プリンセスタッグ王座に挑むHIMAWARI&鈴木志乃が覚悟のベルト奪取誓う!「ベルトを獲るだけではなくて、上福さんには“ザコ緑”と言った件を謝罪してもらう」

東京女子プロレスが11月4日、都内で『ALL RISE '25』(11月9日、東京・後楽園ホール)で行なわれる三大タイトルマッチの調印式を開催した。プリンセスタッグ王者組のOber Eats(上福ゆき&上原わかな)に挑戦する、Bumping gRitters(パンピング・グリッターズ)のHIMAWARI&鈴木志乃がベルト奪取後の“謝罪”を求めた。
挑戦者組の鈴木は「今回、同期であるわかなさんがベルトを獲られて、私が一番に思ったことは同期がベルトを獲ることはうれしいとともに、とても悔しいんだなと感じました。そして、その後にHot Shot(まなせゆうな&凍雅)で同期の凍雅ちゃんのチームがベルトに挑戦して。同期たちがベルトを巡って熱く戦っている中で、自分たちが仲間に入れなくてというか、まったく関係ないところにいるのがすごく悔しくて。でも私は結果を何も出してなくて、ベルトに挑戦するって口に出すことが今までなかったんです。でも、挑戦するって思った日に勝つことができて、その時、隣にHIMAWARIさんがいてくれて。私たちはタッグトーナメントに一緒に出たり、大切な時にいつもHIMAWARIさんは隣にいてくれて。そしてその日は勝って、今なら挑戦できると思って、こうやって挑戦表明しました。それが同期だけじゃなくて、わかなさんの隣が上福さんであろうとも、私は絶対にHIMAWARIさんとベルトが獲れると思って挑戦表明しました。前哨戦もあった中で、この前はボロボロに負けてしまったし、上福さんの(ビッグ)ブーツを受けて体がボロボロになったけど、心は全然まだまだ折れてません。当日は2人を知らない未知の世界にご案内したいと思います。ベルト、絶対に獲ります!」と決意表明。
HIMAWARIは「気持ちは志乃さんと一緒だし、志乃さんがHIMWARIと一緒なら獲れるって言ってくれたことがすごくうれしくて。今まで言葉にしてこなかった志乃さんが自信を持って口に出してくれたことがすごいうれしいからこそ、私は志乃さんと一緒に横に並んでこのベルトを獲りにいきたいと思ってます。しかもこのベルト、私は挑戦するのが2回目で、1回目はわかなさんと一緒に獲りにいっているわけですよ。で、一緒に組んで戦った仲間が今度は先にベルトを獲っている。Ober Eatsという正式なタッグを組んで、同期が先輩と一緒にベルトを巻いているという姿はやっぱり悔しいからこそ、志乃さんと私は同期という、あっちにはない固い絆を持って挑戦してベルトを獲りたいと思います」とベルト獲りを誓った。
V2を期す王者組の上原は「私は今回の挑戦者が同期の23年組ということで。今まで23年組という同期はすごい比較されてきたんですね。デビューしてからずっと“誰々ちゃんは頑張っているから頑張んないと”とか、ずっと比較されてきて。私は23年の『ねくじぇねトーナメント』で優勝して、やっと一歩進めたかなと思ったんですけど。24年も『ねくじぇねトーナメント』に出ることになって、そこで私は風城ハルに負けて。やっぱり同期のくくりからは抜けられないのかもと思ってました。でも今回こうやって上福さんとベルトを今獲りました。私は一歩前に進めたんじゃないかと思っていて。私はちょっと性格悪い言い方かもしれないけど、23年組とずっと横並びで。もちろん大切な仲間だし、東京女子のみんな仲間だと思っているけど、横並びで仲良く馴れ合いたいとかは思ってないので、ここは絶対にベルトは譲りません」と王座死守宣言。そして「上福さん、今、秋じゃないですか。秋と言えば何が思い浮かびますか?」と問う。
上福が「何だろう~。分かんな~い!」と言うと、上原は「やっぱり秋と言えば食欲の秋じゃないですか。食欲と言えば上原わかなだと思うので、この秋、2人ともHIMAWARIちゃん、志乃ちゃん、丸呑みにして勝ちたいと思います!」と言い放った。
パートナーの上福は「2人の挑戦の感じを聞いて、正直、同期同期って、うるさい! 同期、何?みたいな。私には同期ってものがいないので、特に分からないというのがあるんですけど。よく飲み会にもいるんですよね。誕生日が一緒なだけで運命感じちゃったみたいな奴。そういう感じでちょっとダルい、面倒くさいっていう印象があります。それに私と上原は2回、ベルトを持つ同じ人たちに挑戦して。ハイパーミサヲと中島翔子というキャリア的にも格的にもすごく長い歴史を持っている2人からベルトを獲っているし、簡単にただただ観光案内ザコ(鈴木)と、ただただロン毛の女(HIMAWARI)に負けるつもりは1ミリもしないですし。ご案内します、ご案内しますって行きたいところは勝手に行くんで。余計なことばっか言うのはやめていただきたいです」と釘を刺した。
王者の上福からザコ・ロン毛―ズと言われ、“ザコ扱い”されていることについて、鈴木は「このタイトル戦が決まる、ずっと前からザコって言われ続けていて。ひどい時にはコーナーに押し付けて“ザコ緑!”と永遠に罵られた日もあります。なので勝ってベルトを獲るだけではなくて、上福さんには“ザコ緑”と言った件を、目の前で深く深くお辞儀をして謝罪してもらおうと思っています。謝ってください」、HIMAWARIは「ロン毛であることには変わりないし、生涯ロン毛なんで。全然これ私のアイデンティティーであり武器なんで。全然言われたとて全く気にしてないし。なんか丸呑みするとか言ってたけど、丸呑みできないぐらい、秋でも冬でも雨にも風にも負けず大輪のヒマワリを咲かせてやろうと思います」と覚悟を示した。
















