10・7 REINA新木場大会 真琴&中森華子&里歩vs結奈&小林香萌&藤ヶ崎矢子
- 2016-10-8
- 試合
- REINA女子プロレス
『Road to クイーンズクライマックスII』
日程:10月7日(金)
会場:東京・新木場1stRING
開始:19:00
観衆:148人
▼“REINAエッグ”練習生エキシビションマッチ 3分間
ハイジ・カトリーナ
0-0
チェスカ(練習生)
▼“REINAエッグ”練習生エキシビションマッチ 3分間
真琴
0-0
K(練習生)
▼シングルマッチ20分1本勝負
○さくらえみ(我闘雲舞)
7分48秒 ラ・マヒストラル
●茉莉
▼Beginning提供試合 タッグマッチ30分1本勝負
○安納サオリ/万喜なつみ
7分31秒 フィッシャーマンズ・スープレックスホールド
●仁科鋭美/中野たむ
▼タッグマッチ30分1本勝負
○希月あおい(フリー)/夏すみれ(WAVE)
13分38秒 スノーブロウ→片エビ固め
●レイナ・イシス(CMLL)/ハイジ・カトリーナ
▼真琴デビュー10周年プレ記念試合 6人タッグマッチ60分1本勝負
○真琴/中森華子(JWP)/里歩(我闘雲舞)
17分42秒 ブレイジング・キック→体固め
●結奈/小林香萌(WAVE)/藤ヶ崎矢子(JWP)
真琴が10周年記念大会のカードでTAKAと組みさくらえみ&TAJIRIと闘うことを発表!練習生のデビューが決定!
エキシビジョン1
REINAのTシャツを着たチェスカとハイジが登場。ロックアップから、力で吹っ飛ばされるチェスカ。さらにタックルを浴びるも、ポージングのスキにスクールボーイでなんとか突破口を見出す。
しかしハイジはチェスカをコーナーに追い詰めタックルからサーフボードへ。サッカーボールから低空のラリアットを食らう。そしてマウントを取られると必死に顔面をガード。ここでタイムアップとなった。
エキシビジョン2
引き続き、Kがリングイン。また、セコンドにいた真琴もリングに上がり、再びエキジビジョン。「よっしゃ行くぞ!」と気合を込めるK。
真琴の腕を取り、声を上げる。腕を取られても再び取り返す。真琴はヘッドロックも、今度はヘッドロックを取り返すK。真琴はネックロックにいくがコーナーに押し込む。積極的な動きを見せるK。ナックルを連打するKだが、真琴はストンピング。さらに真琴がコーナーに追い詰めチョップを叩き込む。Kはこれをかわすとキャメルクラッチへ。「ギブアップー!?」と声をかけるK。これを返した真琴が顔面を何度もマットへたたき込むが、Kもスクールボーイからカウンターキック。「行くぞー」と叫んでのボディスラムを決めたところでタイムアップとなった。最後は四方に礼をしてリングを降りた。
一人リングに残った真琴が試合前の挨拶。
「いまのエキジビジョンを行った二人なんですけど、どうしようかな…ちょっとデビューどうするか考えます。ではこれから本戦を開始いたします。見どころは全部です。1秒1コマ見逃さず、括目してくださいね」とスタートの音頭を取った。
第1試合
まずは茉莉がさっそうと登場し、さくらの登場を待つ。茉莉の「お願いします」という手を払うさくら。
まずはさくらがさくらコールを要請、茉莉も負けじとマリコールを要請する。バックの取り合いから腕を取るさくら。一回転する茉莉。茉莉は側転からのアームホイップ。そして手四つ合戦へ。茉莉に体重を浴びせるさくら。ブリッジでこらえる茉莉。
さくらのコーナーへの攻撃に対して、茉莉も同じくやり返す。さくらはモンゴリアンチョップから、ヘア投げ。そしてつり天井固めへ。茉莉もかにばさみからバックを奪い、カンパーナを炸裂させる。
ここで茉莉がドロップキックを連発で決めていく。そして側転エルボーを決めるがその後、さくらえみ70キロを食らう。さくらはダブルアーム式のバックブリーカー。そして振り子式のバックブリーカーへ。さらにボディスラムからコーナースプラッシュ。しかしムーンサルトは不発に。
茉莉がコーナーからの回転エビ固め。そして右のハイキックから左でももう一発狙うがこれをキャッチしたさくらがマヒストラルを高速で決めて3カウントを奪った。
さくらは最後、ソフトタッチで茉莉と握手を交わして引き上げた。
第2試合
万喜コールを受けながら、まずは万喜が中野へアームホイップ。しかし中野もラリアットからフットスタンプ。万喜はドロップキックを連打。ボディスラムでフォールの体勢へ。
