【会見全文】夏すみれ&雪妃真矢&山下りな&高瀬みゆきがフリーランスのみの大会『NOMADS'』を発表!「完売札止め以外は成功ではない」
25日、都内某所にて5月20日に新宿FACEで開催されるフリーランスサミット『NOMADS'』に関する会見が行われた。
会見には夏すみれ、雪妃真矢、山下りな、高瀬みゆきの4選手が出席。
夏「皆様おまたせしました。この度はお集まりいただきありがとうございます。お久しぶりです、フリーランスの夏すみれです。ご無沙汰しております。はい、私はですね、現在2020年より欠場に入らせていただいておりまして、今現在も欠場の身ではあるんですが、この度ですね、この場にこうして一緒に集まってくれた3選手とともに、新たにプロレス興行を開催する運びとなりましたので、今回はそちらのご報告のためにこの場を設けさせていただきました。5月20日ですね、2022年、2年?2022年5月20日金曜日、新宿FACEにて夜7時からフリーランスサミットNOMADS'を開催せていただきます。今大会では実行委員会方式を採用しておりまして、同じくフリーランスとして活動する4名でこの大会の運営を務めていくことになります。まずは運営人の紹介とともに、改めて皆様に一人ずつご挨拶を申し上げたいと思います」
雪妃「2022年よりフリーランスとなりました雪妃真矢と申します本日はよろしくお願い致します」
高瀬「同じく高瀬みゆきです。よろしくお願いします」
山下「山下りなです。よろしくお願いします」
夏「こちらの4名で今大会を運営させていただきます。まずはじめに今大会の大会概要の方を雪妃真矢よりお話させていただきます。お願いします」
雪妃「2022年に多くの選手がフリーランスとして活動を開始したこともあり、この度フリーランスのフリーランスによるフリーランスの大会を開催する運びとなりました。各団体様に参戦させていただく際には、団体所属の選手を軸に関係性ですとか物語が生まれて濃くなっていくのと同じように、フリーランス選手も一同に介せばまた闘いの中で新たな関係性や物語が生まれるはずですし、家をもたない同士として、野心を秘めたライバルとして、今大会が交流の場になれば大きな意義があるように思います。とは言いましても、正直に申しまして開催してみないと初めての事ですのでわからないことだらけです。出身の団体も主戦場も目的も多様なフリーランスの選手が集まった時に、その間にどんな化学反応が起きるのか、ご来場くださる皆様も一緒に楽しみにしていただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします」
夏「今大会のロゴを制作いたしましたので、こちらのロゴに込めたコンセプト等について高瀬みゆきよりご説明させていただきます」
高瀬「こちらが今大会のNOMADS'のロゴになっております。このロゴなんですけども、色んな所から選手が繋がって、全部Aに集まる化学構造式がモチーフになって作られております。このロゴの意味というか思いなんですけど、フリーランスの選手、各団体でたくさん活躍されてると思います。どの選手も個性がすごく豊かで、無くてはならない選手たちばかりです。でも、選手たちみんな野望を持って家を飛び出したり、または家がなくなってしまった選手たちがたくさん居ます。そんな個性あふれる選手たちは、野ざらしのその身一つで今の厳しい世の中を一生懸命生きて、戦っています。そんな選手たちが切磋琢磨するような興行。そして、その人達が紡ぐストーリーがあってもすごく面白いんじゃないかと私達は思っています。なので、その選手たちが集まった時に現れる化学反応、それを見たいし、その可能性に賭けてみたい。その思いを込めてこのロゴを作りました。ちなみにこれにはもう一つ意味がありまして、縦の繋がりではなく横の繋がり、選手が横の繋がりで手を取り合って輪を作ってさらにどんどん可能性を広げていく。それがこれからの時代だと私達は思っています。そういう意味も込められています」
夏「今大会のチケット情報に関して山下りなより、ご案内させていただきます。よろしくお願いします」
山下「大会チケットの発売は3月4日金曜日19時から、水道橋のプロレスショップチャンピオンさんにてチケット即売会を行い、このイベントをもって発売開始となります。即売会には我々、こちらの4人の運営陣が全員集まりファンの皆様をお迎えいたします。どうぞよろしくお願いします。そして、チケットの他即売会限定販売となる運営人4人のサイン入りポスターや、個人グッズ等も販売しますので是非ご来場いただけましたらと思います。また、今大会は限られた人員で運営を行っておりますので、チケットトラブル等を避けるためにも各選手へのチケットの取り置きやご予約は受け付けておりません。ご了承ください。4日の即売会への参加が難しいお客様は、3月4日以降の運営人それぞれの選手売店や、プロレスショップチャンピオンさんにてお買い求めください。プレイガイドに関しまして現在調整中になります。こちらも決定次第随時お知らせします。遠方のお客様も是非お越しいただけたらと思います。よろしくお願いします」
