「引退が6年から9年は伸びた」田口隆祐が悲願の第69代IWGPジュニアタッグ王座戴冠!

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 19日、北海道・北海きたえーるにて新日本プロレス『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』が開催され、田口隆祐が悲願の第69代IWGPジュニアタッグ王座を戴冠した。

 田口は自身が第69代IWGPジュニアヘビー級王座を戴冠してから“69”という数字に強い執着を示すようになり、第69代IWGPジュニアタッグ王座戴冠も虎視眈々と狙ってきた。
 田口はロッキー・ロメロとの“メガコーチズ”で1月5日に第68代王者であるタイガーマスク&ロビー・イーグルスに3WAYタッグ戦で挑戦するも王者組が防衛を果たし大願成就はならず。田口の夢は叶わないのかと危ぶまれていたが、約1ヶ月半でマスター・ワトとの“シックス・オア・ナイン”で再挑戦する機会を得た。

 今回行われたのは、タイガーマスク&ロビー・イーグルスの持つ王座に田口隆祐&マスター・ワト、石森太二&エル・ファンタズモ、エル・デスペラード&金丸義信が挑む4WAYでのIWGPジュニアタッグ王座戦。
 4軍が入り乱れる混戦となったこの試合はどこかのチームが攻勢に入ると別のチームがすぐにカットに入り、全くの互角のまま終盤戦までもつれ込むが、ワトが露払いを引き受け、田口とタイガーの一騎打ちとなる場面を作り出す。
 田口はヒップアタックやケツイェなど得意の尻攻撃で攻め込んでいき、ワトのハイキックからどどんスズスロウン。さらにワトとの合体技・No.9を叩き込んでタイガーから3カウント。田口が悲願の第69代王者となった。

 初の王座戴冠となるワトは「俺の記憶が正しければ、田口さんはApollo55でプリンス・デヴィットと組んでいた時に7回防衛していましたよね?俺はその記録を同じパートナーだった田口さんと超えたいと思います」と生真面目なコメントを残す。
 ワトが話している間に田口はサッポロ黒ラベルを3本飲み干しており、「やっぱり6回から9回の間だろうな、防衛はね。やっぱり6から9に選ばれてる。だから、二人でね、6回から9回は防衛します。引退が6年から9年は伸びましたかね?サッポロ黒ラベルを飲んで、サッポロ黒ラベルの力を借りてまだまだ頑張りたいと思います。防衛したらまた飲めるしね、これ!これが一番美味いよ! 防衛して飲む酒は、ここで飲む酒は!」と勝利の美酒に酔いながらワトを残して1人先に去っていった。

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