東京女子3・19両国国技館に向け全選手が決起!SKE48荒井優希はIP王座前哨戦で伊藤麻希に敗退

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 東京女子プロレスが3月5日、東京・両国KFCホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。初進出となる東京・両国国技館大会(同19日)前の最後の通常興行となったが、全選手が決起し、大会の成功を誓った。また、同大会でインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑む荒井優希(SKE48)は前哨戦で王者の伊藤麻希に敗れた。

この日、メインイベントでは山下実優、坂崎ユカ、瑞希、伊藤麻希、鈴芽組が、中島翔子、辰巳リカ、渡辺未詩、荒井優希、宮本もか組と10人タッグマッチで対戦。この一戦は、3・19両国で行われるプリンセス・オブ・プリンセス選手権(王者・山下VS挑戦者・中島)、プリンセスタッグ選手権(王者・坂崎、瑞希組VS挑戦者・辰巳、渡辺組)、IP選手権(王者・伊藤VS挑戦者・荒井)のトリプル前哨戦となった。

 試合は王者組と挑戦者組の互いの意地がぶつかり合い、のっけから10選手が入り乱れた激闘を展開。10分過ぎにはマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎、瑞希)と白昼夢(辰巳、渡辺)が合体技の応酬を繰り広げた。その後、山下と中島の戦いとなり、中島がトペを見舞えば、山下は強烈な投げ捨てジャーマンを敢行するなど、激しい攻防を見せた。そして、伊藤と荒井はエルボーの打ち合いからバチバチの戦いに発展。荒井はビッグブーツ連発、フルネルソンバスター、サソリ固めで攻め込むも、伊藤が顔面へのヘッドバットから伊藤パニッシュで絞り上げてギブアップを奪い、前哨戦は王者組が制した。

 試合後、全選手がリングに集結すると、3・19両国に向けた意気込みを述べ、エースの山下が「東京女子プロレス、両国国技館大会、大成功させるぞ! エイエイオー!」と締めくくり、大会の成功を誓った。

 バックステージで、前哨戦をモノにした伊藤は「チームのおかげでもあるけど、勝っても全然油断はできない。このまま余裕かまさずにボコボコにして勝ちたい。みんなたぶん荒井優希のことを応援すると思うし、荒井優希に勝ってほしいと思うんです。そこが興奮する。伊藤麻希、逆境とかメッチャ大好きだから。だから、みんなが荒井優希を応援すればするほど、伊藤麻希はメチャメチャ強くなる。その上で最後に勝つのは伊藤麻希だと思うので」と王座死守宣言。

 荒井は「両国前最後の試合で勝って勢いをつけたかったんですけど、最後に私が負けてしまって。本当に今までで一番悔しいので、両国ではみんなで勝ちたいと思います」と気を引き締めていた。

 両国大会まで、いよいよあと2週間。各選手はそれぞれの思いで決戦に臨むことになりそうだ。

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