【試合詳細】11・4 天龍源一郎 引退10周年記念興行 鷹木信悟&拳剛vs岩本煌史&海野翔太 越中詩郎&諏訪魔&佐藤光留vs鈴木みのる&関本大介&進祐哉 矢野啓太vsザック・セイバーJr.

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『天龍源一郎 引退10周年記念興行 ~革命飛翔~』
日程:2025年11月4日(火)
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:未発表

▼タッグマッチ 15分1本勝負
佐藤耕平(フリー)/●永尾颯樹(栃木)
11分5秒 ランニング・ニードロップ→体固め
○河野真幸(フリー)/吉田和正(大日本)

▼ミックスドタッグマッチ 20分1本勝負
DASH・チサコ(仙女)/●雪妃真矢(フリー)/政岡純(フリー)
14分43秒 タイガー・スープレックス・ホールド
松本浩代(フリー)/笹村あやめ(2AW)/岩崎孝樹(フリー)

▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
新井健一郎(DRAGON GATE)/レイパロマ(ダブ)/○神谷英慶(大日本)/渡瀬瑞基(ガン☆プロ)
10分34秒 ラリアット→片エビ固め
“brother”YASSHI(ダブ)/入江茂弘(フリー)/●SUSHI(フリー)/本田アユム(2AW)

▼3WAYマッチ 15分1本勝負
○児玉裕輔(フリー)
8分43秒 回転エビ固め
●谷嵜なおき(フリー)
※もう1人は仁木琢郎(2AWAIT)

▼スペシャルシングルマッチ
●矢野啓太(ワラビー)
15分20秒 レッグロール・クラッチ・ホールド
○ザック・セイバーJr.(新日本)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
越中詩郎(フリー)/諏訪魔(全日本)/●佐藤光留(パンクラスMISSION)
18分18秒 クロスフェイスロック
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/関本大介(フリー)/○進祐哉(フリー)

▼メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
鷹木信悟(新日本)/○拳剛(フリー)
30分1本勝負 ファイヤーサンダー→片エビ固め
岩本煌史(フリー)/海野翔太(新日本)

天龍プロジェクト最後の後楽園ホールは天龍が「これは俺の遺言」と大絶賛!ザックvs矢野の世界最高峰のレスリングに場内大興奮!

第1試合


 先発は河野と永尾。がっぷりと組み合うと永尾がヘッドロック。河野がバックを取っていくが、リストの取り合いとなり永尾が再度ヘッドロック。河野がフルネルソンで捕らえるも、永尾がロープを掴みブレイク。
 永尾がタックルを仕掛けるがこれを切った河野がアキレス腱固め。永尾はロープを掴みブレイク。河野は吉田にタッチ。永尾も佐藤にタッチ。

 佐藤がローキックを打ち込んでいき、ロックアップから吉田がヘッドロック。佐藤がモモを叩いてロープに振って逃れると、ショルダータックルのぶつかり合いへ。打ち勝った吉田がストンピングから顔面を蹴りつけていき、背中にエルボーを落としていくと佐藤が立ち上がり額をこすりつけて挑発。エルボーの打ち合いから佐藤が首投げで倒しサッカーボールキック。動かなくなった吉田の背中に二度三度とサッカーボールキックを叩き込み、苦しむ吉田の背中にランニングサッカーボールキック。髪を掴んで引き起こすと、永尾の足に顔面を叩き込みタッチ。

 永尾はストンピング連打。吉田が立ち上がるとエルボーの打ち合いとなり、永尾が倒してフォールも2。
 永尾は佐藤にタッチ。

 佐藤のチョップと吉田のエルボーの打ち合いへ。佐藤がヘッドバッドで倒し、フラフラと立ち上がった吉田に再度ヘッドバッド。前のめりに倒れた吉田を引き起こし、投げようとするが吉田が逆にブレーンバスターで叩きつけ河野にタッチ。佐藤も永尾にタッチ。


 河野はビッグブーツからロープに振って追走ニー連発。さらにバックドロップからフォールも2。
 河野はロープに振ってジャンピングニーも、避けた永尾はフライングダブルチョップで倒す。永尾がコーナー下にセットし、佐藤がダイビングニードロップ。さらに永尾がデスバレーボムで叩きつけフォールも2。
 永尾はジャーマンスープレックスホールドも吉田がカット。
 永尾をコーナーに振ってトレイン攻撃から、吉田が風車式バックブリーカー。さらにサンドイッチジャンピングニーからフォールも2。
 河野がロープに振ってネックハンギングボムからフォールも2。

 河野はチョークスラムからニードロップを投下しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

佐藤耕平&永尾颯樹
佐藤「天龍プロジェクト後楽園に出ましたけど、俺たちはいつも通りの全力の闘いを見せただけなんで。今日初めて天プロを見にきたお客さんがいると思いますけど、天プロを見てどう思ったのか、どう感じたのかはお客さんが判断してほしいです」
永尾「天プロ本戦に声をかけてもらってから、毎月天プロに出て1回も勝ってもないけど負けてもなかったんで、この記念すべき後楽園ホール大会、勝って、勝ちたかったです」
佐藤「でもこのあと龍魂杯あるだろう」
永尾「今月末ですか。僕はエントリーしてないです……」
佐藤「まあ、希望は捨てないでまた違うところで暴れてほしい」
永尾「龍魂杯、今年はもうエントリーできないかもしれないですけど、まだわからないです。可能性は低い方だと思いますけど、まだあると思うんで。俺はそのつもりでいますよ」
佐藤「エントリーされたら決勝で会おう」

