「岡山に帰って農業を」eggモデルギャルレスラーと元うたのおねえさんが女子プロレスを卒業
6日、東京都・アベマタワーにて東京女子プロレスが記者会見を実施し、天満のどか、小橋マリカの東京女子卒業が発表された。
天満のどかは、2016年1月4日にうたのおねえさん風のキャラクター“のどかおねえさん”としてデビュー。2018年にはリングネームを現在のものに改めコスチュームも青を基調としたクールなものに。同年に東京女子でデビューした実妹・愛野ユキとの姉妹タッグ“爆れつシスターズ”を結成し昨年11月にはプリンセスタッグ王座を戴冠する活躍を見せていた。
小橋マリカは、2016年1月4日に14歳で“JCレスラー”としてデビューし、“JKレスラー”時代には“筋肉アイドル”才木玲佳とともにプリンセスタッグ王座を戴冠。その後、大学受験を前に休業。昨年5月にギャル雑誌『egg』モデルとなり同年10月に“JDギャルレスラー”として東京女子に凱旋し、若い女性ファンから高い支持を得ていた。
会見に出席したのどかは「私は卒業して、引退を致します」とプロレスラー自体を引退することを明かし、「私は食べることがちょっと人よりも好きで、食べ物自体にも興味があるんですけれども、この数年でうちの家族の方も趣味程度ではありますけど、自分でお米を作ったりお野菜を作ったりということをはじめまして。私もこの先、自分の手で食べ物を作って食べてもらった人を元気にしたり、笑顔にしたりするってことも、私らしい周りの人への元気の与え方と言うか、元気のプレゼントの仕方なんだなと思って、プロレスとは別の方法でこれから先、どちらかと言うと自分がもう起業する気持ちで本格的に岡山に戻って農業をやっていきたいと思っています」と第二の人生のビジョンを語った。
マリカは「大学生活もあと2年しか残ってない中で、やっぱり大学生のうちにやりたいこともあるし、二十歳ってことでまだまだ好奇心旺盛なんで、挑戦したいことっていうのがたくさんあって、そっちに時間を使うってなると、プロレスを一旦お休みするってことになるんですけど、でもこれ以上……高校受験と、大学受験と、怪我で休場というのを不本意ながら結構繰り返してしまっているので、『休んでる』ってイメージが付くのがすごい嫌で、ケジメとして東京女子卒業というのを今回決断させていただきました」と胸中を語りつつ、「やりたいことが落ち着いた中でプロレスの楽しかった思い出が頭から離れなくなるときが来るかもしれない。まだ本当に先のビジョンが何も決まってないんですけど、戻ってくる可能性はゼロではないと思います」と復帰の可能性を残した。
のどかは2022年3月26日の大手町三井ホール大会、マリカは同年4月17日の両国KFCホールをもって東京女子を卒業する。