【試合結果】12・18 REINA両国大会 DASH・チサコ&中森華子vs結奈&藤ヶ崎矢子 真琴vs日向小陽
- 2016-12-20
- 試合
- REINA女子プロレス
『ジン・ジン・ジングルベル2016』
日時:2016年12月18日
会場:両国KFCホール
開始:18:00
観衆:205人
▼第1試合 ラビット美兎・REINAラストマッチ シングルマッチ20分1本勝負
○ラビット美兎(JWP)
7分18秒 逆片エビ固め
●泰里
▼第2試合 GO TO THE TOP!! タッグマッチ30分1本勝負
○松本都(アイスリボン)/美月(豊田プロレス)
9分11秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
●花澄/長崎まる子(アイスリボン)
▼第3試合 Asian Beauty スペシャルシングルマッチ20分1本勝負
○雪妃真矢(アイスリボン)
8分32秒 トラースキック→片エビ固め
●茉莉
▼第4試合 フェリス・ナビダ タッグマッチ30分1本勝負
○チェリー(DDT)/レイナ・イシス
12分35秒 チェリートーンボム→片エビ固め
●チェスカ/星ハム子(アイスリボン)
▼第5試合 セクシーキャット・クリスマス タッグマッチ30分1本勝負
○DASH・チサコ(仙女)/中森華子(JWP)
11分33秒 ホルモンスプラッシュ→片エビ固め
●結奈/藤ヶ崎矢子(JWP)
▼第6試合 REINA世界女子選手権試合 60分1本勝負
【王者】○真琴
13分00秒 デスバレーボム→片エビ固め
【挑戦者】●日向小陽(フリー)
※王者真琴が初防衛に成功
真琴がREINA世界女子王座を初防衛!退団が続いたREINAを「大所帯にする」と真琴が宣言!
第1試合
まずはセカンドロープにのぼりアピールする泰里。いっぽうの美兎にはLeon、鋼がセコンドに入る。「お願いします」と握手を求める泰里が「よっし、行くぞー!」と元気よく飛び出す。
美兎がバックを取り腕攻めへ。さらに腕固め。髪をかきむしりながら決めていく。コーナーへ踏みつけてのストンピングを両サイドで決めスリーパーへ。泰里もナックルで返すが、美兎も倍返し。それでも泰里は何度でも打ち込む。美兎はボディスラムから逆エビで返す。泰里はドロ ップキックの連打を決め、さらに技をかいくぐってのドロップキックへ。これはきれいに決まる。コーナーに追い詰めるがナックルで返されるとそれでもナックルを打っていく。これに美兎はロープの反動を使ってのナックルへ。泰里はスクールボーイを連発するも、美兎はとことんナックルへ。そしてボディスラムからフットスタンプ。なんとか泰里はカウント2で返す。
美兎はランニング式の低空ストンピングからブレーンバスター、さらに逆片エビにつなぐと泰里は気合を込めてロープに向かっていく。なんとかロープに近づいた泰里だが、このままリング中央に戻した美兎が絞り込むとついにギブアップ。泰里の健闘にハグで応える美兎。その後、真琴と結奈から花束を贈呈するサプライズがあり、美兎は喜びを表した。
第2試合
まる子&花澄はともに白と黄色を基調としたコスチュームでリングイン。
その相手は都&美月の異色タッグ。まず、花澄と美月のコンタクトでは、美月のハイキックをかわす。それでも美月はローを連打。足から崩れる花澄。花澄はめげずにバックから横十字固めへ。再び出番が来ると、フライングボディアタックを3連打。そして都とのナックル合戦へ。
それでもボディアタックで切り返すと、逆エビの体勢へ、まる子も美月をとらえ、逆エビの競演となる。
都は花澄へボディアタックからフットスタンプ。それでもまる 子のアシストを受けた花澄がボディアタックへ。さらにドロップキックを決めるも、都はシャイニングウイザードで反撃し、トップロープからのフットスタンプへとつながれ、轟沈した。
第3試合
長い刀を持って入場した茉莉は見事な裁きで器用にポージング。茉莉の入場シーンには一見の価値がある。
まずは握手からスタート。気合を入れてコーナーを飛び出す茉莉。腕をとられても一回転。身の軽さを見せる。雪妃は茉莉の背中攻めを繰り出し、背中へのキックへ。しかし茉莉も切り替えすと背中へのキックでお返し。これに雪妃はコーナーニーからの変形グランド卍へ。そしてロープに貼り付け、背中へのニーを浴びせる。茉莉はナックルで反撃すると、ドロップキックを浴びせる。そしてミドルキック合戦へ。雪妃の突進を交わした茉莉は背中へのキック。雪妃はコンプリートショットでお返し。バックの取り合いから茉莉はカンパーナへ。成宮真希が得意にしていたバックからの入り方を完璧に見せた。そしてボディスラムを決め、「もう一発あげるぞー」と二発めにも成功。
さらに首固め、スクールボーイ、逆さ押さえ込みとスピードあふれる攻めを見せるも、雪妃はキチンシンクで茉莉の動きを止めると、ランニングのニーを浴びせられる。さらにランニング式のストンピングへ。最後は雪妃がトラースキックを決め、粘る茉莉を仕留めたが 、茉莉が確かな成長を見せたことは間違いない。
第4試合
先発はチェスカとイシス。力比べからアームホイップを決めるイシス。「もういっかいー」と日本語でアピール。しかし腕の取り合いからチェスカが投げを決める。そしてグラウンドの攻防では互角の攻めを見せた。
