る)分かったか?!頑張ることは大事なんだ!YuuRIは頑張るを燃やすために来てんだよな?!言ってやれ!オラッ!悔しいな?!悔しいんだよな?!でも頑張るの。頑張ろうね」
YuuRI「頑張るを燃やすんだ!」
まなせ「そうだ!燃やしていくぞ!YuuRI!頑張れ!頑張れYuuRI!燃やすぞ~っ!お~っしゃ~ッッ!!」

第2試合


 ななみが握手を要求すると、壮麗がゆっくりと近づき握手。
 ロックアップから壮麗がロープに押し込むが、ななみが態勢を切り返しエルボー連打。ロープに飛んでショルダータックル連発も、受けきった壮麗へガットショットからラリアット。避けた壮麗がショルダータックルでなぎ倒し、ストンピングからコーナーのセカンドロープに寝かせ串刺しボディスプラッシュ。フォールも2。

 壮麗はボディスラムから逆エビ固めで捕らえるがななみはロープを掴みブレイク。

 壮麗はストンピングから髪を掴んで引き起こし、コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、ななみはショルダータックルで迎撃しボディスラムを狙う。だが耐えた壮麗にボディブローを連発し、強引にボディスラムからフォールも2。

 ななみは再度投げようとするが、耐えた壮麗がエルボー。避けたななみがダイヤル固めからフォールも2。

 ななみは串刺し攻撃も、避けた壮麗が串刺しボディスプラッシュ。さらに担ぐが、着地したななみに壮麗が逆水平チョップから担いでデスバレーボム。フォールも2。

 壮麗は抱え込み式エビ固めで捕らえ、ななみはロープを掴みブレイク。

 ななみのエルボーと壮麗のチョップの打ち合い。ななみはエルボー連打も、壮麗もチョップ連打でロープに押し込むが、ロープに振ろうとしたところをななみが逆さ押さえ込みも2。
 ななみはスクールボーイも2。
 ななみは飛び込み式エビ固めも2。
 ななみは串刺しエルボーからスイングネックブリーカードロップ。コーナーのセカンドロープからダイビングボディプレスを投下しフォールも2。
 
 ななみはノーザンライトを狙うが、耐えた壮麗がショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 壮麗はロープに飛んでラリアット。フォールも2。

 壮麗はアルゼンチンバックブリーカーで捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>

壮麗亜美
「ななみさん……いや、ななみとは久しぶりの対戦。お互い、ななみは学業で休んでたり、自分は怪我で欠場したりしてプロレスから離れていた時期があったんですけど、私はプロレスから離れてる時期も、今も成長し続けてると思って自身を持っています。今日はななみがどれだけ休み期間中に成長してきたのかなって。ななみの方が先輩ですけど、上から目線でちょっと思ってたんですけど、ホントはもっともっと出来るんじゃないかなって思いました。またスターダムのリングとかでもっともっと経験を積んで、もっとななみと熱い試合が、今後もっとできたらいいと思いました。ありがとうございました」

ななみ
「三浦亜美……いや、壮麗亜美選手。今日は久々にリングで戦わせていただきました。亜美さんがスターダムに入る前も、私が休む前もディアナでたくさん試合させていただいたんですけど、やっぱり強かった。でも、後輩だから、壮麗亜美は後輩だから、今回絶対負けたくなかったんですけど、アルゼンチンでギブアップしてしまいました。次はもっと自分の技を増やして、またシングルで闘いたいです。ありがとうございました」

第3試合


 先発は羽南と稲葉。リストの取り合いから稲葉がヘッドロックで捕らえ、逃れようとした羽南を小手投げから脇固め。切り返した羽南が脇固めから腕ひしぎも、稲葉はクラッチを切らずにフォールも2。 稲葉はサッカーボールキックも、羽南は避けて向後にタッチ。稲葉もAoiにタッチ。

 Aoiのビッグブーツを避けた向後がロープに振るが、Aoiがラリアットを狙うも避けた向後がアームホイップ。さらにドロップキック。Aoiの背中にミサがタッチし飯田を要求。向後は飯田にタッチ。

 飯田とミサが獣のように雄叫びあげ、ドラミングからロープに飛び合うも飯田がショルダータックルでなぎ倒す。
 飯田と羽南がミサをロープに振り、飯田がアームホイップから羽南が低空ドロップキック。向後がフットスタンプから飯田がヒッププレスを投下し、3人でサンドイッチ低空ドロップキック。飯田が向後にタッチし、向後がフォールも2。

