アジャコングがSKE48メンバーをリング上でバックドロップ!アジャは「殺してやるぜ!みたいな顔して立ち上がってきた。アイドルは並大抵の根性じゃない」と好評価
9日、大田区総合体育館にて東京女子プロレス『WRESTLE PRINCESS II』が開催。第5試合ではアジャコング&宮本もかvs渡辺未詩&荒井優希のタッグマッチが行われた。
荒井はAKB48グループのメンバーたちが多数出演した2017年放送のTVドラマ『豆腐プロレス』に“バブリー荒井”の名で出演。
2年半が経過し、今年5月4日の後楽園ホール大会で本名でのプロレスデビュー戦を行った荒井は必殺のFinally(かかと落とし)を披露。デビュー1ヶ月でさいたまスーパーアリーナのリングで試合を行い、7月にはシングル初勝利。順風満帆なプロレスラー生活を送っている荒井は、この日アイドルユニット『アップアップガールズ』のメンバーである渡辺とタッグを組み、アジャコング&初勝利の相手であった宮本もかのタッグと対戦した。
アジャコングは膝の人工関節手術が来週決定し、今大会後から長期欠場が発表されている。
そのアジャへ荒井は突っ込んでいくが、アジャは逆水平チョップでなぎ倒し、膝のダメージを感じさせないサッカーボールキック。
荒井は必死にエルボーを連打していくも、アジャはすべてを受けきり一斗缶を脳天に叩き込む。
渡辺と荒井が合体攻撃で必死に食らいついていき、荒井が一斗缶お返しとばかりに必殺のFinallyをアジャに叩き込むがカウントは2。
立ち上がったアジャは容赦ないビンタからバックドロップで叩きつけ、動かなくなった荒井にダイビングエルボードロップを投下し3カウントを奪った。
アジャとの初対戦を終えた荒井は「やっぱり想像の何倍も力強いし、技のレパートリーも多いし、自分との差が本当にすごくて。でもやっぱりまだまだ強くなりたいという気持ちをすごく感じます。私は年内の参戦という予定ではあったんですけど、自分は中途半端なことが大嫌いで。今日もアジャさんにコテンパンにやられて、こんな状態ではやめられないなって気持ちが湧いてきました。なので、2022年も東京女子プロレスに参戦させていただけたらすごく嬉しいと思いますし、自分の満足が行くまで、やりきるまで、プロレスを出来たらなと今日改めて思いました」とプロレスへの継続参戦を宣言。
対するアジャは「これで『プロレス嫌』って思っちゃったらそれまでなんですけど、でも最後バックドロップ返されるとは思わなかったし、エルボードロップしたあとも『殺してやるぜ!』みたいな顔して立ち上がってきたからね。アイドルやるって並大抵の根性じゃないですよ。プロレスラーやるよりよっぽど並大抵じゃない根性を持ってると思うんで、こっち(心)はもうすごいと思うんであとは身体がどんだけ付いてこれるか。ここで活躍すれば世界にも出ていけるってことは他の選手が証明してるわけですからね。どんどん世界に出ていってほしいと思います。帰ってくる理由がまた1つ増えました。荒井選手がどう変化するか、渡辺選手がどれだけパワーアップしてるか、もかちゃんがどれだけ欲深くなってるか。楽しみにしてます」と評価した。