河野真幸&吉田和正
河野「おう、だいじょぶか!座れ座れ!」
吉田「……勝ったんですよね?」
河野「勝った。頑張ったな。いい感じだな。よしよし」
吉田「本当に嬉しいです!しかもこの勝った試合が……(※NJPW WORLDのカメラを指差して)NJPW WORLDですよ!(笑)やった!露出しましたよ、俺!(笑)」
河野「まあ彼と久々に……純粋なタッグは初めてか。彼はWRESTLE-1が当時やってたプロレス総合学院の生徒なんで、僕講師やってて、そのときからの知り合いで」
吉田「8期生ですね」
河野「思い入れのある選手なんで、こういう記念のメモリアルな大会で一緒に試合できて、感無量で嬉しいですね」
吉田「ありがとうございました!河野さんのおかげでここに立てているといっても本当に過言でないので」
河野「調子いいからね。タッグのベルトにも2人で行こうよ」
吉田「おっ!メッチャいいですね、それ!パートナーいなくて困ってたんですよ(笑)」
河野「よし!よしよし!」

第2試合


 先発は笹村とチサコ。ロックアップからチサコがロープに押し込みブレイク。
 チサコがヘッドロックで絞り上げ、笹村がヘッドシザースで抜けるとチサコは頭を抜いてボディブローから近距離でエルボー連打。フォールも笹村がヘッドシザースで切り返し距離を取る。両者タッチ。

 雪妃と岩崎になり、雪妃がローキックを連打していき、ミドルから左右のビンタ。さらにソバットのコンビネーションからロープに飛ぶも、岩崎がビッグブーツで迎撃し背中にサッカーボールキック。岩崎は松本の膝に雪妃の顔面を叩き込み松本にタッチ。

 岩崎と松本でロープに振ってダブルのショルダータックル。さらに松本が髪を掴んで動きを止め、岩崎が背中にサッカーボールキック。松本がフォールも2。
 松本がキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと笹村にタッチ。

 笹村はボディへのフットスタンプから、ボディスラムで叩きつけフォールも2。
 笹村はロープに押し込み、後頭部にストンピング連打からロープに飛んで走り込むも、雪妃がカニバサミでロープに叩き込み、政岡が場外から顔面へのドロップキック。雪妃がロープに飛んでサッカーボールキックからコーナーに振り、串刺しジャンピングニーからミドルキック。雪妃は政岡にタッチ。

 政岡は指を踏みつけて動きを止め、指へのフットスタンプからロープを使った指攻め。コーナーに顔面を叩きつけてチサコにタッチ。

 チサコはミサイルキックから顔面へのスライディングキック。フォールも2。
 チサコはバックを取るが、エルボーで逃れた笹村にチサコはビッグブーツ。ビッグブーツの打ち合いから、笹村がロープに飛ぶが、チサコがドロップキックで迎撃しロープに飛ぶ。だが笹村もショルダータックルで迎撃し松本にタッチ。

 松本は串刺しラリアットからバックドロップを狙うも、政岡が髪を掴んでカットする。松本は「誰の髪掴んでんだ」とエルボーも、政岡は鼻つまみから走り込む。だが松本はロープをたるませて場外に落とすも、雪妃がガットショットからチサコとともにコーナーに振り走り込むが、松本は雪妃とチサコを次々ラリアットでなぎ倒す。
 松本はチサコを担ぎ、場外に転がった雪妃と政岡に投げつける。
 リングに戻ってきたチサコをボディスラムからリバーススプラッシュ式ダブルニー。フォールも2。
 松本はパワーボムを狙うが、チサコがフランケンで丸め込むも2。
 チサコはボディへの膝蹴りから髪を掴んで引き倒し、ボディへのフットスタンプから政岡にタッチ。

 政岡はケンカキック連発から「オラ!ブサイク!」と挑発。松本はチョップを打ち込んでいきダブルチョップも、政岡は顔面にツバを吐く。さらにロープに振ろうとするが、松本は「女ナメんな!」とラリアットでなぎ倒し岩崎にタッチ。

 岩崎はロープに振って追走キチンシンク。フォールも2。
 岩崎は投げようとするが、エルボーで逃れた政岡のボディに膝。ロープに振るが、政岡は切り返してロープに振るとビッグブーツから走り込んでのビッグブーツ。さらに低空ドロップキックを膝に叩き込み、串刺しドロップキックを顔面に突き刺しフォールも2。
 政岡のトラースキックをキャッチした岩崎がミドルキックも、政岡はキャッチしてサミングからロープに飛ぶ。だが岩崎がミドルキックで迎撃し、立ち上がった政岡にハイキック。避けた政岡が膝へのトラースキックから再度トラースキック。走り込むも岩崎がキャッチして変形パワースラム。両者タッチ。

 笹村は雪妃にドロップキックから変形みちのくドライバーII。コーナーに登るが政岡が動きを止め、チサコがビンタから正面に登ると雪崩式フランケン。政岡がロープに飛んで低空ドロップキックでふっ飛ばし、雪妃がハーフハッチスープレックスから顔面へのスライディングニーを突き刺す。フォールも松本がカット。
 雪妃が投げようとするが、着地した笹村がエルボー。エルボーの打ち合いから笹村がジャーマンで叩きつけ、フォールするもチサコがダイビングフットスタンプでカット。
 政岡が投げようとするが、着地したチサコがエルボー連打。さらにビッグブーツからロープに飛ぶも、松本が走り込みラリアットでなぎ倒す。
 雪妃が松本にガットショットから政岡とともにロープに振るが、松本はダブルラリアットでなぎ倒し、笹村がコーナーに登りダイビングフットスタンプを投下。フォールもチサコがカット。