 向後がミサをコーナーに振って串刺しドロップキックも、避けたミサがガットショット。向後がコーナーに振り走り込むが、ミサはショルダータックルで迎撃し、ロープに飛んでセントーン。フォールも2。
 ミサは稲葉にタッチ。

 飯田と羽南が稲葉をロープに振ろうとするが、稲葉が羽南にガットショットから飯田を羽南に突き飛ばし、飯田をロープに振って二段蹴り。さらに向後をコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた向後がエプロンに出るとショルダーアタックからブーメランクロスボディ。フォールも2。
 向後がドロップキックから619も、避けた稲葉がロープに振ってボディへの正拳突き。さらにロープに飛ぶが、向後はドロップキックで迎撃。稲葉はAoiに、向後は飯田にタッチ。

 逆水平チョップの打ち合いから飯田がチョップ連発でロープに押し込む。だがAoiも体勢を切り返してチョップ連発からロープに振ろうとするが、飯田が耐えてチョップ。ガードしたAoiにジャンピングダブルチョップを狙うが、Aoiが逆にチョップで倒す。だがすぐに飯田が立ち上がりジャンピングダブルチョップでなぎ倒すと羽南にタッチ。

 羽南はドロップキックからエルボーの打ち合いへ。Aoiが打ち勝ちロープに飛ぶが、羽南は腰投げで迎撃しノーザンライトを狙う。だが耐えたAoiにガットショットからロープに飛ぶが、Aoiはフライングクロスチョップで迎撃しミサにタッチ。

 ミサはジョン・ウーからリバースパロ・スペシャル。カットに来た飯田を稲葉が脇固め、Aoiが向後を変形バタフライロックで捕らえる。
 耐える羽南をそのまま丸め込んだミサが逆エビ固めで捕らえるも、羽南はロープを掴みブレイク。
 ミサはコーナーに振って投げようとするが、耐えた羽南が大外刈りからフォールも2。
 羽南はボディスラムを狙うが、耐えたミサがショートレンジラリアットでなぎ倒し、髪を掴んで引き起こすとロープに飛んでラリアット。フォールも向後がカット。
 向後がミサの背中にハンマーブローから、飯田がダイビングショルダーアタック。さらに羽南が飯田の背中におぶさり、向後もそこに合体すると3人分の体重でボディプレス。
 羽南はノーザンライトスープレックスホールドも稲葉がカット。
 向後がAoiにトラースキック、飯田が稲葉に来ラットを叩き込んで場外に叩き出すと、羽南がミサにフェイマサー。フォールも2。

 羽南はバックドロップホールドで叩きつけ3カウント。

<試合後コメント>

羽南&飯田沙耶&向後桃
羽南「私が神姫楽ミサから3、取りました!バックドロップ・ホールドで仕留めて明日に繋げられたんじゃないかと思います。フューチャー、稲葉ともかとは終わったけど、次はAoi?私は誰とでもやりたいので、挑戦待ってます」
飯田「あっしは、JUST TAP OUTとは復帰戦のとき、3・11で戦ったぶりなんだけど、あっしはマイクで団体対抗戦を言ってたんだけど、今日実現したと言っても過言ではないと思うんで、その試合にSTARSが勝ったということは、スターダム、JUST TAP OUTより一歩リードしてんじゃないの?そして、神姫楽ミサ。きさんのイノシシ魂、またゴリラ魂にぶつけてくれよ」
向後「自分は今日がハイスピード前最後の戦いだったんですけど、今日は自分では獲れなかったんですけど、羽南さんが3を獲ってくれて、最後の戦いを勝利で終わることが出来て本当に良かったと思います。この勢いで明日のハイスピード戦では私が3を獲って勝ちたいと思います。ありがとうございました!」

