【試合詳細】7・4 スターダム横浜武道館大会 【ワールド】林下詩美vs刀羅ナツコ 【ワンダー】中野たむvs上谷沙弥 【ゴッデス】ジュリア&朱里vs岩谷麻優&コグマ 【フューチャーT決勝】白川未奈vsウナギ・サヤカ
『YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer』
日程:2021年7月4日(日)
開始:17:00
会場:神奈川県・横浜武道館
観衆:1135人(満員/コロナ対策限定人数)
▼ガントレット。タッグマッチ 各15分1本勝負
<1試合目>
[大江戸隊]鹿島沙希/○吏南
6分31秒 ジャックナイフ式エビ固め
羽南/●妃南
<2試合目>
○舞華/レディ・C
6分4秒 炎華落とし→エビ固め
[大江戸隊]鹿島沙希/●吏南
<3試合目>
[大江戸隊]小波/○フキゲンです★
5分40秒 後方回転エビ固め
舞華/●レディ・C
▼スペシャルタッグマッチ
[Queens Quest]渡辺桃/○AZM
13分43秒 あずみ寿司
[大江戸隊]スターライト・キッド/●琉悪夏
▼フューチャー・オブ・スターダム王座争奪トーナメント決勝戦
【COSMIC ANGELS】○白川未奈
14分43秒 インプラントDDT→片エビ固め
【COSMIC ANGELS】●ウナギ・サヤカ
※白川が第5代王者となる
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
【王者組/Donna Del Mondo/Alto livello KABALIWAN】○ジュリア/朱里
20分42秒 ノーザンライト・ボム→片エビ固め
【挑戦者組/STARS/MAGUMA】岩谷麻優/●コグマ
※王者組が3度目の防衛に成功
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
【王者/COSMIC ANGELS】○中野たむ
22分27秒 トワイライト・ドリーム
【挑戦者/Queens Quest】●上谷沙弥
※たむが2度目の防衛に成功
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合
【王者/Queens Quest】○林下詩美
11分33秒 ドクターストップ
【挑戦者/大江戸隊】●刀羅ナツコ
※詩美が6度目の防衛に成功
ナツコが詩美の赤いベルトに挑戦もまさかのドクターストップ負けで号泣!たむが“愛弟子”上谷を制し白いベルトV2!ジュリア&朱里がゴッデスV3を果たしコグマにエール!白川がウナギとの同門対決を制し32日間限定王者に
第1試合
<一本目>
先発は羽南と吏南。鹿島が羽南の背後より走り込んで蹴りつけ、吏南と連携攻撃で攻め立てる。吏南がフォールも2。
吏南はヘアーホイップ2連発からコーナーで顔面を踏みつけていく。
吏南は鹿島にタッチ。
鹿島は羽南の顔面に足裏を擦り付けていき、これを離すとボディスラムからフォールも2。
鹿島はボディを蹴りつけロープ際で顔面を踏みつけると、これを離して吏南にタッチ。
吏南はボディスラムからフォールも2。
吏南はストンピングも、立ち上がった羽南がエルボー。吏南はケンカキックからコーナに振るが、羽南はブーメランアタックで迎撃し妃南にタッチ。
妃南はドロップキックから投げようとするが、鹿島がカットしロープに振ろうとするも、妃南は同士討ちさせると吏南を腰投げから鹿島をカニバサミで吏南に叩きつけ二人まとめてフットスタンプ。
妃南は髪を掴んで引き起こすが、吏南が足を踏みつけて動きをとめるとケンカキックから鹿島にタッチ。
鹿島はケンカキックからフォールも2。
鹿島はダブルアームの体勢も、耐えた妃南がラリアットを狙うが鹿島は巻き込んでダブルアームスープレックスホールドも2。
鹿島はダイビングフットスタンプを投下するが、避けた妃南が走り込んできた鹿島を投げようとするも、鹿島は耐えてサミングからビッグブーツで倒しフォールも2。
鹿島は吏南にタッチ。
吏南はドロップキックから腰投げで倒し、さらに大外刈りからフォールも2。
吏南はノーザンライトスープレックスホールドも羽南がカット。
吏南は担ぐが着地した妃南にエルボー。エルボーの打ち合いから吏南がエルボー連打。さらに走り込むが、妃南は腰投げで迎撃し、羽南が走り込みカナディアンバスターから妃南が外道クラッチも鹿島がカット。
妃南は担ごうとするが、吏南が耐えると鹿島がビッグブーツから吏南がジャックナイフ固めで3カウントを奪った。
<二本目>
先発は舞華と鹿島。舞華がロープに振ってアームホイップ。さらにコーナーに振っていくが、鹿島が二弾飛び式のブーメランフェイスバスター。さらにコルバタで投げ捨てロープに飛ぶと顔面にビッグブーツを叩き込み吏南にタッチ。
吏南はコーナーに振って串刺しドロップキックから顔面を踏みつけていき、腰投げから大外刈り。フォールも2。