 松本が政岡を、岩崎がチサコをバックドロップで叩きつけ、笹村に雪妃はビッグブーツからトラースキック連打も、受けきった笹村がラリアットでなぎ倒すが、すぐに立ち上がった雪妃がハイキックからロロープに飛ぶが、笹村がブロックバスターホールドも2。
 笹村はタイガースープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

松本浩代&笹村あやめ&岩崎孝樹
笹村「やっと天プロで結果出したぞ~!やっと勝つことができました!初めて勝った!12月の天龍プロジェクト大阪大会に自分は呼ばれてるんで、コレを点にせず勝って勝って勝って勝って勝って勝ちまくって!天龍プロジェクト、色々キラキラしたものあるよね?私だって狙っていきたいですよ!」
松本「あたしだって行くよ!」
岩崎「俺だって行くんだお前!」
笹村「私が行く!私が行くから!組んで2勝だかんな」
岩崎「サイズ感も合ってねーか!いつでも行けんぞ、タッグでも!」
松本「あたしはあのムカつく男が許せねーんだ。いつかアイツからガッチリ3取るまで天龍プロジェクト出てやるからな!」

DASH・チサコ&雪妃魔矢&政岡純
雪妃「すみません、自分が負けてしまいました」
チサコ「いやいや。今日この記念大会にこのメンバーで参戦できる。政岡選手ともよく組んでて、今日もいい感じで(笑)」
政岡「敗因が分かったよ俺は。黒のコスチューム!(※自身とチサコを交互に指さして)」
チサコ「そーだそーだ!(笑)」
政岡「気持ちが乗ってないよ!」
雪妃「それは自分がどうこう出来る問題じゃないですね(笑)まあこういう天龍プロジェクトさんのでっかい大会で自分が負けるって、こんな悔しいこと無いんで。ふざけてんじゃねーぞこんなもんじゃねーぞ。まだまだやらせろよ!」
政岡「オイ!ババア!ブサイクのババア!まだまだ俺と遊びたいって言うなら、オバサンとピチピチの俺が遊んだってもいいぞ。同級生の岩崎、お前もじゃ!俺は今日天プロにで、“ソウタイセイ”を見せたつもりやったからな!結果は奮わんかったけど、これからもこのリングにに上がっていくぞ」
(※政岡が先に退席)
雪妃「……たぶん、“集大成”だと思うなぁ」
(※雪妃も苦笑いで退席)
チサコ「今日はホントにあのメンバーと組めてよかったし、対戦相手のメンバーも強かったです。自分の中では、自分でコレを最後にしないで次に活かしていきたいと思います。天プロでたまたまできて強くなったと思ってるんで、次もよろしくお願いします」

第3試合


 先発は新井と本田。リストの取り合いからグラウンドの攻防へ。本田がヘッドロックで絞るが、新井がそのまま回転してフォールも本田はヘッドロックを離さずに2で返していく。スタンドに戻ると手4つとなるが、これを離した新井が髪を掴んで引き倒す。新井はパロマに、本田はYASSHIにタッチ。

 YASSHIが走り込むも、足を刈って倒してパロマがロープに飛び、アームドラッグ連発からコーナーに振って走り込むも避けたYASSHIが走り込むとパロマは足を伸ばしてカット。さらに走り込むが、YASSHIはアトミックドロップからローリングネックブリーカードロップ。YASSHIは入江にタッチ。

 入江はロープに振ってブラックホールスラム。フォールも新井がカット。
 新井のチョップと入江のエルボーの打ち合い。入江がボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、新井がガットショットで迎撃すると、パロマの足を入江の首に乗せて回転させる。パロマはズボンがすっぽ抜けながらコルバタで投げ捨て、串刺し攻撃を狙うが入江は足を伸ばしてカットしロープに飛ぶ。

だが新井とパロマはダブルのドロップキックで場外に落とし、パロマはコスチュームが足に絡みついたまま器用にケブラーダを発射する。
 パロマは渡瀬にタッチ。

 渡瀬は串刺しジャンピングエルボーからカーフブランディング。さらにサスケ・スペシャルX ver10.2 セグウェイ(物まね禁止)。
 入江がエルボーから担ぐも、着地した入江が投げようとするが、渡瀬がコーナーに振って行くと本田が入江の背中にタッチ。

 渡瀬が走り込むと入江が足を伸ばしてカットし、本田が翻弄して延髄切り。さらに走り込んできた渡瀬に飛びつき腕ひしぎ。これは新井たちがカット。
 渡瀬がブレーンバスターから新井にタッチ。本田もYASSHIにタッチ。

 YASSHIはソバットからカポエラキック。さらにシャイニング・ウィザードからフォールも2。

 YASSHIはナックルからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、避けた新井がスクールボーイもロープに足をかけていたためカウントが止まる。
 YASSHIは走り込むが、新井がスクールボーイも股間を掴んでいたためカウントが止まる。
 バックをとったYASSHIに新井はバックキックの急所攻撃。さらに串刺し攻撃を狙うかに見せて京平レフェリーに「下手くそか!引退しろ」と口論を続け、YASSHIはそのすきにSUSHIにタッチ。

 SUSHIが新井をショルダータックルで吹っ飛ばすと、新井の背中に神谷がタッチ。


 神谷はチョップ連発からコーナーに振って串刺しショルダータックル。さらにボディスラムからロープに飛んでエルボードロップ。
 神谷はロープに飛んで走り込むが、SUSHIはニールキックで迎撃。本田がシャイニング・ウィザードから入江がキャノンボールを突き刺し、YASSHIがフライングビッグヘッドを投下すると、SUSHIもダイビングヘッドバッド。フォールもパロマがカット。
 SUSHIはTEKKAMAKIを狙うが、神谷が切り返してラリアット。ラリアットの相打ち連発から神谷がハイキックでなぎ倒し、ロープに飛ぶもSUSHIはラリアットで迎撃しフォールも2。
 SUSHIは投げようとするが、神谷が逆にブレーンバスター。フォールも2。
 神谷はロープに飛ぶとラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