稲葉ともか&Aoi&神姫楽ミサ
ミサ「悔しいですッ!アオトモと一緒にこのリングに立ててすごく意気込んでこのリングに来たんですけど、アオトモの出る幕がないくらい暴れまわるって言っておきながら自分が負けてしまって、こんな最強の2人に囲まれているのに。本当に悔しいです。でもイノシシ魂、少しは見せられたと思うんですけど、ゴリラ!飯田さんとはまだまだやり足りないので、飯田さんともっとぶつかりたいって思いました!できれば2人きりでぶつかりたいです!」
稲葉「イノシシ、良かったよね」
Aoi「はい」
稲葉「よかったよかった。アオトモ、うちらもNEW BLOOD、3回目の出場。負け、引き分け、そして今回負けてしまいました。悔しい。JUST TAP OUTを背負ってる以上、絶対に負けられない闘いなのに、勝ててない。羽南、前回のフューチャー戦、決着付かずで、今回ぶっ倒してやろうと思ったけど、次はAoiの番でしょ。Aoiに、託します」
Aoi「自分も、ともかさんと羽南さんのフューチャー戦前の理想では、ともかさんがフューチャーを獲って、スターダムのリングで自分とともかさんがJUST TAP OUT同士が、JUST TAP OUTのプロレスをしたかった。それが自分の本当は望みだったんですけど、それは叶わず。それは仕方ないです。15分ドロー、今まであったんでしたっけ?フューチャー戦は。わかんないですけど、15分ドローまで持っていったともかさん。そうなったら次は自分が行くしか無いんじゃないかなと思ってます。自分は虎視眈々とずっとずっと狙ってますよ。そしてミサさんはアオトモに加えてミサさんがって仰ってましたけど、自分はこの3人でやるって決まったときからアオトモとミサさんでなんて思ってないんで、ともかさん、ミサさん、自分のこの3人のタッグでやるっていうつもりだったんで、アオトモがどうとか、自分は正直思ってないし。今回3取られたのはミサさんですけど、自分もサポートが出来なかった。自分もせっかく飯田さんとも羽南さんともぶつかり合えたのに結局いいところを見せられなかったので、次こそはバッチリ、どうなるか分かりませんけど、次はあの3人から勝ちたいですし、特にフューチャー戦、自分は、ずっとずっと狙ってるんで、これからも手合わせできたらと思います。つぎはかちます。ありがとうございました」

第4試合


 ロックアップからMIRAIがロープに押し込むが、すずが体勢を切り返しクリーンブレイク。
 MIRAIが突進しロープに押し込むとクリーンブレイク。
 すずが突進するが、MIRAIが避けてバックをとり、すずが髪を掴んで切り返すとヘッドロックを狙うがMIRAIがすぐにヘッドロック。すずはリストを取って切り返し、MIRAIは一度エプロンに降りてロープを使ってすずのリストを捻ると、そのロープを蹴り上げてからヘッドロックで絞り上げる。そのままグラウンドになるもすずは切り返すとビッグブーツからロープに飛ぶが、MIRAIはガットショットを打ち込み迎撃するとエルボーの打ち合いへ。
 MIRAIがロープに飛ぶが、追走したすずがスライディングで場外に出ると、MIRAIの足を掴んでそのまま引きずり落とし場外乱闘へ。
 すずは花道へのボディスラムで叩きつけ、リングに戻るとMIRAIも転がりながらリングへ。

 すずはストンピングから背中へのエルボー。さらに髪を掴んで背中へのニードロップ。
 すずは三拍子の拍手で挑発すると、MIRAIがエルボーを連打しロープに押し込む。MIRAIがロープに飛ぶが、すずは追走ニーをボディに叩き込んで顔面を踏み潰し、ロープにもたれかかったMIRAIの顔面へ場外を走り込んでのドロップキック。
 すずはコーナーに登り、ミサイルキックから串刺しニー。フォールも2。

 すずはバックを取るが、MIRAIはロープを掴んで耐える。強引に引っ張ったすずへMIRAIはバックエルボーも、すずはナックルを叩き込み、二発目をガードしたMIRAIがガットショットから丸め込んで腕ひしぎ。すずはロープに足を伸ばしブレイク。
 MIRAIはストンピングからロープに振ろうとするが、すずが逆に振るもMIRAIがショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。

 MIRAIは変形サソリ固めで捕らえるが、耐えたすずへストンピングからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。

 MIRAIはストンピングから背中にハンマーブロー。すずはエルボーも、ガードしたMIRAIがレイネーラで捕らえ、これを離すとストンピングからコーナ下にセットしコーナーに登る。だがすずがバックをとるも、弾き飛ばしたMIRAIが再度リバーススプラッシュを狙うが、すずはエルボーから正面に登る。MIRAIはエルボー連打で落とそうとするが、すずもエルボーからヘッドバッドを叩き込み、雪崩式フランケンで投げ捨てると走り込んでケンカキック。フォールも2。

 バックの取り合いからMIRAIが担ぐと正面に叩きつけ、ヘッドバッドから髪を掴んで振り回しあい、すずが振りかぶってヘッドバッド。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いからすずがエルボー連打。MIRAIもエルボー連打も、すずがエルボー連打でなぎ倒す。倒れたMIRAIを引き起こしてエルボー連打を叩き込み、再度髪を掴んで引き起こすと振りかぶってのエルボー。避けた未来がショートレンジラリアットでなぎ倒し、マウントエルボー連打からぶっこ抜きの裏投げ。フォールも2。