安納はタックルを連打、中野の蹴りをかわすが、正面蹴りに捕まる。中野はセントーンから逆エビ固めへ。安納がロープへ。
中野はバックブリーカーに抱え上げ、後方に投げつける。続いて仁科がドロップキックを2連発。中野を呼び込むとダブルのミドルキック。万喜がこれを返し、ドロップキックを仁科へ連打。さらにネックブリーカードロップ。仁科が万喜をつかまえるとフェースバスターからのアトミックドロップへ。万喜もフライングボディアタック。安納がサイドバスターにとらえる。そしてナックル合戦から仁科がバックドロップ。これを返した万喜がボディスラムから、安納が中野も捕らえ、仁科と中野を寝かせると、万喜を抱え上げてボディスラム。さらに抱え上げるがこれは首固めで返される。しかし再び捕らえるとフィッシャーマンズスープレックスホールドで3カウントを奪った。
第3試合
CMLLからレイナ・イシスが久々のREINA登場。続いてCMLL-REINAベルトを腰に巻いてハイジも入場。ともにダンスでの入場だったが負けじと夏も入場テーマに手をたたきながらリングイン。なぜか右手にはペットボトルが。そして最後に希月がガウン姿でトリを務めた。
まずは夏とイシス。夏は今春、AAAへの参戦経験があったばかり。グラウンドの展開から、夏が複合技へ。これをかわしたイシスがサーフボード。さらにアームホイップを連発し、イシスダンスを決めると夏は背後からストンピングで反撃。ここで希月が入り、夏とのダブルでのエルボー弾。希月はモンゴリアンチョップからのセントーン。夏がロープに振るとクロスチョップで反撃。夏と希月がダブルの攻撃を狙うが、ハイジがダブルのラリアットで援護。
イシスは夏に、ハイジは希月へコーナーラリアット。ここでハイジがローキックを連打からのラリアット。そしてドロップキックへ。夏はナックルを連打。これを軽々返すハイジ。夏はキチンシンクからネックブリーカー。ここで希月にタッチするとフライングボディアタック。夏もボディアタックを敢行する。さらに希月もボディアタックの計3連発。ハイジはジャイアントスイング。そしてラリアットからスピードの乗ったスピアーへ。
そして希月とイシスはナックル合戦。ここでジャンピングラリアット。イシスはコーナーからのサンセットフリップ。さらにブレーンバスターホールドへ。ここで夏のアシストから希月がスクールボーイ。そして首固め。しかしハイジのラリアットがイシスに誤爆すると希月はランニングエルボー、スノーブロウとつないで3カウントを奪った。
第4試合
まずは元気印、結奈が右手を挙げて元気いっぱいに登場。真琴のパートナーは終生のライバル・里歩とパートナーである中森。真琴の10周年を取り巻く環境は出来上がった。最後にREINA王座とWUW王座を掲げた真琴がリングイン。
真琴との握手はひときわ高い声で「お願いします」と声を上げた結奈。真琴と結奈の先発でスタート。
グラウンドの展開から、なんと結奈のおなかを捕らえて腹ホイップ。館内は何とも言えぬどよめきが起きた。今度は3人で小林をとらえると3人がかりでキックを決めて、小林の両脇を真琴と中森が捕らえ、中央に乗った里歩が十字を決めた。
結奈は中森にヘアホイップを決めるが二発めは中森に頭ごと持っていかれ逆ヘアホイップ。里歩がこれに続き、結奈をとらえるとグラウンドでインディアンの姿勢へ。フットスタンプから、再び真琴にタッチ。
真琴はコーナーに結奈を押し込んでの顔面蹴り。結奈をロープにつるすと両腹へクロー攻撃。そしてコーナーからのダブルニーへ。その後も捕まり続ける結奈。中森のサッカーボールキック2連発。そしてギロチンドロップへ。結奈もなんとか首固めで返す。
再び真琴がリングインすると矢子との対決。カウンターのキックからナックル合戦。そしてトップロープからのフライングボディアタック。矢子もコーナーヒップアタックで返す。結奈はドロップキックの連打。これに対してグラウンド卍で返すと、サマーソルトドロップ。結奈も雷電で返すと、真琴へ小林がミサイルキック。さらに矢子と結奈も続く。そしてブレーンバスターホールドを決める結奈。
これを耐えた真琴はWWニーから人間風車固めへ。さらにブレイジングキックとつないで3カウントを決めた。
エンディング
4選手が引き上げ、リング上は真琴と結奈が残る。
真琴は「結奈とは同じ団体ですけど、今日、はじめてあたって。まだまだなんですけど、一緒にREINAを大きくしようと頑張っているので、これからもよろしくお願いします」とまずは結奈の健闘をたたえる。