吏南はロープに飛ぶが、レディ・Cが出てきてビッグブーツで迎撃すると、ロープに振って舞華とともにダブルのショルダータックルからサンドイッチケンカキック。舞華はレディ・Cにタッチ。
レディ・Cはコーナーに振って串刺しビッグブーツからケンカキック。フォールも2。
レディ・Cは河津落としを狙うが、鹿島がカットし吏南と髪を掴んで引き倒すと、ロープに飛んでダブルのケンカキック。フォールも2。
吏南はノーザンライトを狙うが、耐えたレディ・Cが河津落とし。レディ・Cは舞華にタッチ。
舞華は串刺しラリアットからロープに飛んでいくが、吏南が腰投げで迎撃し大外刈り。フォールも2。
吏南は卍固めでとらえ、そのまま丸め込むも2。
吏南はノーザンライトスープレックスホールドも2。
吏南は投げようとするが、舞華が耐えるとラリアットでなぎ倒し、さらにバックドロップからフォールも鹿島がカット。
レディ・Cが鹿島を河津落としで迎撃し、舞華が吏南にクロスアーム式の大外刈りからフォールも2。
舞華は炎華落としで叩きつけて3カウント。
<三本目>
フキゲンが急襲し、小波とともにレディ・Cにチェーン攻撃。リング下では鹿島が舞華を痛めつける。
小波が場外に降りて舞華にチェーン攻撃からフキゲンがレディ・Cにストンピングから鼻つまみ。悲鳴をあげるレディ・Cの背中にストンピングを落としていくが、レディ・Cは立ち上がると頭を掴んでリーチの差を見せるとロープに飛ぶ。だが場外から小波が足を掴んでコケさせると、フキゲンが小波にタッチ。
小波は首投げから背中にサッカーボールキック。フォールも2。
レディ・Cがエルボーを打ち込んでいくが、受けきった小波が強烈なエルボーで倒し顔面を踏みつけていく。小波はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたレディ・Cが串刺しビッグブーツからロープに飛んでビッグブーツ。レディ・Cは舞華にタッチ。
舞華は串刺しラリアットからロープに飛んでラリアット。フォールも2。
舞華は投げようとするが、フキゲンがカットし小波とともにダブルブレーンバスターを狙うが、舞華が逆に二人まとめてブレーンバスター。フォールも2。
舞華は炎華落としを狙うが、小波が胴締め卍固めに移行。これを離してスクールボーイから顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
小波は腕ひしぎから胴締めフロントネックロックで捕らえるが、舞華はそのまま立ち上がりぶっこ抜きブレーンバスター。舞華はレディ・Cにタッチ。
レディ・Cのビッグブーツを避けた小波が髪掴んで引き倒し、顔面に低空ドロップキックからフキゲンにタッチ。
フキゲンと小波はロープに振ってダブル攻撃を狙うが、カットしたレディ・Cがフキゲンに、舞華が小波にショルダータックル。レディ・Cはフキゲンに河津落としからフォールも2。
レディ・Cはチョークスラムからフォールも小波がカット。
レディ・Cはフキゲンを、舞華は小波をコーナーに振りそれぞれ串刺し攻撃から中央に振るが、小波がフキゲンを振り回してコーナーに振る。これで走り込んできたレディ・Cを同士討ちさせてふらつかせたところを丸め込み3カウントを奪った。
第2試合
先発はキッドとAZM。ハイスピードな攻防からお互い距離を取り睨み合う。
AZMがロックアップからヘッドロックで捕らえるが、キッドが髪を掴んで振り回しコーナーに叩きつける。AZMが逆にコーナーに振り串刺しドロップキックから再度串刺し攻撃を狙うが、追走したキッドがスライディングで場外に滑り降り、AZMの足を掴んで引きずり落とす。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、キッドはAZMの顔面を踏みつける。これを離すと琉悪夏にタッチ。
琉悪夏はボディブロー連発からキッドにタッチ。
キッドは髪をねじってヘアーホイップ。さらに髪を掴んだまま場外に身を乗り出し、AZMの髪を引っ張っていく。
正面ロープにAZMをくくり、大江戸隊でAZMを痛めつけると、キッドはリングに引きずり込みボディスラムからフォールも2。
キッドは琉悪夏にタッチ。
琉悪夏はロープに振ってラリアットも、避けたAZMがドロップキックを叩き込み桃にタッチ。
琉悪夏はボディブローからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、桃がドロップキックで迎撃し串刺しドロップキック。さらにキッドもコーナーに逆さ吊りにすると、二人まとめて串刺しドロップキック。
桃は琉悪夏をブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
桃はロープに飛ぶが、琉悪夏はクロスボディで迎撃しキッドにタッチ。
