“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメントは白昼夢が優勝!マジカルシュガーラビッツと夢の舞台でバトル!
11日、後楽園ホールにて東京女子プロレス『Positive Chain '22』が開催。メインイベントでは第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦として、[白昼夢]辰巳リカ&渡辺未詩vs[爆れつシスターズ]天満のどか&愛野ユキの試合が行われた。
東女最強のタッグを決める本トーナメントに今年は全10チームが参戦。1月8日の神戸大会からスタートし約一ヶ月間行われてきたトーナメントの決勝には、3月末での引退を発表している天満のどかと実の妹である愛野ユキによる姉妹タッグチーム[爆れつシスターズ]と、アップアップガールズ(プロレス)に所属する渡辺未詩とディアステージ出身の辰巳リカによるアイドルタッグ[白昼夢]が進出した。
試合が始まると爆れつシスターズのパワーファイトの連携攻撃を、渡辺がそれを上回るパワーで圧倒。そこを得意の尻殺法で辰巳がアシストし、ユキをドラゴンスクリューからの足4の字固めで捕らえる。
だがこれをカットしたのどかとともに爆れつシスターズがダブルインパクト式フェイスバスターで未詩をリカに叩き込むと、リカをサンドイッチショルダータックルで潰しトドメを狙うが、助けに入った未詩がレーザービームチョップからティアドロップでユキを迎撃し、合体技の白昼夢エタニティ(=未詩がカナディアン・バックブリーカーで捕らえた相手にリカがツイスト・オブ・フェイト)からリカがのどかにミサイルヒップを叩き込み3カウントを奪った。
トーナメントを優勝した白昼夢はお互いに「ありがとう」と感謝し、タッグ王者である[マジカルシュガーラビッツ]瑞希&坂崎ユカの二人を呼び出すと「いつかそのタッグのベルトをかけてマジラビと闘いたいってずっと思ってた。今私達にはその権利があると思います。だから、夢の舞台の両国国技館で、ベルトを賭けて戦ってください。お願いします」と丁寧に頭を下げる。
坂崎は「うちら一回戦で負けてるしな。このトーナメント優勝したって事は、白昼夢はもう十分その権利があるし、うちらは何も言えないな。まあうちらも一回戦敗退っていうので結構ね、だいぶ気を引き締めて前よりチャンピオンらしくぬかりなくこのベルト守っていくから。どっちが強いか勝負しよう」と、3・19両国国技館でのタッグ王座戦を決定した。