【試合詳細】12・29 スターダム両国国技館大会 【ワールド&SWA】林下詩美vs朱里 【ワンダー】中野たむvs上谷沙弥 【アーティスト】舞華&ひめか&なつぽいvs白川未奈&ウナギ・サヤカ&桜井まい 【ハイスピード】スターライト・キッドvsAZMvsコグマ ジュリアvs小波
『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021』
日程:2021年12月29日(水)
開始:16:30
会場:東京都・両国国技館
観衆:3,038人(満員/コロナ対策限定人数)
▼5WAYバトル 10分1本勝負
[大江戸隊]○フキゲンです★
6分30秒 後方回転エビ固め
[COSMIC ANGELS]●月山和香
※あと3人は[大江戸隊]鹿島沙希、[大江戸隊]吏南、レディ・C
▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
【王者/大江戸隊】●琉悪夏
5分20秒 バックドロップ・ホールド
【挑戦者/STARS】○羽南(STARS)
※琉悪夏が3回目の防衛に失敗。羽南が新王者となる
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組/Donna Del Mondo/舞ひめぽい】○舞華/ひめか/なつぽい
13分23秒 みちのくドライバーII→体固め
【挑戦者組/COSMIC ANGELS】白川未奈(フリー)/ウナギ・サヤカ/●桜井まい(フリー)
※舞ひめぽいが4度目の防衛に成功
▼ハイスピード選手権試合3WAYバトル 30分1本勝負
【王者/大江戸隊】○スターライト・キッド
7分56秒 横入り式エビ固め
【挑戦者/STARS】●コグマ
※もう1人は【挑戦者/Queens Quest】AZM
※スターライト・キッドが4回目の防衛に成功
▼ジュリア復帰&小波ラストマッチ 30分1本勝負
[Donna Del Mondo]○ジュリア
12分5秒 グロリアス・ドライバー→片エビ固め
[大江戸隊]●小波
▼10周年記念タッグマッチ:スターダム・リユニオン
○岩谷麻優/彩羽匠(Marvelous)
15分36秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
●葉月/渡辺桃
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/COSMIC ANGELS】●中野たむ
21分59秒 フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者/Queens Quest】○上谷沙弥
※中野たむが7回目の防衛に失敗。上谷が新王者となる
▼ワールド・オブ・スターダム選手権&SWA世界選手権試合 時間無制限1本勝負
【ワールド王者】●林下詩美
36分33秒 朱世界→片エビ固め
【SWA王者】○朱里
※林下詩美が10回目の防衛に失敗。朱里がSWA王座の9回目の防衛に成功しワールド・オブ・スターダム王座を戴冠
朱里が詩美を制して悲願の赤いベルト奪取!上谷がついにたむを超え白いベルト獲得!ジュリアと小波が故・木村花さんに捧げる激闘!キッドが堂々のハイスピードV4!羽南が涙のフューチャー初戴冠!
第0試合
5WAY戦のはずが、大江戸隊の3人が結託したため3vs1vs1の様相を呈するリング上。
大江戸隊の奇襲で始まり、2人をロープにくくりつけて記念撮影。さらにフキゲンが2人の鼻をつまみ上げながらのチョップを見舞い、吏南がレディ・Cをヘアホイップで投げ捨てて痛めつけ、コーナーで鹿島&フキゲンが東スポでレディ・Cの尻を殴打。さらに3人でロープに振ってトリプルビッグブート。
さらに大江戸隊がレディ・Cにトレイン攻撃を見舞っていくが、隙を突いて吏南が鹿島にスクールボーイ。鹿島、フキゲンもスクールボーイで互いを丸め込み大江戸隊が内紛。これを勝機と見た月山が突っ込んでいくが、大江戸隊はすぐに鉄の連携を取り戻し、鹿島&吏南が月山にダブルチョップ、フキゲンがセントーンを見舞って撃退。3人で喫煙ポーズでフォールも、未成年の吏南が喫煙ポーズを取ったためレフェリーが激怒。
鹿島&フキゲンは月山にダブル東スポ攻撃から鹿島がコーナーを踏み台に三角飛び式東スポ攻撃。カットに入ったレディ・Cは鹿島をランニングネックブリーカードロップで撃退し、月山へ逆水平チョップを連打しチョークスラムを狙う。
これを暴れて脱出した月山が奇声を上げながらの地獄突きからミサイルキック。さらに吏南、鹿島にも地獄突きを見舞って撃退し、フキゲンにも地獄突きを発射するが、フキゲンはこれを白刃取りし、後方回転エビ固めで3カウントを奪った。
第1試合
両者リングをまわり、ロックアップから琉悪夏がロープに押し込みラリアット。避けた羽南がエルボー連打も、琉悪夏が体勢を切り返しチョーク攻撃。
琉悪夏はロープに振ってショルダータックルで倒すと、ボディスラムからクリップラークロスフェイス。羽南はロープに足を伸ばしブレイク。
琉悪夏はストンピングからロープに飛んでラリアットも、腕をとった羽南が大外刈りから後頭部に低空ドロップキック。フォールも2。
羽南がラリアットも、巻き込んだ琉悪夏がコンプリートショットからセントーン。フォールも2。
琉悪夏はフィッシャーマンの体勢も、耐えた羽南の背中にエルボー連打からボディブロー。
コーナに振るが、羽南がブーメランクロスボディで迎撃しフォールも2。
羽南はロープに飛ぶが、琉悪夏は追走ボディスプラッシュからショルダータックルで倒しフォールも2。
琉悪夏はフィッシャーマンを狙うが、耐えた羽南へボディブロー。羽南がロープに振ってドロップキックで迎撃し、ノーザンライトを狙うが琉悪夏がボディブローからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
琉悪夏は冷凍庫爆弾を投下するが、避けた羽南が膝立ちでエルボーの打ち合い。羽南がエルボー連打も琉悪夏もエルボー連打。ロープに飛んだ琉悪夏を腰投げで迎撃した羽南がフェイマサー。フォールも2。
羽南は一回転してのハイキックからバックドロップホールドで叩きつけ3カウントを奪った。
試合後、2022年3月26日&27日の両国国技館2連戦が発表された。
<試合後コメント>
羽南
「フューチャーのベルト獲りましたァッ!(※しばらく涙して感傷に浸ってから)……琉悪夏とは、2年半ぶりくらいのシングルマッチで、お互いの成長を感じられたのかなって思うんですけど、私は今日、冷凍庫爆弾を食らってないから勝てただけで、食らってたら勝てなかったかもしれません。なので、これからも琉悪夏とライバルとしてバチバチやっていきたいと思います。私はフューチャーのチャンピオンになったので、このベルトは、期限が限られている選手たちの中で、口から?喉から手が出るほど?獲りたくなるようなベルトにしていきたいと思っています。感情剥き出しにみんなが獲りたいって思えるようなベルトにしていきたいと思います。今日はありがとうございました!」
――フィニッシュのバックドロップ・ホールドは狙っていた?