 MIRAIはミラマーレで捕らえるが、これを離すと担ぐがすずは着地しトラースキック。さらに延髄斬りからフォールも2。

 すずはバックをとるが、逃れたMIRAIがエルボー。避けたすずをショートレンジラリアットでなぎ倒し、ロープに飛んでラリアット。フォールも2。
 MIRAIは担ごうとするが、ここで時間切れ引き分けに。レフェリーが引き剥がそうとするが、すずがバックを取り強引にジャーマンで投げ捨てた。

すず「MIRAI、今日は、決着、つかなかったな。この続きは、5STAR、そこで、この続き、やりましょう(MIRAIと髪を掴み合い突き飛ばす)えーと、そして、ジュリア!この会場にいるんだろ?出てこいよ!おせーな。(ジュリアがリングへ)」

ジュリア「呼んだ?」
すず「おせーんだよ。おまえさ、来るのもおせーし、シングルマッチ組むのもおせーんだよ」
ジュリア「5STRAまで待ちきれねーってか」
すず「待ちきれねーっしょ」
ジュリア「あぁそうか。まあ確かに、ちょっと、お待たせしすぎたかもしれませんね。それは申し訳ないと思ってる。その、代わりといっちゃ何だけど、すず、テメーらの土俵で、やってやってもいいぞ?ハードコアでも、デスマッチでも?なんでもいいぞ?」
すず「なめてんのかてめー」
ジュリア「お前のことナメたことなんか一度もねーよ」
(桜井がリングへ)

桜井「ジュリア、私もやる!」
すず「おいおいおい、おいおいおいおいおい、また、ジュリアを守り隊ですか?お前にできんのかよ?」
桜井「やってやるよ!おちびちゃん」
ジュリア「大丈夫?まじで。やれる?なんでも、やれる?」
桜井「ジュリアと、一緒にやりたい!おい、5STAR前に、ぶっ潰してやる!」
すず「はいはいはい、わかりました。じゃあ、ハードコア?やるんだな?じゃあ、ハードコアの凶器、一個持ってこいよ?」
ジュリア「おぅ、今一個っつったな?お前一個以上持ってくんなよ。一個しか持ってくんなよわかったか?一個。OKOK、ていうわけでじゃあ、こっちは、ジュリアと桜井で、ハードコア、やってやるよ」
すず「わかった。ジュリアと桜井ね。私のパートナーは、世羅。お前しか居ないだろ!」
世羅「(リングに上がり)いいですよ、ハードコア。おめーらさ、ハードコアなめてんじゃねーぞ。自分でもできると思うなよ」

 世羅と桜井が髪を掴み合い乱闘へ。くるみがジュリアをふっとばすと、その勢いで靴が抜げ、ジュリアの靴をすずが奪いそのままジュリアに殴りかかると、ジュリアがすずを場外に投げ捨てプロミネンスは会場を後にした。

<試合後コメント>

鈴季すず
「God’s EyeのMIRAI。アイツと15分、足りねーよ。時間が。このままじゃ不完全燃焼だけど、5★STARでアイツと当たることが決まってるから、そのときにはぶっ潰してやろうかなと思います。そしてジュリア!アイツは時間にルーズ過ぎだろ。おせーんだよ。お前が中心で世界は回ってないこと、気付けよ。自己中女。ハードコアで地獄の底に叩きつけてやる」

MIRAI&柊くるみ
(※朱里が隣で付き添う中でコメント開始)
MIRAI「鈴季すず。お互い今までカッコつけて言わずに来たけど、鈴季すず、お互いデビュー前から知ってんだよね。お互い、死ぬほどプロレス好きでさ、自分が練習生だったとき、そこのリングですずがエキシビション組まれてて、このプロレス界に入ったのは自分が先立ったのに、自分は上から眺めてみていることしか出来なくて、悔しくて泣いたの覚えてるよ。すずもすずで今まで大変だったかもしれないけど、すずはベルトも巻いた。週プロの単独表紙にもなった。けど自分はどっちも叶えられてない。今すずはジュリアジュリアジュリア!ジュリア!で頭ん中いっぱいかもしんないけど、こっちはこっちでお前にジェラシーいっぱいなんだよ。でもこうやってやっとリング上で会えたから。そして今日はお互いがお互いの好きなプロレスを全力でぶつけ合えるって今日確信できたから。ぜってー逃さねーかんな。次は5★STAR。絶対にお前に負けない。魂込めて!5★STARで!……朱里さん、セコンドありがとうございました」

(※ここに突然プロミネンスの柊くるみが現れて2人を突き飛ばす)

くるみ「こないだはよくも世羅をやってくれたな!」

(※くるみがスリーパーホールドで朱里を絞め落とし、馬乗りになって見下ろす)

