樋口和貞が「D王」に向け、兄貴分・坂口征夫の猛ゲキを受け特訓を敢行! 「今年こそD王を獲らなければという気持ちで臨みます」

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 DDTプロレスの樋口和貞が10月28日、「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け、イラプションの兄貴分・坂口征夫の猛ゲキを受け、特訓を敢行した。

 練習はまず横浜市内の公園でスタート。S字カーブの坂道を何周もダッシュすると、階段を駆け上がり、もも上げ、トレーニングパートナーの石田有輝を抱え上げるなど、ハードなメニューを何回もこなした。

 それが終わると、次は同市内の坂口道場に移動し、学生相撲出身の石田を相手に何度もぶちかましを繰り返し、下半身の強化に努めた。

 特訓を見守った坂口は「肉体的にもだけど、D王は特にメンタル勝負だから。今日培われた」とアドバイス。樋口は「前にヒザやって欠場したときにアレで鍛えられた。相撲以外のもう一つの原点を久々に教えられた。体力的にもきついけど、精神的にもくるものがあって。どれだけしんどいところから、力を発揮できるか。いい特訓になりました」とコメント。

昨年の「D王」で樋口は公式戦で秋山準を破る金星を挙げたものの、あと一歩で優勝決定戦進出がならなかっただけに、今年は何としてもブロック1位で通過したいところだが、「それは、ずっと言ってることで。周りからも、そういうことは聞くんで。イラプションとしても、個人としても、今年こそD王を獲らなければという気持ちで臨みます」と並々ならぬ決意を口にした。

 樋口が出場するBブロックはKO-D無差別級王者・竹下幸之介、KO-Dタッグ王者・HARASHIMA、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二と強豪揃いだが、「それは毎年いっしょだと思うんで。目の前の1試合1試合を全力でいかないと。先のことばかり見ても、目先のことで足をすくわれることもあると思うんで。まずは、11・3大田区でのHARASHIMA戦に全力を傾けたい」と初戦突破に意欲を見せた。

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