「はい。大きい琉悪夏から勝つには、体全身を使わないと勝てないと思ったので、バックドロップ・ホールドを選びました」
――初めて使った技でしょうか
「初めてです。自分は、蹴りをフィニッシュにしていこうと狙っていたんですけど、麻優さんから『こっちのほうがいいんじゃない?』って勧めていただいたので、私が一番信頼している麻優さんからのお言葉だったので、このバックドロップ・ホールドを使わせていただきました」
――これから得意技としていきたい?
「はいっ!」
――同期対決はどうでしたか
「もうなんか今の言葉で表すなら『エモい!』が一番なんですけど、なんかもう、ホントにこのベルトをかけてシングルマッチができるって思ってなかったので、デビューして約5年目でやっと琉悪夏とベルトをかけて、このような大きな会場で試合ができて、ホントによかったです」
第2試合
コズエンが急襲し試合開始。コーナーに押し込みそれぞれロープに飛んでの串刺しバックエルボーを打ち込んでいくが、舞ひめぽいが切り返すとそれぞれに串刺し攻撃をやり返す。
なつぽいが桜井にヘアーホイップから顔面を踏みつける。これを離すと首投げから後頭部に低空ドロップキック。
なつぽいはストンピングからコーナーに叩きつけひめかにタッチ。
ひめかは顔面を踏みつけ、ボディスラムからフォールも2。
キャメルクラッチで捕らえ、なつぽいが桜井の顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
ひめかはコーナーに叩きつけ舞華にタッチ。
桜井はエルボー連打。舞華はビッグブーツで迎撃し、ストンピングからなつぽいにタッチ。
なつぽいはボディスラムからフォールも2。
桜井はスタナーからウナギにタッチ。
ウナギと白川がロープに振って連携攻撃。ウナギがギロチンドロップからフォールも2。
ウナギは開脚フェイスバスターからフォールも2。
ウナギはボディスラムを狙うが、なつぽいはかわして水面蹴り。避けたウナギがカカト落としを狙うが、避けたなつぽいがロープに飛んでウナギのラリアットを避けるとコーナーに振るが、走りこんできたなつぽいをエプロンにショルダースルーで落とすも、なつぽいはコーナに上がり飛びこむ。避けたウナギが走り込んできたなつぽいにビッグブーツを叩き込み、大ふへん固めを狙うがなつぽいは丸め込むも2。
なつぽいはヘッドハンターからひめかにタッチ。
ひめかは串刺しニーからロープに飛んでショルダータックル。さらに逆エビ固めで捕らえるが白川がカット。
ひめかは担ぎ上げるが、着地したウナギに走り込むもウナギはコードブレイカーで迎撃しレッグドロップ。ウナギは白川にタッチ。
白川は側頭部に低空ドロップキックからフォールも2。
エルボーの打ち合いから白川がエルボー連打。白川はロープに飛んでネックブリーカードロップ。フォールも2。
ひめかのラリアットを避けた白川がバックブロー。だが受けきったひめかがラリアットでなぎ倒し舞華にタッチ。白川も桜井にタッチ。
桜井が投げようとするが、耐えた舞華をウナギも入って投げようとするが、舞華は2人まとめてブレーンバスター。そこへひめぽいも走り込みそれぞれに低空ドロップキック。
桜井は舞華を左右のエルボー連打でロープに押し込むが、舞華もエルボーで返しエルボーの打ち合いへ。
舞華は首投げからスリーパー。これは白川がカット。
舞華はコーナーに振って串刺しラリアットも、桜井が避けるとコズエンが連携攻撃で迎撃。桜井がエルボードロップからフォールも2。
桜井はフェイスロックも舞華がロープを掴みブレイク。
桜井はケンカキックからビッグブーツ。フォールも2。
桜井はコーナーに登りダイビングエルボードロップからフォールもひめかがカット。
ひめかが桜井にランニングニーから舞華とともにサンドイッチスライディングエルボー。フォールも2。
舞華は山茶花からフォールも2。
ウナギと白川が舞華にエルボーからロープに飛び、舞華のダブルラリアットを避けてウナギの大ふへん固めから白川のフェイスバスターの合体攻撃。さらにコズエンでトリプルカカト落としからコーナーに登るが、ひめかが足を掴んで動きを止め、舞華が正面に登り雪崩式ブレーンバスター。舞華はロープに飛ぶが、ウナギがビッグブーツでカットし投げようとする。だが舞華がみちのくドライバーIIで迎撃し、白川もみちのくドライバーII。続けて桜井にもみちのくドライバーIIを叩き込み3カウント。
<試合後コメント>
舞ひめぽい
舞華「無事に?いや、余裕で?アーティスト4度目!防衛成功しました!」
なつぽい「うれしい」
舞華「今回の相手は正直ね、敵じゃない。ホントに敵じゃない。当たり前の結果。今の完全体な舞ひめぽいに勝てるはずがない。ということで、まあ当たり前な勝利……なんですけど、これでなつぽいはね、安心して舞台『アサルトリリィ』!行けるよね?」
なつぽい「行けるね!(笑)ホント頑張るわぁ~」
舞華「まあ私たちもね、試合はなつぽいががんばってる中、私たちも負けじと頑張るんで、そしたらね、なつぽいが帰ってきたらまた次なる挑戦者、色々企んでいるんで、お楽しみにしといてください!」
なつぽい「今年もありがとお~♪来年もよろしくねえ~♪」
第3試合