続いて2度目のリングインとなったチェスカだがチェリーにとらえられると、髪を引っ張られ、背中をひっかかれる。さらにチョーク攻撃を決めたチェリーが「これが日本のプロレスだ!」とほえる。
イシスにタッチ。イシスが関節を決め、チェスカを 翻弄する。そしてコーナーホイップからヘア投げへ。チェリーもこれに続き、ヘア投げのコンビネーションに。しかしチェスカはチェリーとイシスの同士討ちを誘うと二人相手にボディアタックを見せて形勢逆転。ここでハム子がイシスにベイダータックル。そして逆エビでしぼっていく。
しかしイシスもクロスチョップで反撃。さらにキャメルクラッチで顔面をかきむしる。ハム子が躍動した後、チェスカが登場。チェリーにドロップキックを連打するが、捕らえられるとチェリーとイシスが代わる代わるドロップキック。それでもハム子のアシストからチェスカもスクールボーイを決めるもカウント2。しかしチェリーの熟女でドン!が飛び出し、チェスカの動きが止まる。ここでトップロープからのチェリトーンボムでトドメとなった。
第5試合
まずは結奈と矢子が中森を捕らえ、「私たちかわいー!」と絶叫。
これに対して中森は結奈のおなかを捕まえ、ストマックホイップ。さらにチサコと中森が結奈の顔面を踏みつけると、レフェリーの制止にチサコも「こいつ、かわいいか?」と疑問符を投げる。
そしてチサコは「ブス、コラー!」と叫んでのドロップキックに。続く中森もローキックを連打するも、結奈はドロップキックで反撃。これにドロップキック1発で返す中森。さらに矢子も交えて二人へネックブリーカー。中森は顔面 蹴りを結奈に決めるが結奈もブレンバスターから雷電2連発でお返しするなど負けてはいない。
矢子にタッチしたあと、しばらくして二度目のリングインではチサコと対峙。ボディアタックの連打からセカンド雷電を決める。その後、矢子とのダブルを狙うも、チサコの二人へのドロップキックに阻まれる。チサコはボディスラムから、ダブルリストを2連発。トドメはホルモンスプラッシュで圧殺した。
第6試合
現5冠王者の真琴はREINAのベルトを腰に、その他のベルトを掲げての登場。まずは両者握手でスタート。先に仕掛けたのは日向。奇襲攻撃から元・JdのMARU譲りのストレッチマフラーへ。さらにドロップキックを決めると真琴は場外転落。日向はプランチャを決める積極性を見せる。場外乱闘でも有利に進めた日向がリングへ戻ると、真琴を休ませず左腕への集中攻撃。さらにアームホイップからの裏十字へ。真琴はちからづくのボディスラムからニーで反撃。そしてWWニーへ。さらにタランチュラからタックルでフォールにいくもカウント2。真琴は続けてグラウンド卍と畳み掛ける。
日向も負けてはいない。コルバタからぶら下がり式の腕十字へ。今度は真琴に飛び乗ってのスリーパーを決める日向。さらにビクトル式の腕十字とギブアップをとりに行く。真琴がこらえると、ワキ固めとつないでいく。
再びスタンディングとなり、ローキックを左腕に 連打した日向だが真琴がこれを捕らえると、足一本背負い。そしてトップロープからのフライングボディアタック、かかと落としから人間風車固め。
しかしトップロープを狙う真琴に日向はハイキックで迎撃。すかさず雪崩式のアームホイップを決めるとダイビングフットスタンプを2連発。日向は変形の羽折固め。真琴が足をロープに伸ばすがロープブレイクにもなかなか応じない気迫を見せる。
日向はナックルを連打するが、真琴も前蹴りで応戦。デスバレー狙いにいくが、日向も飛びつき十字固め。日向はハイキックで一撃必殺を狙うもカウント2、しかしダメージの大きい真琴はなかなか起き上がれない。なんとか立った真琴。スタンディングとなり、ナックル合戦。ここで真琴が一瞬の隙をついてのスピアー。日向は逆さ押さえ込みで切り返す。かろうじて2で返す真琴。それでも日向の飛び込みざまをネックハンギングボムで切り返すと無気力キック。ここでトドメのデスバレーが火を吹き、粘る日向を押さえ込んだ。
エンディング
真琴はマイクを握り、「無事、防衛することができました。こはるさん、この日向小陽さんは練習生のころから知ってます。まさかメインでタイトルかけてやる日が来るとは、これっぽっちも思ってませんでした。感慨深いです。こはるさん、強くなってますね。わたしもうれしかったです」とコメント。
「今年はいろいろありました。おっきな怪我をしたり選手が辞めたり。でも私は元気です。そしてREINAも元気です」 と付け加えた。
続いて今月誕生日である泰里、日向、中森、美月にサプライズの誕生日ケーキが贈られた。一人ひとりが抱負を述べ泰里は「来年はREINAの新人のエースになります」と決意した。
そして最後は所属6選手によるピラミッド完成。頂上に立った泰里による「がんばREINA-!」でしめくくった。
真琴は控え室で「実は紙テープをなげていただいたときに直撃したんです。今日はこはるさんに攻められたけど勝つことができました。でも、強くなりましたね。もっと圧倒できると思ったけど、油断してました。つよくなったなーと思います。(今年1年を振り返り)年明けすぐ退団選手もあって、一回、結束してがんばろうしたときに、またひとりやめて…でもREINAがダメだと言うときに新人頑張ってくれて、プロレスなにがあるかわからない。ピンチがチャンスだと思います。来年の目標はずっと言ってるけどREINAを大所帯にすること。もしプロレスやりたいかた、こんな自分ですけど、練習をきっちり見ますので!」と語った。