キッドはコルバタで投げ捨て619。桃が避けるとラリアットも、キッドは避けてガットショットからロープに振っていく。桃はロープを掴んでキッドをスカすと、担ぎ上げてBドライバーを狙うがキッドはコルバタで投げ捨て619。
キッドはその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。
キッドが桃をコーナーに振り串刺し攻撃も、避けたキッドへ桃がコーナーを駆け上がりミサイルキック。これも避けたキッドがストンピングからケンカキック連発。ロープに飛ぶが、桃はカウンターのロックボトムからチキンウイングフェイスロック。キッドはロープに足を伸ばしブレイク。
桃はBドライバーを狙うが、キッドが丸め込むも桃はすぐに立ち上がりサッカーボールキック。フォールも2。
桃は胴締めスリーパーも琉悪夏がカット。
桃はピーチサンライズを狙うが、切り返したキッドがキッチャーマンも2。
キッドはコーナーに登るが、AZMが走り込み動きをとめると桃がデッドリードライブ。
キッドが走り込むもミドルキックで迎撃した桃が蒼魔刀を発射するが、キッドが避けると掟破りの蒼魔刀を後頭部に叩き込む。フラフラの桃はAZMにタッチ。
AZMがミサイルキックからフォールも2。
AZMはドロップキックからフォールも2。
AZMがロープに飛ぶが、琉悪夏が追走ボディスプラッシュからキッドが後頭部にブロンコバスター。
さらにエプロンを走り込んでのビッグブーツからフォールも2。
キッドは琉悪夏にタッチ。
琉悪夏はショルダータックルで倒し、串刺しバックエルボーからショルダータックル。フォールも2。
琉悪夏はフィッシャーマンを狙うが、耐えたAZMにラリアットも、避けたAZMがフランケンから低空ドロップキックを叩き込む。
AZMはロープに飛んでいくが、琉悪夏がショルダータックルで迎撃し串刺し攻撃。AZMが避けると桃とともにダブルのハイキックからAZMがコーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
AZMは串刺し攻撃も、琉悪夏が避けてキッドが串刺しエルボーから琉悪夏も串刺しエルボー。琉悪夏はコンプリートショットからキッドがダイビングフットスタンプ。さらに琉悪夏がフィッシャーマンスープレックスホールドも桃がカット。
琉悪夏は冷凍庫爆弾を投下するが、AZMが避けてあずみ寿司からの腕ひしぎ。さらに無道で捕らえるが琉悪夏がロープに足を伸ばしブレイク。
AZMがコーナーに登り、桃が琉悪夏を担いで合体フットスタンプ式フェイスバスター。
さらにAZMがアメシスト・ストームもキッドがカット。
AZMがコーナーに駆け上がるが、キッドがニールキックで迎撃し、琉悪夏が冷凍庫爆弾を投下。さらにブルーボックスで殴りかかるが、桃がキッドをテキーラサンライズでカットし、琉悪夏をドロップキックでブルーボックスごと吹っ飛ばす。そこをAZMがあずみ寿司で丸め込み3カウント。
<試合後コメント>
AZM
「大江戸隊?闇落ちしたキッドも含めて琉悪夏、勝利しました。(桃が拍手)私たちはね、ここを勝って当然と言っても過言ではない。私たちに重要なのはね、これから起こるゴッデスの試合。そこでね、岩谷麻優&コグマがもし取ったら、私たちがドローをしたので、ゴッデスに私達が挑戦したいと思います。なのでね、ここで負けてるわけにはいかないんですよ。きっちり勝ったので、改めてあなたたち次第です。岩谷とコグマ次第で私たちが挑戦しに行くから、待っとけよ」
スターライト・キッド
「見ていただければ分かると思いますけど。完全……大江戸隊になりましたスターライト・キッドです。ふぅ……まあ私はね、私のやり方でこれから大江戸隊のメンバーとしてトップ、駆け上がって行きたいと思ってます。今日STARSがゴッデス・オブ・スターダムに挑戦するらしいですけど、あのモヤモヤがどうなって行くのか楽しみですねぇ?岩谷麻優を隣で超えて行きたいと言ったんですけど、こうなってしまった以上対角から超える運命になってしまったようです。私はどんどんスターダムのトップ選手を潰す気で行きます」
第3試合
グラウンドの攻防から白川が胴締めスリーパー。マウントを取った白川だったが、ウナギが暴れてガードポジションに。そのままアキレス腱固めを狙うが、白川もヒールホールドで捕らえそのまま膝へのエルボー。これを離すと白川は飛び込んでヘッドロックで捕らえるが、抜けたウナギがグラウンドに引き込むも白川が体勢を切り返しフォールも2。
エルボーの打ち合いから白川がエルボー連打でコーナーに押し込む。ウナギが切り返してエルボー連打も、白川がコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、ウナギはショルダースルーでエプロンに落とすとボディにショルダータックルからロープを使ったスタナー。