雪妃&高瀬「よろしくお願いします」
夏「最後にですね、私の方から今現在出場が決まっている参戦選手の紹介をさせていただきます。今回私は、こちらの大会はですね、主に裏方として運営に携わる形となりますので、5月20日の今大会への試合への出場は致しません。こちらの試合の方には私を除く運営人3名の他に、SAKI選手、安納サオリ選手、朱崇花選手、優宇選手、こちらの4選手の参戦がすでに決定しておりまして、こちらの4選手にはこちらのポスターにも掲載させていただいているんですが、今大会のキービジュアルとして第一弾ポスターにも参加していただいております。もちろんですね、他にも今が旬のフリー選手をまだまだ数多くお招きしておりますので、追加情報等に関しましては今大会の公式Twitter、Instagram、あと公式のnoteの方で随時お知らせしますので、是非ですね、各種SNSフォローのうえ、情報の方ご参照いただけますと幸いです。今回あの、フリーランスサミットといった形で、なかなかいろんな団体からいろんな選手が集まる大会って過去には何度かあっと思うんですけど、完全にフリーランスだけを集めた大会はおそらく今回初めてなんじゃないかなと思います。今回はフリーが主役の大会となっておりますので、我々にとってもちょっと慣れない大会運営という部分で戸惑う部分もあるとは思うんですが、今回参戦してくださるフリーランスとして活動する選手にとっても、もちろんご来場いただくお客様にとっても、プロレス界新たな発展や希望につながるいい空間が作っていければいいなと思っておりますので、是非5月20日金曜日7時から、新宿FACEフリーランスサミットNOMADS’、ご来場を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。ではなにかご質問ございましたらお願い致します」
――現時点でカードはどんな風にしたいという予定はありますか?
高瀬「全4試合もしくは5試合で考えております」
――出場選手は全員フリー
夏「全員フリーです」
――試合をする3選手が興味がある選手は
山下「それは後々発表していくので、今はお楽しみというところで私は、はい」
夏「言うたれよ。言うたれ」
山下「ひ・み・つ」
高瀬「私はですね、ずっとデビューしてから山下選手を推しとしてやってきた身として、山下さんとは戦っていきたいと思います」
雪妃「でも山下さんの思いがどうなるかは今後に」
高瀬「これは今後にかかっている。アプローチしていきたいと思います」
山下「ありがとう」
雪妃「ただ、なんか最近頻繁に戦っている選手とではないのがいいなというのは当然思っています」
――フリーの女子のみですか?
夏&雪妃「そうですね」
――ストーリーを紡いでいくとお話もありましたが、継続開催も視野に入れてると
高瀬&雪妃「できたらいいなと思っております」
夏「ただ継続大会を行えるのはやっぱり本大会の成功が必要不可欠、大前提だと思いますし、私にとって今大会の成功というのは完全にチケット完売札止め以外は成功ではないと思っているので」
高瀬「つまり夏さんが戻ってこれるかどうかは、貴方様にかかっていると!いうことですよ!わかります?その画面の前の皆さん」
夏「是非とも継続できるように皆様ご来場頂けましたらと思います」
――今回裏方ということですが復帰の予定などは
夏「復帰事態は一応考えてはいまして、ただ今大会に関しては、ちょっとやっぱり私も欠場に入る直前というのがちょうどコロナ化がプロレス界に直撃した時期だったので、まともにちゃんとこう精力的にプロレス活動していたのを考えると2年ぐらい間があいてしまってるんですね。この状態でやっぱりいきなりリングに上がるというのはどうしてもできないので、やっぱりまずはもう一度新人に戻ったつもりで練習のほう始めさせていただいて、今大会が成功した暁には、またね、いずれかのボリューム2、3あたりでリング復帰できればいいなと思っておりますが、今大会は運営として、裏方として、主に控室で走り回りたいと思っておりますのでよろしくお願い致します」
――今大会の発起人は
雪妃「発起人は夏さん」
夏「そうですね、言い出しっぺです(苦笑)」
――お三方を集めて始めたと
夏「そうですね」
――お三方は第一回に関しての意気込みを