お互いに避け合うハイスピードな攻防から、AZMがアームホイップで投ると次々アームホイップで投げあいドロップキックの相打ち。
AZMがコグマがキッドにガットショットからコーナーに振り、AZMが串刺しバックエルボーからコグマが二人まとめて串刺しボディスプラッシュ。AZMにRKOから走り込んできたキッドをカニバサミでAZMに叩きつけ、2人まとめてボディプレス。コグマはAZMにストンピングから背中に乗るも、キッドが619をコグマの腹に叩き込み、その場飛びムーンサルトでフォールもAZMがカット
。
キッドはAZMをコーナーに振り走りこむが、避けたAZMがソバット。コグマにもガットショットから手を繋ぐとコーナに駆け上がりキッドに飛び込んで2人まとめてティヘラから2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。
AZMがコーナーに登るが、コグマがエルボー連打から正面に登り、ロープへのフェイスバスター。AZMが場外に落ち、コグマがエプロンから場外ダイブを狙うがその背中にキッドがドロップキックを叩き込んで場外にふっ飛ばし、場外の2人へキッドがケブラーダを発射。
リングに戻り、キッドがAZMにキッチャーマンも2。
キッドはテキサスクローバーホールドで捕らえるが、AZMはロープを掴みブレイク。
キッドは黒虎天罰を狙うが、AZMは切り返してあずみ寿司を狙うも、キッドは切り返して後頭部にダブルニー。
キッドはAZMをコーナーに乗せるが、コグマがカットしキッドを強引に雪崩式投げ捨てジャーマン。フォールもAZMがダイビングダブルニーでカット。
AZMはミスティカ式アームロックでキッドを捕らえるがコグマがカット。
AZMがキッドを投げ捨てるが、コグマがAZMへダイビングボディプレス。フォールもキッドがカット。
コグマがAZMのバックを取るが、キッドがコグマにブーメランクロスボディからフェイスバスターDDT。AZMがキッドにハイキックを叩き込み全員ダウン。
AZMがキッドにハイキックもコグマがAZMにRKO。コグマはキッドに走りこむが、足を刈ったキッドが丸め込むもコグマが切り返し3カウントが叩かれゴングが鳴る。
だが試合は続き、キッドはAZMをダイヤル固めも、コグマ合体式のジャックナイフで飛びつきキッドはまとめて回転エビ固め。全員で丸め込み合戦からAZMがサッカーボールキック。AZMがコグマをあずみ寿司連続もキッドがカット。
キッドがコグマをAZMに突き飛ばし、キッドはコグマの背後からスクールボーイを仕掛け3カウント。
キッドは直接3カウントを奪ったコグマにマスクを被せて処刑し、AZMの眼前にベルトを掲げて挑発し、互いに火花を散らし合った。
<試合後コメント>
スターライト・キッド
「闇のハイスピードベルト、闇レべル……4ぉ~!今日は誰の必殺技でもなく、ただのスクールボォ~イで、コグマから3。このベルトに対する想いは私が一番あるんだ。だから、このベルトに対する気持ちが一番強い奴が、どんな技だろうと、ここ(※胸を叩いて)があれば、守れる、勝てる。私がこれで本物のハイスピードチャンピオンだということが、分かっただろ?!コグマ、お前2連敗?情けねーな。今はもう、クレイジー・ベアには興味ないかな。また興味が出たら私から狩りに行ってやるから。AZMは今日、勝敗にも関われず特に何も結果を残せていない。やっぱりお前とはシングルだなあ?私はこのベルト、まだまだ闇レベル上げ続けていくつもりだから。お前がやりたかったらいつでも来い。ただ、このままだんまりしていると……すぐに潰されて私と差がもっと開くぞ?」
第4試合
しっかりと握手から試合開始。
両者走り込みエルボーの打ち合いからジュリアがエルボー連打。ロープに飛ぶが小波がハイキックで迎撃しグラウンドの攻防へ。
小波がヘッドロックから首投げで倒しサッカーボールキック連発。ロープに飛んでPKも、避けたジュリアがバイシクルキック。避けた小波が丸め込みフェイスロックもジュリアはロープに足を伸ばしブレイク。
小波がロープに飛んで走り込むが、避けたジュリアがエルボーを狙うも小波は腕を獲ってぶら下がり腕ひしぎ。
これを離すと小波はコーナーで顔面を踏みつけ、串刺し低空ドロップキックからブレーンバスター。フォールも2。
小波は腕ひしぎを狙うがジュリアはロープに足を伸ばしブレイク。
小波は投げようとするが、耐えたジュリアがコーナに突き飛ばし串刺し攻撃も、カットしようとした小波の足をキャッチしたジュリアがロープに足を載せてネックブリーカードロプ。ジュリアはコーナーに登りミサイルキック。
ジュリアのバイシクルキックと小波のミドルキックの打ち合い。小波がミドルキック連打もキャッチしたジュリアがキャプチュード。フォールも2。
ジュリアは投げようとするが、耐えた小波が卍固めから故・木村花さんの必殺技であったハイドレンジア(※グラウンド卍)に捕らえるが、ジュリアはロープに足を伸ばしブレイク。
小波は投げ捨てジャーマンからバズソーキックを叩き込みフォールも2。
小波はスリーパーで捕らえ、そのまま投げ捨てスープレックスからフォールも2。
小波はトライアングルランサーを狙うが、切り返したジュリアの腕を蹴り上げ走り込むも、ジュリアは担いでコーナ上に座らせるとビンタから担いで投げ捨てる。両者ダウン。