リングに戻ろうとした白川をスライディングキックで落とし「来いよ!」とウナギが挑発。白川がリングに入ると背中にストンピング連打からボディに膝蹴り連打。さらにエルボー連打から首投げで倒しフォールも2。
ウナギはバタフライロック。これを離すとストンピングから背中にハンマーブロー。ロープに飛んでいくが、白川がカウンターのバックブリーカーから後頭部にドロップキック。
白川はロープに飛んでラリアットも、避けたウナギがカウンターのボディスラムからストンピング。
ウナギはキャメルクラッチで捕らえるが白川はロープを掴みブレイク。
ウナギはボディスラムからフォールも2。
ウナギはロープに飛ぶが、白川は追走しフライングクロスチョップで倒すと、串刺しバックエルボーから低空ドロップキックを叩き込みフォールも2。
白川はロメロスペシャルで捕らえ、これを離すと首4の字。ウナギはロープに足を伸ばしブレイク。
白川は投げようとするが、耐えたウナギがエルボーも、避けた白川がコルバタを狙うが、耐えたウナギと丸め込み合戦も2。
ウナギがケンカキックから、走り込んできた白川にカウンターの開脚式フェイスバスター。
ウナギは大ふへん固めを狙うが、耐えた白川がミスティカ式河津落としからフォールも2。
白川はコーナーに登るが、ウナギがエルボーから正面に登る。これをエルボー連打で落とした白川だったが、ウナギも負けじとエルボー連打から正面に登り、白川のビンタにビッグブーツから、大ふへん固めで捕らえる。
これを離すと投げようとするが、耐えた白川がネックブリーカードロップ。さらにローリングナックルを叩き込むが両者ダウン。
膝立ちでエルボーの打ち合いから白川がエルボー連打。ウナギがハンマーブローで倒すが、再度エルボー合戦から白川がエルボー連打。さらに浴びせ蹴りを叩き込み、倒れたウナギの髪を掴んで引き起こすとルーテーズプレスを狙うが、ウナギはカウンターの松風と共にあらん!。
ウナギは拙者、蒲焼き者で候。連発からフォールも2。
ウナギはカカト落としも、避けた白川にフットスタンプ。
ウナギはコーナーに登りこれより我は修羅に入る!。フォールも2。
ウナギは大ふへん固めを狙うが、耐えた白川にガットショットからロープに飛ぶが、白川はルーテーズプレスで迎撃しフォールも2。
ウナギはかかと落としから大義であったを狙うが、耐えた白川のボディに膝蹴り。だが白川が裏拳で倒し、後頭部へのランニングフォアアーム。フォールも2。
白川はグリーンキラーからインプラントDDTで突き刺しフォール。これで3カウント。
白川「未来を、未来を掴んだぞー!嬉しい!私は、この、フューチャーのベルト、保持期限32日なんですけど、その32日で、やりたいことが3つあるんです。1つ、今言っていいかな?私は、32日間、たくさん防衛戦しまくって、このフューチャーのベルト、価値を守って守って、上げていきたいと思います」
ウナギ「未奈ちゃん、おめでと。いや、でも、こんなギリギリで負けて、めっちゃ悔しい、ので、いっぱい、防衛戦したいんだよね?」
白川「いっぱいいっぱいしたいよ」
ウナギ「じゃあさ、その最初の防衛戦の相手、ウナにしてよ。そして、ホントはチャンピオンになって言いたかったけど、私はシンデレラトーナメント朱里さんに勝っている。もっと、もっともっと、強いやつと戦わせてくれ。SWA挑戦したい。無謀だと言われても、無謀上等。私は傾奇者だからね」
白川「気が多い女嫌われるけど大丈夫?そこだけが心配。私は。でもいいよ、いっぱいいっぱい防衛したいから、このベルト初防衛戦、ウナギ相手にしてやりますよ?あぁそうだ、SWA、今ここで全く関係ないけど、SWA取ってきてよ。そしたら私がその初防衛戦の相手やってやるよ」
(ウナギは握手を拒否してリングを降りる)
白川「チャンピオンはいつ何時でも挑戦者の挑戦を受けます。私は、今を生きるっていうことがすごく大事にしてます。今も未来の一部だと思ってます。今を一生懸命全力で生きて、最高の未来を作っていきたいと思います。過去も現在も、未来も!ぜーんぶ!デリシャース!」
<試合後コメント>
白川未奈
「フューチャーのベルト……未来を掴むことができました!本当に、この試合を迎えるにあたって、まあウナギとはホントに前団体から一緒にやってきて、そのときはホントに、私が前団体でプロレス始めたときはまだ練習生で、頑張ってるなっていう風に見てるぐらいのホントに、そういう後輩だったんですけど……(※感極まって涙ぐむ)。スターダムに来てからホントに色んな……ウナギ七番勝負もそうだし、シンデレラ(・トーナメント)残ってたこともそうだし、すごい勢いあるなっていうのを見てて、ホントに正直に、悔しいなっていう風に思ってました。悔しいなって思ってること、悔しいって感情……あんまり言葉に出すのが苦手な性格で。でも今回その感情に向き合って良かったなって思いました だからこのフューチャーのベルト獲れたのかなって思ったし。ホント改めて『ウナギ、ありがとう』って。『出会ってくれてありがとう』って思いました」