くるみ「今度はリング上で同じ思いさせてやるから覚えとけよ!」

(※なんとかふらふらと起き上がったMIRAIが朱里に肩を貸しながら2人で退場)

第5試合


 月山はタオルで顔を隠して入場。ラム会長は尾崎妹加とともにRebel×Enemyの入場曲で登場する。
 タオルを外した月山の顔面は黒塗り状態になっており、レフェリーが心配するがそのまま試合開始。

ラム「待って待って待って、何その顔?なにそれ何のマネ?」
月山「お前が真似したんだ」
ラム「何言ってんのふざけんな」

 ラムがエルボーで走り込むが、月山が避けると中指を立てようとするがラムが指を掴んで倒し、走り込んできた月山に「本家は私です」と中指を立てようとするが、月山が阻止するとラムが足を刈って倒し、ロープに飛ぶが月山がドロップキックで迎撃。
 ラムは膝を蹴りつけると、エルボーの打ち合いからラムがガットショット。さらに連続で蹴りつけてコーナーに押し込み、これがレフェリーに注意されるとラムは一度距離を取る。

 ラムはランニングの串刺しガットショットから膝を蹴りつけ、月山の足を掴んで中央に引きずると膝へのエルボードロップ。そのままヒールホールドで捕らえるが月山はロープを掴みブレイク。

 エルボーの打ち合いからラムがエルボーを避けてチョーク攻撃。そのまま押し倒してマウントエルボー連打。さらに髪を掴んで月山の後頭部をリングに連続で叩きつけ、チョーク攻撃で絞り上げるとレフェリーが注意。
 ラムはロープに振るも、月山はエプロンに降りると、走り込んできたラムの足にクロスボディから後頭部にドロップキック。
 月山は変形キャメルクラッチで捕らえるがラムはロープに足を伸ばしブレイク。

 ラムはコードブレイカーからフォールも2。

 ラムはレインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、避けた月山がロープに突き飛ばし飛びつきコンプリートショット。
 月山はコーナーに登りミサイルキック。再度コーナーに登りミサイルキックからフォールも、ラムはマッドハンドでレフェリーの手をキャッチしカウントを阻止。

 レフェリーに抗議する月山の背中にラムがドロップキックからエクトプラズム攻撃。視界を失った月山をラムが怨霊クラッチで捕らえ3カウント。

月山「(帰ろうとするラムに)ちょっと待った!」
ラム「なによー」
月山「おい、おいラム、お前、スターダム潰しに来たんだろ?これで、終わりかよ?」
ラム「終わりかよって、一応現時点でいただいてるオファーは今日までなんですけど?ね、全然原田さんからメールとか来てないんで」
月山「わかったわかった。私が、土下座して、カード組んでもらうよ!」
ラム「いやいや、すげーな!土下座してくれんのアタシのために?そんなにアタシと試合したの面白かった?」
月山「お前と、一緒に闘いたい」
ラム「おーすごいね。一緒に闘いたいってことはどういうことどういうこと?」
月山「最後まで聞けよ」
ラム「そうだね聞きます」
月山「お前と一緒に闘いたい。タッグパートナーがいんだよ」
ラム「おー誰、だれだれだれ?聞きたいな」
月山「それは、お楽しみで」
ラム「おいそっちが誘っといて?誘っといて?まあいいじゃん。またアタシこのニューブラッドに戻って来れるってことね。今全員聞いてたよな?タッグで闘うっつったってね、お前の連敗記録また更新してやるよ。どうしようかな?アタシもパートナー連れてこなきゃいけないってことでしょ?スターダムで、スターダムじゃなくても一緒に今日来てくれたレベルアンドエネミーの妹加ちゃん」
(吏南が登場)
吏南「まってまってまって」
ラム「また誰か増えたよ」
吏南「ラム会長!いや、ラムたん」
ラム「ラムたん?」
吏南「この、15歳の、私と、タッグ、組まない?待ってなんかさ、ずっと前から、似てる気がしてならないっていうか」
ラム「おうおうおう。メイクだろ」
吏南「そうなんだけど、私次試合なの?せっかく、出てきて、あげてるんだから、断る理由はないよねラムたん」
ラム「確かに確かに、少なくともあいつよりは似てるよ。たしかにうん。ラムたんとか15歳とかすっごいわかる。良いと思います。良いと思う。是非、よろしくお願いします」
ラム「お願いします」
月山「まあ、良いよお前らで。じゃあ、タッグマッチ、私が土下座して、カード組んでもらうんで、予定空けとけよ。ラム」