新井健一郎&レイパロマ&神谷英慶&渡瀬瑞基
アラケン「対戦すると『こんにゃろう!』って思う連中ばっかだけど、組んでみたらこんなに頼もしいったらねーぜ!」
渡瀬「どの組み合わせでやっても面白いですよ」
神谷「それが天龍プロジェクトなんで!」
アラケン「しかも今日は俺たちのハンディキャップマッチみたいなもんじゃねーか。向こうの4人+和田京平だ!おい、和田京平!紋奈代表の差し金か?!俺の試合にな、和田京平はカウントさせるんじゃねーぞ。龍魂杯を前に嫌がらせかコノヤロー。それでも勝ってやったぜ!」
渡瀬「次は龍魂杯でね」
アラケン「当たるかもしれないからなあ」
パロマ「しばらく握手はお預けだ!」
アラケン「なんにせよ今日で勢いついたからな。龍魂杯見とけコノヤロー」
神谷「昨年度の龍魂杯覇者は自分なんで、今年も絶対優勝して、今度は天龍さんに『ゴーゴゴーだぜ!』させるんで見ててください。行くぞ!天龍プロジェクト、ゴーゴゴーだぜッ!」

“brother”YASSHI&入江茂弘&SUSHI&本田アユム
SUSHI「ごめん……ごめん……」
YASSHI「謝んのやったらやんな!」
SUSHI「ていうか、たすけろや!あんなでかいのむりや!」
YASSHI「頑張れや!」
SUSHI「がんばったわ。がんばってこれやねん」
YASSHI「じゃあ謝んなや!自信持てや!SUSHIなんやからな!自信持てや!」
SUSHI「こんどからこれでいくわ」
YASSHI「自信持って踊って、ネタ握って、お客様に提供して、たまにワサビ入れたったらええねん!食わせたれ、ワサビ!」」
SUSHI「ワサビでヒーヒーいわしたるわ」
YASSHI「そういうことやカス野郎!」
(※締めをSUSHIに丸投げして3人が先に退席)
SUSHI「ちょ、締めて、締めてよ!ほんまな、でも、神谷、反則やろあの体。でもそんなん関係あるか!ウチの寿司に敗戦の文字は無いからな。負けたって負けたってそんなん関係あるか!」

第4試合


 仁木が児玉のリストをひねり、谷嵜が児玉にヘッドロック。仁木が児玉のリストを捻りヘッドロックで捕らえるが、谷嵜が児玉を突き飛ばして仁木にぶつける。
 児玉がロープに飛ぶと仁木へショルダータックル連発。ショルダータックルのぶつかり合いから、煽るだけの谷嵜に気づいて2人でガットショットから、ロープに振ってダブルのショルダータックル。仁木が谷嵜をフォールも児玉がカット。

 谷嵜をコーナーに振って仁木が串刺しエルボー。児玉も串刺しバックエルボーも、仁木が児玉にスクールボーイも2。

 仁木は謝りながらもエルボー。エルボーの打ち合いから谷嵜が仁木を突き飛ばして児玉に叩き込むと、3人でエルボーの打ち合いへ。何故か児玉が集中放火され、児玉のエルボーをキャッチした谷嵜が仁木に裏拳を叩き込まさせると、2人を絡ませ河津落としの体勢にさせて倒し、まとめてパラダイスロック。谷嵜は低空ドロップキックから、コーナーに振って串刺しニー。フォールも仁木がカット。

 仁木が背中にエルボー連打も、エルボーの打ち合いから谷嵜がボディに膝。仁木がロープに振ってドロップキックから、バックドロップで叩きつけフォールも児玉がカット。

 仁木が児玉にエルボーからロープに飛ぶが、児玉がマンハッタンドロップからボディスラムで叩きつけ、セントーンアトミコを投下。フォールも2。
 児玉はブレーンバスターからフォールも2。

 児玉はコーナーに登るも、谷嵜が突き飛ばして場外に落とし、谷嵜がコーナーに登り仁木に地獄の断頭台を投下。フォールも2。

 谷嵜はインプラントを狙うも、仁木が切り返すがエルボーの打ち合いへ。谷嵜がガードして顔面に膝。さらに走り込んできた児玉にはフェイスバスターからクロスフェイスで捕らえる。これは仁木がカットしようとストンピング連打も、谷嵜はキャッチして仁木の足も極めていく。逃れた仁木が谷嵜にエルボー連打からバックをとって引き起こし、耐える谷嵜の背中にエルボー連打から担ぐも、着地した谷嵜を突き飛ばす。児玉が突き飛ばし返し、谷嵜は仁木を児玉に突き飛ばすと、児玉がバックブリーカーから谷嵜がコーナーに登ろうとするが児玉がロープを蹴り上げて急所攻撃。

 児玉はコーナーに登り、仁木にフロッグスプラッシュを投下するが仁木は剣山で迎撃しロープに振る。児玉のハンドスプリングエルボーをキャッチした仁木が投げ捨てジャーマン。走り込んできた谷嵜にもスイングDDTから、谷嵜を児玉にファルコンアローで叩き込む。まとめてフォールも2。


 仁木はコーナーに登り、フロッグスプラッシュを児玉に投下しフォールも谷嵜がカサノヴァでカット。
 谷嵜は児玉にインプラントを狙うが丸め込みの切り返しあい。これを児玉が制して3カウント。