――32日間でデビュー4年目となり、ベルトの保有資格を失ってしまいます
「8月5日ですね。デビュー3年までなので」
――それまでにたくさん防衛戦をやっていきたいと
「そうですね。たくさん、できる限り、色んな……まあ5☆STAR GPとかもあるけど。出来るだけやりたいんですけど、ウナギが挑戦したいって言ってきたんで、ウナギ相手に初防衛きっちりして、『まだまだ私は先行くよ』っていうのをきちんと次も勝って、その姿を見せたいなと思います」
第4試合
岩谷とコグマが急襲し試合開始。
岩谷が朱里にフェイスバスターからコグマが鎌固め。そこへ岩谷が低空ドロップキックを叩き込む。
岩谷が攻め込もうとするが、朱里が担いでフェイスバスターからバックを取るも、岩谷が抜けると走り込んで来た朱里をアームホイップで叩きつけてアームロックからリストを取る。そのままコグマにタッチ。
コグマは腕へのハンマーブローからボディスラム。
さらにストンピングからボディを踏みつけていく。これはジュリアがエプロンに登ってエルボーでカットしようとするが、離さないコグマを強引にエプロンに落とし顔面を蹴りつけるとバックドロップを狙うが、コグマはロープを掴んで耐えるも、ジュリアはエプロンへのネックブリーカー。
さらに朱里が場外に落ちたコグマへエプロンを走り込んでのダイビングニーを叩き込む。
ジュリアはイスをコグマに叩き込み、朱里がコグマをリングに投げ入れサッカーボールキック。フォールも2。
ジュリアと朱里はコグマをロープに振り、朱里がショルダータックルからジュリアが背中にニールキック。さらに朱里がPKからフォールも2。
朱里はストンピングからジュリアにタッチ。
ジュリアは髪を掴んでネックブリーカードロップからフォールも2。
ジュリアは朱里にタッチ。
朱里はストンピングも、コグマは左右のエルボーを打ち込んでいく。受けきった朱里がケンカキックからネックチャンスリーで投げ捨てフォールも2。
朱里はジュリアにタッチ。
ジュリアはコグマの顔面を踏みつけ、朱里も一緒に踏みつける。ジュリアは首投げから後頭部にドロップキック。フォールも2。
ジュリアはロープに飛ぶが、コグマはカニバサミから低空ドロップキック。コグマは岩谷にタッチ。
岩谷はドロップキックからコーナーに振ろうとするが、耐えたジュリアにソバットから串刺し攻撃を狙うが、朱里がカットしジュリアとともにロープに振ろうとするが岩谷はロープに駆け上がり二人まとめてアームホイップから二人まとめて低空ドロップキック。岩谷はフォールも2。
岩谷は担ごうとするが、耐えたジュリアにエルボー。コグマがジュリアを羽交い締めにするが、ジュリアは岩谷を足を伸ばしてカット、再度走り込んできた岩谷をコグマに同士討ちさせると串刺しビッグブーツから朱里にタッチ。
朱里とジュリアはダブルの串刺しバックエルボーからダブルのドロップキック。さらにダブルのエルボードロップを投下しフォールも2。
朱里はコーナーに振って串刺しニーから後頭部へのダイビングギロチンドロップ。フォールも2。
エルボーの打ち合いから岩谷がエルボー連打。朱里はミドルキック連打で返すが、岩谷がキャッチしドラゴンスクリューからアンクルホールド。これは切り返した朱里だったが、岩谷は顔面にトラースキックからロープに飛ぶが、朱里は担ぐと山折り。
朱里はランニングニーも岩谷はすぐに立ち上がりトラースキック。ダブルダウンから両者タッチ。
朱里のビッグブーツを避けたコグマが逆さ押さえ込みを狙うが、切り返したジュリアがドロップキックも交わしてロープに振ると、ラリアットを放つが避けたコグマにビッグブーツ。フォールも2。
ジュリアはSTFで捕らえるがこれは岩谷がカット。
ジュリアと朱里がコグマにダブルのネックチャンスリーを狙うが、コグマは同士討ちさせると二人まとめて足を刈って倒し、岩谷がコグマを二人に投げ捨てる。
コグマはジュリアにジャイアントスイングから、岩谷がジュリアの後頭部にサッカーボールキック。コグマがボディプレスを投下しフォールも2。
コグマはコーナーに登るが、ジュリアが横に登りコーナー上で蜘蛛の巣。これを離すとミサイルキックを発射しフォールも2。
ジュリアは投げようとするが、耐えたコグマがガンスタンを狙うも、耐えたジュリアがステルス・バイパー。コグマはロープを掴みブレイク。
朱里とジュリアがコグマに合体フェイスバスターからジュリアが低空ドロップキック。フォールも岩谷がカット。
コグマはエルボー連打も、ジュリアが強烈なエルボーでふっ飛ばしていくが、コグマもエルボー。ジュリアがドロップキックでふっ飛ばしロープに飛ぶが、コグマはガンスタンで迎撃しコーナーに登る。だがジュリアがナックルから正面に登り、朱里がジュリアもろとも投げようとするが岩谷がドロップキックでカット。
