「父ちゃんと母ちゃんに恩返ししたい」ギネス世界記録持ちの愛媛プロレスのエース・ライジングHAYATOが全日本プロレスとのダブル所属に!
2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2022 NEW YEAR WARS』が開催され、ライジングHAYATOが全日本プロレスへ入団することが発表された。
ライジングHAYATOは弱冠22歳にして愛媛県のローカル団体である愛媛プロレスのエースとして君臨。
2020年1月からレギュラー参戦中の全日本プロレスでは宮原健斗率いる“NEXTREME”の一員として活躍し、2度のアジアタッグ王座挑戦を果たすなど全日本内でも存在感を発揮する選手に。2020年10月にはベストボディ・ジャパンコンテストのプロスポーツ部門に出場して優勝を果たすなど、全日本の大型選手と戦っていくための肉体改造にも成果を出してきている期待の星だ。
また、ホームの愛媛プロレスでも精力的な活動を続けており、昨年11月21日には愛媛プロレスがギネス世界記録に挑戦。21時間44分34秒の試合をすることで“世界で最長のレスリングワンマッチ”の記録を更新し、この話題は全国的に報道されるなど大きな話題に。まだ世の中がコロナ禍で揺れる中、プロレスを通して地元・愛媛に明るい話題を届け続けてきたヒーロー的存在となっている。
毎年恒例となりつつある1月2日の新規入団発表では、HAYATOが愛媛プロレスと全日本プロレスのダブル所属となることが発表。
全日本のジャージに身を包み、緊張気味に「自分にしかできないやり方で50周年を盛り上げて、全日本プロレスジュニアの顔と呼ばれるような選手となりますので応援よろしくお願いします!」と挨拶したHAYATOは、この日行われた18選手参加の新春バトルロイヤルで優勝を果たした。
優勝賞金100万円を手に入れたHAYATOは「今まで全日本プロレスで目に見えた優勝とか勝ちとかなかったけど、これが一番最初のでっかい勲章かもしれない。100万円です。プロレスでこんなでっかい金、稼いだことないですよ。プロレスには夢がありますね。早くこの金で全然恩返ししていない父ちゃんと母ちゃんに恩返ししたいと思います。せっかく全日本ジュニアで所属になってやる以上は、世界ジュニアニのベルトという大きい壁は避けては通れないと思っているので。必ず世界ジュニアに挑戦します」と笑顔で決意を語った。