<試合後コメント>

ラム会長
「ままま、初めてのスターダム、NEW BLOODということで。まさか今日の延長戦があるとは思ってなかったよね。またスターダム呼んでくれんの?そんだけあたしを欲してたっていうことでよろしいでしょうか?これからスターダムに新しい風、新しい血を注いでいきますので楽しみにしといてください。月山マカ……間違えたよ。月山和香。テメー、今度こそぶっ殺しに行くからな」

第6試合


 大江戸隊が走り込み試合開始。梅咲がウナギを捕まえるが、ウナギがエルボー連打。キッドがウナギの足を刈って倒し、吏南が腕を掴むと琉悪夏がボディにボディプレス。さらに吏南がキッドをアームホイップでウナギに叩きつけ、吏南が低空ドロップキックを叩き込みフォールも1。
 吏南はウナギを正面ロープにくくり、大江戸隊で痛めつけてポーズを決めるが梅咲は混ざらない。
 これを離すと吏南はヘアーホイップから「このクソババア!」とコーナーで顔面を踏み潰す。
 吏南は琉悪夏にタッチ。

 琉悪夏はエルボーからロープに飛ぶが、ウナギがコードブレイカーで迎撃し網倉にタッチ。

 網倉は串刺しボディスプラッシュからロープに飛んでセントーン。フォールも2。

 網倉はロープに飛ぶが、琉悪夏とショルダータックルのぶつかりあいへ。網倉がロープに飛んでクロスボディで倒すと、櫻井がウナギをおぶり、網倉が白川をおぶってダブルのワープレス。
 網倉はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、琉悪夏がショルダータックルで迎撃しキッドにタッチしようとするが、キッドが場外に降りて仕方なく梅咲にタッチ。
 梅咲のドロップキックを避けたウナギがギロチンドロップも、避けた梅咲が低空ドロップキック。ウナギが避けてカカト落としを投下する。

 お互い手を握ってのエルボーの打ち合いから、ウナギがエルボー連打からロープに飛ぼうとするも、梅咲は手を離さずにエルボー。梅咲はロープに飛ぶが、ウナギがガットショットからロープに飛ぶが、梅咲はネックブリーカードロップからロープに飛んでフットスタンプ。
 梅咲は串刺し攻撃を狙うが、ウナギが避けると白川が串刺しエルボー。さらにウナギが開脚フェイスバスターから白川が低空ドロップキックを叩き込み、ウナギがロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも2。
 ウナギは白川にタッチ。

 白川はエルボーをガードしてエルボー連打。ロープに飛ぶが、梅咲は追走ドロップキックからロープに飛ぶも、白川はエルボーで迎撃。さらにリバースDDTで叩きつけフォールも2。
 白川はフロントネックも、逃れた梅咲にガットショットからロープに飛ぶが、吏南が出てきて腰投げから琉悪夏がセントーン。梅咲がローリングネックブリーカーからフォールも2。
 梅咲はフォールしようとするが白川が丸め込むも2。
 白川が走り込むが、梅咲はカウンターのキューティースペシャルから引き起こし、白川はバックブローを叩き込む。両者タッチ。

 櫻井はショルダータックルでなぎ倒し、ドロップキックからエルボー連打。
 ロープに振っていくが、キッドはジャンピングエルボーでなぎ倒し、顔面を蹴りつけていき挑発。
 キッドがロープに飛ぶも、櫻井はショルダータックルで迎撃し串刺し攻撃。キッドが避けると大江戸隊でトレイン攻撃から、琉悪夏がボディにエルボーから梅咲のエルボー。キッドと吏南が合体の大外刈りからフォールも2。
 吏南とキッドがロープに振るが、櫻井が出てきて吏南を、網倉がキッドをショルダータックルでなぎ倒すと場外へ。そこへ白川がコーナーからのプランチャを投下。

 リングに戻り、網倉がキッドをカナディアンで担ぎ上げ、ウナギと合体攻撃。そこへ櫻井がエルボードロップを投下しフォールも梅咲がカット。

 櫻井が投げようとするが、耐えたキッドにフロントネック。キッドはロープを掴もうとするが、櫻井は強引にブレーンバスターを狙うがキッドは着地すると突き飛ばす。梅咲が櫻井へドロップキックを叩き込み、キッドがライオンサルトからフォールも白川がカット。
 白川と網倉がサンドイッチ攻撃を狙うが、大江戸隊が場外から足を掴んで倒し、ウナギが梅咲にエルボー連打からロープに飛ぶが、キッドと梅咲がダブルのドロップキック。
 梅先とキッドはコーナーに登り、キッドが桜井に、梅咲がウナギに旋回式ボディプレス。フォールも2。
 キッドは黒虎天罰を狙うが櫻井が首固めも2。
 キッドが低空ドロップキックからグラウンドのドラゴンスクリュー。さらにマフラーホールドから黒虎脚殺で櫻井からギブアップを奪った。