コグマはロープを使ったフェイスバスターからスライディングキックで場外に落とし、コーナーからのプランチャを投下。
リングに戻り、コグマはジュリアにぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも2。
コグマはジュリアをコーナーに乗せると、スパイダージャーマンを狙うが、朱里が岩谷を担いでコグマに槍投げ。
コグマをコーナーに座らせたジュリアが正面に登るとヘッドバッドから投げようとするが、朱里がジュリアごと雪崩式スープレックス。ジュリアはコグマをフォールも岩谷がカット。
朱里とジュリアは岩谷に大蛇。さらに朱里がコグマに走り込むとコグマはキャッチし足へのエルボー。さらにジュリアのビッグブーツを避けたコグマが朱里のハイキックをジュリアに誤爆させてジュリアを丸め込むも2。
コグマは左右のビンタ連発からロープに飛ぶが、朱里がハイキックからジュリアがバックドロップ。フォールも2。
ジュリアはノーザンライトボムで叩きつけて3カウント。
ジュリア「おい二人ともよくわかったか?このベルトはな、いくら天才っつってもな、タッグ同士で信頼しあってねーととることはできねーんだよ。わかったか?でももし、まだ二人、今後、タッグが、続いていくんだったら、次やったらもっと面白くなりそうだよね?」
(コグマはマイクを掴むかに見せてジュリアにビンタ。朱里にもビンタしリングを去る)
ジュリア「3度めの防衛戦に成功した。次の挑戦者は、林下詩美と上谷沙弥。アフロディーテ。うちらは、いつ何時、どんな相手の挑戦でも受けて立ってみせるそして、最多防衛記録、更新、目指そうかななんて思ってます!」
朱里「いやいやいやいや、コグマちゃ~ん。まさか最後張られると思ってなかったからめちゃめちゃ面白い奴でビックリしたね。あと、フューチャー戦?ウナギ・サヤカ?SWAのベルトに挑戦したいって言ってたよね?まあ私は、シンデレラトーナメントで、まあウナギ・サヤカに負けました。でも、私は、弱くない。ウナギ・サヤカ、フューチャーのベルト?取れなかったんだよね?強くなりたいんだよね?上に行きたいんだよね?私が、プロレスの強さ、怖さを、刻み込むから。覚悟しとけ。自由にぶっ飛んで、最先端を目指します」
ジュリア「アリーヴェデルチ」
朱里「サラマポ!」
<試合後コメント>
ジュリア&朱里
ジュリア「ふぅ~、防衛しました」
朱里「しましたぁ!」
ジュリア「岩谷とコグマね、天才タッグ。まあコグマは6年間プロレス休んで、いきなりこんなビッグマッチでタイトルマッチ?やっぱり天才タッグには間違いないと思うけど、でもね、私たちもまったく負けてると思ってない。いや、勝ってるし?タッグっていうのは1人1人が個人でも強く、そこに信頼がプラスされて最強タッグになるもんだと私は思ってる。あの2人にはまだそこが足りてないんじゃないかな。今日のこのタイトルマッチ、当然の結果だと思ってる。けど!……あ~、次やるの、ちょっと楽しみになっちゃったかな。2人がこれから、絆を深め合うことができればの話ね」
朱里「いやぁ~ビックリした。まさかコグマがあんなパワーと……面白い。今日さらにそれを発見できたというか。いやぁ~、面白い選手だなって思いましたね。いや、めっちゃビンタ痛かったし」
ジュリア「めっちゃ痛い」
朱里「ね。あと、まあ、ウナギ・サヤカ。SWA。ナメられたくないんで、まあ向こうから指名してくれたんで、しっかり刻み込もうと思ってます。そしてアリカバは、自由で、ぶっ飛んで、そして最先端を目指す。私、ずっとずっと考えてたんですけど、この2人が目指すべき人、発見したんスよ。(言って)いい?いい?(※ジュリアがうなずく)それは……ピカソ!そしてベートーベン!私たちはピカソとベートーベンになります」
――ちなみにどちらがピカソでどちらがベートーベンですか
朱里「私が、ピカソです」
ジュリア「じゃあ、私はベートーベン。よろしく。またなっ」
第5試合
手4つからたむが潰すが、上谷が返してフォールも2。再度フォールも2。
上谷がヘッドロックもたむが切り返して首投げからヘッドロック。グラウンドの攻防からリストの取り合いになり、たむがヘッドロックからロープに飛んで前方回転エビ固めも、お互い切り返しあい逆さ押さえ込みも2。
たむのハイキックを避けた上谷が側転からのドロップキック。
ロープに飛ぶが、たむはソバットを叩き込み上谷は場外へ転がり降りる。
上谷がリングに戻ると、たむがストンピングから首投げで倒しサッカーボールキック。さらにPKを叩き込みフォールも2。
たむは変形のグラウンドコブラツイストも上谷はロープに足を伸ばしブレイク。
たむはコブラツイストも上谷はロープを掴みブレイク。
たむはコーナーに振って串刺しバックエルボーから足を刈って倒しサッカーボールキック。髪を掴んで引き起こすと、コーナー上でのドラゴンスリーパー。これを離して背中へのフットスタンプを投下すると上谷は場外に転がり降りるが、たむはコーナーからのプランチャで追撃。
