朱里がメキシコ遠征第2戦、第3戦でも勝利!世界王者としてメキシコマットを席巻中
- 2015-4-1
- ニュース
- REINA女子プロレス
朱里のCMLL・メキシコ遠征第2戦は、アレナプエブラ月曜定期戦。ダーク・エンジェル&バケリータとのトリオでティファニー&ラ・セドゥクトラ&スカディ組と対戦した。
白い帽子をかぶり、手を振り、ハイタッチをしながらの入場はメキシコならではのパフォーマンス。CMLL世界女子のベルトは肩にかついでリングインした。
昨日のダリスに引き続き、この日はティファニーがしきりに朱里を挑発。世界女子王者としての登場だけに朱里はどの選手からも標的にされているといってもいい。
1本目、朱里とティファニーの先発でスタート。朱里とティファニーが張り手合戦をするなど、試合序盤からヒートアップ。そして朱里はドロップキッ クからエプロンを走ってのプランチャーをするなどルチャにもきっちり順応。最後はダーク・エンジェルがセドゥクトラをしとめた。
2本目、ティファニーが突進したところを朱里が飛び越えるも、その後、固め技を狙ったところを阻止される。さらに昨日に続き、ティヘラを華麗に敢行。そして、ミドルキックを連続で叩き込んでいき、付け入る隙を見せない。
不利になったティファニーがフェイント攻撃を見せ、流れを変えていこうと躍起になる。ルーダ側は3人での攻撃に切り替え、3対1の展開で朱里を追い込んでいく。その後ティファニーのアヤコノクラズムを食らい、朱里が場外へ落ちている際に、スカディがジャーマンでバケリータを仕留めてタイスコアに。
3本目、またも3人がかりで朱里を攻撃するルーダ組。CMLL選手たちの打倒・朱里の思いは強い。セドゥクトラのサイドバスターを食らった朱里だがバケリータと協力してルーダ側の分断に成功。朱里はティファニーを場外戦で倍返し。
再びリング上。朱里は回転エビ固めでフォールを狙うもカウント2。今度はティファニーがセントーン。朱里はミドルキックからブファドーラを決めると決勝フォール。見事、テクニカ組が勝利した。
試合後は地元メディアの取材が殺到し、翌日の紙面は朱里で飾られたほど、世界王者のメキシコ登場は大きな話題となっている。
朱里は「第2戦も勝ててよかったです。世界王者としてメキシコ全土を周り、すべてのメキシコのファン、そしてテレビを通じて世界中のファンに、CMLL王者・朱里をアピールしたいです」とコメント。
続く第3戦は現地時間3月31日、アレナメヒコ火曜定期戦に出場。その後も4月3日アレナメヒコ金曜定期戦、4日アレナコリセオ72周年記念興行、5日アレナメヒコ日曜特別興行『ドミンゴ・ファミリアル』への出場が続く。滞在中のビッグマッチへすべて出場するという快挙で“朱里”ブームがメキシコを席捲している。
アレナプエブラ月曜定期戦
日時:3月30日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナプエブラ▼6人タッグマッチ
○朱里/ダーク・エンジェル/バケリータ
2-1
●ティファニー/ラ・セドゥクトラ/スカディ<1本目>
○ダーク・エンジェル
カナダ式背骨折り
●セドゥクトラ<2本目>
●バケリータ
ジャーマンスープレックスホールド
○スカディ<3本目>
○朱里
ブファドーラ
●ティファニー