キッド「ヤングOEDと梅咲、なかなか良い出だしなんじゃないの~?そこで、わたしから、一つ提案がある。梅咲、大江戸隊に、入れてやる。とは、言わないけれど、大丈夫大丈夫。次のニューブラッド、私達、一緒に2人で、タッグを組むのはど~ぉ?どーだお前ら!コズエンなんかよりも、私との連携のほうが、今日、うまくいっちゃってた感じでしょ?ニューブラッドだからこそ!できるタッグだと思うんだけど?」
梅咲「まさか、キッドさんからそんな言葉が出るとは、今日は思ってなかったけど、たしかに、シングルをやりたい気持ちは今めちゃめちゃありますけど、今日このリングで、この手応えを、感じたら、次は、二人きりで、タッグ、やりたいなって、思いました。私達がやりたいカード、そしてお客さんが見たいカードが叶うのが、このニューブラッドだと思います。ありがとうございます。次?ニューブラッドわかんないですけど、是非タッグよろしくお願いします」
キッド「次は、私が今、決めた」

<試合後コメント>

スターライト・キッド&吏南&琉悪夏&梅咲遥
キッド「ヤングOED+梅咲、なかなかいい滑り出しだったんじゃないでしょうか?ごめんね。今日は完全に私が巻き込んでしまった形にはなったんだけど、吏南はパートナー見つけたね」
吏南「うん!ラムたん!」
キッド「なかなか今日いい感じの連携を繰り出せたんじゃないかと思うんだけど、どう?」
梅咲「戦ってみるのも楽しい、組んでも楽しいって相手は中々いないと思うので、こうやってステキな機会をNEW BLOODさんでいただけたのではないかなと思います」
キッド「NEW BLOODは天咲が中心の大会みたいになってるけど、本来ならそこは譲るべきなのかもしれないけど、私は欲深き黒虎なので譲るわけがない。ウチらもNEW BLOODで輝かなきゃいけないんじゃないの?って思うし、NEW BLOODだからこそ出来るタッグじゃないかなって。まあ、大江戸隊には入れてあげることは出来ないんだけど」
吏南「無理です」
キッド「無理だよね。私が大江戸隊のスターライト・キッドとして組むのか、はたまたこのタッグ限定なのかは分からないけど、次のNEW BLOODをお楽しみにって感じで。琉悪夏も、どうする?次、NEW BLOOD出る?出ない?」
琉悪夏「う~ん、ちょっと考えておこうかな」
キッド「OK。今日はいい感じだったんじゃない?」

第7試合


 ロックアップからジュリアがヘッドロック。天咲がロープに下がるが、ジュリアが離すとクリーンブレイク。天咲がタックルも、ジュリアがこれを切ってグラウンドの攻防に。ジュリアがマウントをとるも亀になった天咲にジュリアが腕ひしぎ。天咲はロープに足を伸ばしブレイク。

 ロックアップからジュリアがロープに押し込むが、体勢を切り返し合うと天咲が突き飛ばしてエルボー連打。ジュリアが受け切ると強烈なエルボーで倒し、気合を入れて立ち上がった天咲がエルボー連打もジュリアは髪を掴んでエルボー。
 天咲はエルボー連打も、ジュリアは走り込んで足を刈って倒すとグラウンドの攻防からスリーパー。天咲がバックを取り返すも、すぐにジュリアがスリーパーで取り直し、天咲はロープに足を伸ばしブレイク。
 ジュリアは河津落としからフォールも2。

 ジュリアはマウントをとり、髪をつかんで挑発する。天咲は下から髪を掴んでエルボーを打ち込んでいくが、動かないと見るや回転して逃れようとするもジュリアがすぐにスリーパー。天咲はロープを掴みブレイク。

 ジュリアはコーナーで顔面を踏みつけ、これを離すと顔面に低空ドロップキック。さらに首投げからスリーパーで捕らえ、これを離すとボディスラム。フォールも2。

 ジュリアは「終わらせていいですか?」と引き起こすが、天咲がブレーンバスターからスペースローリングエルボー。避けたジュリアにドロップキックから、ロープに飛んでドロップキック。さらにロープに飛んで飛びつきDDTからフォールも2。