ジュリアはコーナーに登るが、小波は追いすがりジャングル叫女の必殺技であるジャングルバスターの体勢へ。ジュリアが着地すると小波が延髄斬り。小波はコーナーに登りミサイルキックから天を指差してからこれも花さんの必殺技であったパッケージドライバー(※タイガーリリー)を狙うが、ジュリアがリバースも小波は足に絡みつく。ジュリアは力づくで小波を起こすとパッケージドライバー。フォールも2。
ジュリアはグロリアスドライバーを狙うが、切り返した小波はトライアングルランサー。なんと返したジュリアがバックドロップ。小波はすぐに立ち上がり延髄斬りからハイキック。フォールもジュリアが丸め込むが2。
ジュリアはファルコンアローからフォールも2。
ジュリアはグロリアスドライバーからフォールし3カウント。
ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、ジュリア完全復帰おまたせしました!来年もね、スターダムで、ジュリアが修羅場をどんどん作って諸君にお見せしたいと思うんで期待しててください。それから、小波!小波、スターダムで、出会ってくれてありがとう。必ず完全復活して、また、必ず、リングで会いましょう。お前が戻ってくるの待ってるからな。ネバーエンド」
小波「ジュリア!復帰おめでとう。そして、最後の相手が、ジュリアで、本当に良かった。ジュリアに、出会えたこと、スターダムの皆に出会えたこと、それが私にとっての誇りです。ほんとにありがとうございました。ジュリア、ありがとう!」
ジュリア「アリーベデルチ!」
小波「ネバーエンド!」
<試合後コメント>
小波
「ありがとうございました。一旦、最後のスターダム。何、これ?こんなの用意されたらさあ(※寄せ書きされたフラッグを抱きしめて)……めちゃくちゃスターダムに帰ってきづらくなるじゃん、逆に(笑)いや、でも、スターダムのこういうところが私は大好きなので、また完全復活したときは、一番最初にこのリングに戻ってきたいと思います。そして私が今日どうしても“大江戸隊”じゃなくて“レスラー”の小波として闘いたかった理由の一つが、このコスチューム。今は亡き戦友と、スターダムのリングにはいないもう一人の戦友の気持ちも一緒に背負って、今日このリングでジュリアと対戦したつもりです。まあ、スターダムの集大成、そしてスターダムで私がレスラーとしてやってきたこと、すべてを今日の試合に込めました。でも、これで終わりじゃない。またプロレスに、そしてスターダムに、戻ってきたいと思います。小波はまだまだNEVER ENDです」
ジュリア
「いやぁ、約4カ月ぶりにジュリアが帰ってきました。久しぶりに試合でリングに立って……あぁ、やっぱりお客さんがいるところで受け身は取りたいな。どうせ痛い思いをするんだったら、こうやってたくさんお客さんがいる中で私は思い切り殴り合いたいし。今日復帰戦の相手が小波だったことは、本当に最高の相手だったし、小波にとっても『必ずまたスターダムに戻って来よう』って思える、そんなような試合になったのかな?そうなってたらいいなって思いました。やれることは全力でやりました。あとは今後。今後ですね。私は来年を見てます。小波がいなくなって寂しい気持ちはあるけれど、Donna Del Mondoに新しいメンバーを来年紹介しようと思ってるんで。今日ね、来てるんで、ちょっとカモン!カモ~ン!(※怪覆面が2人合流)スターダムの選手、そしてスターダムのファンの諸君。来年Donna Del Mondoは7人で、このスターダムをメチャクチャにひっかき回してやる。いやあ楽しみ。(※2人それぞれを指して)強いよ?強いよ?いい選手だし、きっと大暴れしてくれるだろうから是非楽しみにしててください。そして、ゴッデス。ちょっとベルトね。ちょっと向こうに持ってかれちゃったんだけど、ゴッデスのベルトをかけて葉月とコグマ、これも早急に私はやりたいと思ってるので、会社の人は早急にカードを組んでください。必ず防衛します。それでは以上。アリベデルチ。諸君、よいお年を!」
第5試合
先発は桃と彩羽。グラウンドの攻防からヘッドロックの応酬。両者一度距離を取りタッチ。
手4つから岩谷がロープに振り、彩羽がエプロンから蹴りつけてダブルでロープに振るも、葉月は2人を避けるが彩羽がバックエルボー。だが葉月は彩羽をロープに振るが、岩谷がスクールボーイも2。
彩羽と岩谷はダブルのドロップキックを叩き込み、岩谷がストンピングから首投げで倒すとサッカーボールキック。フォールも2。
岩谷はロープに飛ぶが、桃が走り込みドロップキックで迎撃すると葉月がセントーンを投下。
葉月は顔面ウォッシュからフォールも2。
葉月はボディスラムで叩きつけフォールも2。
葉月はロープに飛ぶが、桃は背中にタッチ。葉月は気づかずドロップキックからフォールするが、桃が引き剥がして岩谷にボディスラムからフォールも2。
桃はキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと顔面を蹴りつけローキック。コーナーに振り串刺し攻撃も、避けた岩谷がスクールボーイからのバカタレスライディングキック。岩谷は彩羽にタッチ。
