「全世界がこのコロナ禍で精いっぱい生きてる。俺も全てをぶつける」CIMAが左肘&左膝を痛めながらNJC2回戦突破!

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 9日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『STRONG SPIRITS Presents NEW JAPAN CUP 2022』が開催され、CIMAが金丸義信を制してNJC2回戦を突破した。

 『NEW JAPAN CUP』は、新日本プロレスの春の風物詩として知られてきたヘビー級の選手たちによるシングルトーナメント戦。
 今年は歴代最多となる48選手が参戦し、2020年ぶりとなるジュニアヘビー級選手の参戦、新鋭のヤングライオン3名も参戦することとなり、新日本全体を巻き込んだ一大イベントとしての開催となった。

 この日のセミファイナルでは、NJC2回戦としてCIMAvs金丸義信の試合が実施。
 CIMAは#STRONGHEARTSの実質的リーダーとしてGLEATの中核を為す選手の1人であり、新興団体の意地をかけて新日本のNJCへと乗り込んだ。1回戦ではTAKAみちのくとベテラン同士の卓越した技術のぶつけ合いを制して勝ち上がっており、今回の2回戦ではまたもベテランのテクニシャンである金丸と対峙することとなった。

 後入場であった金丸はリングインするなり背を向けていたCIMAの膝裏を低空ドロップキックで撃ち抜いて奇襲。さらに場外鉄柵に足を絡めつつパイプ椅子で殴打、リング内に戻して足4の字固めなどCIMAを休ませることなく徹底してヒザへ集中攻撃を浴びせていく。
 CIMAは隙を突いてのスーパードロルや河津掛けでチャンスを作りメテオラを発射も、金丸に回避され自爆。ヒザに致命的なダメージを負ったCIMAに対し、金丸は低空ドロップキックから足4の字固め、ムーンサルト・プレスからタッチアウトと大技で畳み掛け、トドメのディープインパクトを発射も、CIMAがドロップキックで撃ち落とし、パーフェクト・ドライバー。さらにウイスキーミストを狙う金丸の顔面をトラースキックで撃ち抜き、シュバインからメテオラを叩き込んで3カウントを奪った。

 左足を引きずってほうほうの体でバックステージにたどり着いたCIMAは「キャリアは同じぐらい。ホンマ、完封負け寸前。なにもできへん。あんなモン、GLEATの“G”どころか、CIMAの頭文字“C”も残らないまま、金丸義信に全部イカれるところやった。いやぁ~、忘れてたよ。ここは、日本が世界に誇るNEW JAPANやな。当たり前やな、そんなん。1発負けたら終わりやから」と激戦を振り返る。

 そして、「いま、全世界がこのコロナ禍で精いっぱい生きてるんや。俺もそうや。#STRONGHEARTS、GLEAT、コロナ真っただ中に旗揚げしたとんでもないアホな団体や。CIMAもアホや!でもな、新日本プロレス、50年、体すべて、人生すべて、生き様すべて、ぶつけて、この新日本プロレスで、GLEAT、#STRONGHEARTS、CIMA、勝負させてくれや。TAKAみちのく戦では、どこでやったかわからんけど、左肘を痛めて、今日は金丸に徹底的に左脚や。でもな、俺はメテオラをあきらめへんからな。新日本プロレスの全選手、外国人選手も含めて全選手に、俺の人生、プロレス人生、最高の傑作のメテオラを炸裂するまで、俺はこの膝が潰れようが、どうなろうが、あきらめへんからな。#STRONGHEARTSは前進しかないんや。みんな、一緒に生き抜くぞ!」と満身創痍ながらも強いハートを見せつけた。

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