Fカップ帰国子女グラドルレスラー・上福ゆきがインターナショナル王座を獲得し「『東京女子ってこんなにPrettyなJapaneseたちがやってる』と海外に広めたい」

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 7日、東京都・TOKYO DOME CITY HALLにて、東京女子プロレス『WRESTLE PRINCESS』が行われ、上福ゆきが新王者決定トーナメントを制してインターナショナル・プリンセス王座を戴冠した。

 インターナショナル・プリンセス王座とは、東京女子プロレスが所属選手の海外参戦の増加への対応およびシングル戦線の活性化のために2019年7月に創設したシングル王座。
 同王座はサンダー・ロサが保有していたが、新型コロナウイルス流行の影響で来日が困難であり返上を表明。空位となった同王座の新王者を決めるべく、全8選手参加のトーナメントが開催されていた。

 この日は準決勝として舞海魅星vs乃蒼ヒカリ、中島翔子vs上福ゆきの2試合が実施。

 魅星とヒカリの試合は、パワーに勝る魅星が押して行き急角度のキャメルクラッチでギブアップを迫るも、ヒカリも得意技のコブラツイストからランニングネックブリーカードロップで対抗。魅星もチキンウイングアームロックやラリアットと持ち味を発揮していくが、最後はトラースキック&フロントハイキックのコンビネーションを決めたヒカリが新たに習得したブリザード・スープレックス・ホールドで試合を決めた。

 優勝候補筆頭と目される中島に対し、上福はゴングを待たずにドロップキックで奇襲して行くが、自力で勝る中島があっという間に逆転。147cmの中島は173cmの上福に対して身長差約26cmの身長差を覆す必殺のノーザンライトスープレックス・ホールドも決めてみせるが、上福は攻撃の手を緩めずその長い手足を使った蹴り技やチョップで対抗し、中島のウラカン・ラナもキックアウトしてフェイマサー2連発で中島から大金星を奪った。

 決勝戦のヒカリvs上福の試合は、序盤から突っ込んでいくヒカリに対し、上福がカウンターを合わせていく形で優位を取っていく。しかし、ヒカリの勢いは止まらず各種ドロップキックで突っ張り、胴締めフェイスロックなどのサブミッションに引き込むと、両者マウントを取り合いながらエルボーを打ち込む肉弾戦へ。
 上福は「このクソガキが!」とブレーンバスターで叩きつけ、ブリザードスープレックスを狙うヒカリをドロップキックで吹き飛ばしてからダイビング・フェイマサーを叩き込んで3カウント。

 上福は、2013年に『東洋大学ミスコンテスト』で準グランプリを受賞後にファッションモデルや“Fカップグラドル”として活躍した世界に通用する美貌を持ち、帰国子女で英語も堪能なインターナショナルな選手。
 試合後、上福は「ゆき、目標のプロレスラーさんとかいないし、『Coolだね』って思う人はいるけど、『この人みたいになりたい!』っていう憧れのプロレスラーさんもいない。ゆきがいる場所がイケてるって思われるようにしたいし、プロレスを始めて3年くらい経ったけど、いろんな女子の団体もたくさんあるんだなってことを知ったりして。でも、ゆきは自分がいる場所が一番イケてる場所だって思うし、自分がいる場所がイケてなくてもゆきがいればイケてるのね?だから、このベルトは強いとか、スゴいとかもそうかもしれないけど、イケてて、明るくて、ハッピーなベルトにしたい。ムキムキマッチョなメチャ強い人はこれじゃないのにすればいい。ゆきはこれをポップでイケてて楽しくて、めっちゃキラキラしてる子の象徴みたいな感じにしたいし、I speak Englishでしょ?だから私はこのベルトを持って『東京女子ってこんなにPrettyなJapaneseたちがやってんだよ』っていうのを海外に広めたいと思ってます。絶対広める」と英語交じりでインターナショナル王者としての抱負を語った。

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