東京女子プロレス初の女性限定興行は大成功!「たくさんの女の子に囲まれて試合ができて感無量です」
東京女子プロレスが4月4日、画期的な試みとなる、団体史上初の女性限定無料興行「Go Girl」を東京・板橋グリーンホールで開催。所属、レギュラー参戦の25選手が全6試合で熱いファイトを繰り広げ、超満員札止めの観衆(110人=主催者発表)から大きな拍手を集めていた。
メインイベントでは、プリンセス・オブ・プリンセス王者・辰巳リカと渡辺未詩の「白昼夢」に鈴芽を加えたトリオが、坂崎ユカと瑞希の「マジカル・シュガー・ラビッツ」に遠藤有栖が合体して、6人タッグマッチで激突。
両軍、一進一退のめまぐるしい攻防が続くなか、10分過ぎ、辰巳が遠藤にマトを絞り、ドラゴンスクリューから足4の字固めを決めるも瑞希がカット。「白昼夢」の2人は合体技の白昼夢エタニティを遠藤にさく裂させると、辰巳がドラゴンバックブリーカー、スリーパー、そしてドラゴンスリーパーへとつなぎギブアップを奪った。
辰巳は「ちょっと待って! せっかくだから一緒に締めよう」と提案して、退場しようとする坂崎組をリングに呼び戻すと、「今日は最後までご観戦ありがとうございました。東京女子はどうでしたか? 楽しめたでしょうか? こんなにたくさんの女の子に囲まれて試合ができて、私たちは感無量です! また7月にはレディース興行がありますし、4月17日の後楽園でもレディースシートがあって、大変見やすい席になっていて、安全に見られますので、また気軽に来てください!」とマイク。
最後は辰巳が音頭を取って、「東京女子プロレス、これからも頑張っていきまっしょーい!」で締めくくり、初の女性限定興行は成功裡に終わったようだ。
バックステージで辰巳は「すぐ満席になっていただいたみたいで、本当に感謝でいっぱいです。みんな楽しそうに笑ってくれたので大成功かなって思っています」と満面の笑み。渡辺は「アイドルオタクとして、よく女性限定とか、そういうところには行っていました。歌のコーナーから女性の方に向けて歌うのは緊張したんですけど、すごい温かくて、試合もすごい楽しかったです」と、鈴芽は「私は東京女子のファンとして、今のみんなと一緒で席に座って見ていたので。見渡したら、みんなすごい幸せそうな顔してて。私もこんな顔して見ていたのかなって思いました。楽しんでいただけたのなら何よりです」とコメントした。
また、第3試合では、4月17日の東京・後楽園ホール大会で、「爆れつシスターズ」(天満のどか、愛野ユキ)が保持するプリンセスタッグ王座に挑戦するNEO美威獅鬼軍の沙希様、メイ・サン=ミッシェル組が、愛野、桐生真弥組との前哨戦に臨んだ。美威獅鬼軍はメイ・サンが沙希様のアシストを得たタルト・タタンから桐生を押さえ込んで3カウントを奪取。
前哨戦を制した沙希様は愛野に向かって、「そこのピンクのベルト、4月17日、お後楽園ホールで、あなたたちが持つことで濁っちゃってること。ワタクシたちがそのベルトを獲った暁にはダイヤモンド級の100万カラットに輝かせてあげるってこと! あなたたちの役はもう終わり」と王座奪取を宣言した。