<試合後コメント>

児玉裕輔
「一番、一番ボコボコにやられましたけど、この後楽園という舞台で一番美味しいとこもらっちゃいましたね。これから龍魂杯が始まりますけど、そちらも今日みたいな美味しいとこどりみたいな。気合入ってるんで。こう見えてすごい気合入ってるんで。このあとの龍魂杯、乞うご期待。楽しいよお?楽しいよお?」

仁木琢郎
「ああ、負けたのか?!気付いたら試合が終わってました。ホントなら組んでいいはずの児玉裕輔が相手にいて、そして児玉裕輔の他にも谷嵜も相手にいて。これはもしかしたらこの3人で今後やっていけというメッセージなのかもしれません。こだやん、たにやん、にきやん。これからもこの天龍プロジェクトのジュニア3人で盛り上げていけっていう天龍さんからのメッセージなのかもしれません。こんな素晴らしい大会に出させてもらって本当に感謝してますよ。天龍プロジェクト、これからこの俺が盛り上げていくんで見ててください」

谷嵜なおき
「チクショー!細かい勝ちを重ねていったと思ったのに、足元すくわれた。でもこだやんも仁木も、闘っても闘っても組んでも、すごいこの3人は相性いい気がする。この3WAYでこんだけのリズムでできたっていうのは、これは味方になったら心強いんじゃないかなって。俺が勝手にこの3人で天プロのWAR認定6人タッグ行ったろうかなって思ってるし。ほんでもってあと1つ!今日解説にミラノさんがいたんで、ちょっとパラダイスロックと、透明犬……見えたかなみんな?透明犬?最近懐かしい再会があって、ありがたいなと思って。これからもまだまだ生きてこうかなと思ってます」

第5試合


 なぜか矢野がガードを上げて距離を詰めていき、デンプシーロールのように挑発するがザックはジリジリと距離を詰めて手4つから組み合う。矢野がヘッドロックもザックはすぐに抜けて距離を取る。
 手4つから矢野が腕をクロスさせて絞り上げ、ザックは切り返すもお互い切り返しあいから一度離れる。

 矢野が足を刈って倒し、アキレス腱固めから足へのエルボードロップ。ザックは腕を絡ませてから指を掴んで捻っていき、矢野は回転して逃れると首を掴んで潰すがザックはするりと抜ける。

 矢野は足を刈って倒し、トーホールドで絞り上げるがザックはヘッドロックで捕らえようとするも矢野はするりと抜けてインディアンデスロック。そのまま回転してフォールも2。

 ザックはフロントネックで捕らえ、矢野が切り返すとリストを取るが、ザックはブリッジして切り返して距離を取る。

 矢野が頭を振りながら距離をつめ、腕を取るがザックはこれを抜けて足を絡めて倒し、リバースインディアンデスロックからトーホールド。これを指を絡めて逃れた矢野が、指を踏みつけて動きを止め、肘を立ててストンピング。
 矢野はコーナ上で寝転んで挑発し、ザックは冷静にこれを見つめるとリング中央で向かい合う。
 手4つから矢野が変形スリーパーも、ザックが腕に噛みついて逃れて矢野の肘を立たせると肘へのストンピング。

 ザックが距離を詰めるが矢野がロープに足をかけてブレイクを要求。
 矢野が膝立ちになり、ザックが距離を詰めると肘を固めていき、さらに回転しようとするが矢野は脇固め。ザックは急いでロープに足を伸ばしブレイク。

 ザックは一度場外に出て体勢を立て直し、リングに戻ると手4つから矢野の指を踏みつけてアームバー。そのまま指も捻っていくが、矢野は足をとって切り返すと変形インディアンデスロック。ザックはそのまま腕を絡めていき、口を掴んで呼吸を止めたまま押し倒し、肘を立てて肘へのストンピング。

 ザックは矢野をコーナーに押し込み、強烈なエルボー。前のめりになった矢野にオクトパスストレッチ。矢野はロープを掴みブレイク。

 ザックはエルボースマッシュ。矢野は挑発しながらエルボースマッシュを受けていき、左右のボディブロー連発からエルボースマッシュ。さらに串刺しエルボースマッシュからコーナー上に座らせ、リングに叩きつけるとジャパニーズレッグロールクラッチも2。

 矢野が走り込むもザックはコブラツイスト。だが矢野が切り返してコブラツイストで捕らえ、そのままダイヤル固めも2。

 矢野は足を取ろうとするが、ザックが丸め込もうとするも矢野が潰し、お互い切り返し合うが2。

 矢野は足を掴んで倒すが、ザックが切り返しヨーロピアンクラッチで3カウント。

<試合後コメント>

ザック・セイバーJr.
「まずは天龍プロジェクトについてだ。俺のキャリアで一番大事な人間の1人はヨシナリ・オガワだ。オガワサンにとってキャリアで一番大事な人間の1人がテンリューサンだ。テンリューサンの引退10周年記念大会に出られたことは名誉なことだ。矢野はTEKKERであることは分かっていた。彼の2007年のデビュー戦を見たんだ。雑誌の付録の、いかにも胡散臭い本物っぽいコピーDVDでね(笑)だからケータ・ヤノのことはよく知っている。少しだけ、少しだけキャッチレスリング、ブリティッシュレスリング楽しめたな。ヤノ、次の試合はバトラーツスタイルの試合をやろう。今日は俺が勝ったが、みんなも知ってるように俺はああいうピンフォール勝ちは大嫌いなんだ。次は“バチバチボーイズ”な試合をやろうよ。キノウDDT、キョウ天龍プロジェクト、ライシュウDRADITION、俺はIWGP世界ヘビー級王座を2度戴冠したが、俺の源流にある魂はインディーズのレスリングだ。日本の隅々まで制覇してからまたIWGP世界ヘビー級のベルトを巻いてやるさ」