続けて「次の大会は28日後楽園大会です。今日は後楽園のカードを決めてきました。私がやりたいのは10年前プロレスラーとしてデビューした時の師匠、さくらえみさん、そしてもうひとりの師匠、TAJIRIさん。とKAIENTAIのTAKAみちのくさんをパートナーにさせていただきました」と自身の10周年記念カードを発表。
練習生の合否へ。「そして練習生…正直、きびしいかなっていう気持ちは思ったんですけど、思い返せば10年前、本来ならデビューしちゃいけないのに自分もデビューしたので…ということでヒロリさんに続き、Kちゃん、チェスカさん、デビューしましょう」と2人のデビューが決まった。
真琴は「言いたいことあります」と言いさくらを招き入れると、ケーキを手にした茉莉がハッピーバースデーソングとともに登場。
さくらはこれを受け取り、マイクをつかむ。「誕生日、これはうれしいけど、本当にうれしいことはなんですか?まこちゃんは、自分はデビューできるレベルじゃなかったって言ってたけど私はあなたが商品として十分、魅力があると思ったからデビューさせたの。だったら新人と練習して練習して後楽園の日を迎えなさいよ。28日の後楽園で、新人たち一人ひとりを光り輝く選手として、REAINAでデビューさせなきゃいけないんだよ。それと、私は選手同士なのに師匠って呼ばれるのが大っ嫌いなの!茉莉さんに師匠の師匠って言われたけど、新人だって選手と選手でしょう。師匠二人って言ってたけど私とTAJIRIさんが組んでTAKAさんと試合して何になるの!マコちゃんは新人と試合した方が良いんじゃないの? ツイッターで、『新木場ガラガラだから皆さん来てください』って書いてたけど、そんなところに私を呼ばないでよ!100人のお客さんで満足してたら後楽園ホールなんて絶対埋まらないよ!」
こう言い残すとリングを去ったさくら。これに真琴は、「さくらさんを見返してやる。がんばりましょう!」と決意を新たに
してリングを後にした。
<試合後コメント>
真琴
「今日は、真琴プレデビュー10周年試合という感じでした。今日は、さくらさんにお祝いしたのになんかののしられた…。ケーキも持ってきたのに…。(自身の後楽園カードは)さくらさんと何としても戦いたかったので、何と言われようと、この先私が20周年めを迎えることはないので、10周年という区切りで、さくらさん&TAJIRIさんというカードを無理やり組んでもらいました。(練習生を合格させたことについては)ほんとうにまだまだダメダメだったんですけど、10年前は受け身をとれないやつだったので、(REINAの練習生も)同じ感じだったので、デビューまで3週間、できてないのを自覚してもっと練習しましょう。(大会名に真琴10周年とあることは)私の名前を冠にする大会はいやだったんですけど、やっぱり入らなかったらショックですし…でも、少しでも後楽園に来て、ほしくてお祝いしていただきたくて、意を決して真琴10周年という大会名になりました。本当はすごいドキドキしています。それと、今の人生目標がREINAをばかにしてるひとをみかえすことなので今大会で、はずみを付けます。この大会はリ・スタートみたいな大会になればいいなと。何回もリ・スタートしてますけど(笑)。今度こそ、わたしもREINAも…」
K
「今日の試合はまだまだで、ボロボロになって泣いてしまいそうになったんですけど、あこがれの先輩である真琴さんとできてうれしかったです。後楽園という大きな場所でデビューするので、すごく緊張感あるけど、いい試合できるようにがんばりたいです。自分は真琴さんが憧れている選手なので、いつか真琴さんのような選手になりたいです」
ヒロリ
「小さいころからプロレスを見てきて、二十歳を機にプロレスラーを目指しました。プロレス好きなことをファンにおつたえできるような試合をしたいです。それと、ザ・グレート・サスケさんにあこがれてきたので、いつかサスケさんとシングルができるような選手になりたいです」
チェスカ
「昔から体を動かすことが好きで、フルコンタクト空手やブラジリアン柔術をやってきました。最初、REINAにいま選手が少ないという話を聞いてプロレスを1度見て、実際にやってみようと思いました。今まで培ったものをリングの上で出したいです」
(164センチ、61キロ、フィリピン出身。フィリピン人と日本人のハーフ)