 天咲は天聖を狙うも、リバースしたジュリアが踏みつけフォールも2。
 天咲は足をつかんで倒し、アキレス腱固め。ジュリアはロープを掴みブレイク。

 天咲はストンピングからロープを使ったヒールホールド。さらに足へのドロップキックからフォールも2。

 天咲は天聖を狙うが、耐えたジュリアにドロップキック。ロープに飛ぶが、ジュリアは追走してラリアットも、巻き込んだ天咲が天聖。フォールも2。

 天咲は膝立ちでエルボー連打。受けきったジュリアはその場飛びのドロップキックからフォールも2。

 ジュリアはSTFで捕らえるが、天咲はロープを掴みブレイク。

 ジュリアはバックドロップで叩きつけ、倒れたままの天咲を立ち上がるまで待ち、立ち上がった天咲にドロップキック。
 ジュリアはコーナーに登って天咲が立ち上がるのを待ち、ロープを掴んで立ち上がった天咲にミサイルキック。フォールも2。

 ジュリアは投げようとするが、耐えた天咲が天橋立も2。

 天咲は膝立ちでエルボーを打ち込んでいき、受けきったジュリアが「頑張れよ!」とグロリアスドライバーで突き刺し3カウント。

ジュリア「ニューブラッド3にお越しの、若い、女が、好きで好きでたまらない諸君!ごきげんよう!お前ら好きそうだな若い女が。あとは、Youtube配信あるよね。Youtube。おいYoutubedでご視聴してくれてる諸君、ありがとう。光由、光由、天咲光由、なかなか、いい、エルボー持ってんじゃん。そのエルボーがあれば、ちょっとは、私も、認めたかねーけど、ちょっと効いちまったよ今日。でもでもでもでも、それだけじゃ、まだ駄目だよな?てっぺん目指すんだよな?天咲、もっともっと、苦しんで、もがいて、もがいて、てっぺん目指していけ。君は、君の行く道は、まだまだ果てしない、でもな、その先には、無限の未来が待ってんだよ!なぁ、若人よ、テメーの足で、歩き通せ!またちょっと成長した頃に、シングルマッチやろうよ。また潰してあげる。アリーヴェデルチ、待たな(リングを去る)」
天咲「(泣きながら)今日、負けてしまって、本当に悔しいです。この、5番勝負で、絶対、成長してみせます。そして、このニューブラッドや、ニューブラッドという大会で、私が、中心になります。ジュリアさん、ジュリアさん?ジュリアさん、あの、リングに上ってきてください。(ジュリアがリングへ戻る)あの、あの、まず、今日はありがとうございました。あの、負けちゃった私が言うのは何なんですけど、この大会、私がしめてもいいですか?」
ジュリア「お前が言ったんじゃん。ニューブラッドは私の大会だって、お前がしめろ最後まで!
天咲「それでは、今日出場、(ジュリアが引き起こす)ありがとうございます。今日出場してくださった選手の皆さん、リングにお願いします。(全選手がリングへ)じゃあ早めに、いいですか?いきます!若さを信じて、明日に輝け!ニューブラッド3!」

<試合後コメント>

天咲光由
「NEW BLOOD3、本日私の5番勝負1戦目、ジュリアさんで、すごい負けちゃって、すごく悔しかったです。でもこの5番勝負で成長してみせます。そしてこのNEW BLOODという大会は私が中心の大会にしていきたいと思います」

ジュリア
「NEW BLOOD3、初めて出させてもらったんですけど、天咲光由と初対戦。メチャクチャ楽しかった。思ったより、なんだろう?思ったより……なんだろう?身体に芯が感じられる。見てるのと実際肌で触れるの違うなと思った。前、昔、私が欠場中の頃かな?一緒に何回か練習したことあるけど、その頃よりは、なんだろ。全然触れ合った感じがすごいドシっとした。今後に期待かなと思いますね。まあ、まだまだだけどね。でもエルボーはよかった。あと、なんだろう?結構図太い性格してます?(笑)このジュリアを呼びつけて勝手に肩借りるなんて、まあスゴい性格してるなと思って。まあそういうところも認めてやろうかなと。あと、すず。すず、世羅。まあ、大分すずのことは待たせちゃったんでね。しょうがない。申し訳ない。それは私、半分イタリア人なんで。まあヨーロッパ人は時間にルーズな人が多いんでね。そこちょっと、理解してもらって。うん。桜井が私と(タッグを組んで)やりたいって言ってくれたんで、すごい楽しみかな。桜井にとっても私にとってもまた新しい刺激が待ってるということで、私はすずとやれるのも、世羅!お前とやれるのもすげー楽しみにしてるよ。まあ、ジュリアと桜井、あんまナメてかかるなよ!」

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