矢野啓太
「悔しいです。悔しい。でも昨日までね、肉体と精神がボロボロだった。今日、今朝、目覚めたときにね、頭も冴えてるし、能力も衰えがなかった。何より今日、自分が今誰なのか、なんか分かった。“キング・オブ・天龍プロジェクト”だって。1月4日、スケジュール空けときます。以上!ノーコメント!」

第6試合


 先発は光留と進。進がタックルを仕掛けるが光留が腕を掴んでバックの取り合いへ。グラウンドの攻防ではヒールホールドの取り合いから光留がそのまま丸め込むも2。

 光留は越中にタッチ。進も真霜にタッチ。

 平成維震軍対決。ロックアップから越中がロープに押し込みチョップ。
 真霜がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ロープに飛んでショルダータックル2連発でなぎ倒す。
 真霜は掟破りのヒップバット連発から、ロープに飛ぶが越中がヒップアタックで迎撃しヒップバット連発。越中は諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔と越中でロープに振りダブルのショルダータックル。吹っ飛んだ真霜の背中に鈴木がタッチ。

 エルボーの打ち合いから諏訪魔がダブルチョップ。鈴木が組み付いてロープに押し込みエルボーの打ち合いへ。諏訪魔はダブルチョップで吹っ飛ばすと、髪を掴んでの睨み合いから光留が諏訪魔にタッチ。

 光留が鈴木の顔面に足の裏を押し付けていき、これを離すとエルボー連打。鈴木は受け切りエルボーから、ロープを使った腕固めからぶら下がり腕ひしぎ。レフェリーが注意しブレイク。
 鈴木は光留の足を掴んで場外に引きずり落とし、そのままそれぞれ場外乱闘へ。
 光留が集中砲火され、リングに投げ入れフォールも2。
 鈴木は「遅いよ!」と京平レフェリーに注意し再度フォールも2。
 鈴木は「遅いだろ!」とブチ切れるが、光留がスクールボーイも早めの2。
 鈴木は怒りながら真霜にタッチ。

 真霜はサッカーボールキック連発。光留はエルボー連打も真霜はビッグブーツ。
 真霜はロープに振ろうとするが、光留は延髄切りから諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔は串刺しラリアットから投げようとするが進と鈴木がカット。
 諏訪魔は進と鈴木に交互にチョップから次々ラリアットでなぎ倒し、真霜を捕らえるとリング中央に振り、そこへ越中がヒップアタック。進にもヒップアタックを叩き込むが、鈴木がガットショットからロープに飛ぶが越中はヒップアタックで迎撃。鈴木はエプロンを走り込んでのミサイルヒップを場外に発射。
 リングに真霜が戻り、諏訪魔がアンクルホールド。そのまま切り返した真霜がロープに振り、キチンシンクから進が延髄切り。さらに進のスライディングキックと真霜のサッカーボールキックのサンドイッチ。
 進が真霜に走り込むも、真霜はショルダータックルで迎撃し光留にタッチ。

 光留はミドルキック連打からコーナーに振って串刺しミドル。さらに投げようとするが、進が耐えると鈴木がビッグブーツ。そのまま真霜とともにストンピング連打から、コーナーに振って鈴木が串刺し攻撃を狙うが、光留が避けて真霜、進に次々延髄切り。だが鈴木が光留にスリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢も、諏訪魔がカットしてエルボーでなぎ倒す。
 諏訪魔は進を投げ捨てジャーマンから、進を引き起こすと越中がミサイルヒップ。光留が進にサッカーボールキックからフォールも鈴木がカット。
 光留と進はエルボーの打ち合い。進はソバットから担ぐと山折り。光留が受け切りアンクルホールド。光留はこれを離すと背中へエルボーから延髄切りを叩き込み、サッカーボールキックからフォールも2。
 光留は引き起こし、バックドロップからフォール2。

 光留は腕ひしぎで捕らえるが、切り返した進がクロスフェイス。これで光留がギブアップ。

第7試合


 先発は拳剛と海野。ロックアップから拳剛がロープに押し込みチョップ。再度ロックアップから海野がロープに押し込みチョップ。
 バックの取り合いからリストの取り合いへ。グラウンドの攻防から両者距離をとる。両者タッチ。

 岩本がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルの連発。受けきった鷹木がダブルチョップからロープに飛ぶが、岩本がランニングエルボーで倒す。岩本はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた鷹木がアームドラッグからロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 鷹木は首投げから拳剛にタッチ。

 鷹木と拳剛でロープに振り、ダブルのショルダータックルから次々にエルボードロップ。フォールも2。
 拳剛はボディに膝蹴り連発からロープに飛ぶが、岩本がカウンターのニーアッパーから変形牛殺し。岩本は海野にタッチ。

 海野はエルボースマッシュからストンピング連発。エルボースマッシュから「天プロそんなもんか!」と挑発し、エルボーの打ち合いから海野がチョップで吹っ飛ばす。さらにストンピング連打から岩本にタッチ。

 岩本は首投げからロープに飛んでニードロップ。フォールも1。
 岩本は後頭部にエルボーから、エルボーの打ち合い。拳剛は投げようとするが、岩本はフロントネックで捕らえて下がり海野にタッチ。

 海野は首投げからロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。
 海野はフェイスロックで捕らえるが鷹木がナックルでカット。海野は鷹木を場外に投げ捨て、拳剛が海野を投げようとするが海野は膝蹴りから逆水平チョップを打ち込んでいく。
 海野はコーナーに振り、串刺し攻撃を狙うが拳剛は足を伸ばしてカットしチョップ。海野もチョップからロープに飛ぶが、拳剛は追走ドロップキックを突き刺し鷹木にタッチ。

