天龍源一郎が大相撲出身の新人・斉藤レイにエール!「輪島さんが自分に鞭打ってプロレスを学ぶ姿を目の当たりにしていたので、頑張って欲しい」
25日、東京都・新木場1stRINGにて天龍プロジェクト『SURVIVE THE REVOLUTION VOL.9』が行われ、天龍源一郎が大相撲出身の新人・斉藤レイにエールを贈った。
全日本プロレスでは、今年6月に大相撲出身の双子レスラー・斉藤ジュン&斉藤レイがデビュー。
斉藤兄弟は、宮城県出身の1986年12月19日生まれ。学生時代をアメリカで過ごした後に兄弟揃って大相撲・出羽海部屋に入門し、8年間力士として活躍した後に引退。そして2020年12月に行われた全日本プロレスの公開プロテストに兄弟揃って合格し、デビューにこぎつけた。
兄のジュンは、身長193cm&体重109kg。弟のレイは身長192cm&体重119kgと未来の全日本プロレスのヘビー級戦線を牽引していくことを期待された大型新人だ。
この日の天龍プロジェクトでは、弟のレイが初参戦。同じく全日本の若手である本田竜輝と第1試合でシングルマッチを行った。
レイは体格を生かして喉輪+胸板へのエルボー、蹲踞の姿勢からのぶちかまし、河津掛け落としといった相撲殺法で攻め込んでいくものの、キャリアに勝る本田はこれらの攻めを正面から受け止めた上でぶちかましをスピアーでカウンター。さらにバックドロップで叩きつけてからの逆エビ固めで貫禄勝利。
大相撲出身プロレスラーの大先輩である天龍は、レイの試合を見て「まだ場馴れしてないから間があるのがもったいないね。間のところにストンピングとかロープワークとかパンチとか入れたらもっと自分有利に闘えるのになあという歯がゆさはありました。元々幕下からなんでね。輪島さんが聞いたら怒るよ(笑)輪島さんが苦労したことを思ったら、もっと頑張って欲しいと思います。輪島さんが自分に鞭打ってプロレスを学ぶ姿を目の当たりにしていましたからね。その姿勢で行ってほしいと思います」と角界の後輩に対して偉大な大先輩の姿を例に出してエールを贈った。