リングに戻るとたむがロープに振ろうとするが、切り返した上谷が逆にロープに振ってフランケンで場外に投げ捨てると、場外へのスワンダイブ式クロスボディアタック。
リングに戻り、上谷がミサイルキックからフォールも2。
上谷は投げようとするが、耐えたたむがエルボーを叩き込む。
エルボーの打ち合いからたむがエルボー連打でコーナーに押し込み、串刺しバックエルボーも上谷が避ける。上谷が走り込むがたむはビンタで迎撃し、崩れ落ちた上谷の背中にサッカーボールキック。
ゆっくりと立ち上がった上谷がたむに左右のビンタを連打し、前蹴りで吹っ飛ばすと顔面を蹴りつけていく。
たむは立ち上がるとビンタで返し、上谷は再度左右のビンタ連打。崩れ落ちたたむに再度ビンタも、避けたたむが強烈なビンタで返す。
ビンタの打ち合いからたむが左右のビンタ連打。上谷が顔面へのドロップキックで返すが両者ダウン。
上谷は投げようとするが、耐えたたむが胴回し回転蹴りも、避けた上谷がビッグブーツもたむはキャッチしソバット。ロープに飛んでバイオレットシューティングも、キャッチした上谷がフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
上谷はその場飛びシューティングスタープレスを投下しフォールも2。
上谷はコーナーに登ろうとするが、たむがぶっこ抜きジャーマンで投げ捨てる。両者ダウン。
膝立ちで手を握りあいながらエルボーの打ち合い。上谷がエルボー連打から髪を掴んで引き起こすとビンタ。たむも髪を掴んで強烈なビンタ。
ビンタの相打ちからたむが串刺しハイキックも避けた上谷が二段蹴り。たむもトラースキックから走り込むが、上谷はニールキックで迎撃。
上谷はスタークラッシャーで突き刺しフォールも2。
上谷はフェニックス・スプラッシュを投下するが、たむは剣山で迎撃しタイガースープレックスホールドも2。
たむは投げようとするが上谷はロープに足を絡めてブレイク。
たむはロープに飛ぶが、上谷はフランケンで丸め込むも2。
たむが胴回し回転蹴りからハイキック。さらにバイオレットシューティングを叩き込みフォールも2。
たむはトワイライト・ドリームで3カウントを奪った。
たむ「嬉しい。上谷、私が知ってる上谷とぜんぜん違う。シンデレラは想像以上、めっちゃ、強くなって、でも!まだ、この白いベルトは、上谷には渡せない。白いベルトの聖なる王者として、まだまだ叶えなきゃいけない夢があるから、上谷、あの頃みたいにまた一緒に夢見ない?」
(上谷は握手をセずに首を振って答えリングを去る。入れ替わりでキッドがリングへ)
キッド「ねぇねぇたむさん、次は、大江戸隊のスターライト・キッドが挑戦してあげる。真っ黒なこの姿に、真っ白なそのベルト、今、そのベルトを一番に輝かせることができるのは、この姿になった私しか居ないんじゃない?」
たむ「きっちゃん、岩谷麻優の隣でSTARSを守るんじゃなかったの?いいよ、どうしてきっちゃんが大江戸隊で生きることを選んだのか、私が確かめる」
キッド「前の私と同じだと思うなよ」
<試合後コメント>
中野たむ
「ワンダー・オブ・スターダム、2度目の防衛に成功しました。上谷は、結局シンデレラ。想像してた以上に私が知ってる上谷じゃなかったし、めっちゃ強かった。上谷はこの間の東北ツアーでケガをして欠場して、今日が復帰戦でした。会見では『全然大丈夫です。万全な状態です』って言ってたけど、どう見たって、テーピングを巻いてたし万全な状態じゃなかったと思います。でも、万全な状態の上谷だったらこのベルトは私のもとに無かったかもしれない。やっぱり上谷は特別な存在だから、また白いベルトをかけて絶対に闘いたいです。次の挑戦者も決まって、次はキッドと防衛戦します。中々防衛戦ができなかったけど、どんどんどんどんたくさん防衛して、この白いベルトをスターダムの象徴のベルトにしていきたい。……もう1つだけいいですか?ウナギと未奈がフューチャーの決勝戦をして、未奈がチャンピオンになった。けど2人には、やっぱり色んな気持ちがあると思うんですけど、1番負けたくないっていうライバルが1番近くにいてくれる、側にいてくれる、仲間だって いう存在をこれからも大切にして、COSMIC ANGELSを一緒にやっていってほしいなって思ってます」
――闘ってみて、会見の際に言われていた「上谷選手のドロドロした部分、気持ちの奥の部分」は感じられましたか
「ドロドロした部分というか、ちょっとサイコパス気味ですよね。なんかちょっとビックリしました。あんまり上谷ってビンタとか打撃とかをする選手じゃない。私の記憶ではそう だったので。やっぱり私の土俵に持ち込むっていうか、そういう試合にはならないのかなと思ってたら、ケガをしてた部分をわざと攻めたというところもあるんですけど、今まで見たことのない上谷が私は見られたなって、ちょっとビックリしてます。アゴがまた……エラが腫れちゃうんですよね(笑)宇宙一カワイイ顔が、また宇宙一パンパンな顔になっちゃう……」