彩羽はランニングミドルで蹴倒し、さらに腕を巻き込んで左右のローキックから水面蹴りで倒すとPKから顔面へのスライディングキック。
彩羽は高速ブレーンバスターから、葉月もブレーンバスターで桃に叩きつけてフォールも2。
ミドルキックの打ち合いから桃がミドル連打。ロープに飛ぶも彩羽がソバットで迎撃しパイルドライバーを狙うが桃がリバースしようとする。耐えた彩羽へ桃がミドルキックを叩き込んで倒すと、コーナーにもたれかかる彩羽へ串刺しドロップキック。
桃は再度串刺し攻撃を狙うが、直前で止まりサッカーボールキック。
桃はブレーンバスターからフォールも2。
桃は彩羽を担ごうとするが岩谷がブラジリアンキックでカットし、彩羽とともにダブルドロップキック。葉月が桃の背中にタッチ。
葉月はスワンダイブミサイルキックを2人にまとめて叩き込み、彩羽に串刺しバックエルボーからロープに飛んでコードブレイカー。フォールも2。
葉月はフェイスロックも岩谷がカット。
葉月はフルネルソンも、切り返した彩羽がハイキックから二段式のハイキック。さらにトラースキックも葉月は全て避けてバイシクルキックからのフルネルソンバックブリーカー。
葉月はラリアットも、巻き込んだ彩羽がハイキックからトラースキック。だが葉月もエルボーからロープに振るが、彩羽はニールキックを叩き込み岩谷にタッチ。
岩谷はロープにもたれかかる葉月に低空ドロップキックからセカンドコーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
岩谷は担ぐも耐えた葉月がエルボー。エルボーの打ち合いから岩谷が打ち勝ちソバット。ロープに飛ぶが、桃が場外から足を掴んで倒し、葉月が顔面にランニングケンカキック。
葉月はコーナーに振って串刺しバックエルボーからセカンドロープに足を乗せてのコードブレイカー。
葉月がコーナーに登るが、彩羽が足を掴んで動きを止め、岩谷はエルボーから正面に登り雪崩式フランケン。
岩谷はセカンドコーナーからミサイルキック。フォールも2。
岩谷がドラゴンの体勢も、切り返した葉月に彩羽と岩谷が次々トラースキック。カットに来た桃も彩羽が担ぎ、岩谷も葉月が担ぐとそれぞれにランニングスリーを狙うが、葉月と桃は着地し桃は彩羽にドロップキック、葉月は岩谷にバイシクルキック。場外に落ちた岩谷と彩羽に葉月がトペ・スイシーダから、リングに岩谷を投げ入れ葉月のみちのくドライバーII、桃のBドライバーと葉月のバイシクルキックの合体技。
桃と葉月は岩谷の後頭部にダブルにランニングニーから葉月が岩谷に垂直落下式ブレーンバスターからフォールも桃が味方である葉月にバズソーキックを叩き込みカット。これには彩羽が「中途半端なヒールやってんじゃねーぞ!」と桃にブチ切れ。
葉月が彩羽にエルボーも、彩羽がローリングエルボーで倒し、岩谷が引き起こすも葉月が交互にエルボー。彩羽のガットショットと岩谷のソバットの同時攻撃を受けた葉月が雄叫びを上げて交互にエルボーからロープに飛ぶが、彩羽と岩谷はダブルのトラースキックから岩谷がドドンパも2。
彩羽は葉月にランニングスリーを叩き込み、岩谷がそこへムーンサルトプレスを投下し3カウントを奪った。
岩谷「スターダム、年内最後、両国国技館にお越しの皆様、ペーパービューご覧のみなさま、こんばんは!10周年イヤー、最後、この4人で試合ができて、よかったです。でも、渡辺桃、お前は、全てを敵にした。大江戸隊、渡辺桃、そして、他の大江戸隊、手振ってんじゃね―よ。必ず、今年はベルト取れなかったけど、来年から、絶対にベルト、取ります。今日は、戦ってくれてありがとう。そして、組んでくれてありがとう。足引っ張ってごめん。ありがとう」
桃「あー、岩谷麻優、スターダムのアイコン?いや、スターダムのオワコンだっけ?アハハハ、お前の代わりに、私が、スターダムの闇のアイコンになって差し上げますよ。葉月、お前、忠告したろ、私が隣りにいるってことよく考えろよ。お前は馬鹿だな」
(大江戸隊はリングから去る)
葉月「おい、帰った渡辺桃、あいつは、私が、必ず潰す。岩谷麻優には到底及ばない。以上」
<試合後コメント>
岩谷麻優&葉月&彩羽匠
岩谷「両国、年内最後のスターダムの興行で、無事に……って言っていいのか分かんないですけど、最後、勝てました!でもまあ、相手が葉月と大江戸隊の渡辺桃。まあ仲良く2人が組むことはないと思ってたけど、まあ最後の最後にやらかしてくれたなっていう感じです!大江戸隊ホントに全員いけ好かない!腹立つ!ムカつく!STARS、やられっぱなしではいけないと思う!」
葉月「まあ今日裏切ってくれた分は倍返しにして、私がしっかり潰します。闇のアイコン?そんなのはアイツには無理ですよ」
岩谷「オワコンって悲しいね」