 鷹木はショルダータックルからボディスラム。セントーンを投下するが海野が避けて自爆する。
 海野はコーナーに振るが、鷹木が逆に振って走り込むと、海野を足を伸ばすがキャッチした鷹木がショートレンジラリアット。鷹木はナックルとチョップを交互に打ち込み、ナックル連打からチョップ。さらにブレーンバスターからフォールも2。
 鷹木は投げようとするが、切り返した海野が投げようとする。鷹木はリバースして串刺し攻撃を狙うが、ビッグブーツで迎撃した海野が走り込むも、鷹木はバックエルボーで迎撃し、ナックルからショートレンジラリアットでなぎ倒す。さらに起き上がりこぼし式のラリアットからボディスラムで叩きつけ、ダイビングエルボードロップからフォールも2。

 鷹木はWARスペシャル。拳剛が岩本をテキサスクローバーホールドで捕らえ絞り上げる。海野がロープに足を伸ばしブレイク。
 鷹木は投げようとするが、海野が切り返すも鷹木がバックエルボー。だが海野がスイングDDTで突き刺し岩本にタッチ。

 岩本は串刺しバックエルボー。鷹木がコーナーに振るが、すぐに岩本が走り込みショルダータックルで倒す。
 岩本は担ごうとするが、耐えた鷹木がエルボー。岩本にバックエルボーからナックル。さらにラリアットをフェイントにDDTで突き刺し、拳剛にタッチ。


 拳剛は串刺しラリアット。さらにセカンドロープからのダイビングフットスタンプも、避けた岩本が裏投げを狙う。耐えた拳剛がバックエルボーからロープに飛ぶが、岩本は追走エルボーからブレーンバスター。フォールも2。
 拳剛は変形サイドバスターで叩きつけ、鷹木とともにコーナーに振ると拳剛が串刺しラリアット。さらに鷹木も串刺しラリアットから、コーナー下にセットしセントーン。そこへ拳剛がセカンドロープからのダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。
 拳剛はコーナーに登るが、海野がエルボーから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。さらに串刺しニーを後頭部に叩き込み、岩本が串刺しバックエルボーから海野がパワーボム。岩本がみちのくドライバーIIからフォールも鷹木がカット。

 鷹木が交互にチョップを叩き込み、ダブルラリアットを狙うが海野と岩本はガード。だが鷹木はまとめてDDTからダブルラリアットでなぎ倒し、岩本が2人に次々チョップからロープに飛ぶが、鷹木と拳剛でダブルのラリアットから、鷹木がスライディングラリアットを叩き込み、拳剛が変形フェイスバスター。フォールも海野がカット。

 鷹木は海野の顔面を蹴りつけていくが、海野は左右のエルボーからロープに飛ぶ。鷹木は追走ラリアットからロープに飛ぶも、海野は投げ捨てジャーマン。鷹木も投げ捨てジャーマンからラリアットの相打ち連発。お互いなぎ倒し合いダウン。
 拳剛が垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。

 拳剛がコーナーに登り、フロッグスプラッシュを投下しフォールも2。
 拳剛は担ぐが、着地した岩本がロープに突き飛ばし、孤高の芸術で叩きつける。両者ダウン。

 岩本が立ち上がり、ロープに振って孤高の芸術を狙うが、耐えた拳剛がバックドロップ。海野がスライディングニーを拳剛に叩き込み、鷹木が海野にツイスト・アンド・シャウト。岩本が鷹木に孤高の芸術。全員ダウン。
 岩本と拳剛は膝立ちでエルボーの打ち合いから、岩本が左右のエルボー連打。崩れ落ちた拳剛を引き起こすが、拳剛がブレーンバスターからフォールも1。
 岩本がラリアットでなぎ倒しフォールも1。


 拳剛が走り込むも岩本が孤高の芸術からフォールも2。
 岩本はパワーボムを狙うが拳剛がフランケンで投げ捨て、右ストレートも岩本はラリアット。拳剛はドロップキックを突き刺し、ファイヤーサンダーで突き刺し3カウントを奪った。

天龍源一郎挨拶


 天龍源一郎が歩行器を使い、自分の足で入場口からリングへ。

天龍「連休明けの平日に、沢山の方に足を運んでいただきありがとうございます。下で選手、珠玉の試合を見てたんだけど、面白かったよね?これからもずっと、プロレスを、愛して、これからも新しい皆さんで築いてください。これから先も皆さんの思いを込めて感謝の気持を伝えたいと思いますんで、代表!一言、言って」

紋奈代表「天龍プロジェクト代表の嶋田嶋田紋奈です。大将、10年ぶりに私にマイクを渡してくださいましたね。ありがとうございます。この10年後もまたこうしてマイクが回ってくると思っていなかったので感無量ですけれども。ほんとにあの、10年ぶりですか?5周年もやりましたし10周年も引退としてやらせていただいたんですが、これで最後の後楽園ホールになるという事ですが、ほんとに気持ちのあるファンの方に来ていただいたと思っています。本当にありがとうございます。このリングに皆さんの前で歩く練習を毎日大将がしてたので、その姿を少しでも見せられて本当によかったです。本当にありがとうございます。ほんとに長生きするのって楽じゃないなって思いますし、こうして今日33選手もの豪華な選手に出ていただきましたけど、ほんとにリングを無事に降りるってとっても大変なことだと思います。プロレスラーの皆さんには尊敬しかありません。本当にありがとうございます。これからも、歳は取ってますけど、天龍源一郎の反骨精神をみんなと分け合って、プロレス界にたくさん残していければと思いますので、天龍源一郎とここにいるプロレスラーに、これからも熱い声援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。ということで大将!天龍プロジェクトといえばあれでございますね!あれをお願いします」
天龍「ちょっと辛気臭くなったな(笑)」
紋奈代表「すみません(笑)」
天龍「えいえいおーいきますんでご唱和お願いします。いくぞー!えいえいおー!えいえいおー!えいえいおー!ありがとうございました」