第6試合
グラウンドの攻防からヘッドロックの攻防。バックの取り合いとなり、ナツコがインディアンデスロックで捕らえるも詩美がヘッドロックで取り返す。ナツコが逃れ一度距離をとる。
ロックアップからナツコがスピアーで倒しマウントをとると、左右のビンタから腕十字。詩美はロープに足を伸ばしブレイク。
詩美のエルボーとナツコのチョップの打ち合い。ナツコがロープに飛ぶが、詩美はショルダータックルで迎撃。
詩美はコーナーに振って串刺しバックエルボーから低空ドロップキックを叩き込みフォールも2。
詩美はロープに飛ぶが、ナツコはロープをたるませエプロンに落とし、ロープに飛んで走り込むが詩美はすぐにリングに戻りドロップキックで迎撃。
詩美はコーナーに登るが、小波が突き飛ばして場外に落とす。さらに大江戸隊でストンピングでリンチ。
場外に机がセットされ、詩美を寝かせるが桃が救出する。
ナツコは鉄パイプで殴りつけ、詩美を再度机に寝かせると、バラを奪ってコーナーに登り、バラを咥えながら場外の机へのダイビングボディプレス。
なかなかリングに戻らない詩美へ、ナツコは場外フットスタンプを投下するが、着地した直後からナツコは膝を押さえて立ち上がらなくなる。
ここで時間が止められドクターチェックに。詩美は意識が朦朧としており、ナツコがうつ伏せになりながら膝の痛みを訴えながらも「やる!やるって言ってんだろ!」と試合続行を要求。
だがレフェリーが試合をとめ、ドクターストップで詩美の勝利となった。
ナツコ「(足を固定され号泣しながら)詩美!おい、足治ったら、一番最初に挑戦させろよ!だから、それまで!クソみてーなテメーでも!ベルト持ってろ!!お前の腰から、そのベルト剥がすのは!私なんだよ!!」
(ナツコはタンカに乗せられ去る)
詩美「おいナツコ、このマイクちゃんと聞いとけ。私がベルトとられるわけねーんだから、早くその足治してベルト取りに来いよ!私だって欠場して、試合できなかったことあるから、ナツコだって、今日、大一番だったはずなのに、こんな、こんなとこで怪我しちゃって、怪我で試合できない悔しさは、私には痛いほどわかる。ナツコと、防衛戦またするまでは、このベルト、絶対守ります!それまでは、7月30日から始まる5STARも私が優勝して2連覇して、また防衛戦して、待っててやるからナツコ、早く戻ってこいよ。今日は、こんな形でメインイベント終わってしまったけど、皆さんご来場本当にありがとうございました。ナツコ、ナツコが戻ってくるまで、スターダム、この、赤い女王林下詩美が盛り上げていくので、皆さんお楽しみに」
<試合後コメント>
林下詩美
「防衛戦……成功なんて言えないような防衛の仕方だけど。刀羅ナツコ、アイツのことは、すぐ凶器使うし、反則ばっかだし、ホントに憎たらしい、大ッ嫌いだけど、ケガをして試合をできない悔しさは、 私には痛いほどよく分かる。刀羅ナツコだって、このベルト欲しくて、今日の大一番にかけてたはずなのに、ケガで試合をしきれずに終わってしまって、アイツの悔しさっていうのが私にもすごく伝わったし、今日私も、お客さんも、真っ正面から向かい合ってぶつかり合う私と刀羅ナツコの試合をすごく楽しみにしてたのに、ケガで試合ができない。私はもちろん悔しい。けど、刀羅ナツコが一番悔しいと思うし……(※涙で声をつまらせながら)私が刀羅ナツコのためにできるのは、アイツが復帰してくるまでに、このベルトを守り抜くこと。だから早く刀羅ナツコ!復帰して、このベルトは私が持ってるから。挑戦しに来て。そのときは、机でも凶器でも乱入でも反則……なんでも受けて立ってやるから、早くスターダムのリングに帰ってこいよ。私はそれまでスターダムと、この赤いベルト、守っててやるから」
――今日は不本意な形でしたが、逆にベルトを守り続けなければならないという理由ができたと思います
「やっぱり今までの防衛戦重ねるたびに、防衛できた相手の分も背負って防衛していかなきゃという気持ちも大きくて、今回に関しては、挑戦、最後までしきれなかった刀羅ナツコの悔しい気持ちも背負って、刀羅ナツコが戻ってくるまでに絶対に私が守り続けなくきゃいけないので。守る理由が刀羅ナツコ。アイツのために増えました」
――5☆STAR GPもまもなく始まります。連覇に向けての思いは
「まあ、不本意な形ではありますが赤いベルトを持ったままシングルの真夏の祭典・5☆STAR GP、出場させていただきます。2020年最高の夏女になったのはこの林下詩美。そこから赤いベルトを獲って新時代の騎手にまでなったこの林下詩美が、2021年も最高の夏女になって2連覇。そして私から次の挑戦者を逆指名して、この赤いベルトを防衛します」