雪妃「自分がフリーランスになる前から聞いていた中に、フリーになっちゃうと、引退する場がなくなっちゃうだとか、自分が主戦場を得ることができなければ、例えば、引退だけではなく周年興行だったりとか、復帰戦だったりとか、フリーランスになるとスポンサー居なきゃできないよとか、主戦場なきゃできないよとか、自力でやるんだったらすっごい小さい規模じゃなきゃできないよとかそういう噂っていうのを聞いたことがあったんですけど、このNOMADS'に関してはこうやって実行委員会方式をとったら、もしかしたらフリーランスの選手のそういう場になる可能性もあるかもしれないとことはすごく秘めていると思っていて、なので、この一回目の、成功というか、一回目がどんな大会になるかによって、今後の可能性も変わってくるのかなと。さっき夏さんもおっしゃっていたとおり、完売札止め以外成功ではないですから、完売札止めに成功して、今後の活動もおこなっていけたらいいなと思います」
高瀬「私は去年の年末頃から、団体のことも含めフリーで活動するということがすごく意識することが増えていましたし、相談もたくさん受けていたんですね。そんな中で、過去に夏さんが発言していたフリーになって帰る場所がなくなったという言葉がすごく心に残っていたんです。やっぱり私自身もフリーになってすごく感じていましたし、ただでも実際に活動しだしたら、こういうふうに一緒にやろう、活動しようという人たちが出てきたり、同じ目標や思いを抱えてる人がいて、仲間が居るってことが、すごくありがたいなと感じることができたんです。なので、この興行はすごく特別な思いがあって楽しみにしていますし、他のフリーランスの選手もきっと同じ気持ちを抱えてる人たちは多いと思うんで、そういう人たちにとって自由であって、自分の自己主張がバンバンできるような、そんな場にしたいなと思っています」
山下「私はフリーになってもう何年か経つんですけど、私としては、フリーランスはすごく性に合ってると言いますか、一箇所にとどまらないほうが性に合っていたので、ただ、フリーランス同士がシングルをしたり、フリーだけで集まって試合が組まれたりとかは団体に呼ばれる人間側としては滅多にないんですよね。なんで、お客さんや選手から見て、こんなカードあったんだねって思ったり、この組み合わせあったかとか新しい気づきだったり、プロレス自体をちょっと違う目線で楽しめるんじゃないかなって。自分のプロレスとしても覚醒するんじゃないかなって思っております」
――次回以降は実行委員会は大きくしていきたいとか、逆に4人でいきたいとか方向性はあるんですか?
夏「やっぱり女なので、女はあんまり数多く集まっちゃだめだと思います。はい(笑)」
雪妃「結局なんていうんですかね、自分の意見や意思があるからフリーランスになってると思うんで、そうなるとものすごく意見が出るんですね。それが一個のものを作っていくときに良いことでもあるし悪いことにもなりかねないというのは感じるので、確かにあんまり多くないほうがいいかもしれない(苦笑)」
夏「そうですね~」
高瀬「ユニットとはまた違いますからね。主催となると」
山下「なんか仲間はまあ多いほうがカードも組みやすいですし、すごく盛り上がると思うんですけど、主導権っていうのはこの4人で、柱となるものは作っていきましょうという」
夏「なんか嫌な言い方する(苦笑)」
山下「主導権と言いますか、柱でしょうか(苦笑)失礼しました」
高瀬「責任をとる人たち」
夏「そうですね、中心、柱自体を増やす予定は無いんですけど、今回も4選手ポスターの撮影とかにも参加していただいたりとか、SAKI選手はご自身でフリーのプロレスユニットを結成してらっしゃるので、そういう、似たような志じゃないですけど、フリーだけどなんかやろよって思いを持ってる方とは、まあNOMADS'で合流しなかったとしても、なんかこう上手いこと連携を取りながら、お互いの興行にプラスになる要素とかをちょっと増やしていきながら、一緒にプロレス界の荒波をかいくぐっていけたらいいなと思っております」
――この4人が集まった理由は?キャリアも違うと思いますが
雪妃「でもキャリアは近いですね。近いっちゃ近いか」
夏「近いっちゃ近いか。まあ私が今回、年末ぐらいですかね。ちょっと、こういうフリーの興行やるのは、やはりちょっとその当時プロレス業界が私が離れているうちにだいぶ賑わっておりまして(笑)結構数多くの方がフリーになられていた時期でもあったので、これを逃したら多分次無いなと思ったので、ちょっと声をかけてみたんですけども、そうですね、あんまりそこでキャリアとかはそこまで考えなかったですね。雪妃選手も高瀬選手も今年からフリーになるということで、自分でやりたかったフリーランスのお祭りという部分にすごくヒットする存在だなと思いますし、山下はね、長年ずっと一緒にフリーとして活動してますけど、やっぱりこう、今フリーランスでというか全女子選手の中で試合数飛び抜けて多いんじゃないかなと思ってまして、やっぱりこの、希望を与える存在じゃ無いじゃないですけど、フリーとしての成功例の一人だと思ってるので、彼女のパンチ力は欲しかったという部分でこの3選手に声をかけたという形です」
――山下選手、フリーで長くやられていても、フリー同士で組んだり戦ったりしてない選手が結構いるなという感じですか?