<試合後コメント>

天龍源一郎&拳剛&鷹木信悟
拳剛「もうまさに本当に夢空間で、カウンターカルチャーの中にある夢空間っていう感じで。感無量です。この環境を創ってくださった天龍さんと天龍プロジェクトにはホンマに心から感謝してるし、これで終わらすんじゃなくて、これを次のステップにつなげるために今日の試合があったと思うんで。その気持ちをしっかり受け取って今後も頑張っていこうと思います。本当に清々しい一勝でした。ありがとうございました」
鷹木「ホント同じく感無量でいたね。オファーを頂いたときにメチャクチャモチベーション上がったんで。実は自分にとってもトリプルイヤーだったんですよ。2005年に……天龍さんは覚えてらっしゃらないかもしれませんけど、大阪で1度だけ試合しまして。2015年は引退興行には出場することができなくて、今年2025年、やっと天龍プロジェクトに出ることができて、自分にとってもトリプルイヤーだったんで。天龍さん、僕は僕なりにDRAGON GATEのときから“龍魂継承”と言って20年経ちました。自分にとっては10年分、20年分の龍魂を爆発させるつもりで闘いましたけど、まだこれで終わりではないと思ってるんで。1つ。今日の大会に向けてこういうシャツを作らせてもらったんですよ(※天龍と鷹木がIWGPのシングルベルトを持った写真がプリントされたTシャツ)。IWGPのベルトを持った写真のコラボですけど、やおおあね、龍魂継承っていうんだったら、天龍さんがこのIWGPのベルトを取ったのは49歳。40代のときですから、俺が獲ったときには38。30代だから、ほんとうの意味でレボリューションというものを考えるんだったら、もう1度40代で頑張ってIWGP獲って、そしてもう1度、天龍さん、このコラボシャツ作らせてください」
天龍「いやぁ、全然頑張ってよ」
拳剛「鷹木さんがおっしゃった龍魂、分かるんですけど、僕もずっと天龍プロジェクトの中心でやってきたんで僕なりの龍魂が確実にあると思うんで、せっかく天龍さんがつなげてくださった今日のタッグ、龍魂タッグ終わらせたくないです。鷹木さん、必ずどこかで龍魂タッグを」
鷹木「ケンゴシンゴタッグで面白いことができればね。新日本のリングに上がるのも面白いし、点で終わらず線にして繋いでいきたいと思いますよ。せっかくの出会いですから」
拳剛「はい!天龍さんの意志を我々が受け継いで、引き継いで、後世に残していきます」
鷹木「今後とも宜しくお願いします!」
天龍「はい、どうもありがとう」


天龍源一郎&岩本煌史&海野翔太
岩本「天龍さんがトリプルイヤーということで。自分自身も今日がプロレスのデビュー日でして、自分としてもすごい記念日だったんですけど、最後負けてしまったので。拳剛選手には大きな狩りができたと思いますし、対戦相手の鷹木選手も初対戦だったんですけど、これきりでは終わりたくないなっていうのも思いますし。今日隣で一緒に闘ってくれた海野選手も、2018年の両国で3WAYタッグでちょっと触れたくらいなんで、ぜひなんか機会があればガッツリ触れ合いたいなと。強く思いました」
海野「本当に今日のこの大会っていうのは、個人的にすごい思い入れがあったんですよ。2015年11月15日、天龍さんの引退試合。僕はまだ新日本プロレスに入る前に見に行ってたんですよ。母親と一緒に。そこでね、試合が終わってまき代さんに『来月入門テスト受けて合格できたら新日本プロレスに入ります』って初めて口にしたんです。まき代さんからの第一声は『なんでうんちゃん(父)許したんだ』『ふざけんなよ』って怒られてしまって。でも色々自分は5年間プロレスラーになることを反対され続けたり、ときには殴られたり、いろんなことがあって、それでも諦めきれなかったんで。プロレスラーになりたいんだってことを伝えたら『じゃあ頑張ってね。応援してるよ。いつか大将と同じリングに上がる日を楽しみにしてるよ』って背中を押してくれたんですよ。どんなにつらいことがあっても、どんなに険しい道でも、この日のために俺は今まで頑張ってこれました。そして今日、天龍さんと同じリングに立てたっていうことが、僕のレスラー人生に於いて、ホンットに大切な宝物になりました。最初からお伝えしてる通り、これが終わりじゃないので。こっからがまだスタート、未来につながるために今日の試合を、今日のこの天龍プロジェクトをずっと胸に秘めて、新日本プロレスを盛り上げて、プロレス界を盛り上げてやっていきたいと思います。本日はありがとうございました
天龍「おう、頑張れよお前!じゃあ質疑応答しようか」

――改めて節目の大会を終えての感想は
天龍「これはね、俺の遺言ですよ。この闘い見にを皆さんに集まってくれて。レベルの高いプロレスを今日見に来てくれたお客さんに提供できたつう自負があるから。『これが天プロだッ!』っていう。だからこれが俺の遺言で、後世に残していきます」

――車椅子ではなく自分の足で歩いた
天龍「まだもうちょっとね、杖ついて歩くまでを俺は考えてたから。俺は猪木さんが車椅子でずっと最後まで見届けられたのは、やっぱり俺の中ではもうワンランクアップの天龍源一郎を見せたって出てった限りですけど」

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