彩羽「大分言われるようになりましたね、麻優さんも(笑)スターダムがまず、このスターダム10周年記念マッチみたいな感じで、自分がまさか今Marvelousにいるのにも関わらず、このメンバーに入れて、ホントにありがたく思います。しかも、デビューした地の両国にまた戻って来れて嬉しいです。ホントに色々10周年ということで、たくさんね、この4人では同じ釜の飯を食った仲間でもあるし、すごい思い入れがあった分だけ、あの渡辺桃の行動がね、すべてを狂わせたのかなとは思いますね。もうちょっとちゃんと試合が、個人的にしたかったです。でもしっかり葉月もね、成長して、麻優さんは相変わらずのポンコツ具合で(笑)まあスターダム、今後もね、またもっともっと面白くなるかと思います。助けようとしたけど、全然助けになってなかったですからね?自分、ニールキック、アレ絶対当たってましたから。麻優さんが止めなければ」
岩谷「ん、いや、まあまあ、それはさ、仕方ないじゃん。こっちもこっちのタイミングがあるしさ」
彩羽「いや、自分で返すから!大丈夫です、ホントに」
岩谷「でもそれがタッグのいいとこ……」
彩羽「痛かった」
岩谷「ごめんなさい」
彩羽「まあこういう感じですけどね(笑)ここに、隣に立つ人間、麻優さんの隣に立つ人間はすごいしっかりしてて麻優さんを誘導する人が多分合うと思います(笑)。門倉凛とかね(笑)
岩谷「またやりたいですね!」
彩羽「また今後」
岩谷「次に繋げるチームになりたいと思います。来年からホントに巻き返していきます。ありがとうございました!」
彩羽「ありがとうございました!」
第6試合
上谷のタックルをたむが切ってバックの取り合い。たむがヘッドロックも上谷が切り返してグラウンドへ。これはたむが逃れ一度距離を取る。
手4つからたむが潰そうとするが、上谷が逆に潰すとボディへ乗って潰しフォールも2。再度フォールも2.再々度フォールもタムがブリッジして返すとダブルフォール。同時にブリッジして逃れると、上谷が担ごうとするが耐えたたむをロープに振ってリープフロッグ。たむは上谷のエルボーを避けてブリッジして足を取ると顔面に低空ドロップキック。
たむはストンピングから首投げで倒しロープに飛んで後頭部に低空ドロップキック。フォールも2。
たむは首4の字で捕らえリングに顔面を叩きつけていくが上谷がロープに足を伸ばしブレイク。
岩谷はサッカーボールキックからコーナーに振ろうとするが、上谷が逆に振って串刺し攻撃を狙うも、たむはコーナー上に座り足を伸ばしてカットし、走りこんできた上谷を蹴り飛ばし釣り上げ式のドラゴンスリーパー。これを離すと上谷は場外へ落下。たむはそこへコーナーからのプランチャを投下する。
リングに戻りたむはフォールも2。
上谷がエルボーを打ち込んでいくが、耐えたたむがエルボー一発で倒す。
さらに顔面を蹴り上げロープに飛ぶが、上谷はドロップキックで迎撃し、場外に転がり出たたむへスワンダイブクロスボディを投下。
リングに投げ入れた上谷がコーナーに登り、ミサイルキックからフォールも2。
たむはソバットからロープに飛ぶが、上谷が追走ジャンピングニーからロープに飛ぶ。たむも追走ニーからロープに飛ぶが、上谷も追走ビッグブーツ。ロープに飛ぶとたむが追走エルボーからロープに飛ぶが、上谷がリバースフランケンで迎撃するも、たむがすぐにロープに飛んで後頭部にバイオレットシューティング。
エプロンに転がった上谷をたむが投げようとするが、耐えた上谷へバックエルボーから走り込むも、上谷は場外フランケンで投げ捨てるが自分ごと落下。
カウント15で上谷はリングへ。19でたむが戻ると、上谷がノーザンライトスープレックスホールドも2。
上谷はスタークラッシャーを狙うが、切り返したたむがバックドロップ。さらにジャーマンスープレックスホールドも2。
たむはコーナーに登るが、上谷がエルボーから正面に登るも、たむがリングに飛び込んでパワーボムの体勢。上谷がエルボー連打で耐えると、たむは背後から登りバックを取る。上谷が滑り降りて背中にエルボーから背後に登り、雪崩式リバースフランケンからフォールも2。
上谷はコーナーに登るが、たむが背後から登り雪崩式タイガースープレックスからロープに飛んでバイオレットシューティングを狙うも、上谷がジャンプして避けてそのままフットスタンプで潰す。両者ダウン。
膝立ちでエルボーの打ち合いからたむが顔面を連続して蹴りつけ、たむがバズソーキックも上谷はキャッチしてその足にエルボー。上谷はエルボー連打から走り込むが、たむはローリングエルボーで迎撃しロープに飛ぶも、上谷は追走ニールキック。たむは担ごうとするが、耐えた上谷に回し蹴り。さらにロープに飛んでバイオレットシューティング。フォールも2。
たむはタイガースープレックスホールドも2。
たむはバイオレットスクリュードライバーからトワイライトドリームも、これは上谷の足がロープにかかっておりカウントが叩かれず。
たむが投げようとするが上谷はリバースフランケン。両者ダウン。
上谷が投げ捨てフォールも1。たむがトラースキックからスピンキック。フォールも2。
上谷がスクールボーイ・スープレックスホールドも2。
上谷はスタークラッシャーからフォールも2。
上谷はフェニックススプラッシュを投下し3カウントを奪った。
たむが上谷の腰にベルトを巻き腕を上げた。
上谷「中野たむ、たむさん、私が、ベルトの呪いをときました。今度は、あなたが、私の背中を追いかけてきてください。2022年は、ゴールデンフェニックスが、さらに、さらに、さらに!大きく羽ばたいてみせます」