山下「そうですね。この選手とシングルしてないなとか、やりたいけど、レギュラー参戦してる団体が違うからシングルする機会がないとか、実際に自分で自主興行されて闘うチャンスをくださった方もいらっしゃったりしたので、なんか是非そうやって自分でする方もこの興行に出てほしいなと思っております」
――フリーの選手で売り込みも歓迎
全員「ぜひ。大歓迎」
雪妃「素敵」
――夏選手は復帰するならここ?
夏「そうですね、うん、そうですね。ここで復帰ができたらいいなと思ってます」
――言える範囲で、フリーになってみたけど意外とここがフリーじゃないなとか、団体から出た実感というのはありますか?
夏「とくにね、二人は今年なったばっかだから、一番感覚として違いが」
雪妃「え?なんでしょう」
――何も不満がなかったらこの大会やってないと思うんですけど
夏「なんか、この大会やろうって考えたのも、結局フリーランスになったことで、やっぱりこう自分でね、例えばキャラクターであったりだとかグッズ展開であったりだとかそういうものを全て自分でやっていけるという部分ではすごい自由な環境ではあると思うんですけど、それと同時に、お世話になってる団体さんはクライアントさんのようなものなので我々にとっては。だからなんかね、やっぱ、じゃあそこで呼んでもらえなくなったらご飯が食べれていけなくなるわけですから、どうしてもその、だんだんこう、うーん、おさまっていってしまう、っていたのを正直私自身は感じていたんですね欠場前に。フリーになりたての勢いがないなーと感じていて、やっぱりその、フリーの選手って一見自由に見えると思いますし、自由は自由なんですけど、意外とそういう意味では雇われてるという存在ではあるので、やっぱりどこか気を張ってるし、それが仮にレギュラー参戦して通い慣れた団体さんであったとしても、やっぱり次呼ばれるためにはっていうのはどこかであると思うんですよね。どちらかと言うとこの大会はそういうのを考えない大会にしたいなと思ったんです。フリーの選手のお祭り、この大会だけの間は、もう楽しく何も考えずにやってくれたらいいなという思いがありますので、なのでまあそうですね、自由に見えるかもしれないですけ一見件、色々フリーはフリーで迷うことありますので、この大会では何も考えずに楽しく自分が主役だと思ってのびのびと試合をして頂けたらいいなと思っています」
高瀬「私がまだ2ヶ月とかその程度ですけど、これぜんぜん違うなと感じているのは紙面に載る回数が確実に減りました」
雪妃「間違いない」
高瀬「自分自身も自分の団体を盛り上げる、なんとか広げる、良くするために必死でやってましたので、自分たちの興行があれば必ずバンと一面なにか、自分が載ることもあれば団体が載ることもあったんですけども、やはり、そうですね、例えばタイトルマッチをしたとしても、主催が私が参戦をさせてもらってるところの記事なので、もちろん自分がバーンて載ることがとても少なくなりましたし、そういう意味ではある意味自分がこのために何が何でもという思いをできることであったりとか、同じ熱量持ってやったとしても、それに対する反応は全く違うなと感じてます今」
――この大会で紙面を飾ってやるぞと
高瀬「はい!」
夏「お願いしてもいいですか?すいませんもう、皆さん(会場のマスコミ)にかかってるんで結局、お願いしてもいいですか?すみません」
山下「生放送やで」
雪妃「団体プロレスの素敵なところってたくさんあって、もちろん全員団体も経験しているので、だけど、フリーランスが主役の時があってもいいじゃんていう、そんな思いがやっぱりあるにはありますね」
山下「ベルトが絡んだりとか記念試合だったりするともちろんメインだったりして、主役にはなれるんですけど、フリーランスの選手が集まって興行するってこと自体すごい意味があることだと思います」
夏「では紙面を飾っていただくお写真を最後撮っていただきまして会見をしめたいと思います。よろしくお願いします。(フォトセッション後)というわけで、こちらをもってフリーランスサミットNOMADS’の会見を終了とさせていただきたいと思いますが最後にもう一度ワンプッシュさせてください、5月20日金曜日夜7時開始となります。新宿FACEにてフリーランスの選手のみが集まったフリーランスの選手のためのフリーランスによる?フリーランス選手のための興行NOMADS'、3月4日からチケット即売会にて販売開始となります。3月5日以降ですね、選手売店やプレイガイドからも取り扱い致しますので、是非皆様、完売満員札止め目指しております。皆様のご来場お待ちしております。よろしくお願いします」
雪妃&高瀬&山下「よろしくお願いします」
フリーランスサミット『NOMADS'』
日程:5月20日(金)
開始:19:00
会場:新宿FACE
<参戦予定選手>
雪妃真矢、山下りな、高瀬みゆき、SAKI、優宇、安納サオリ、朱崇花、他