たむ「上谷、白いベルト、よく似合ってるよ。たむの次にね。中野たむは、どんな逆境でも這い上がるしぶとい女だから、覚悟しとけよ(睨みつけるが上谷はヘッドバッド。するとウナギがリングへ)」
上谷「なになに何?何?」
ウナギ「上谷沙弥!白いベルト、おめでとうございます。私がここに来たってことは、どういう意味か、わかるよね?」
上谷「わかりません」
ウナギ「2022年は、ウナギ・サヤカの年になる。新年一発目、よろしくお願いします」
上谷「よくさ、この状況で出てこようと思うよね」
ウナギ「いやまあまああなたも空気読めないけどね」
上谷「お前が空気読んでない帰れ」
ウナギ「こういう時に出てくるのがウナギ・サヤカだ。良いお年を(一度帰ろうとするが、戻ってたむを抱えてリングを去る)」
上谷「挑戦者、でも今日は、チャンピオンとしての余韻に浸りたいから、置いといて、考えておきます。第16代、ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンとして、これからも、さらにさらに羽ばたいて不死鳥のごとく舞っていきたいと思います!誰が、なんと言おうと、私がスターダムだー!」
<試合後コメント>
上谷沙弥
「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンの上谷沙弥です。ベルトの呪い、私が解いてみせました。生まれ変わったこのベルトの名は“全力のベルト”!私はアイドル時代、努力しても努力しても全ッ然報われなくて、努力することがすごくすごく怖くなっていました。でも、プロレスは努力をすれば必ず報われる。私は器用ではないし、すごく目の前の真っ直ぐなものしか見えません。でも、私は今この目の前にあるプロレスを全力で!精いっぱい!前を向いて!頑張っていきたいと思っています。私がプロレスに出会って救われたように、今度は私がたくさんの人をプロレスで元気や希望、たくさんの感情を与えていきたいと思っています。これからは私がチャンピオンとしてスターダムを引っ張っていきます」
――このベルトをどういうベルトにしていきたい?
「今言ったように、全力で常にどの試合も手を抜かず、精一杯全力で私は試合をしていきたい。そういう魂の籠もったベルトです。そして、このベルトとともにスーパースターに駆け上がっていきます」
――シングル王座は今回が初戴冠です
「私はフューチャーのベルトが獲れなかったので、ホントにホントにずっと悔しい思いをしていました。やっぱり諦めそうになったこともあったんですけど、信じ続けてよかったなとホントに心から思います」
第7試合
グラウンドの攻防から朱里が巻き投げてフォールも1。
再度グラウンドの攻防から朱里がヒールホールドも詩美がロープを掴みブレイク。
リストの取り合いから詩美が足を刈って倒しアンクルホールド。朱里はロープを掴みブレイク。
朱里はローキック。詩美は一度リングを周り、ロックアップになるとロープに押し込むが朱里が体勢を切り返しクリーンブレイクからハイキック。受けきった詩美がソバットからロープに飛ぶが、朱里が脇固めで捕らえるも詩美が前転して逃れる。朱里がビッグブーツから串刺しビッグブーツも、避けた詩美が「来いよ!」と挑発。朱里がビッグブーツを打ち込み「来いよ!」と挑発し返すと、詩美がエルボー連打からロープに飛ぶが、避けた朱里が丸め込むも2。
朱里がスライディングレッグラリアートも避けた詩美がスライディングラリアット。朱里も避けて距離を取る。
朱里はガットショットからヘッドロック。詩美が暴れるも離さず、ショルダータックルも詩美は受けきりロープに飛ぶ。朱里はアームホイップも詩美もアームホイップで投げ捨てショルダータックルで倒す。
詩美は走り込みラリアットで場外に叩き出し、朱里はリングを周りエプロンに登ると詩美のエルボーをガードしコーナーに登る。詩美はエルボーからデッドリードライブで投げ捨て、後頭部にストンピングからロープに飛ぶも、朱里はカニバサミで倒し背中にサッカーボールキック。
さらにランニングニーでロープを貫き、エプロンに引きずり出すとギロチンドロップを投下。詩美はそのまま場外に落下し、そこへ朱里が飛び込むも詩美はキャッチしパワーボムで迎撃。
リングに戻り、詩美はミサイルキックで場外に吹っ飛ばすとそのまま場外乱闘へ。
詩美がエプロンに登るが、朱里が足を掴んで引きずり落とす。
詩美がエプロンを走りこんで飛びつきフランケンも、朱里は場外でカサドーラフェイスバスター。
カウント10でリングへ。
朱里はダイビングフェイマサーからフォールも2。
朱里はアキレス腱固めも詩美はロープを掴みブレイク。
朱里はストンピングからロープに飛ぶも、詩美は避けて投げ捨てジャーマン。
詩美は串刺しバックエルボーから後頭部に低空ドロップキック。フォールも2。
詩美はロープに飛ぶが、朱里は追走ニーからロープに飛ぶが、詩美は追走ラリアットからロープに飛ぶが、朱里は避けると投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がった詩美がショルダータックルでなぎ倒し両者ダウン。
詩美は髪を掴んで引き起こすが、朱里が足を刈って倒しマウントをとると左右のビンタ連発。
詩美はエルボー連打。朱里は左右のビンタを連打し、崩れ落ちた詩美にストンピング連打。朱里はロープに飛ぶが、詩美はエルボーで迎撃し朱里は大の字に倒れる。
詩美はアルゼンチンで担ぎ、そのままバックグリップからスライディングラリアット。フォールも2。
詩美はリバースのトーチャーラックボムからフォールも2。
詩美は担ぐが朱里が丸め込むも2。
朱里はダイヤル固めも2。
詩美が走り込むも朱里は引き込み三角絞め。詩美はそのまま立ち上がりバスターで逃れる。
詩美は顔面を蹴りつけていき、リングに顔面を叩きつけると、さらにコーナーに顔面を叩きつけ串刺し攻撃。避けた朱里が左右のビンタから左右のローキック連打。顔面を踏みつけていき、肩に担ぐとコーナーへやり投げ。
朱里がコーナーに登り、詩美が走り込むが朱里は蹴りつけて迎撃。だが詩美はその足をキャッチしてロープに乗せるが、朱里はエプロンに飛び降りハイキックで蹴落とす。
朱里は再度コーナーに登るが、詩美はマッケンローでリングに叩き落とす。両者ダウン。
エプロンで朱里がミドルキック連打も、詩美はキャッチし場外へのコウモリ吊り落とし。
カウント18でリングに戻り、詩美がドロップキック。
詩美はコーナーに登るも、朱里が正面に登り雪崩式朱雀から白虎。詩美はロープを掴みブレイク。
朱里は山折りからフォールも2。
朱里はバズソーキックも詩美はキャッチし強引に担いでバスター。
詩美はアルゼンチンも朱里はDDTで切り返しアキレス腱固めも詩美はロープを掴みブレイク。
朱里は担ぐが着地した詩美がスリーパー。そのまま裏投げで叩きつけ胴締めスリーパーへ。朱里はロープに足を伸ばしブレイク。
詩美は二段式のジャーマンスープレックスホールドも2。
詩美はアルゼンチンで担ぎ、トーチャーラックボムで叩きつけフォールも2。
詩美はBTボムを狙うが、着地した朱里がジャンピングニーからロープに飛んでコードブレイカー。だがそのまま詩美が朱里に倒れフォールも2。
膝立ちでエルボーの打ち合い。エルボーの相打ちから朱里のハイキックを詩美がラリアットでカットするが、朱里はローキック連打。詩美はベイダーハンマーで返し朱里が倒れる。
詩美は髪を掴んで引き起こしスプラッシュマウンテン。だがなかなかフォールに行けず、やっとフォールも2。
詩美は引き起こすが、朱里はレインメーカー式のハイキック。だがロープに飛んだ詩美はその勢いでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
詩美はハイジャックボムを狙うが、朱里はカッキーカッター。ランニングニーからフォールも詩美が切り返しフォールも2。
朱里はバズソーキックからフォールも2。
朱里は流炎で叩きつけフォールも2。
朱里はバックブロー連発から肩車し、そのまま新技・朱世界(※肩車式変形エメラルド・フロウジョン)で叩きつけ3カウント。
朱里「(涙声で)最初に、伝えさせてください。天国のママ、ベルト獲ったよ。そして、林下詩美、あなたは、私にとって、最高のライバルです!通算、100分もの死闘、私達にしか、できない誇りだと思ってます!ほんとに、ありがとうございます!(詩美と抱き合う)やっと、やっと、スターダム最高峰の赤いベルトを掴むことができました!私は、プロレス14年目になります。たった1度の人生、後悔なく生きる。その言葉を胸に、来年輝いて行きたいと思います!キックボクシング、総合格闘技、プロレス、3つを極めた私が作り出す、朱世界が、2022年始まります!これからも、来年も、スターダムをよろしくお願いします!それではみなさん、みんなサラマポ!良いお年を!」
<試合後コメント>
朱里
「やっと……やっとやっと!スターダム最高峰の赤いベルトを掴み取ることができました!そして、SWAも守り抜きました。でも、ここが終わりではありません。ここが私のスタートです。キックボクシング、総合格闘技、そしてプロレスを極めたパーフェクトな私が作り出す“朱世界”……2022年から始まります。私のこの経験すべてをスターダムに注ぎ、盛り上げていきたいと思います。私はスターダムを背負って立つ人間として覚悟を持って来年最高に盛り上げ、そして朱里の年にしてみせます!以上です!」
<ロッシー小川EP大会総括>
「今年は10周年イヤーということで、日本武道館、大阪城ホール、両国と、それ以外にも大田区体育館とか横浜武道館とどんどん進出していきまして、来年も発表してる通り、1月に愛知県体育館、3月にまた両国で連戦。どんどん攻めていけると思います。今年は試合、100くらい?年間101試合。今日3000人を突破して、まあ好調だったと思います。1年間通じて、業界的にもぐいぐい行った方ではないかなと。来年は女子プロ界統一……じゃなくて(笑)まあ、女子プロ界をもっと上に上げたいと思います」
――スターダムが好調に回っている要因はなんだと思いますか
「選手がやっぱり多いっていうことはありますね。スターダムの1つの魅力というか利点は、スターダムの中で回していけるということです。だから来年もそれはそうですし。ただ大きい場所はまたスペシャルなものがあるかもしれないですけど。まあでも基本的には、主流のベルトはスターダムの中で回せている。そのためには色んな選手が必要で、その歯車が上手く合ったんじゃないですか」